seisoku-index @ ウィキ内検索 / 「佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」」で検索した結果

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  • 佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」
    ... 元スレ佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」 01 02 03 04
  • 佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」/01
     某ファミレス── 黒子「秘密道具、ですの?」 佐天「うーん、能力開発の先生が言うにはそういう能力らしいんですけど……」 御坂「ポケットって、今佐天さんのお腹にくっ付いてるカンガルーの袋みたいなやつ?」 佐天「ええ、コレです」ツンツン 初春「最初に見たときは、やけに奇ばt──もとい斬新なファッションだなって思いましたけどね」 佐天「う~ん、今朝家を出るときはこんなものなかったんだけどなぁ……」 初春「正直言って、ツッコみ待ちなのかどうか判断に迷いましたよ」 佐天「え、そんなに変? 私は割とこのデザイン気に入ってるんだけどなぁ」 御坂「まあ、中学生が制服のお腹にポケット付けてるってのは結構シュールな絵面よね」 初春「それで佐天さん、結局秘密道具って何なんですか?」 佐天「いや、それが...
  • 佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」/04
     ──某ファミレス 御坂「え、それじゃ噂のヘリ女の正体って佐天さんなの!?」 初春「結構広まってるんですね、その話」 御坂「そりゃあ、頭からプロペラ生やした女の子が夜な夜な空を飛び回って、悪い子供を月から攫いに来る、なんて話聞かされちゃあねぇ」 初春「しかもかなり尾鰭がついてる……」 黒子「わたくしが聞いた話ですと、出会い頭にいきなり体にプロペラを取り付けてきて、時空の裂け目に飛ばしてしまうとかなんとか」 初春「ああ、昨日固法先輩とそんな話してましたね」 御坂「でも、疑う訳じゃないけどホントにそれ佐天さんなの?」 黒子「噂はともかく、ジャッジメントに寄せられた目撃証言の場所・日時とも一致しますし、まず間違いありませんの」 初春「私は佐天さんが飛んできたところを直に見ちゃってますしねー」 ...
  • 佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」/02
     ──チュンチュン 佐天「Zzz…Zzz…」 ジリリリリリリリ!!! 佐天「ん、んぅ~……うぅん」ピッ 佐天「……ふわぁ~、もう朝か……眠い……」ムニャムニャ 佐天「それにしても、昨日は酷い目にあったなぁ……まさか傘から雨が出て来るとは想定外だった」 佐天「せっかく晴れて能力者になったってのに、使い方が分からないんじゃねぇ……」 佐天「白井さんは、レベルが上がればもっと良いものが出るかも、なんて言ってたけど、この分じゃ……あんまり期待できそーもないね……こりゃ………」ウツラウツラ 佐天「──……ハッ、あれ? ヤバい、もしかして二度寝しちゃった!?」 佐天「時計時計──うわっ! もうこんな時間!? い、急がないと遅刻する~っ!!」バタバタ 初春(佐天さん今日は遅いなぁ~) ...
  • 佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」/03
    アレイスター「何故だ……? 何故お前は私の言いなりにならない!?」 佐天「へっへーんだ! 初春に借りた花飾りのお陰で、悪い電波は届かないんだよ!」 佐天「でも、みんなも情けないよ! あんなやつに操られちゃうほど、私たちの友情は弱っちいもんだったの!?」 佐天「忘れたとは言わせないよ、私たちの友情伝説を!」 佐天「命を懸けた幻の古代神殿での大冒険……そこで見つけた、不滅の友情を誓える者だけが使うことを許される、伝説の秘密道具!!」 佐天「その名も、親友テレカッ!!!」サッ ──ピカァァァーーッ!! 削板「……っ、俺は一体!?」 心理「まさか私が操られるなんてね」 麦野「クソがぁ……ブチコロシ確定ね……ッ!!」 御坂「そうよ、私たちが負けるはずなんてない!」 垣根「俺たちの友情に...
  • クロスオーバーSS(ページ作成中)
    ...女まどか☆マギカ) 佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」 (短編・連載中/ドラえもん) 小説原作キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」 (長編/連載中/ハルヒ・よつばと) キョン「学園都市?」上条「交換留学?」 (長編・連載中/ハルヒ) シャナ「あんた何者なの?」上条「不幸だ……」 (長編・第一部完/灼眼のシャナ) 帝人「ここが学園都市・・・」 (短編?・打ち切り/デュラララ!!) コンシューマーゲーム原作上条「いけロクショウ、そのふざけた幻想をぶち殺せ!!」 (短編・打ち切り?/メダロット) アルル「ボクは元の世界に戻りたいんだ」 禁書目録「魔導師……?」 (短編・連載中/ぷよぷよ・魔導物語) スネーク「こちらスネーク、学園都市への潜入に成功した。」 (長編・完結作品/メタルギア・ソリッド) 美琴「キングダムハーツ?」 & 上条「キングダムハーツ?」 (長編・...
  • update
    ...ゥーーーッ!!!」と佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」を収録しました。 - 名無しさん 2011-06-11 22 33 55 球磨川『学園都市?』と、とある魔術と木原数多と、上条「アンチスキルだ!」美琴「ジャッジメントよ!」を更新 - 名無しさん 2011-06-11 17 40 17 上条「學園都市……か」を更新 - 名無しさん 2011-06-06 00 03 46 一方通行「俺と契約して魔法少女になンねェか?」と上条「誰を助けりゃいいんだよ……」を更新しました - 名無しさん 2011-06-05 16 06 45 小萌「魔法名は『smilers100』【生徒達の笑顔のために】ですよー」 更新、up完了しました - 名無しさん 2011-06-01 22 04 32 佐天「…アイテム?」 取り纏め完成しました - 名無しさん 2011-05-...
