seisoku-index @ ウィキ内検索 / 「「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」3」で検索した結果

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    ...に】ですよー」2 「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」3 日常編 「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」4 ブリテン・ザ・ハロウィン! 「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」5 「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」6
  • 「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」1
    上条当麻はまたボロボロになって帰ってきた その報告がいつもの病院から、いつもの人からかかってきた 小萌「か、上条ちゃんは大丈夫なんですか!?」 カエル医者『とりあえずは心配ないようだね。それと土御門君と言う子もこちらで療養中だね』 小萌「よ、よかったです…」 カエル医者『今回はフランスのアビニョンからのご帰還らしいよ?』 小萌「……………」 フランス アビニョン 確か学園都市に対する大規模なデモ、もとい暴動がおきた場所である 小萌「と、とにかくまたご迷惑かけてごめんなさいなのですっ」 カエル医者『いやいや、一番心配なのは先生の方でしょう。あの少年は無茶が過ぎるからね』 小萌「は、はい…」 まるで自分が怒られるかのように丸くなる月詠小萌の内心は、それでも安心していた 小萌(上条ちゃん…また…...
  • 「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」6
    時刻はまだ日が過ぎ、やっと夜になった頃だろうか ??「ローマ正教、彼らは極東の人間達をサルと呼び、決して神の教えが伝わらぬ人間と考えている」 円卓を囲む12人の騎士の中の、オペラ歌手のように響くその声は、骨董品よろしく古びた甲冑を纏った大男から発せられる ??「しかし、かの聖人『フランシスコ・ザヴェーリョ』は極東の人々を決して見捨てず、布教活動に殉じた人だ」 ??「それは何故か?極東の人々も我らと同じ人間だからだ。だからこそ、科学と言う『行き過ぎた教え』を捨てさせ、『科学と十字教』の両立した世界こそ我らの夢見た世界ではないか?同志諸君よ!」 ワーッ!と小さな部屋が沸き立つ ??「そして我ら『原理主義』、いや『福音主義』は、聖人ザヴェーリョの教えを経て、この時代に一つの灯を迎え入れようだはないかァァァッ!!」 ワァァァァァ...
  • 「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」3
    上条(……俺、は…) 五和「わっわっ、気づかれましたか?」 ここは病院らしい、と言うのは何となく毎回のパターンから分かっていた しかし毎回のパターン、とは言っても今回はアックアにねじ伏せられただけであり、大した活躍はない 上条「五…和…?」 あれ?さっきまで二人ともアックアにフルボッコにされてなかったっけ?あれは夢か? そう考えているうちに五和から説明があった 五和「後方のアックアは撃退しました」 上条「」 いやいやいやいや、これは夢だな、うん。五和には悪いが、あの化け物を言うほど簡単に倒せるとは上条は思っていない 五和「と、とは言っても天草式は壊滅的で…そこに女教皇、そして小萌先生の助けが入ったからであって……」 はい。これ夢確定 ははははー。まさかこの面子に小萌先生がでてくるなんてなー。上条...
  • 「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」2
    アックア「貴様……」 アックアがメイスを構える。その理由は二つ 相手がいきなりに魔法名を名乗ってきたこと もう一つは、この魔女からの魔力が異常なこと アックア「『Flere210』…」 とだけアックアは魔法名を名乗り返した 小萌「では行くのですよー」 その声と同時にアックアは一瞬で間合いを詰め小さな魔女に迫り―― ガギィィィッ!! アックア(またか…!?) 妙な空間に阻害された巨大なメイスはまたもや動かない 小萌「よく動きますねー」 ドガッ! 小萌の小さな箒はアックアのメイス並の威力を持って激突した がそこにあるのは空間に固定されたメイスだけ。アックア本体は―― アックア「遅い―――」 バゴッ ドガッ アックアの巨躯が、ビルの一つや二つ薙ぎ払えそうな打撃を...
  • 人物目録/ステイル=マグヌス
    「たとえ君は全て忘れてしまうとしても、  僕は何一つ忘れずに君のために生きて死ぬ」 ステイル=マグヌス 一人称 僕 CV 谷山紀章 初出 禁書目録 1巻 魔法名 我が名が最強である理由をここに証明する(Fortis931) 能力 ルーン魔術・魔女狩りの王(イノケンティウス)・炎剣 所属 ・魔術サイド・イギリス清教・必要悪の教会・上条勢力 このページは執筆中です。加筆、訂正して下さる暇人を求めています。 概要 イギリス清教『必要悪の教会(ネセサリウス)』所属の魔術師。そうは見えないけど14歳。 インデックス大好き。ぱっと見ロリコンに見えるけど14歳だから同い年くらい。 記念すべき上条さんに殴られた人第一号。初っ端から年下(14歳)ガチ殴りしてるよ……。 イギリス清教の『必要悪の教会』に所属する魔術師。弱冠14歳にして現存...
  • 「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」5
    今までのあらすじ 『魔術』によって傷ついてゆく生徒達を見て、高校教師月詠小萌は『魔術師』になる決心をする イギリス清教の計らいで『エーテルの魔女』となった小萌は後方のアックアすら軽く蹂躙し、最終的には撃破してしまう それでも生徒達のため、魔女でありながら教師を続ける小萌であった だがそんな小さな魔女に、魔術サイドの波が容赦なく押し寄せる…… 小萌「あっ、もうこんな時間ですー」 高校教諭月詠小萌は思い付いたように携帯を手にした 発信先は、例の同居人 小萌「結標ちゃーん!どこほっつき歩いているんですかーっ?」 小萌「今日という今日は野菜炒めが作れるように頑張るって事で、先生はお腹を空かせて待っているのですー!」 結標『………………』 小萌「女の子が料理が出来なければなら...
