とある世界の残酷歌劇 > 幕間 > 01

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#settitle(――そして)&setpagename(――そして)


一つの物語がそこで終わった。



けれど物語が終わろうとも世界はそんな事とは関係なく続く。
時流は常に一方通行で、停滞は赦されず流れ続けるしかない。

恋愛劇の幕は降り、客席からは万雷の拍手。
しかしそれは新たな舞台の幕開けの合図。

狂ってしまった歯車は致命的。もう元の流れには戻らない。
どれだけ軋みを上げようともひたすらに回り続けて。
後はただ、砕けるだけ。



そう、これは物語が終わる話。

アドリブで狂った台本を補うため、伏線を残らず蹴散らして。
降板された本来の配役を補うため、代役を構わず放り込んで。

物語を台無しに、ご都合主義な終わりを迎えよう。



#aa{             エピローグ
さあ、果てしなく最悪な茶番劇の幕が上がる。}









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>&COLOR(red){◆CAUTION◆}
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>&COLOR(red){この物語には残酷な描写、グロテスクな描写、性的な描写が含まれています。}
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>&COLOR(red){『とある魔術の禁書目録』15巻まで、ならびに19巻、SS1・2巻、}
>&COLOR(red){『とある科学の超電磁砲』5巻までを読んだ上での閲覧をお勧めします。}
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>&COLOR(red){その上で、独自解釈、独自設定、原作と明確な矛盾がある事をご了承ください。}
>&COLOR(red){なお、原作22巻以降の内容に関しては考慮されません。}
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>&COLOR(red){また閲覧する際は、アスキーアート系の表記を含むため、専用ブラウザ「Jane Style」の使用を強くお勧めします。}
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「――くっくく、あはははははははは! 残念でーしたぁ!
    期待してた人はごめんねぇ? あはははっ! やーい引っかかったー!
    初回特典は気に入ってもらえたかしら! あはははははははっ!!

    って高笑いできると思ったのになんでアンタたちそんなに危機回避能力高いのよ!
    察知スキルのレベル高すぎんのよ! もう少し素直に見なさいよバカ! 根性曲がりすぎなのよ!

    まったくもう……じゃ、そんな訳で後半戦の開幕よ。
    結局、お察しの通りあとは最悪な結末まで一直線に真っ逆さま。
    ハッピーエンドで終わらせたかったらここで読むのを止めておくのをお勧めするわ。
    さあさお帰りはあちら。ここから先は地獄の底まで一方通行の片道切符しかないわ。
    気の弱い坊ちゃん嬢ちゃんは帰って暖かいベッドでお休みなさい。寝物語にゃちとキツいわよ?



    ……さて、それじゃ準備はいいかしら? どうしようもない残酷劇の幕が上がるわよ。
    平和ボケした奴らの見ていた甘い幻想なんて殺し尽くしちゃおう。


#aa{                                        グランギニョール
    結局、世界なんて悲喜愛憎悉くが同義のどうしようもなく残酷な茶番劇でしかない訳よ!」}

























>&br()&br()&br()
>&font(b,i,red){&sizex(+1){                 グランギニョール}&br()&sizex(+2){   ――とある世界の残酷歌劇――}&br()&br()&sizex(+1){             ~ 第 二 夜 ~}}
>&br()&br()&br()&br()















大変長らくお待たせ致しました。

それではこれより第二夜の開演で御座います。

何方様もゆるりと御歓談の上お楽しみ下さい。


なお、この物語の第一夜(序幕・第一幕・第二幕)は以下に収録されております。
合わせてお楽しみ下さい。

http://www35.atwiki.jp/seisoku-index/pages/797.html














&font(red,i,b){ビーーーーーーーーーーーーーーーーーーー}





































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>#center{&color(red){幕間&br()&i(){『 と も だ ち 』}}}
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