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101:獣の試練(20608~20879)
彼等の頭上を行った黄金の鷲は、獣たちの魂の集合体、霊獣であった。アレキスと行動を共にしていたアスクレピオスが言うには霊獣の持つ核の欠片をマチュピチュに隠された核燃料に落とされると、世界は核の炎に包まれ、人類は滅亡してしまうのだと言う。親方達もその事実こそ知らないものの、直感的に危機を感じ、霊獣・リィビヨンを追ってマチュピチュへと向かうのだった。
マチュピチュに作られた迷宮の奥、リィビヨンに追いついた親方達は、人類を滅ぼし、世界を一度リセットしようとする彼を止めるため、彼の試練を潜ることになる。二度の試練の結果、彼、そして彼を構成する獣たちは人類を認め、滅ぼすべしとした決定を覆すのだった。
すべてが終わったかに思えた時、霊獣の持っていた核の欠片…人工太陽が変化を見せる。熱を帯びたその中に、胎児の姿が浮かび、岡島をその中へと招くのだ。その中で彼を待っていたのは、彼の黒き心、心の問いかけに、岡島は不器用ながらも答えを出す。その答えは、彼の邪気眼の力を高め、結果、彼に宿るU.N.オーエンを顕現させるに至るのだった。
101.5:殴り合い語り合い、そして始まる憎しみ合い(20880~20999)
獣達による人類滅亡の危機も乗り越え、一息つく一行。そんな中親方は獅子に勝負を挑む。彼女曰く、彼と戦う事で何かが見えると思うのだと言う。勝負の結果は引き分けに終わるが、それも彼女にとっては無価値ではないのだろう。
アレキスと合流した親方達は、ホテルで出会った弥太郎を伴って京都へと帰還する。だが、その京都では、異変が彼らを待ち受けていた。暴れだすのは、日本と言う国の憎しみ、生を呪う死者の念。
102:憎悪の女王、呪いの覇王(21000~21237)
京都へと戻った親方一行だが、親方は一人異変を察知していた。彼女は小楠達を巻き込むまいと、一人異変の元凶の元へと向かう。だが、その道中カヤとヴェアーによって異変の正体を知らされる。自身が彼らを置いてきたことで逆に彼らを死地においてしまった事に動揺する親方だったが、カヤの説得により彼らの守護をカヤとヴェアーに任せ、自身は異変の元凶…琵琶湖の湖畔にそびえる巨大城を止める事を決意する。
結果として異変を察知したヘイムによってGAは保護され、後は呪いの元凶を倒すだけとなる。巨大城を守る呪いの将達を下し、店主最上階へと辿り着いた親方を待ち受けていたのは、第六天魔王、織田信長。彼は自身がしたシヴァとの契約を語り、親方へと問いを放つ。そして親方の返答が、彼と親方の激突の合図となるのであった。
一方、アスクレピオスと会話するアレキスには、一つの転機が訪れようとしていた。彼が守れず失ってきた数多の事物、その一つ、最も大切な一つを、取り戻すと言う転機が
103:もう一度会えるなら、ここに戻ってその姿を(21238~21310)
アスクレピオスに、自身の愛した少女、レイの事を話すアレキス。アスクレピオスはそんな彼に『彼女を取り戻すすべがないわけではない』と告げる。その術とは彼にとって大切な思い出と、臓器をささげる事で死者を呼び戻す『死者蘇生』だった。
逡巡するアレキス。しかし彼はレイを呼び戻すため、自身と、彼が前に愛した吸血鬼、テレーズの間の思い出を捧げる事を決意する。そして儀式は成り、その末に彼は自信の失った大切な人、クリシスを取り戻す。アスクレピオスの語る今のクリシスの不安定な状況も、今の彼を惑わせることは無い。彼は、今度こそクリシスを守ると決めているのだから
信長と対決した親方は、全力を持って戦い、ついに彼を打ち倒す事に成功する。信長は親方の力、気概を認めると、自身の知る真実を語る。『シヴァを始めとする七人の魔王は既にいない』と、彼が言うには、魔王達は呪いとなったある人間によってその力を奪われ、飲み込まれたのだと言う。信長はその人間が必ず親方の前に立ちはだかる事を告げると、満足そうに黄泉へと還っていったのだった。
信長が消えた後、親方の前にもう一人人間が現れる。その人間は、信長の家臣滝川一益、その姿を借りていた影宮錬奈と名乗る女性だった。彼女もまた、親方に彼女の姉…影宮怜奈達の企みを告げ、姿を消すのだった。