  • 「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」4
    結標「やっと綺麗に片付いたわね……」 ボロアパートの一室、酒類やらタバコやらが散乱していた汚い部屋を1日かけて掃除した結標淡希はようやく一息ついた お得意の座標移動を使用してまで片付けた結標だが、それでも1日かかってしまったのはやはり昨日の宴会だろうか… 結標(突然いなくなって帰ってきたと思ったら、天草式とか言う訳の分からん連中連れてきて……) ここの部屋の主、月詠小萌が久しぶりに帰って来たのは昨日。と思うのもつかの間で、数十人の客を招いて酒や料理やらを振る舞い、結標もその対応に追われていたのだ 結標(にしてもバカみたいに酒飲んでいったわね…アイツら…) 結標の記憶では二重瞼の女が日本酒中心に一気飲みをし、メイド服がなんたらかんたらと叫んでいた 結標(もう夕方…、もうすぐ小萌が帰ってくる頃ね) なんだかんだで昨日は楽しか...
  • update
    上条・士道「「とある緋弾のソードアート・ライブ」」キリト・キンジ「「その1」」 - 名無しさん 2014-07-15 22 05 53 ハンター×ハンター - 名無しさん 2014-06-10 20 34 33 垣根「見せてやるよ・・・俺の力をな」 - 名無しさん 2013-07-03 13 48 34 上条「そこのおねーさん! お茶しない?」 麦野「あん?」 - 名無しさん 2013-03-25 17 35 48 - 名無しさん 2013-05-07 06 24 59 上条「そこのおねーさん! お茶しない?」 麦野「あん?」 - 名無しさん 2013-03-25 17 35 48 きぬはた荘 あふたー あふたー? - 名無しさん 2013-03-04 23 59 50 一方通行 - 名無しさん 2012-11-04 21 56 48 電磁通行 - 名無しさん ...
  • 長編SS
    長編SSタイトル一覧はこちら 一覧を飛ばす 完結上条「二人で一緒に逃げよう」 美琴「………うん」 絹旗「きぬはた荘、ですか?」滝壺「うん」(完結) サーシャ「亡命します」 とある暗部の心理掌握 とあるミサカと天草式十字凄教 美琴「ちょっとアンタ!」禁書「なぁに?」 学園都市第二世代物語 佐天「…アイテム?」 上条「誰を助けりゃいいんだよ……」 とある暗部の軽音少女(バンドガールズ) 連載中上条「學園都市……か」 一方通行(今更年上好きとか言えねェよなァ・・・) 上条「なんだこのカード」 佐天「きゅ、吸血殺しの紅十字ッ!」 中の人「おっ!目が覚めたか」上条「テメェ・・・・・・」 上条「はぁ…」 一方通行「フラグ・・・ねェ」 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」 佐天「時を止める能力……」 番外個体「ってなワケで、今日からお世話になります!」 一方通行「……はァ...
  • 短編SS
    ※特に表示のある作品以外は連載中のものです。 ・上条「美琴ってMだよな……」(オムニバス/完結作品?)18禁 パートナーとして楽しい性生活を送っていた当麻と美琴。しかし、マンネリを感じた当麻はアブノーマルなセックスに手を染めていく……。回を重ねるごとに変態度が上がる。 ・上条「付き合うことになったんだ」 ひたすら上条と姫神がいちゃつく話。罪な男上条が誰かと付き合うことは誰かが泣くと言うことであった……。メールのやり取りに注目。 ・上条「もてた」① ② ③ ④(完結作品) クラスメイトとの口論から、上条は女の子をデートに誘うことに。偶然すぐ傍には、姫神秋沙がいた。その偶然が、二人の関係をガラリと変えていく。いわゆる姫神大☆勝☆利! ・上条「もてた」 After Story ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦(完結作品) ついに上条と結ばれた姫神。しかし、その影には涙を飲む女の子達もいて…...。上条...
  • 一方通行「俺と契約して魔法少女になンねェか?」/03
    ~~ 常盤台寮 ~~ 御坂「うへへへへ…」 御坂「ついに!ついにアイツと……」ゴロンゴロン 御坂「明日のデートvについてメールしとこうかしら」ソワソワ 御坂「『夕方4時にあの公園で会いましょう』…でいいかな」メルメル 御坂「ちょっとそっけないかな…?でもでもアイツのメールでのテンション判らないし」 御坂「はあああ明日はまだかなーまだかなー」ゴロゴロ 御坂「……魔法少女かあ…魔女とかいうのと戦わなきゃいけないって言ってたわね…。    そんなことアイツに言ったらきっと止められちゃうだろうな。    アイツの方がもっと危ないことに首突っ込みまくってるくせに。    でもきっと、わかってくれるよね……    アイツが私やあのシスターやこの街やいろんなものを守るために戦ってるみたいに    私にだって...
  • ステイル「最大主教ゥゥーーーッ!!!」/第二部/先生編/02
    ------------------------------------------------------------ ステ「…………よし、行き渡ったね。じゃあ最大主教、頼むよ」 イン「では、私達の再会を祝して!」                 ――カンパーイ!―― 小萌「んっ、くっ、ぷはーっ! 昼間から飲むお酒は最高ですねー!」グビグビ ステ(犯罪的な光景だ、しかし) 姫神「それにしても。このムニエル。美味しい」モグモグ 結標「無国籍料理店、ってヤツかしらね。そういえばいつだったかの    『学園都市ウォーカー』に載ってた気がするわ、このお店」パクパク イン「ふふ、でしょでしょ。私も鼻が高いかも!」ドガガガガガガガ ステ「貴女が自慢するのか…...
  • 上条「學園都市……か」/第弐話 學級回
    ───   ドンドンドン!    けたたましい音がおんぼろ寮を揺らす。  一撃毎にこれまた五月蝿く、壁が、柱が、大きな抗議の声をあげる。 上条「うぉあ!?」  寝床が揺れ動く、という全く未知の災難に当麻は飛び起きた。  いや、起こされた、というべきか。  ぱらぱらと落ちる木屑と舞う埃が  破れ窓から差し込む朝日の筋を現している。 上条(…………は?)  まだ開かない目の間をぎゅぅと押さえながら、  微かな痛みを伴い始めた寝惚け頭に血を送ろうとする、が 上条(……………………) 上条(…………は?)  此の様な目覚しに合う心当りは無い。  未だにやかましい打楽を刻んでいるのは入口の引き戸らしかった。   上条(……夢、か……)  納得いったらしい当麻が、微かに頷いて布団に潜ろうとした矢先、 青ピ「かーみーやーん!! いつまで寝とるんや!遅刻するで!」  今度は聞き覚えのある低い声が部屋を揺ら...