  • クロスオーバーSS
    ...安心……のはず。 ・佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」 (短編・連載中/ドラえもん)  また例によって妙な能力を身に着けた佐天さん。今度の能力はなんとあの四次元ポケットだ!! しかし説明も無く秘密道具が使いこなせるはずがなく、不思議な道具に振り回されるばかり……。――ファンならにやりとするような、所々に仕込まれた小ネタにも注目 ・とある暗部の軽音少女(バンドガールズ) (長編・完結作品/けいおん!) 幼いころに憂と生き別れになり暗部組織の一員となった唯は、同じく暗部組織に所属する律・澪・紬と出会い、バンドを組む。そして正体を隠しながら「放課後ティータイム」としてデビューする。梓は憧れのHTTに入るため、憂・和は唯を闇から救うため、それぞれHTTを探して動き始める。純とさわちゃんも大活躍。けいおんキャラによる能力バトルもの。
  • 佐天「時を止める能力……」/07
    ──九月十日── ??「『了解、電話を変わる』おい、お前宛の依頼らしいぞ」 ??「私に?他の誰かではダメなのか?」 ??「『電話の男』はお前を所望だそうだ──手塩」 手塩「『ブロック』の手塩恵未だ今回の依頼について聞こうか」             手塩「…………………」 ??『こちら佐久、ターゲットの調子はどうだ?』 手塩「…………」 佐久『黙ってちゃ分からん、ターゲットの調子はどうだ、と聞いている』 手塩「不機嫌だ、それに気分も悪い」 佐久『おや?ターゲットに何かあったのか?こちらからは異常は見られない』 手塩「私が不機嫌で気分が悪いと言っているんだ佐久」 手塩「『ブロック』に依頼だぞ?それが何だ!!依頼の内容は──!!」 佐久『ハッハ、大声を出すな、ターゲットに気付かれるだろ』 手塩「それが私が不機嫌な理由だ!依頼内容は監視だったが」 手塩「──守るぞ」 佐久『ハァー、ったくター...
  • 佐天「時を止める能力……」
     ◆このページのタグ◆ 現行SS 長編SS 元スレ佐天「時を止める能力……」 編者注:04の途中以降から書き手が変わります <第一部> <第二部> <第三部> <第四部> <第五部> <第六部> <第七部> <第一部> 佐天「時を止める能力……」/01 佐天「時を止める能力……」/02 佐天「時を止める能力……」/03 佐天「時を止める能力……」/04 佐天「時を止める能力……」/05 佐天「時を止める能力……」/06 <第二部> 佐天「時を止める能力……」/07 佐天「時を止める能力……」/08 <第三部> 佐天「時を止める能力……」/09 <第四部> 佐天「時を止める能力……」/10 佐天「時を止める能力……」/11 <第五部> 佐天「時を止める能力……」/12 <第六部> 佐天「時を止める能力……」/13 佐天「時を止め...
  • 佐天「時を止める能力……」index
    元スレ 編者注:4の途中以降から書き手が変わります。 <第一部>                                                    佐天「時を止める能力……」1 佐天「時を止める能力……」2 佐天「時を止める能力……」3 佐天「時を止める能力……」4 佐天「時を止める能力……」5 佐天「時を止める能力……」6 <第二部> 佐天「時を止める能力……」7 佐天「時を止める能力……」8 <第三部> 佐天「時を止める能力……」9 <第四部> 佐天「時を止める能力……」10 佐天「時を止める能力……」11 <第五部> 佐天「時を止める能力……」12 <第六部> 佐天「時を止める能力……」13 佐天「時を止める能力……」14 佐天「時を止める能力……」15 第七部> 佐天「時を止める能力……」16 佐天「時を止める能力……」17 佐天「時を止める能力……」18
  • 佐天「時を止める能力……」/09
    ────────────────────────────────── 第 二 章  魔 術 の 世 界  E m e r g e n c y C a l l ──────────────────────────────────     ──血溜まりに一人の女学生が倒れている 佐天「オリアナ=トムソン、聞こえてますか? あたしは貴女に一つだけ質問したいことがあります…… 『どうしてあの人を傷つけたのですか?』 貴女が傷つけたあの人はこんなにも苦しんでいます 正直、正直貴女にはがっかりです──関係のない人を巻き込むなんて ねぇ?聞こえてます?見えていますか?あそこに倒れている女の人が オリアナ=トムソン、貴女はどうして傷つけたんです? 人の命で遊ぶなんて──絶対に許さないッ!! 貴女は直接あたしが止めます……その魔術ごと──その幻想を止めてやるッ!!」   ──遡る事十数時間前── 佐天「昨...
  • 佐天「時を止める能力……」/01
    佐天「ふぅ……やっと授業終わった~~」 初春「佐天さんはずっと寝てたじゃないですか~」 佐天「今から遊びにいきたいところなんだけど、掃除当番じゃん今日!面倒くさいなぁ初春手伝ってよぉ」 初春「も~いつも佐天さんはそうやってー、あっ今日ジャッジメントの支部に早めにいかないといけないんです!」 佐天「えーなんかあったの?」 初春「はい。また最近スキルアウトの暴行事件が増えてきたみたいで…………」 佐天「そっかぁじゃあ初春もジャッジメント頑張ってね!」 佐天「じゃあ私も後で支部の方に行っていいかな?」 初春「いいですよ。その代わりちゃんと掃除して下さいよ。」 佐天「分かってるよぉ。じゃあまた後でね」 初春「はい!」 佐天「はぁ!私も頑張らなきゃ!!」 ―――――――――― 佐天「やっと終わったぁぁ」 佐天「よっし支部に行こっかな!」 テクテク プーー―――― 佐天「えっ車っ!?」 ドォォーーーン...
  • 佐天「時を止める能力……」/12
    ──10月── 佐天「ふんふふーんー♪」 初春「随分とご機嫌ですね佐天さん」 佐天「ふっふっふー、そうご機嫌なのだよ初春くーん」 初春「はぁ、あまり聞きたくないんですけど何かあったんですか?」 佐天「分からないのかね初春君!!」 初春「??」 佐天「こないだの侵入者騒ぎでッ!!中間試験がなくなったのだぞ!!これが嬉しくなくて何なのだー!!」 初春「は、はぁ……、でも佐天さん」 佐天「んー?」 初春「中間試験が無くなったって事は、期末試験で全ての成績が決まるから寧ろ喜ばしいことではないと思うのですが」 佐天「へ?」 初春「単純に考えて中間試験分の範囲も含まれての期末試験ですから……」 佐天「…………。」 初春「今からちょくちょく勉強しとかないと不味いんじゃないですかね」 佐天「は、はは……」 佐天「初春さん……いや初春様……」 初春「まぁ佐天さんが入院してた分のノートくらいは見せてあげますか...
