Act 2:”疑念(追跡)”

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Act 2:”疑念(追跡)” - (2014/02/01 (土) 22:38:27) の1つ前との変更点

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#contents ---- #region(あわねパート、行動計画について。) あわね:やりたいこと1ツ目:「大事な用事」を済ませに行ったロアナさんが一体どこへ行ったのかを、覚醒による追跡で調べること。 あわね:やりたいこと2ツ目:木綿子さんと会話し、木綿子さんの目的の当たりをつけること(PL推理だと、比較的に穏当な依頼を受けている気がするので、割と簡単に話してもらえると類推) あわね:やりたいこと3ツ目:龍神の涙とは何なのか、きちんと裏をとること(ひょっとしたら、まだ把握してない隠された真実があるかもしれない。) あわね:この三つです。概ね、PL内での優先順位もこの順番です。 GM:一つ目。 GM:覚醒体を追跡させ、ロアナの行動を確認し、報告させるということ? あわね:概ね、ときこさんは味方としてカウントしてももう良さそうなのと、 あわね:「ロアナさんは危険そう」という話を持ちかけることにより、ロアナさんをダシにして仲間意識を作ることにより、 あわね:木綿子さんの口を緩ませにかかる、という予定で行きましょう。 GM:つまり、燈祈子と木綿子には追跡したことを教えても構わない、と? あわね:ロアナさんに探りを入れることを、二人には堂々と宣言しながら使うことにします。 GM:分かった。判定だけ見よう。属性使いの判定求む。 あわね:はい。えーと、 &bold(){判定[あわね] 12+3D6 = 12+[6,4,1] = 23 }追跡 &bold(){判定[あわね] 12+3D6 = 12+[1,2,2] = 17 }覚醒 GM:覚醒ファンブルです。 あわね:ふぁんぶったー!? GM:聞くの忘れていたけれど、覚醒体の大きさってどのぐらい? あわね:見つかるとまずいので、限界まで小さいやつにします。 あわね:あ、小さい覚醒は安いんだった。もういっかい判定します。 &bold(){判定[あわね] 12+3D6 = 12+[4,2,3] = 21} あわね:手のひらに収まる超小型の空力翼艇が、内蔵ののカメラとマイクを展開しながらふわりと浮かびます。 GM:大きさは10cmとみなすよ。 &bold(){判定[あわね] 1+3D6 = 1+[2,4,5] = 12 }追跡判定 GM:まぁ、属性使い追跡の効果で、追跡は23として扱うよ。 GM:帰りを待たないと何が起こったのかは分からない。 GM:帰って来てからメモリを解析できる。 あわね:では、空力翼艇に内蔵された機能とします。 GM:ふたつめは、ロアナ以外の3名のシーンを組む。 GM:なので、それまで待ってほしい。 あわね:はい、ありがとうございます。 GM:みっつめは、どこで調べるかによるし、ふたつめで希望するのと時間的に競合する。 GM:とりあえず、木綿子のもくろみを見つけるのと、竜神の涙について調べるのとどちらかにしてほしい。 GM:優先順位的にこちらは後回しでよいかな? あわね:なら、二つ目を優先します。 GM:了解。これで全部だね? あわね:はい、これで全部です。 #endregion ---- **人間の里 自警団屯所前:燈祈子、木綿子、あわね #region(燈祈子、木綿子、あわねパート) GM:ロアナが去ってしばらく後、あわねが何かをロアナの去った方向に飛ばした。 GM:空力翼艇に似た形をした、空気の圧縮体である。 あわね:何か――小型ガス圧縮装置による力学的な浮力を利用した自立稼働小型カメラとマイク――は、どうやら話の吸血鬼を追って飛び立ったようだ。 あわね:データは、風の覚醒体。 あわね:「……。不躾ながら、お二人にお聞きしたいことがあります……。あの吸血鬼、どう思いますか……?」 あわね:放った何かへふたことほど話しかけてから振り返り、ポツリと聞く。 木綿子:「あの子?話すの苦手なのかなとは思うわねえ。あまり周りとうまく付き合えてるって感じではないわね」 燈祈子:「意図はわからない、けれど……無理矢理奪ったりするのでなければ、私は構わないと思うわ」 あわね:「……。