  • とある夏雲の座標殺し(ブルーブラッド)/03
    ~第十八学区・結標淡希の部屋~ 結標淡希は後ろ手に紐のような物で縛られ床に転がされていた。 いつも通りの桜色のサラシを胸に巻き、短めのスカートに霧ヶ丘女学院の制服を羽織っただけの姿のまま。 結標『ちょっと姫神さん!?どういう事なのこれは!今すぐこれを解きなさい!』 何故だか座標移動が出来ない。演算が働かない。 そんな虜囚も同然の結標を、姫神秋沙は温度を感じさせない眼差しで見下ろしてくる。 ピンクを基調としたベッドに腰掛けながら足を組んで。 姫神『駄目。こうしないと。貴女は私から離れて行く。本当は鎖に繋ぎたかった。けれど貴女の肌を傷つけたくはないから』 這い蹲う結標の元に膝をつき、クッとその白魚のような指先を結標の顎に添えて上向かせる。 愛玩動物を慈しむように、屈辱に歯噛みする結標をなぶるように。 結標『貴女っ…!何を言ってっ…!!』 ...
  • 滝壺「私は、AIMストーカーだから」後日談
    『とある少女の転校初日』  朝、とある学校。  例のごとく、ロリ教員、月詠小萌の担当するクラスは騒がしい。 青髪「――だから、ロリメイドが最高なんやでーッ!!」  ――片や、デルタフォースの似非関西人、本名不明の青髪ピアス。 土御門「ハッ、笑わせてくれるにゃー!義妹メイドが他を寄せ付けずに孤高の頂点に決まってるんだぜい!!」  ――片や、同じくデルタフォースの金髪サングラス、義妹ラブの土御門元春。  彼らは学校のホームルームが始まる直前のこの時間に、何故かメイドについて議論を交わしていた。  委員長属性を持つ吹寄制理は腰に手を当てて呆れ顔。影が薄く、しかしクラス内では目立つ側の姫神秋沙は何を考えているかわからない無表情でそれを見ている。  他のクラスメイトもいつものことなので、我関せずと騒ぎから外れつつ、遠巻きにそれを眺めながら何かを話...
  • 一方通行「俺と契約して魔法少女になンねェか?」/02
    QB「とりあえず一人確保できてよかったよ」フウ QB「物足りないけど、一旦見滝原に戻ろうかな」スタスタ ??「何かしらあれ…猫?キツネかしら?パン食べないかな」ゴソゴソ QB「ん?ちょうどいいや、帰る前にあの子勧誘していこう」スタタタ ??「わわわ、猫(?)が自分から近づいて来てくれるなんて!」ドキドキ QB「はじめまして、ボクはキュゥべえ!」 ??「うわっ?しゃべったあああかっわいいいいい」ギュー QB「くっくるしいつぶれるっ中身がでちゃう(背中から)あとなんかビリビリする!」バタバタ ??「あっごごごごめん!」パッ QB「(1日で3体破損の新記録出るかと思った…)それより、キミはボクの声が聞こえるみたいだね」 ??「?誰でも聞こえるんじゃないの?(きっと内臓スピーカーと...
  • 上条「なんか御坂に話し掛けにくいんだ」7
    ―柵川中学通学路― AM07:42 佐天「うーいーはーるー!おーっはよー!」バサァッ 初春「ひゃあああああ!さ、佐天さん、スカートめくるのいい加減に止めて下さいよー!」 佐天「えー…良いじゃん別にー」 初春「良くないです!」 佐天「ホラホラァ…男子共の目が初春のスカートにばっちり釘付けだよ~」 初春「うう……本当に止めてくださいよぉ…」 佐天「ごめんごめん。後でジュース奢るから機嫌直してよ」 初春「いちごおでんでお願いしますよ?」 佐天「あの不味そうなのね。オーケー、まっかしといてー。……っと、そう言えば春上さんは一緒じゃないんだね」 初春「はい、春上さんは日直当番だから先に行きました」 佐天「そっかー。春上さんも真面目だねー」 初春「いやいや、それが普通だと思いますよ?佐天さん」...
  • とある世界の残酷歌劇/幕前/06
    その日は朝から妙な空気が漂っていた。 人の口というものには戸が立てられぬもので、こういう閉鎖されたコミュニティでは噂は爆発的に広がる。 元より娯楽の少ない場だ。例えそれがゴシップの類でいけない事と分かってながらも口にせずにはいられない。 件の噂話が彼女、婚后光子の耳に届いたのはその蔓延速度から見れば比較的遅い時期だった。 下手なプライドが邪魔をしているという自覚はあれど彼女は基本的に他人に対し居丈高な態度を取ってしまう。 認めたくない事実ではあるが婚后にとって友人と呼べる者は少ない。 そんな事もあって、婚后がそれを知ったのは午前の授業が終わった後、昼休みの事だ。 「白井さんがいなくなった?」 常盤台中学の構内に幾つかある小洒落たカフェテリア、学食も兼ねるそこで昼食のオープンサンドを抓んでいた婚后は眉を顰めた。 相手は一つ下、一年生の二人組。水泳部に...
  • とある夏雲の座標殺し(ブルーブラッド)/13
    ~とある高校・保健室前~ リトヴィア『状況はよくわかりました。では私からイギリス清教に働きかけます。こちらは私に任せて。貴女は貴女の聖務を果たしていただいて結構ですので』 オリアナ「来日してたった一日でこれよー?流石のお姉さんもどぎまぎしちゃったわ。いきなりシャワールームに踏み込まれちゃったみたいに」 リトヴィア『卑猥な発言は控えて下さいオリアナ=トムソン。イギリス清教からも――』 オリアナ=トムソンは嘆息していた。能力者や原石の『水先案内人』を1日していてわかった事… それはこの街が外部勢力から下着姿で寝室へ誘う女のように無防備である事。 そして『持ち出されて危険な原石』は三つ。 一つは『幻想殺し』の上条当麻。しかし彼は今現在行方不明であり、代理人たる雲川芹亜をして原石に含めるべきではないと言う事。 さらに彼と手合わせしたオリアナ自身がわかっ...
