「リア充爆発しろ」



リア充が爆発した
チョコをもらった奴らが全員爆発した
既婚者も彼女持ちも爆発した
爆風で崩れかけた街並みのどこからか、泣き声が聞こえる
俺達はただ、チョコがほしかっただけなのに


誰もいない。
ガレキの下や地面の亀裂に、破裂した人間らしき残骸が転がっているが、
爆発を免れた、生きた人間の姿はない。

非道い話だ・・・。リア充死ね!!!!!と言いながら自分以外の人間は全員リア充だったとは

リアルが充実…俺が望んだリアルはこんな世界だったんだろうか…

立ちすくむ俺に、おっさんみたいな女が声をかけてきた。
女「誰もいなくなっちゃったね、世界に私と君の二人きりみたいだね。フヒヒヒ、ぐひっ。」

女「ぐひひっ私今日トリュフチョコ作ったんだ☆フヒッ 
  本当はキムタクに郵送するつもりだったけどー…君にあ~げ~る☆」

その瞬間俺は爆発した。なるほど、リア充とはこの程度のものであったのか。


ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい

そんなつもりじゃなかったんだ
こんなことになるなんて思わなかったんだ
……それでも俺達は今日も呟き続ける

リア充爆発しろ、と――