  • 佐天「時を止める能力……」/03
    佐天「あっ私佐天涙子っていいますヨロシクお願いします。」 上条「こちらこそヨロシク!まぁまず寺までいきませう」 佐天「そうですねッ!」 佐天「」テクテクテクテクテクテク 上条「ゼェハァハァ」テクテクテク 佐天「暑いですね~」 上条「そうですねッ涙子ちゃんこんなペース速くてよく平気だねゼェハァ」 佐天「日々の鍛錬ですよッ上条さんも頑張ってくださいねッ地図によるともうすぐみたいですよ!」 歩く事二時間――――――― 上条「やっとついたぁぁぁぁ汗でびしょびしょだぁ」 佐天「やっとつきましたね!」 住職「よくこの暑い中こんな所まで来てくれたな」 上条・佐天「(坊主じゃないッ……だと!!しかも帽子……)」 住職「あぁ俺の格好か俺はほとんど住職じゃないんだただこの寺を受けもらっただけなんでな」 佐天「なにか訳ありなんですか?」 住職「まぁそんなところだ」 上条「涙子ちゃんはここに何日いるんだ?」 ...
  • 佐天「時を止める能力……」/14
    -------------------------------------------------------------------------- ■報告書 -------------------------------------------------------------------------- ○天使の力を行使? 学園都市の中学生  佐天涙子(さてん るいこ)  Saten Ruiko  先日のアビニョンでのテッラとの戦闘時において、強大な天使の力を観測  発生源は、学園都市の女生徒である【佐天涙子】によるものと特定。  彼女の学園都市での超能力のレベルは0である。  しかし、彼女の左手に超能力とも魔術ともいえない力を確認。  その能力は“時間を操作”する能力とされる。  時間の操作といっても自由自在に操作できるわけではない模様。  以下に確認されている彼女の能力を記述する。...
  • 佐天「時を止める能力……」/16
    十月十九日という日は運命の日と人々は口にするのだろう。 人によってこの日の捉え方は違うだろうけど。 第三次世界大戦。 どれだけ奇麗事を言おうが『神の右席』が裏で糸を引いていようが 始まってしまった戦争は簡単には止まらない。 佐天「なんて、言っても……フィアンマを止めないことには戦争は終わらないよね」 佐天「学園都市とロシアによる戦争──魔術と科学の対立といってもいいかもしれない……」 佐天「この時点で“あの人”が動いてないというのは……、そういうことですよね」 佐天「第三次世界大戦が始まってからもう十日は過ぎてるわけだし……」 佐天「うーん何はともあれ、この状況を何とかしないとなぁ……」 佐天「見渡す限りの白ですね……、十月下旬とはいえ流石はロシアといったところですか」 佐天「……(当麻さんは先にロシアに潜入してるはずですが……)」 佐天「……(インデックスちゃん……)」 佐天「……(エイ...
  • 佐天「時を止める能力……」/08
    ──九月十八日の放課後のファミレス 佐天「さてさて、今年も大覇星祭の季節がやってたわよ初春!」 初春「大覇星祭ですか……私には憂鬱な季節です……」 佐天「それでも学園都市の生徒かぁぁ!出るからには頑張るのだ!」 初春「えぇ~何いきなり熱血キャラになってるんですか……」 佐天「去年までは憂鬱だったが今年は違ぁう!!」ビシッ 白井「まぁまぁ、初春の言う通りですわ……第一イメージアップだか知りませんが……はぁ……」 御坂「まぁー黒子は怪我してるから競技に参加できないし憂鬱だろうねぇ」 御坂「私もだるいわー、学校を上げてだからだし……」 佐天「あー、常盤台中学ってだけで相手チームに同情しちゃいますねぇ」 初春「お嬢様学校ですからね!何せホワイトハウスも攻略できますから!」 白井「誰が言い出したんでしょうね、そのホワイトハウスを攻略だなんて……こっちは迷惑ですわ」 御坂「まー何にせよ事実だからじゃ...
  • 佐天「時を止める能力……」/17
    一方通行「テメェはこの羊皮紙の匂いに釣られてきたワケじゃねェのか?」 佐天「その羊皮紙の匂いに釣られた天使に釣られたと言ったところでしょうか」 その時だった。 周囲一面が重圧の壁のようなもので満たされた。 見えないそれらの正体は、殺気。 裏の世界に浸かっていた一方通行でさえ感じたことの無い殺気は、人間の出せるものを超えている。 莫大な負の感情の爆心地に目をやると、薙ぎ払われた水の天使が起き上がるところだった。 雪が解け、水の天使を中心に気味の悪い音を立て膨大な雪解け水が集まる。 あっという間に巨大だった翼が、さらに凶悪さを増していった。 一方通行「露骨な野郎だ、自己紹介のつもりか?」 佐天「来ます──!!」 凶悪さを増した翼が超音速で一方通行をあらゆる角度から攻撃をする。 それを防いでいるのは、佐天涙子の真っ白な翼だった。 一方通行「……(このクソアマ……この俺を守りながら戦うってか?)」...
  • 佐天「時を止める能力……」/13
    ──十月九日── 死角というものがある。 この学園都市には沢山の死角と呼ばれるものが存在する。 例えば路地裏。 そんな路地裏を走る少女が一人と仮面を被った黒いスーツの男が一人。 佐天「ぜぇ……はぁはぁ……」ダッ 佐天「(一体どうしてこんな事に──)」 佐天「くっ……、振り切れない──」 男「止まっていただけませんか?佐天涙子。私は貴女に危害を加えるつもりはありません」 男「話をしましょう」キィン かすかに聞こえたキィン、という音はあの男の武器である学園都市製の銃声だろうか 佐天涙子の足元でコンクリートが弾ける音がした。 佐天「そんなモノ使っておいて信じられるわけないです!!」 佐天「(逃げなきゃ……、とりあえず路地裏から出ないと──)」 タッタッタ、と一定のリズムを刻みながら路地裏を抜けようと走る。 しかし中学生の足の長さでは男の、それも成人してるであろう男との距離を離す事が出来ない。 男...