  • ステイル「最大主教ゥゥーーーッ!!!」/イギリス清教編/03
    しかし絶望を突きつけられてなお、『半端者』の歪んだ志は未だ折れていなかった。 「く、クククク……だったら、アレならどうだぁ!?」 「ほう……?」 男が哄笑して指差す先、およそ百メートル。 彼方に異形の駆動鎧が数台並んで、起動を開始すべく蠢いていた。 「……これはこれは「FIVE Over」とは。十年前の遺物とはいえよくあれだけ揃えたな。  しかもあれはガトリングレールガンか……あんなスクラップに嫁さんが見立てられてるなんて、  カミやんが聞いたらキレるな、くくっ」 「笑ってられるのも今のうちだ! 貴様らの切り札ではあれは止められん!」 「切り札なんて言った覚えはないが……。  だがあれで『陣地』の外から所かまわずぶっ放されたら、街にかなりの被害が出るな。  ……お前ら、それがどういうことだかわかって...
  • 上条「まきますか?まきませんか?」(5)
    「いきなさいホーリエ!」  真紅の声とともに、開け放たれた入り口ドアから紅の光球が飛び出していった。  可能な限り明度を落としてある上、陽光の中であの速度だ。目視できる者などそうはいないだろう。  小萌の居るであろう場所―――他の薔薇乙女がいる位置は、ホーリエにしか感知できない。  人工精霊の案内で向かう手もあったが、光球が人を案内する様は、いやがおうにも無関係の人間の気をひいてしまう。上条の知り合いにでも会えばさらに面倒だ。  真紅はホーリエからの情報は受け取ることは可能。ならばホーリエを先行させることで、目的地を知ろうというのである。もちろん、その場で小萌が危険な目にあっていれば助けることを前提で。 「くそっ! よりによって小萌先生の方かよ!」  上条は、ジャストミートされた弾丸よりも早く小さくなっていくホーリエを見送ることもせず、乱暴に己の靴に足を突っ込んだ。  ついさっきインデック...
  • とある夏雲の座標殺し(ブルーブラッド)/17
    ~第九学区・『黄色い家』~ 手塩「数が、多過ぎる。このままでは、弾丸(タマ)が尽きるぞ!」 黄泉川「持たせるじゃん!今救援を呼んだじゃん!!」 姫神「ッ!」 2 06分。芸術と工芸に特化した第九学区の学生街、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホがかつて作り上げようとした芸術家達だけの村に由来する『黄色い家』と名付けられたアトリエに四人は立て込もっていた。 特殊兵A「吸血殺し(ディープブラッド)を連れて投降しろ!そうすれば命だけは保証してやる!」 狭い路地を擦り抜け、所構わず据え置かれたオブジェを掻き分け、満月が照らす石畳を駆け抜ける敵兵。しかし―― オリアナ「イヤねえ?ここにこーんなイイ女がまだ三人もいるのにお目当てさんしか口説かないだなんて――」 ピッ!とワードレジスターの形を模した『速記原典』の内一枚を噛みちぎると ドオオ...
  • 一方通行のMGS用語解説
           _ _     ,´ノ从 ヽ    ノノリ从从〉    ソ(lリ゚ ー゚ノリ     /i,ミ彡i    ┣ l. T l!    ┃ |__l_j MGSプレイしないと訳わかンねェ言葉が一杯出てきたなァ。 つゥワケでこのSSで出番の無ェ一方通行が説明してやんよ。 まず何回もでてきた『メタルギア』だな。 1が下手糞な地の文で書いたように『核搭載二足歩行戦車』ってヤツだ。 オタコンの開発したメタルギアREXはこンなのだ。 http //beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchQLEgxJbWFnZUFuZFRleHQYwPxzDA.jpg 次に『シャドーモセスの事件』。 正しくは『シャドーモセス島事件』で『SMI事件』と略される事もあるから覚えとけェ。 コイツは2005年、次世代特殊部隊FOXHOUNDがシャドーモセス島の核廃棄...
  • ステイル「僕かい?ジャッジメントさ」
    イギリス凄教 ステイル「最大主教!!これはどういうことです!!!」バンッ ローラ「ひゃい!?まままつのよステイル!私は今足湯の最中でもってして…」 ステイル「だ・か・ら、この異動命令は何です!!」バッ ローラ「ああ、それはそのままの意味なるのよ」 ステイル「学園都市に行くの毎度のことですが……なんで僕が学園都市の生徒になることになってるんです!?」 ローラ「あら、建宮から聞いてなかったのこと?まったく…建宮もいい加減な男なるのよね…」 ステイル「……なら改めて説明を願いましょうか…」 ローラ「またもや禁書目録を狙いたる魔術師が現れたるのよ」 ステイル「またですか…ならいつものように土御門やら上条当麻やらを上手く働かせて…」 ローラ「それが今回の魔術師は違いにけるのよ。神裂の情報では天草式よりも隠密行動に優れた魔術師だと言いけるのよ」 ステイル「天草式よりも?」 ローラ「そう、つまりジャ...
  • とある夏雲の座標殺し(ブルーブラッド)/05
    ~第十八学区・結標淡希の部屋~ 姫神「(迂闊。寝てしまった)」 6 40分。姫神秋沙は結標淡希のベッドで目を覚ました。 姫神「(小萌先生に似てきたのかも知れない。アラーム無しでも起きれるだなんて)」 むくりと身体を起こす。最終戦争が勃発するまで送っていた規則正しい学校生活は姫神の体内時計を正確に刻ませた。 はたと傍らを見やる。そこにはスウスウと小さな寝息を立て体を丸めて眠る結標淡希の寝姿があった。 姫神「(おへそが見えてる。やっぱり細い。本当にこの中に内臓が入っているのか。人体の不思議。女体の神秘)」 肩紐の外れた丈の短いキャミソール姿の結標の白く括れた細腰を見つめる。 もしかしたらウエストは五十台半ばかそれより僅かに細いか。 あまりの華奢さに同じ女として面白くないが、同時に興味が湧いた。 姫神「(恋人は。いるのかしら。抱き締め...
