辛酸の馬
(シンサンノウマ)
性別:男
所属・階級:カノッサ機関保安部隊第七師団長
能力・魔法など:「辛酸」と「人」の双邪気
保安部隊第七師団隊長を務める。
機関で人工的に邪気眼を覚醒させられた実験体。
かつては、自身と同じく人工邪気眼の実験体でありながら、カノッサ機関の精鋭部隊にまでなった「鉄槌」に憧れていた。しかし、彼らが造反した事に大きなショックを受け、以降は彼らを嫌い、自身の手での粛清を望んでいた。
ちなみに「辛酸の馬」というのは、以前は「鉄槌」に心酔していた彼が、今は最も嫌っており、彼らと同じくマインド系の人工邪気眼を持つ事から、皮肉って付けられた。そして「馬」なのは、「鉄槌」の面々には到底及ばぬ「馬鹿」な「駄馬」という意味である。本人はこの呼び方を嫌っているが、保安部隊でのコードネームは今の所、「辛酸の馬」のままである。
山神、月影、と同じく以前からバルティア直属の部下である。
第七師団の極東支部への配置は、彼の強い希望によるものである。
そして念願叶って鉄槌と交戦するも、山神らの介入で決着はつかなかった。
が、当人は憧れの人達と戦えて満たされたのか、倒すのでは無く、越えて見せると宣言し、粛清は止めた模様。
黒褐色の瞳、灰銀色のくせ毛頭の優男。
かつては黒髪だったが、邪気眼開眼の副作用でこうなったらしい。
「辛酸」の邪気眼はまさしく相手が「辛酸を嘗める」能力。
自身の周囲にいる任意の人物の五感を完全に支配し、相手が最も苦痛を感じる状態を作りだす。そして、トラウマや嫌悪、憎悪の対象が有る者やその度合いが激しい者ほど効果が大きい。
「人」の邪気眼は「人を使う力」を持つ。
自身の視界に捉えた人間の位置、肉体、感情、記憶、能力などを別の人間のそれと入れ替えることが出来る。