六甲の美味しい水(500ml)


作者:魚屋


【六甲の美味しい水(500ml)】

いやな、俺は思うんだよ。水は凄ぇんだって。
水を飲むと、それだけでこう、満たされる。
喉の渇いてる時なんて尚更だぜ。天にも昇る心地良さだ。
ジュース?コーヒー?酒?いやまぁ、それも結局水だろうよ。
何でかって言われても困るんだが、あー、アレだよ。冷やせば美味いからとかじゃねぇか?
ホラ、水も冷やすと美味いだろ。麦茶なんかも冷やすと美味い。冷えたビールも美味い。どうだ、水だろ。

ただ飲むだけじゃねぇ、何処にだって水ってあるだろ。
空から雨が降ってきて、ありゃ水だよな。
それが植物を育てて、植物の根付いた土が水を濾してくれるだろ。
そして水は川に流れ込んで…、そう、そこからとにかく凄ぇ大きさの凄ぇ恩恵があるんだって。
水が無けりゃ田んぼじゃねぇし、水が無けりゃ魚は泳げねえ。あー、結局水が無けりゃ、生き物っつーのは生きて行かれねーんだろうよ。多分な。

そうだ、聞いた話じゃあ人間の60%は水で出来てるらしいじゃねぇか。
一体この体の何処がそうなのかは…まぁ、今イチよく解んねぇけど。
お偉いさんが言うんだから間違い無いんだろ。どうだ、最新の科学ってやつにも証明されてるんだぜ。水の凄さってのは。
そう言えば、人間ってのが誕生する元になったモンってのも、水ん中で出来たらしいしな。

うーん、俺達は水に感謝しなくちゃいけねぇな。
命の水だか何だかってよく言ってる気がするが、ありゃきっと間違いだな。
そう、水は命だぜ。水がよ、命に無くちゃならねぇモンなんだ。
そう思って、明日から水を飲んでみろよ。
そうすりゃきっと、こんなに水の凄さを思い知ったお前なんだ。
今日よりもずーっと、この物凄ぇ水ってのを、美味く思えるんだろうよ。