整奉敬


作者:118 ◆fkrTovHYGs


BGM:あえて無し?もしくは声が引立つ落ち着いたもの

見事にきれいな正方形。その左辺を支えるのは私。
上にはたくさんの大切なものがある。
私はそれを支えてる。それらが安心してがんばれますように。
突然、向かいの右辺が「もうだめだ」といって膝をつけてしまった。
あわてて励ます私。
だけれど、あなたは自分のことで精一杯で、その耳には届いていないみたい。
いつの間にか励ましは怒鳴り声と皮肉に変わった・・・
上は傾き大混乱になっている。安心がなくなっちゃっている。
その上からの声と責任を私は向かいの右辺のぶつけた。
今にも泣き崩れそうな右辺を見て、私はやっとその間違いに気づいたんだ。
私のすべきことはこんなことじゃなかった。
私は膝をついた。簡単なことだった。
形にこだわる必要はなかったんだ。
私の傾きがなくなった。上には安心がまた戻った。
「ありがとう」
右辺はそう言って笑った。傾いた重さは、私だけじゃなく2人で支えていたものだったんだ。

少しずつ、また2人で成長して、また正方形になろう。
驚かさないように。傾かないように。
今度出来る正方形はもっと整った形。
お互いをよく見てきたから、お互いをよく知ったから
信じあえる形。

【あとがき】
確か、携帯の 某掲示板に書き込んだ詩です。声優さんに読んでいただけたら嬉しいなーと思って、身分がばれるのを恐れずに投稿しちゃうっ