  • 佐天「時を止める能力……」/05
    ──さっきまで一緒に居た、ケーキを食べていた、【友達】だと自分は思っていた。 なのにどうして、その友達がうつ伏せに横たわって、周囲の地面には血に濡れていて── ──血の海の中の友達の顔は分からない、直視できない。 目を逸らす、逸らした先に指が数本転がっていた── ──指だけじゃなかった、人間を形成する、普通は見る機会なんて一生無い淡いピンク色の── 佐天「ひっ……ぐっ……う……げほっ……うぇぇぇっ」ビチャビチャッ ──血溜まりに自分の吐瀉物混ざる、もっと気持ち悪くなった、もっと吐いた ──路地裏に広がる世界は、佐天涙子が知っている世界ではなかった。 ──気付いたら萎えていた足が路地裏から遠ざかる──。   涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔よりも酷かった『心』が少し平静を取り戻す 佐天「通報しなきゃ……白井さんに──いや警備員だよね……」 ???「あの……」 ミサカ?「少々話があるのです...
  • 人物目録/佐天涙子
    「う~い~は~る~!!」 佐天 涙子(さてん るいこ) 一人称 あたし CV 伊藤かな恵 初出 超電磁砲マンガ版  4話アニメ版 1話 能力 空力使い(エアロハンド)無能力者(レベル0) 所属 ・科学サイド・柵川中学 このページは執筆中です。加筆、訂正して下さる暇人を求めています。 概要 『とある科学の超電磁砲』初登場のオリジナルキャラ。趣味は初春のスカートめくり。 中学一年生とは思えないけしからん発育のいい体型をしている。 貴重な無能力者枠のレギュラーキャラ。 柵川中学に在席する中学一年生。初春とはクラスメイト。 身長160センチ、体重46キロ。スリーサイズは上から79・58・80。 歳並みにミーハーな性格で噂話や流行に敏感。アイドル歌手の一一一のファンのようだ。 またレベル5である美琴と初めて会うシーン...
  • 佐天「時を止める能力……」/06
    「おら、死ぬ気で避けなきゃホントに死ンじまうぞォ!」 「はっ!!オマエは何回殺されてると思ってンだっつのっ!!」 「…………」     「ふン、さて、今日の実験終了のお知らせってかァ?」           ──あたしの【友達】から離れてください一方通行さん     一方通行「コーユー場合ってよォ実験ってのはどうなっちまうンだ?」 一方通行「頼むぜ『実験動物』よォ、関係のねェ一般人なンか連れ込ンじゃってよォ」 一方通行「使い捨ての人形じゃなくてマジモンの一般人とか──」 佐天「ちょっと黙っててもらえませんか?不愉快です」シュッ 一方通行「なっ!?何時の間に移動しやがった!!」 『──、何を、何をやっているのですか、とミサカは問いかけます』 佐天「何って、友達のピンチに駆け付けちゃ悪い?」 『──、訳が分かりません、ミサカは単価にして十八万円でボタン一つで製造できる──』 佐天「単価とか、ど...
  • 佐天「時を止める能力……」/02
    チュンチュン ジリリリリリリリリ ガッ 「今日も1日頑張らなきゃ!」 「……………けど二度寝は最高に『ハi……………ってやt…むにゃむにゃ」 ――――――――とある道路の横断歩道 佐天「遅刻だぁッーーーー」 「早く青になってよぉ!!」 「信号無視だけど今なら行けそう!!」 プーーーーーーーー 「キャッ!デジャブゥッ」 ドォォーーーン!!! 「怖かったぁぁぁぁぁ!!」 トタットタットタッ   佐天「ん?むちゃくちゃ長い気がする…………」 「もうすぐ15秒ぐらいまでいくじゃん!」 パァァァァァン 「………ふぅ……もしかして…………レベルアップしてる!?」 「そんな事はおいといて学校に間に合わないィィッ!!」 ―――――――― キーンコーンカーンコーン タッタッタッッタ 佐天「うはッ間に合ったゼェハァ」ハァハァ 初春「佐天さん遅いですよぉ」 佐天「……うハァハァんハァ(時間を遅らせなが...
  • 佐天「時を止める能力……」/10
    ──九月三十日── 佐天涙子の朝は遅い。 学園都市ご自慢の目覚まし時計も彼女を目覚めさせることは出来ないようだった。 佐天「ん……むにゃ……んなー……」 時刻は現在午前8時10分。 明日から衣替えなので今日は午前中授業である。 本来ならば初春飾利という佐天涙子の友達が毎朝起こしに来てくれるのだが──。 初春「…………zzz」 彼女達のルームメイトは薄情である。 否、一応声は掛けてあげたのだが……どうやら目覚めには至らなかったようだ。 現在午前8時25分。 初春「……ん?……もうすぐ7時半ですか……もうちょっとだけ寝ていましょう……」 初春「…………!?」バッ ──佐天涙子の九月三十日の朝は、遅かった。     ──いつものファミレス── 佐天「だからー謝ってるじゃんー許してよー」 初春「佐天さんが昨日ずっと寝かせてくれなかった所為で私まで遅刻しちゃったじゃないですか!!」 佐天「ごめんごめ...
  • 佐天「時を止める能力……」/04
    さらに幾日後 ──八月十五日 佐天「今日でこのお寺ともサヨナラかぁ~」 住職「寂しいかい?」 佐天「う~ん、ちょっとだけ寂しいですね」 佐天「自分を見つめなおして、『力』を知ることが出来ましたし」 住職「ははっ、『力』を知れたのは俺や寺のおかげじゃないさ」 住職「……そう佐天ちゃん自身の努力の賜物さ、俺は助言しただけにすぎない」 佐天「それでも、感謝してます住職さん、ありがとうございました!」 住職「どういたしまして、さっ急がないと日が暮れちゃうよ?」 佐天「あっ!そうですね!では……ありがとうございましたー!また~」テクテク 住職「あぁ、またな」 住職「…………」 住職「…………!!」ダッ タッタッタッ 住職「佐天さん!」 佐天「えっ?何か忘れ物でもしました?」 住職「いや…………」 住職「気を、付けて……な」 佐天「あはは、心配には及びませんよ!えっと……当麻さんが守ってくれますし/...
