あるニンゲンの話

作者:RH ◆jH3Q3bIrRM


 罪を懺悔しました。
 罪を懺悔しました。
 罪を懺悔しました。

 悔い改めましょう。
 悔い改めましょう。
 悔い改めましょう。

 もう間違わぬよう。
 もう間違わぬよう。
 もう間違わぬよう。

 でも間違えました。
 でも間違えました。
 でも間違えました!

 罪を懺悔しました!
 罪を懺悔しました!
 罪を懺悔しました!

 悔い改めましょう!
 悔い改めましょう!
 悔い改めましょう!

 さあ許してください。
 さあ許してください。
 さあ許してください!


 まあ、そんな旨い話があるわけないわけでして。
 行き過ぎた悪事は、神様じゃなくて人間様が裁く模様。
 神の愛と懐が無限だとしても、人の愛と懐はどこまでも有限。
 せせこましい限りでございます。
 逆に考えると、ああ、やっぱ神様スゲェって感じでフィクションおめでとう。
 実在する人物・団体とは一切関係ありません、そんな世界に神様はいるのでしょー。
 まあ、嘘だけど。
 フィクションの中じゃ神様大暴れ。やりたい放題がセオリーでお約束。
 生贄に若い娘が欲しいとか、どこのロリコンなのでしょうかあのゴッド。
 愛も懐も無限どころか、最初から持ち合わせておりません。
 まさに信仰の無銭飲食。祈った事はないけど祈りを返せ。
 とりあえず神の御許に逝きたくはないので、死後の世界とかもフィクション説を熱望。
 さてさて、それじゃあ罪を裁かれるとしましょうか。
 あ、最後に罪状追加でお願いします。
 罪深い願いですが、どうか楽に一発で仕留めてくださいな。

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