男「愛ちゃん、僕と結婚して下さい!」
女「……わかりました」
男「やった!」
実況A「スタンダードな愛の告白。どの時代でも変わりませんね、スズキさん」
実況B「ええ、ほほえましいものです」
女「誠さん……」
男「愛ちゃん……」
実況A「おーーーーっとぉ親密なムードに拍車がかかっております、これは来るか、来るかーーーー!?」
実況B「これは倫理的に実況をしていいのか、どうか!のるかそるか、ギリギリの気分であります!!」
実況A「来るか、来るか来るかーーーー!?」
女「誠さん……私と結婚したいなら……私の父を 倒してください!!!!」
SE:ドアが開く
父『ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウチの娘をたぶらかすのはどこの馬の骨じゃあああああああああああああああああああああああ』
実況A「きたーーーーーああああああ 父です、花嫁の父の登場です!!」
実況B「まさかの展開!! 推定2M弱の父、満を持して登場しましたーーーー!!」
男「おっ、お義父さん!? これお義父さん!?」
女「私の父は母に生き写しの私を溺愛しているの!でも私、拒み続けていた…!お願い、誠さん、勝って!私を解放して!!」
実況A「ドロドロです、昼ドラ張りのドロドロの家庭だ――!!!」
実況B「これは誠くんの頑張りにかかっているといっても過言ではないでしょう。どうする誠、男を見せるのか誠!!」
父『貴様かあああああああああああああああああああイイ度胸だこの命知らずめがあああああああああああああ』
男「いやああああああああああぁぁぁああああ!!」
実況A「既に逃げ腰だ、誠――!」
実況B「どうする、どうなる!?」
実況B「この恋の行方は、本日深夜、引き続きこのチャンネルでお送りします」
最終更新:2010年10月19日 17:08