  • 佐天「時を止める能力……」/15
    ──午前十二時── 日付の変更と共にそれは起こった。 各地の都市の病院や警察署などの主要施設が大勢の軍人や警官によって封鎖された。 彼らは『騎士派』あるいは『王室派』の第二王女派閥の息がかかった集団だった。 造幣局や、宗教的な意味のある宮殿などが占拠された。 そこを守るはずの人達である警備員や、騎士達によって。 地方議会、裁判所も例に違わず。 各地の城も、そこを守っていた人間達によって陥落していった。 各地で悲劇が起ころうとしていた。 もちろん『清教派』の魔術師達──『必要悪の教会』の面々も侵攻の対象だった。 勿論イギリスの三大一派である清教派の魔術師達も無抵抗のまま侵攻されたわけではないが 数が違った。 カーテナ=オリジナルの力を借り『天使の力』としての力を部分的にとはいえ使う敵の数が。 一人、二人程度なら時間稼ぎとは言わず均衡は出来るほどの力を持つ魔術師は多々居る。 しかし、あまりにも...
  • 佐天「時を止める能力……」/11
    ──虚数学区・五行機関が部分的な展開を開始。 ──該当座標は学園都市第七学区のほぼ中央点。 ──理論モデル『風斬氷華』をベースに追加モジュールを上書き。 ──妹達を統御する上位固体『最終信号』は追加命令文を認証。 ──これより学園都市に『ヒューズ=カザキリ』が出現します。 ──関係各位は不意の衝撃に備えてください。       先ほどから気にしていなかったが、学園都市は今雨が降っている。 普段の学園都市とは違い九割の人間が昏倒しているので道路に車といった照明といったものは乏しい。 それは建物も同じで、まるで学園都市に誰も居ないような気にさえさせる。 ──そんな街の一角で、莫大な閃光が溢れる。 光の中心点の僅か数十メートルに佐天涙子はいた。 轟ッ!!という先ほど高校生くらいの女の人が居た地点から無数の翼のようなものが吹き荒れる。 周囲にはビルといった建物があるが、そんなものは関係ないとばか...
  • 佐天「きまぐれ」 初春「れぐまき」
    佐天「暇だね」 初春「そうですね」 佐天「何か無いかな?」 初春「そうですね」 佐天「明日もいい天気かな?」 初春「そうですね」 佐天「花ちぎっていい?」 初春「おま馬鹿止めろ!!!」 佐天「そうですね」 初春「お前次言ったらはったおすぞ!」 佐天「そうですね」 初春「どつきまわすぞ」 佐天「どついた上にまだまわすとかひどくない?」 初春「やだ佐天さんったらエロい」 佐天「エロい?」 初春「エロい……」 佐天「エロ……エロいといったら白井さん!」 初春「白井さんといったらでーすーの!」 佐天「ですのといったらガーモーウ!」 初春「ガモウといったら……ガモウ?」 佐天「ガモウ」 初春「鴨羽?」 佐天「!」 初春「空飛びたいですねー」 佐天「飛びたいねー」 佐天「空飛べる能力とか欲しいねー」 初春「私の能力の応用で何とかならないかなー……」 佐天「初春の能力ってなんだっけ?」 初春「秘密です」...
  • 佐天「きゅ、吸血殺しの紅十字ッ!」/第一部/2
    ――第七学区、とある廃ビル 佐天弟『姉ちゃん超能力者になるの?カッケー!』 佐天『へっへーん!』 佐天母『涙子、お母さん今でも反対なんだからね』 佐天父『アッハッハ、母さんは心配性だからな』 佐天母『頭の中いじられるなんて、やっぱり怖いわ』 佐天『全然そんなことないって』 佐天母『はい。お守り』 佐天『うわぁー、非科学的……』 佐天母『何かあったら、すぐ戻ってきていいんだからね。 貴女の身が、なにより一番大事なんだから』   ……… …… …     佐天(ごめん、お母さん。私結局超能力者になれなかった。 あんなに心配して、あんなに期待して、あんなに大切に私のこと思ってくれたのに……。 ごめんさい、お母さん……) 佐天「お母さん……」ツー 「あら、お目覚め?」 佐天「えッ?」 佐天(あれ、何ここ?私なんでこんなところにいるの?) 「おはよう、見知らぬ魔術師さん」 佐天「なッ!?」バッ ロー...
  • 佐天「…アイテム?」2
    あらすじ 佐天涙子は幻想御手で昏倒していたが、そこから復活し補習を受けていた。 そんな補習も終わり、学生寮に帰った8月の第一週の日。家に送り主が分からない小包が。 それをあけるとタブレット型携帯電話と百万円が。 携帯電話を起動すると男と通話することになる。 男は佐天と町田で会おうと提案する。 佐天は昼寝して町田に行く決意をする。 ――佐天の学生寮の部屋のバスルーム シャワーの温水を浴びて佐天は汗を流していた。 彼女が汗をかいた理由――おそらくそれは彼女の夢の内容に依るところが大きい。 佐天はシャワー浴びつつ、通話していた内容と夢の内容とを反芻して思い出す。 電話してる時の相手が言ってた『能力者に嫉妬してる?』という言葉。 その指摘は正しいと言わざるを得ない。 佐天の頭の中でその言葉が浮かんでは消え...
  • 佐天「時を止める能力……」/18
    ──とある少女の為に、全部のこさず一人残らずぶっ飛ばせるくらい強くなるからと誓った少年がいた。 上条「イン……デックス……、おいインデックス?」 彼女のトレードマークである真白い修道服は── ──白い箇所が逆に目立つほど血で赤く染まっている。 インデックス「とうま……聞いて、ほしいんだよ」 インデックス「とうまは……覚えてないかもしれない……けど」 上条「もう……いい……喋るな……すぐ助けが──」 インデックス「とうまと一緒に暮らしていた日々でね……“幸せ”を数えたんだよ」 インデックス「でもね……幸せを数えてたら、指が足りなくなって……っ」 上条「しっかりしろ、頼むから……!!」     「とうまに出会えて、よかった──」    ◇ ──罪を背負いながらも、善の道を歩もうとした少年がいた。 一方通行「あの日まで俺ァ……死ンでたンだ……」 一方通行「あの日から、オマエに……沢山のモノを貰っ...