  • キョン「学園都市? 」上条「交換留学? 」②
    【一月後・学園都市行き送迎バス】       バスガイド「……と、なっておりまーす♪」  あの無限に続いていたらしい夏休みも終わり、まだまだ残暑の厳しいこの季節。  俺はバスの中でガイドさんの説明を聞いて驚いていた。  別にこの町並みに、では無い。むしろ町並みは俺達の町となんら変わらない、多少都会ではあるが。  そうではなく、予想以上にここが『学園都市』であることと、ココが研究している「モノ」を聞かされたからである  現在学園都市には総勢230万の人口が居り、そのうちの8割までもが学生だという……まさに学園天国  よくもまぁ、こんなに学生ばかり集めたものだ  しかもこの学園都市、どうやらマジに『超能力』について研究してるみたいだ  モノの大小はあれど学生全員が全員、何がしかの『能力』しかも以前古泉が言っていた『インチキ臭い超能力』などでは無く、正真証明の『異能たる力』を持っているとは…… ...
  • 上条「アンチスキルだ!」美琴「ジャッジメントよ!」/09
       上条が臨時警備員になって早くも一週間。 相変わらず訓練は厳しいが、徐々に慣れ始めている。 今日は第二学区ではなく、始めに手続きをした警備員の支部に二人は来ていた。 「今日は私の部隊に挨拶してもらうじゃん」 支部内の廊下を歩きながら黄泉川が言う。 「ま、アンタが特別なのは皆知ってることだから、改めて挨拶っていうのもおかしいけど…」 黄泉川は第一会議室と書かれた部屋の前で止まった。 「転校生ってこんな気分なんですかね?」 「そうかもね」 くだらない事を言う上条に黄泉川は笑って答える。 黄泉川がIDカードを当てると扉が開いた。 「あ、おはようございます」 扉の中では数人の隊員が談笑していた。 上条は映画のようなピリピリとした空気を想像していたが、それとはまったく正反対の空気に驚く。 (教師で組織されてるあたり、やっぱり違うのか…) 「今日は前から言っていた臨時の奴を連れて来たじゃん」 「へ...
  • とある夏雲の座標殺し(ブルーブラッド)/とある夏雲の織女星祭(サマーフェスティバル)/02
    ~織女星祭・ビアガーデン~ 黄泉川「ぷはー!この一杯目がたまらないじゃん!」 芳川「愛穂。ヒゲになってるわ」 月詠「この時間からと言うのが最高なのですよー」 木山「せ…先生方、人の目が気にならないと言えば嘘になるんだが」 手塩「たまには、休息も、必要、だ」 寮監「こうして親睦を深める事も」 浜面「えらい奴らに捕まっちまった…」 17 07分。浜面仕上と滝壺理后は第十五学区のデパート屋上ビアガーデンにいた。 常ならば学生が大半を占めるこの学園都市にあっては教職員が軒を連ねる第八学区を除けばほぼ存在しないのだが、外部からの人間も訪れ集客が望めるとあって臨時開店しているのだ。しかし 滝壺「はまづら。ふれんだときぬはたがいない。追跡する?」 浜面「いや、いいだろ。どっか回ってんだろうし(サンキュ...
  • キョン「学園都市? 」上条「交換留学? 」①
    【北高・文芸部室】  それは初夏もとうに過ぎ、地獄のような試験もつつがなく終了し、後は夏休みを迎えるだけのある日の事だった。  いつものように部室で朝比奈さんが煎れてくれたお茶を飲みつつ、のんびりまったりと古泉とオセロをしていると、これまたいつものように我がSOS団団長こと涼宮ハルヒがドアを壊しかねない勢いで部室にやってきて、放った第一声がコレだった ハルヒ「そう! 学園都市!!」 キョン「待て待て、なんだその漫画にでも出てきそうな名前の都市は」 ハルヒ「だから交換留学よ!」  ハルヒ、頼むから要点を言ってくれ  俺は、超能力者でもなんでもないんだ みくる「学園都市で、交換留学ですかぁ」 長門「……」 古泉「そういえばこの間、職員室前の掲示板にこのようなものが張り出されていましたね」 みくる「あ、それなら私も見ましたぁ」  いつもの爽やかスマイルで、古泉が俺に何かの紙を机の上に出す。  何...
  • とある夏雲の座標殺し(ブルーブラッド)/インターミッション
    ~第十二学区・忘れられた教会~ 「四日前、第十八学区でエージェント5人がタンクローリーにより圧死」 「昨日は第七学区で雇い入れた私兵が2人、ビル爆破により圧死」 「数時間前、同じく第七学区で私兵14人、我等が同志が8人消息を断った」 「これは由々しき事態である。未だリストアップされた3人は誰一人たなどころにない」 五日目…20時54分。第十二学区。高崎大学を筆頭として、オカルト的な観点からでなく科学的な観念からアプローチする神学校が集中する学区。 その打ち捨てられた教会内に蠢く人影…夜会のように集うその姿形は漆黒のローブに身を包んだ…まさに『魔術師』そのものであった。 「リストナンバー3、上条当麻は今現在行方不明」 「リストナンバー2、削板軍覇は我々の力では御する事は能わぬ」 「リストナンバー1、姫神秋沙は第七学区と第十八学...
  • とある暗部の軽音少女(バンドガールズ) 能力まとめ
    唯 レベル4 能力放出(AIMリパルジョン) PRによる現実世界のゆがみの程度を増大し、AIM拡散力場(斥力)を半径100メートルに広げる能力 唯のPRは周囲1mほどに膨張し、その中は唯の思うがままの世界になる さらにその周囲5mほどの空間もPRから強い影響を受け、ある程度思い通りの世界になる 半径100m以内の他人のPRを認識できるが、憂のような理解力がないため『能力複製』は使用できない 暴走すると斥力が極限にまで達しホワイトホール化、 PRは周囲5mに膨張、その周囲10mに事象の地平ができる 5~10m範囲内にいた者はPRを吹き飛ばされて廃人になる 10~100m範囲内ではPRが強く押し戻され意識がもうろうとする AIM拡散力場は1kmに拡大 暴走し続けるとPRが蒸発して廃人になる 主な使用方法 ・六弦レーザー ・光弾 ・ホーミング音符爆弾 ・バリアー ・竜巻 ・アンプなしで演奏 ・眠...
