作者:Elika


三井01「おい、もうすぐクリスマスだぞ」
栗原01「しらねぇー、どーせ俺彼女とかいねーし」
三井02「少しは焦ったらどうなんだよ!おい!」
栗原02「んだよぉ、なんで今更クリスマスだか(ピー音、1秒くらいあけてください)だかで」
三井03「おまっ……かわいい顔してえげつねぇこと言うなよ!!
   お前か俺か、どっちかに彼女がいないとマズい事になるんだぞ?!」
栗原03「あ?なんで?」
巻野01「栗原君は、まだわかってないようね」
三井04「うぉあ!!びっくりした……なんだよ、巻野」
巻野02「ふふふ……クリスマス、それはカップルが愛を確かめ合うステキな一日……」
栗原04「なぁ……こいつなんなの?」
三井05「いや、クラスメート。当たり障りない表現すると、頭のおかしなクラスメート」
栗原05「当たり障りある表現すると?」
三井06「いや、俺の口からはとても……」
栗原06「そ……そう……」
巻野03「聖なる夜に恋人たちは、永遠の愛を誓い合うのよ!!──たとえ、男女じゃなくても」
栗原07「はぁ?!」
三井07「なんつーか、俺がいいたいのもだいたい巻野と一緒」
巻野04「私のリサーチでは、校内生活で78%、校外では88%!あなたたちは一緒よね?
   仲が良くてうらやましいわ」
栗原08「だ、だから、なんなんだよ……」
巻野05「まだわからないのかしら?あなたたち、お似合いなのよ!」
三井08「不本意だがな!そう思われても仕方ないくらい、俺らいつも一緒だろ?」
栗原09「な、なんだよそれ、なんだよ!?それじゃまるで俺らが」
巻野06「フォ・モ♪」
三井09「っだああああああ!!最後の一押しすんなーー!俺は認めたくねぇーー!!」
栗原10「俺だって認めたくねぇし!!」
巻野07「道行く腐女子が、あなたたちの姿をみてあらぬ妄想をしているとも知らずに……」
三井10「勘弁してくれえええええ!!」
栗原11「だ、だいたい男同士でつるんでることの何が悪りぃんだよ!?」
巻野08「それはね、栗原君……ずばり、あなたの容姿に問題があるのよ!!」
栗原12「な、なんで?!なんで俺なわけ?!わけわかんねぇし!!」
巻野09「お人形のような白い肌、華奢な体つき、低身長、一人称がボクっぽいのに実は俺!」
三井11「いわゆる、ショタキャラってやつに見えるんだよお前」
巻野10「対する三井君はいたって普通の高校生男児!二人並んで歩けば、ちょっとボーイッシュな彼女を連れているようにしか見えないわね!」
栗原13「んなこと言われたって!俺だって好きでこんな容姿に生まれたわけじゃねぇよ!!」
巻野11「ああ、なんということでしょう!まさかの逆ギレですしかもちょっと自慢くさい!」
三井12「クリスマス時期に俺らが並んで歩いてることで、巷の腐女子どもがあらぬ妄想を抱くんだよ!!」
栗原14「べ、別に関係ねぇだろうがよ……」
巻野12「そうね、これを見ても同じことが言えるかしら?」
三井13「えーと、なになに……?放課後カタルシス……?」
栗原15「同人誌?三井は、栗原に組み敷かれ、(ピー音、3秒くらいあけてください)……はぁ?!」
三井14「お、おい巻野、まさかとは思うがこの男子二人って……」
巻野13「ご名答ー♪三井君と栗原君よ!この本は栗原君攻めで、こっちは栗原君受けね!」
三井15「ぬぁあああああああ!ナマモノで栗原L同人とか本っ気で勘弁してくれええええ!!」
栗原16「(ピー音1秒)は、熱くいきりたった(ピー音1秒)を(ピー音1秒)に……」
三井16「おまえも淡々と読むんじゃねぇよ!!な、なぁ?!こんなもん書かれるんだぞ?!
   彼女がいない男が二人でつるんでると!!こういうとんでもなぁ~い弊害があるんだぞ!!?」
栗原17「作者、巻野あすか…………?」
三井17「……巻野?」
巻野14「ふふふふふ……そう!書いたのは私よ!」
三井18「……栗原」
栗原18「わかった」
巻野15「ちょ、ちょっと、なによ!」
栗原19「くたばれ」
三井19「この害虫があああああああああああ!!」
巻野16「ちょっとおおおおおおおおお!!!」

三井20「うぅぅ……おぞましいもん、みちまった……」
栗原20「俺、彼女作ろうかな……」
三井21「俺も……文句は言わんから、腐女子じゃない彼女を……」
栗原21「俺も……腐女子は勘弁してほしい……」