  • 佐天「あ、あの!お名前をっ!」上条「名乗る程の者じゃないよ」
    これは超電磁砲と幻想殺しが出会う少し前の 甘酸っぱくてほろ苦い、淡い淡い恋のお話…               初春「さ、さ、さ、さ、佐天に彼氏ができたんですかぁ!?」 佐天「ちょっと初春!声大きいよ!」 初春「で、で、本当なんですか!」 佐天「うん。実はね。それで今日はその人と会うからゴメンね?」 スタスタ 級友1「涙子も大人になったねぇ。ね、初春。」 初春「…………」 級友1「?」 初春「佐天さんに男が出来た…佐天さんの純潔が…」ブツブツ 級友1「」 初春「級友1さん!!私に今すぐ病院を紹介してください!!」 級友1「え?初春どこか悪いの」ビクッ 初春「えぇ悪いですよ!私にアレが無いばっかりに佐天さんは悪い男に捕まって!」 級友1「ちょ、ちょっと初春落ち着いて!」 初春「落ち着いていられますか!佐天さんの純潔は私が貰うんです!」 級友1「」 初春「さぁ早く!私にアレを!アレを付けてくだ...
  • 佐天「きまぐれ」 初春「れぐまき」②
     ★ 前回までのあらすじ ★ 木山春生は名前が変換しにくいことを気にする魔法少女である その日も世界の平和と調和を祈って日課の掲示板荒らしに精を出していた     しかし――!   木山「こ、これは……! まさか!?」 そこで彼女が見た者とは? 果たして、土御門と青ピに出番はあるのか? 何故黒妻先輩からは二次創作に登場するオリキャラの臭いがするのか? 次回、リリカルストロベリー木山・第三話『登場ゲッタードラゴン!!』 あなたのハートにマジカルチェックイン!             佐天「さてと……じゃあ気を取り直して動物園を見て回りましょうか」 初春「そうですね」 美琴「ところであの檻に入れられてる黒子は放っといていいの?」 初春「いいんじゃないでしょうか。幸せそうだし」 佐天「本人が望む幸せが一番ですよ」 初春「そうです。他の誰かが押し付ける幸せなんて、そんなものは偽者です!」 美琴「う...
  • 佐天「…アイテム?」5
    あらすじ 佐天は初めての仕事の依頼をつつがなく終了させた。 ターゲットは死なずに済んだ。 そしてアイテムに電話をすることが彼女の日常になっていく。 アイテムのメンバーは彼女の事を電話の女と呼んでいます。 因みにスーパーマリン社の産業スパイ摘発以後、佐天の元に寄せられた仕事の依頼はこんな感じだった。 1:クローン技術漏洩に関して容疑がもたれている品雨大学教授の“処分” 2:横田基地の米軍将官達と学園都市の理事会員達主催の友好記念祭りの警邏活動 3:日本国防衛庁幹部の学園都市兵器群の視察団の護衛 例えば、防衛庁幹部が学園都市に来園した時、絹旗は警備員に扮したテロリストが乗っているハマーを叩きつぶした。 その手際は防衛庁幹部をテロの恐怖におびえる暇を与えず、むしろその手際の良さから彼らの拍手を誘った。 また、横田基地の交流祭りでは...
  • 佐天「…アイテム?」9
    今までのあらすじ 佐天は学園都市の防諜部隊、アイテムに連絡する電話の女になる。 夏休みのさなか、学園都市内のいくつもの施設がサイバーテロの被害を受けていることが判明する。 そのサイバーテロを防ぐためにアイテムに出動命令が下る。 テロの首謀者はなんと佐天の友人の御坂美琴だった。 彼女はアイテムの構成員フレンダを辛くも撃破したが…? ――フレンダと美琴のいる施設 「ちょ…マジ?」 フレンダの上ずった声が聞こえる。 美琴に隙を突かれた彼女は今、危機一髪の状況だった。 幻想虎鉄(イマジンソード)がフレンダに一閃して振り落とされようとしている。 美琴は口元を歪め「さようなら♪」と言いながら刀を振り下ろしたが、その切っ先がフレンダを捉えることはなかった。 ズアアアアアア! とてつもない光の奔流が美琴の至近を...
  • 佐天「きゅ、吸血殺しの紅十字ッ!」/第一部/6
    ―――第七学区、柵川中学校 キーンコーンカーンコーン♪ 大圄「じゃあ今日はここまで。日直、号令ー」 「きりーつ、礼」 大圄「はい、さようなら。気をつけて帰れよ」 ガタガタッ、ザワザワッ 「帰りどっか寄ってく?」 「セブンスミスト行こうよ。一一一(ひとついはじめ)のアルバム買わなきゃ!」 「えー、そんなのDLすれば良くない?」 「何言っての! 特典のためにCDを最低十枚は買うのがファンのあるべき姿だよ!」 「どこの世界の話さ、それ?」 ザワザワッ 佐天「…………」 ……………………………… …………………… ………… ステイル「魔術を使えば、君は…………死ぬ」 佐天「えッ……」 佐天「嘘でしょ、そんな……。嘘なんだよね? 私を諦めさせるための脅しだよね?」 ステイル「嘘でも脅しでもない。本当のことさ」 佐天「どういうことなの? 死ぬって……」 ステイル「能力者は魔術を使うことができないんだよ...
  • 佐天「きまぐれ」 初春「れぐまき」④
      カランカラーン固法「やっほー皆」初秋「あ、ラーメン大好き固法先輩だ」佐天「こんにちわー。今日もいいおっぱいですね」テレス「キャラが被るから帰れ」美琴「えーっと……えー……あ、そうだ眼鏡が――固法「眼鏡をかけてラーメンを食べると油が跳ねたり湯気で曇ったりしてすぐに痛んじゃうのよ」佐天「じゃあ嫌いなんですか?」固法「ううん。大好き」初秋「ワンモア」固法「ううん。大好き」初秋「ううん無しで。ワンモアセッ」固法「大好き」初秋「私そっちの気ないんでお断ります」固法「そうなんだ。で、何だって御坂さん?」美琴「……いえ」 初秋「じゃあ固法先輩も来たしそろそろ始めましょうか」佐天「そうだね。四人そろったし」テレス「四人でやることっつったらあれだな」固法「そうね」美琴「うん……うん?」初秋「ババ抜きしましょう。全力で」佐天「私今日の為に昨日からご飯抜いてきたんですよ」テレス「ほーう。張り切ってるじゃね...