  • 上条「なんか御坂に話し掛けにくいんだ」10
    ―柵川中学・食堂― AM12:38 ステイル「なんだ………この息もつまりそうな場所は」 佐天「なにって食堂だよ? 前の学校には無かったの?」 ステイル「あ、ああ。キャンティーンか。 もちろんあったさ。ただ余り利用しなかったもんでね」アセアセ 春上「キャンディー……?」キョトン 佐天「なにそれー?」キョトン ステイル「君達で言う食堂って所かな」 佐天「ふ~ん。出てくる料理なんかも違うの?」 ステイル「スコッチエッグやフィッシュアンドチップスなんかが馴染み深かったかな」 春上「美味しそうなの…」ジュルリ 佐天「うわぁ……なんか外国って感じだねー」 初春「てぃ、ティータイムなんかもあったんですか!?」ズイ ワクワク ステイル「ああ。3時に夕食までのつなぎとしてあったよ。まあ言ってみればおや...
  • 上条「まきますか?まきませんか?」(3)
    上条は街を走っていた。  学園都市の道路。学生の利便性第一に創られたこの街は、歩道が広く設定されている。  だがそうは言っても今日は連休初日だ。道行く人の数は多く、その方向も点でばらばらである。こんな中を全力疾走すれば、50メートルも進まないうちに誰かに衝突してしまう。  そのため、いま彼が駆けているのは、表通りから一本裏手に入ったいわゆる裏路地である。  登校時には各地区に点在している学園に向かうため、ある意味にぎわうこの小さな路地も、いまは上条以外に走るものはいない。  表通りから微かに届く有線と宣伝の音。いつもの日常が続くその僅か隣の道で、上条の非日常は刻まれていく。 (くそ! 間に合えよこんちくしょう!)  整っているとは言いがたい彼の顔に浮かんでいるのは、紛れもない焦りだった。  学生寮からの脱出に予想以上の時間をとられたのが、その焦りの原因である。  彼の脳裏に、この夏に出会っ...
  • 上条「体が縮んでしまった…」
    上条「はぁ…不幸だ」 そう呟く人物はため息をつきながらスーパーから家への帰路についていた にもかかわらず手ぶらである 上条「せっかく特売品を手に入れたのに、レジの前で財布忘れたことに気づくなんて……」 上条「幸いにも、インデックスはイギリスに帰ってるからいいけど夕飯抜きはきついかな…」 とりあえず、もう遅いので急いで帰るために近道である路地裏に入る 上条「早く帰って財布とったらコンビニ行くか」 そう言いながらも足取りはかすかに重いようである 路地裏をしばらく歩いていると不意に背後から声がかかった ???「お前が幻想殺し…」 上条「ん…?なんだ?」 振りかえろうとしたとき、頭に衝撃が響いた 上条「がっ…!」ゴンッ ドサッ ???「悪く思うな…」 少年はおぼろげな意識の中口内に薬のような異物が入れられるのがわかった そのまま少年は意識を失う         ~~~~~数時間後~~~~~ 上...
  • とある夏雲の座標殺し(ブルーブラッド)/01
    結標「――貴女、名前は?」 姫神「――秋沙。姫神秋沙。貴女は?」 結標「――淡希、結標淡希」 姫神「淡い希(のぞみ)だなんて。幸が薄そう」 結標「秋(あい)の沙(すな)だなんて不毛な名前よりマシよ」 小夜時雨が降りしきる夜に、私が居候している部屋に駆け込んで来た一人の少女。 何でも、彼女もかつて月詠小萌を家主としたこの部屋に転がり込んで来たらしい。言わば居候の先輩である。 名乗り合った後は、お定まりの自己紹介。聞けば彼女は私より一つ年下で、特別留学扱いとして籍だけ置いている霧ヶ丘女学院に通っていたらしい事もわかった。つまり私の後輩に当たる。 姫神「雨が止んだら。寮に帰るから」 結標「好きにしたら?私だって居候なんだし、元々貴女の方が先輩なんでしょう?小萌だってそろそろ帰って来るでしょうし、ゆっくりしていったら?」 ...
  • 美琴「……Get Backers?」/1
    ――喫茶店 HONKY TONK カランカラン 銀次「たっだいま~」 夏美「あ、二人共おかえりなさーい」 蛮「おい波児(ポール)、俺はブルマンな。ツケで」 銀次「俺ブレンドね! ツケで」 波児「お前ら……。いい加減にツケを返せよな。Get Backersの名が泣くぞ」 蛮「へっ、その内一気に稼いでツケなんて倍返しにしてやるよ」 波児「へいへい、期待しないで待ってるよ……」 銀次「でもさぁ、最近景気のいい仕事がないよねぇ。一気に一千万円くらいどーんと出してくれるような依頼主がいてもいいと思うんだけどなぁ」 夏美「そんな仕事がくるといいねー」 波児「まぁ、あったとしても相当キツイだろうけど……」 蛮「……ま、仕事があるにはあるんだけどな」シュボ 銀次「この間の怪我も治ったばっかだしねー」 ...
  • 上条「アンチスキルだ!」美琴「ジャッジメントよ!」/05
    学園都市第二学区 「では、始め!」 静かな部屋に、紙をめくる音とシャーペンのノック音が響く。 ここは第二学区の風紀委員訓練所。 今は臨時風紀委員の希望者試験の真っ最中で、この部屋では適性試験が行われていた。 特に難しくはない、小学生でも解ける問題を時間内にいかに多くできるかというものだ。 (んー変に集中力使うから嫌なのよね、こういうの) 美琴は盛んにシャーペンを動かしながら思う。 (っと…集中集中) この手の試験は試験中にどうでもいい事を考えるとペースが乱れてしまう。 この後の試験内容も気になるが、とにかく今ある問題を解くことに集中した。   「やめ!各自答案を提出した後、次の試験会場に向かってください。お疲れ様でした」 「くぁー」 生徒達は手早く身支度をするが、美琴は椅子で伸びをする。 周りの顔ぶれは強力な能力者が多いためか、美琴も何度か雑誌の記事などで見たことのある人もいた。 「あら、...