  • 佐天「…アイテム?」4
    あらすじ 佐天はマネーカードを拾って一枚を給与振り込み様のカードに。 麦野と浜面はいびつな関係です。 フレンダの本名はフレンダ=ゴージャスパレスと言うことが判明しました。 ――佐天の学生寮、二十一時頃 「ただいまーって誰もいないかー…」 佐天は疲れた身体を引きずる様にして帰宅した。 彼女は指令にあったマネーカードを午後に送信された配置予想図に従って回収していた。 その後、気付けば日が暮れはじめており、作業を中断し、暗部に堕ちた当日に貰ったお金で軽く買い物を済ませた。 (はぁーあ…適当にマネーカード拾ったけど、これ拾う事で何の意味があるんだろう?) 佐天は拾ったマネーカードをトランプのババ抜きのように広げてみる。 見た目は何も変わらないフツーのマネーカードだ。 何か細工が施してあるとも思えない。 (このカードなんだろ…ってかそうだ、これのカードの中から一枚番号選ばないと!) 佐天はL銀行のカ...
  • 佐天「…アイテム?」17
    あらすじ フレンダは外国人を積極的に受け入れている第十四学区に向かっていく。 そこでステファニーを知る人と出会うものの、現在のステファニーの状況に繋がる情報は得ることが出来なかった。 しかし、フレンダはステファニーと一緒に行動していると思われる傭兵の正体を掴む事に成功する。 その情報を得ようとし、彼女は翌日に向けて滝壺と一緒にちょっとキスして休む。 同日、ステファニーと砂皿緻密が学園都市に来学する。 姉と妹の思いが交わるとき、物語は始まる――! ――翌日 ステファニーは宿泊した調布付近のホテルで目を覚ます。 「うー…今何時?」 寝起きの顔にはまだ少しだけ少女の様なあどけなさが残っている。 彼女は起き上がる。 気づけば隣のベッドで寝ていた砂皿がいない。 砂皿さん、どこ...
  • 佐天「…アイテム?」index
    元スレ 時系列は幻想御手を使って昏倒した後。夏休み。 以前総合に投下した作品、 麦野「電話の女ってどんなやつなんだろうね」 の長編改編作品です。 ダークな雰囲気でやっていきたいと思います。 取りあえず、少し投下しましょう。 注※話現実性を持たせたい!というわがままで実際の製品名が出ることもあります。 後、ファッション描写が無駄に凝っている可能性があります。 それよりももっとちゃんとするべき所が…という指摘もあるでしょうが、自分の今注げる全力でやっていますので、ご容赦を 匙投げないで完遂させます。では、 (第一部) 佐天「…アイテム?」1 佐天「…アイテム?」2 佐天「…アイテム?」3 佐天「…アイテム?」4 佐天「…アイテム?」5 佐天「…アイテム?」6 佐天「…アイテム?」7 佐天「…アイテム?」8 佐天「…アイテム?」9 ...
  • 佐天「きゅ、吸血殺しの紅十字ッ!」/第一部/1
    ――学園都市、第七学区   佐天「はぁ……。また今回も結果は変わらず、かぁ……」 佐天「まあ分かってはいたけどね。 前回の身体検査(システムスキャン)から まったく何も変わってないし。 でも……」 佐天「レベル0っていうのは、やっぱ嫌だな……」 とぼとぼ 佐天「幻想御手(レベルアッパー)の事件で反省して能力開発頑張ってるはずなんだけど」 佐天「やっぱり『自分だけの現実(パーソナルリアリティ)』ってやつかな。 でもあれって、つまりは妄想、だよね……」 佐天「じゃあ私には妄想力が足りないってこと?ならばッ!」 佐天「はああぁぁ……」ギュッ 佐天(私はレベル5の能力者。能力はえ、えーと…… そう!発火能力!!よく知らないけど、なんか強そうだし。 今までもこの力を使って、なんか、こう……この街に巣食う悪と戦ってきたのだ!! あれ?でも学園都市の悪ってなんだろう? 木山先生みたいな人かな?でもあの人...
  • 佐天「…アイテム?」19
    あらすじ 佐天がフレンダと滝壺と一緒にテレスティーナの所属しているMARに向かう。 そこでステファニーと共に行動している傭兵砂皿緻密の情報をキャッチする。 その砂皿が佐天の護衛役としてテレスティーナの連絡でやってきた。 砂皿はフレンダに伝言して欲しいと佐天に告げる。 一方で木原数多とテレスティーナはその行動に不審を感じつつ、徐々に部隊を集め始めていた。 ――ランクルで待機するステファニー 助手席でFEN(在日米軍放送)を垂れ流しにして聞いているステファニー。 しかし、視神経は飽くまで柵川中学学生寮の周辺に集中している。 ステファニーの乗っているランクルの後方にある雑居ビル。 彼女はそのビルをちらと見る。 逆光でよく見えないが、雑居ビルの屋上に僅かに何か光って見えた。 (ん?...
  • 佐天「…アイテム?」23
    あらすじ 木原数多率いる猟犬部隊は砂皿緻密がいると思われるホテルに強襲をかける。 しかし、強襲は失敗し、逆に隊員達の内の何人かが死傷してしまう。 その状況をホテルの外で見ていた数多の車の前をハーレーが横切っていく。 そのハーレーを追撃していくと、正体は何と女(ステファニー)だった。 彼女の正体を確かめるために猟犬部隊は一度帰還し、体勢を整える。 ちょうどその頃、佐天の家には砂皿がいて…。 ――同日柵川中学の学生寮 猟犬部隊とステファニーの追撃戦が始まる少し前。 早めにホテルを出た砂皿はアイテムの連絡係りである佐天と接触していた。 時刻は少しさかのぼって、午前中。 「…私の、護衛役を放棄し、地下に潜伏する?」 「あぁ。そういうことになるな」 佐天は砂皿の言った事を反芻する。 ...