  • 佐天「アタシのココロ!!解錠!!!」
    ~~~とある喫茶店~~~ 佐天「初春!知ってる?最近ウワサの都市伝説!!」 初春「また都市伝説ですか?で、どんな内容なんですか?」 佐天「タマゴから生まれる守護霊の話!    なんでも冴木のぶ子先生に占いってマジらしいよ!」 初春「タマゴから生まれる守護霊ですか?」 白井「冴木のぶ子ってあのインチキくさいおばさんですの?」 佐天「なんでも、その守護霊には能力を付与する力とかあるらしいよ」 初春「え‥どこかできいたことあるような‥」 白井「佐天さん!またそのような話を真に受けて、この間の事のようになtt」 佐天「わ、分かってるって!もう手を出したりしないって    (でも、本当はちょっと気になるかも)」   prrrrr 白井「電話ですの    もしもし、はいわかりました。初春にも伝えておきますの」 白井「初春、明日のジャッジメント会議の時間1500に変更になりましたの    忘れずにきてく...
  • 上条「アンチスキルだ!」美琴「ジャッジメントよ!」/03
    英国 聖ジョージ大聖堂 「はぁ…」 煙草を咥え、煙と共にステイルは溜め息をついた。 溜め息の理由は 「おなかすいた…」 「…」 「おなかすいたって言ってるんだよ!」 服の裾をぐいぐいと引っ張るのは、暴食シスターインデックス。 彼女は霊装を運ぶステイルの後ろを歩きながら 「せっかくお手伝いで来たっていうのに、大したおもてなしもされないまま、すぐに掃除なんて酷いかも」 「君は元々イギリス清教のシスターなんだから、掃除を手伝うのは当然だろう。 それに、さっき昼食を食べたばかりじゃないか」 「もうおやつの時間なんだよ!」 はぁ、とまた溜め息をつく。 しばらく地下通路を歩いていると少し開けた広場へ出た。 あちらこちらに霊装やら書物が置いてあり、それを整理する人員もちらほらといる。 今、ステイル達は地下の霊装保管庫から霊装を運び出しているところだ。 聖ジョージ大聖堂はとある一戦により地下まで崩落してお...
  • 上条「はぁ…」/4
    ――――― 学校 教室 ガラララララ 青髪「お~、カミやん~おはよ~さん~」 上条「お~、お前ら早いな」 土御門「おはようにゃ~」 上条「そう言えば聞いたか? 文化祭が後2週間で始まるんだってよ」 青髪「……」 土御門「……」 上条「あ、あれ? この空気は何ですか?」 青髪「何言ってるんや? カミやんここ学園都市なのに文化祭なんて無いやん」 上条「は?」 土御門「そうぜよ、カミやん。文化祭なんて元々ないぜよ」 上条「(結標さん?)そうだっけ?」 土御門「そうぜよ、大覇星祭でも色々大変なのに、これ以上苦労を背負うことはしないぜよ」 上条「そうなのか……」 青髪「でも文化祭があったら僕は文句は無いのにな~」 上条「文化祭か~」 土御門「どうしたにゃ~」 上条「文化祭と言えば……何だ?」 土御門「そりゃあ喫茶ぜよ」 青髪「僕もそれに同意!」 土御門「メイドが付いたら尚よしにゃ~」 上条「土御門...
  • とある世界の残酷歌劇/幕前/17
    「先生」 ようやく放課後となった教室を出ようとしたところで月詠小萌は呼び止められた。 「なんですか?」 月詠は努めて笑顔で振り返る。 視線の先には長い黒髪の少女が、どこか鬱々とした表情で立っていた。 必然的に見上げる形になる。身長差があるから仕方がないのだが。 姫神秋沙。 自分が担任を務めるクラスの生徒だ。 諸事情あって二学期からの転入生だが、クラスに馴染めるだろうかと不安になっていた事もある。 一時期は自分の住むアパートで共に暮らしていた。 そんな事もあって、他の生徒よりも多少――目を掛けている、かもしれない。 姫神は見上げる月詠の表情にほんの少しだけ眉を顰め視線を逸らす。 が、一呼吸を置いて再び月詠を見た。 「あの。……」 言いよどむ。 躊躇うような仕草だ。もしくは怯えだろうか。 月詠を見る姫神の瞳は...
  • 上条「なんか御坂に話し掛けにくいんだ」5
    ―小萌のアパート― ジュ~ッ 禁書「はふはふはふ…!」バクバクバク 結標「こらインデックス!それまだ生じゃないの!」 禁書「待ちきれないかも!」バクバク 小萌「シスターちゃんは本当に良く食べますねー」 結標「さっきからお肉ばっかり食べて…女の子なんだからそんなにがっついたら駄目じゃないの…」オクチフキフキ 禁書「むぐむぐ……ありがとうなんだよ、あわき!」 結標「はい、野菜も食べなきゃ栄養が片寄るわよ?」ヒョイ 禁書「うわぁ…お野菜こんなに食べても良いの!?」 小萌「全然構わないのですよー。シスターちゃん1人増えた程度でこの豪華絢爛焼肉セットは揺るがないのです!」 禁書「ねぇねぇ、ごはんまだなのかな?」モグモグ 結標「直ぐに炊けるからもう少し待ってなさい」 禁書「早くして...
  • 上条「誰を助けりゃいいんだよ……」/11
    目的の幼稚園はすぐに見つかった。 西洋のお城のような屋根の付いた、カラフルでかわいらしいデザインの建物だった。 裏に回ると廊下側の窓の中が外からでも窺える。 園内を囲むフェンスを辿って進む。 正門の真裏へ回り込むと、そこに人影があった。 ちょうど、お歌とおどりの練習中の教室が見えるあたりだ。 「うふふ……見える見える……」 「あらたかし君、右回りと左回り、間違えないようになったじゃない……」 「ひとし君てば、上手になって……」 「これのために一週間生きてるようなものだわ……」 何かいる。 「む……結標淡希?」 「!」 上条が恐る恐る声を掛けると、フェンスにへばりついていた女が振り返った。 年齢は上条と同じか少し上くらい。 赤みがかった髪を二つに縛っている。...