  • 佐天「きゅ、吸血殺しの紅十字ッ!」/第二部/2
    ―――ロンドン、日本人街、とあるアパートの共同台所 五和「あッ、佐天さん、おはようございます」 佐天が共同台所を覗くと、そこでは五和が朝食の準備をしていた。 まだここでの生活に慣れていないものの、朝食の準備は彼女の日課らしい。 佐天「おはようございます。何か手伝いましょうか?」 五和「そうですね。じゃあ食器をテーブルに運んでもらっても大丈夫ですか?」 佐天「了解です!」ビシッ 五和「フフ、じゃあお願いします」 佐天「それじゃあ、よっと……」 「おッ、佐天嬢、今日は早起きなのよな。それに朝食の準備の手伝いとは、感心感心」 佐天「おはようございます、建宮さん」 クワガタのような髪型をしてだぼついたシャツとジーンズの男、建宮が台所に顔を出した。 佐天は建宮が『天草式十字凄教』と呼ばれる一団の教皇代理だとここに来たときに聞かされたが、 一体何が教皇『代理』なのか未だによく分かっていない。 とりあえ...
  • 佐天「きまぐれ」 初春「れぐまき」③
      こうして婚后さんは正義の制裁によって土に返りました死体が見つかるとやばいので常盤台中学のグラウンドの隅に埋めることにしましたそのとき一緒に泡浮さんも埋めましたあの二人は地面の下で幸せに暮らしていることでしょう湾内さんはワンワン泣いてました湾内だけに(笑)埋めましたそのときの左天さんのやり遂げた顔は今までに見たことが無いほど清々しいものでした右手に掲げたスコップが金属バット以上に似合っていてああ、この人はきっとこのために生まれてきたんだなぁ、とそんなことを考えて、知らない間に哀れみの視線を向けていましたスコップで殴られました       春が過ぎて、夏が来ました私達が死体のこともすっかり忘れ去り、いつものように御坂さんを弄って遊んでいたときの事ですベネズエラにいる個法先輩から、一通のメールが届きました 「死体ノ ニオイ カクセ」それが、事件の始まりでした……私達の日常は崩れ去り、学園都...
  • 佐天「きゅ、吸血殺しの紅十字ッ!」/第一部/5
    ―――第七学区、とある広場 佐天「―――はい、お待たせしました。白井さんの『あずき生クリームクレープ』」スッ 白井「ありがとうございますの」 佐天「そして、こっちが御坂さんの『ストロベリーチーズクレープ』」スッ 御坂「あ、ありがと……」 佐天「で、これが―――」 初春「はいはい! 私の『カスタードアイスブルーベリー生クリームチョコクレープ』です!!」 佐天「一度も噛まずに言えたことに感心しちゃうよ……。はい」スッ 初春「ありがとうございます♪」 佐天「そして私は『メロン風味の生地だけクレープ』……。ハハッ、不幸だ」ずぅぅん 御坂「佐天さん、ホントにいいの? 私たちの分まで奢ってもらっちゃって?」 白井「そうですわ。初春はともかく、私たちは自分で買うつもりでしたのに」 佐天「い、いや、いいんですよ。迷惑をかけちゃったお詫びです。気にしないでください」 初春「そうそう、遠慮なんてしてちゃダメで...
  • 佐天「…アイテム?」13
    あらすじ 佐天の指示の元、アイテムは美琴とSプロセッサ社で戦火を交えた。 その頃、北京のゲットーで行われた華僑の掃討戦。 華僑の資料をあさっていた、砂皿緻密とステファニーはアイテムと書かれた冊子を見つける。 そこに記載されていたのはステファニーの実の妹、フレンダだった。 ステファニーは砂皿と協力して学園都市に向かうことを決心する。 第二部> ――八月下旬 相変わらず暑さが続く。 佐天は柵川中学の制服のポケットから鍵を取り出す。 最近、白井たちと一緒に行ったゲーセンで取ったUFOキャッチャーのゲコ太ストラップがついている鍵を取り出す。 「ただいまー」 ガチャガチャとドアを開け、ローファーを揃えずに脱ぎ、学校のバックをぽいっと投げる。 そしてベッドにぼふん、と倒れかかる。 ...
  • 佐天「きゅ、吸血殺しの紅十字ッ!」/第二部/1
    ―――ロンドン、『イギリス清教』女子寮前 佐天「…………」 ボーッと佐天は目の前の古めかしい建物を見上げた。 ステイル「おい、何を呆けているんだ」 佐天「……いやぁ、あれよあれよという間に連れて来られたから、実感が沸かなくって」 ステイル「まあ無理もないが、君は今日からここで暮らすんだよ」 佐天「そうだよね、私、ロンドンで生活していくんだよねぇ……」ボーッ ステイル「もちろん。だからもっとシャキッとしらたどうだい」 佐天「う、うん……! 今からここに住んでる人達と会うんだよね。  うぅ……何か今度は緊張してきた……!」 ステイル「面倒な性格だね。何をそんなに緊張することがある?」 佐天「これから一緒に生活する人たちに会うんだよ? 緊張もするって」 ステイル「そんなものかね……」   そう言ってステイルは、佐天と同じように目の前の建物、『イギリス清教』女子寮を見上げた。 ステイル「しかしおか...
  • 佐天「…アイテム?」15
    あらすじ アイテムはフレンダの任務が終わり、ちょうどファミレスでお昼ご飯。 その頃、学園都市の暗部の連絡要員を集めたテレスティーナ主催の会合に参加した後 初春とランチをする約束をしていた佐天は待ち合わせをした後、ファミレスにはいっていく。 レストランのドアを開けるとカランカランと入店を知らせる音が聞こえる。 佐天と初春はウェイティングのかかっている状況の店内を一瞥する。 ワイワイガヤガヤという擬音がまさに当てはまる情景だった。 ランチの時間帯、しかも駅前、そんでもって夏休み。 来店してください、と言わんばかりの立地にあるファミレスはこの日、案の上、大盛況だった。 そしてそのファミレスに佐天と初春はやってきた。 「うげー…込んでるね…どうする?他にする?」 「他って言っても…この時間帯はどこも同じだと思...
  • @wiki全体から「佐天「ポケットから秘密道具を取り出せる能力かぁ」」で調べる

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