  • 一方通行「俺と契約して魔法少女になンねェか?」/01
    芳川「……何言ってるの」 一方通行「……うるせェただの練習だよクソッタレ」 黄泉川「練習?」 一方通行「いつまでもダラダラしてる訳にもいかねェからなァ。仕事だ仕事」 一方通行「めぼしい奴らを勧誘して、そいつらを管理しつつ狩りをさせる簡単なお仕事だとよ」 黄泉川「いい心がけじゃん!聞いたか桔梗?」 芳川「あら私も狩りは得意よ?『舞うは嵐、奏でるは災禍の調べ』をソロクリアしたくらいだし」キリッ 黄泉川「一方通行、コイツを勧誘してリアル狩りに連行してやってほしいじゃん」 一方通行「あァそれ無理。条件は若い女らしいから」 黄泉川「そうか、まあ最近の仕事は年齢制限厳しいところ多いからなあ。こりゃ自宅警備員長期雇用も覚悟しないといけないじゃん…」ハァ 芳川「なんでかしら、今の自分は勝っているはずなのに敗...
  • 上条「もてた」④
    ザクザクと音を立てながら、広場の先へと進む。 切り立った高台の端にある、少し高めの柵の向こうには絶景が広がっている。 地上にきらめく星。光の海。いや湖か。 ハイウェイを途切れ目なく車のライトが縫っていく。遠くに見える真っ暗な縁は、恐らく学園都市と外との境界だろう。 「姫神はここ、来たことあるか?」 「お昼になら。一人で歩いたことがあるよ」 「夜は初めてか」 「うん。だって。ここはデートスポットでしょ? 一人で夜はちょっと危ないし」 「今日は俺達以外はいないみたいだな」 「そうだね。当麻君は夜のここに来たことあるの?」 「ああ。ついこないだ、クラスのとある男子がここで告白するって情報が流れてさ。偵察しに来た」 「本当は告白されたのは当麻君……とかじゃないよね?」 「んなわけあるかって」 柵の前に、到着する。眺めが良い綺麗な場所で、人がいなくて。 大切なことを大切な人に言うために、うってつけの...
  • キョン「学園都市? 」上条「交換留学? 」⑥
      【深夜・公園】 黒子「それでは、あなた方の正体と涼宮ハルヒの『能力』について…聞かせていただけますわね?」  あの後なんとか野次馬達を追い返し、場所を移動した俺たちは現在攻める様な目で黒子ちゃん達に質問されている。しかし……そんなトコまで当たりを付けられていたのか。こりゃ、遅かれ早かれハルヒの力はばれてたのかもな。  しかしなんでこんなに早くバレたんだ…… 黒子「簡単ですわ。この『学園都市』は機密の塊。そんなところに警備も監視も付いていない『交換留学生』なんて怪しすぎます。それに…」 姫神「キョン君は隠し事。下手だよね」 キョン「……そんな事…ない、よな?」 古泉「……」 長門「……」 朝倉「ノーコメントで」 みくる「あ、あはは」  みんな何故目を逸らすか 古泉(どうしますか?さすがに全てを語るわけには……) 黒子「あら、今語らないのなら本部に連行して「サイコメトリー」に心を読んでい...
  • 佐天「時を止める能力……」/09
    ────────────────────────────────── 第 二 章  魔 術 の 世 界  E m e r g e n c y C a l l ──────────────────────────────────     ──血溜まりに一人の女学生が倒れている 佐天「オリアナ=トムソン、聞こえてますか? あたしは貴女に一つだけ質問したいことがあります…… 『どうしてあの人を傷つけたのですか?』 貴女が傷つけたあの人はこんなにも苦しんでいます 正直、正直貴女にはがっかりです──関係のない人を巻き込むなんて ねぇ?聞こえてます?見えていますか?あそこに倒れている女の人が オリアナ=トムソン、貴女はどうして傷つけたんです? 人の命で遊ぶなんて──絶対に許さないッ!! 貴女は直接あたしが止めます……その魔術ごと──その幻想を止めてやるッ!!」   ──遡る事十数時間前── 佐天「昨...
  • 上条「まきますか?まきませんか?」3
    上条は街を走っていた。 学園都市の道路。学生の利便性第一に創られたこの街は、歩道が広く設定されている。 だがそうは言っても今日は連休初日だ。道行く人の数は多く、その方向も点でばらばらである。こんな中を全力疾走すれば、50メートルも進まないうちに誰かに衝突してしまう。 そのため、いま上条が駆けているのは、表通りから一本裏手に入ったいわゆる裏路地だ。 登校時には各地区に点在している学園に向かうため、ある意味にぎわうこの小さな路地も、いまは上条以外に走るものはいない。 表通りから微かに届く有線と宣伝の音。いつもの日常が続くその僅か隣の道で、上条の非日常は刻まれていく。 (くそ! 間に合えよこんちくしょう!) 整っているとは言いがたい彼の顔に浮かんでいるのは、紛れもない焦りだ。 学生寮からの脱出に予想以上の時間をとられた。 彼の脳裏に、この夏に出会った錬金術師との戦いが思い起こされる。 いまはもう...
  • とあるミサカと天草式十字凄教/16
    第22学区のとある救命救急病院 夜の暗さに包まれた病院の廊下で、フルチューニングは周りの仲間と一緒に意気消沈していた。 (結局、アックアには相手にもされませんでした) (…フフ、考えてみればレイは負けてばっかりですね) そう自分を嘲るフルチューニングに、目立った外傷はない。 彼女が受けた攻撃は、肘打ちとメイスの振り下ろしの2回。 どちらも躊躇ない一撃だったが、十二分に手加減をされていた。 しかも一撃で気絶した為に、それ以上の打撃を受けずに済んだのだ。 だがそれは、代わりに他の人間がその分の攻撃を受けたという意味でもある。 ――廊下の奥で蹲っている五和と、集中治療室で眠っている上条当麻。 守りたかったはずの2人に守られて、フルチューニングは今も無事だった。   (しかも五和さんの話によれば、一日以内に再びアックアの襲撃がある) (ですが、今のレイに何が出来るのでしょう…) 唯一の武器であるゴ...
  • @wiki全体から「「小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」3」で調べる

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