身に摘まされます……。……しかし、それだけで終わらせるには、行動に不審な点が多いかと……。」 木綿子:「約束は守るって言ってたしねえ」 あわね:「……。正直に言いましょう……。私は、あの吸血鬼が信用できません……。現状、誰が味方かは、不確定です……。」 燈祈子:「吸血鬼は約束は大切にするって、聞いているけれど……」 木綿子:「おまけに手荷物置いたみたいのよ?ちょっと…、疑いすぎなんじゃないかしら」 GM:確かに、屯所に手荷物を預けて出発してしまっている。 あわね:「……。約束された事項は「戻ってくる」という点のみです……。……疑い過ぎ、かもしれませんが。念には念を入れておきたいです…。そのために、」 あわね:「……そろそろ、お互いの目的を、ある程度は明かしませんか?木綿子さん……。」 あわね:「……正直、あなたの目的を測りかねていまして。すごく動きづらいのです……。」 木綿子:「ふむ、そんなにお姉さんのプライベートが気になる?」あわねさん見て あわね:「……はい。表向きには、『取材』で来ていますし……。」儚げな笑みを浮かべてみせる。 木綿子:「実はねえ、頼まれたのよ。寺子屋の先生に」 あわね:「……上白沢慧音。半人半獣のワーハクタク、人里の守護者として知られ、人間好きで定評がある……歴史家。」 あわね:「……。なるほど、あなたが龍神の涙の実物を見てもそれが何か分からず、しかし審判のシステムは正確に把握し理解していたことに、ようやく合点が行きました……。」 あわね:「……あの歴史教師なら、確かに『前回のケース』がどんな結末を迎えたか、よく知ってらっしゃることでしょう……。」 木綿子:「…前回の?」 あわね:「おかげさまで、かなり安心できそうです……。思った通り、あなたとは手が組めそうです。……木綿子さん。」ほっとしようだ あわね:「……はい。龍神の涙が落ちてきたのは、今回が初めてではありません……。」 あわね:「200年だったか、300年だったか……。それぐらい前にも、龍神の涙が姿を見せたことがありました。……その時には、」 あわね:「戦争に、なりました……。人妖神を問わない、大規模で、泥沼な。」 あわね:「……私の目的は、前回のケースで示唆されたリスクを、除去することです……。」 GM:200~300年前…もちろん、幻想郷ができる前の話である。 あわね:「……私が話したいことは、以上です……。協力、してもらえますよね……?」子犬のような目で木綿子さんを見上げる。 木綿子:「リスク…。じゃ、あわねちゃんは戦争を回避するためにきたってわけ?」 あわね:「はい。……妖怪の山の住人にとって、前回の戦争は未だ記憶に新しいです……。前例によって示されたリスクがあるならば、それは排除されるべきです。……そうでしょう?」 木綿子:「それには異議なしねえ。わかった、お姉さんが手伝ったげるわ」 燈祈子:「……あなたは、どうすべきだと思っているの?」 じっと見て問いかけてみましょう 木綿子:「あら、前と同じことを起こさせなければいい話なんでしょ?なら、ね」燈祈子さんに 燈祈子:「私は、相応しい相手がいるなら、龍神の涙を渡すのが役目だし、そうしたいと思っているの。」 燈祈子:「でも、何か良くないことが起こるなら、それを防ぐための決断をするのも私の役目だと思う」 燈祈子:「悪いことが起こらないように、そう思って力を貸してくれるなら、私も嬉しいわ」 木綿子:「ん、そうねえ。悪いことは起こさせないようにしたいわねえ」 あわね:「……ありがとうございます。今回、故あって山の支援が受けられないものでして……。心細かったんです……。」 あわね:「一緒に、今の幻想郷の平和を、守りましょう……。」安心した様子 木綿子:「…ところで、二人っきりでお話したいのだけれど…、少しだけいいかしら?」燈祈子さんに 燈祈子:「私と? 構わないけれど……あわねは、大丈夫? それとも、不安?」 あわね:「……そうですか。では、その間は私が龍神の涙を見張ってますね……。いえ、仲間ができたというだけで、かなり安心しました。……大丈夫、です。」 燈祈子:「そう。それじゃあ、話せるところまで行きましょう?」 と、後半は木綿子さんへ。 木綿子:「ありがとうあわねちゃん。じゃあ、こっちにいきましょうか」燈祈子さん誘導 燈祈子:誘導されていきましょう。 あわね:通りの角を曲がるまでは手を振って見送ります。 #region(あわねパート) GM:これは…屯所前待機ですか? あわね:うーん、このふたりだけの会話はちょっと気になりますね……。木綿子さんの目的を探る方が優先度は高いので、 あわね:待機。そして、後に再現→録音コンボを狙う。 あわね:覚醒体というカードは、目の前で使った以上、警戒されているだろうから使わない。 GM:どこへ行ったかを知らないと再現できないかもしれませんが、それはどうやって突き留めますか? あわね:追跡すればオーケーです。 GM:ふむ…追跡判定お願いします。 あわね:あとにします。今使うと見られてるので。 あわね:二人が見えなくなったら、スペル追跡の発動だけして、それを維持。 GM:効果時間は1時間、延長はできませんがよろしいですか? あわね:二人が帰ってきたら。「調べごとしに行く、見張り代わって」といって、追跡の効果で密談場所まで追っていく。 あわね:1時間以上かかる話だったら、流石に諦めます。聞いているあいだにさらに1時間経ってしまいます(笑) GM:分かりました。 &bold(){判定[あわね] 9+3+3D6 = 9+3+[2,6,2] = 22} #endregion #endregion ---- **人間の里 空き地:燈祈子、木綿子 #region(燈祈子、木綿子パート) GM:さて、お二人はどの辺に行ったんでしょうか? 燈祈子:誘導されるままについて行くつもりですが、どの辺りでしょう? 木綿子:適当な空き地でしょうか。自警団屯所からはさほど離れていません。妖怪に注意しつつ誘導で 燈祈子:わかりました。では、ついて行きましょう。 木綿子:「このあたりでいいかしらねえ?」 GM:過激な妖怪の姿は今のところ見当たりません。 木綿子:「さてさて、やっとお話できるわね」 燈祈子:「どんな話をするの?」 木綿子:「神様、神無月 奈乃香様含め、の話ね」 燈祈子:「さっきお願いした通り、私も少し、気になっていたわ」 木綿子:「…実はね、結構ピンチな状態なの。力尽きる一歩前ね」 木綿子:「学業成就の神様で、生徒さんたちの願いを叶えていたらそうなったようなの」 燈祈子:「人里にも近いし、信仰はあるみたいだと聞いていた気がするけれど……」 燈祈子:「少し、不可思議ね。普通は、願いを叶えてまた願いが集まるなら、力は強くなるはずなのに」 木綿子:「…信仰心は駆け込みのようね。実際は向上欲を目一杯浴びせられてたみたい」 木綿子:「生徒さんも生徒さんで、ご利益頼みだったようなの」 燈祈子:「御利益をあげても、本当に信仰してくれる人は少なかった……そういうこと?」 木綿子:「ご名答」苦笑いをして 木綿子:「で、今回の件で力を回復させてあげられる、って思ってたんだけどねえ」 木綿子:「…もう一人、神様がピンチのようなの」 燈祈子:「他にも?」 木綿子:「そ。その神様を、吸血鬼の子が連れてくるようなのよ」 燈祈子:「そういう用事だったのね」 木綿子:「…こっちも状況は一緒かしら。死にそう、って感じかしらね」 燈祈子:「その神も、力を失ってしまったの?」 木綿子:「ああ、神無月様は力失ってないわ。けど、こっちは力不足のようなの」こっち=ロアナさんが連れてくる(であろう)神様 燈祈子:「どんな神かは、知ってる?」 木綿子:「いえ全然。忘れられた神様みたい。ただ…、ちょっと異変を起こしたようで」 木綿子:「それをもとに戻すためには、力が要る、って感じね」 燈祈子:「不思議なものね。私も一度忘れられてここに流れ着いて、今は出会った霊を自分で送っているぐらいでも、消えてしまうことなくこうしているのに」 燈祈子:「どんな異変?」 木綿子:「日蔭が薄くなる異変だとは言ってたわねえ。まあ、吸血鬼の子にはつらい異変よねえ」 燈祈子:「それでも助けてあげようなんて……よほどの縁なのね」 木綿子:「まあどうかしらねえ。…で、ここで問題」 燈祈子:じっと視線を合わせて続きを待ちましょう。 木綿子:「この神様と奈乃香様、龍神の涙を『どっち』に使うのかしらねえ?」じいっと、燈祈子さんを見る 木綿子:「ちなみに、どちらに使っても、人里に影響は出るそうよお?」 燈祈子:「……今の話だけじゃ、どちらにも奉納できないわ」 燈祈子:「『今もっとも幻想郷が必要としている神に奉納せよ』……って、そう言われたの」 燈祈子:「見殺しになんて、したくないけれど。軽々しく渡せるようなものじゃない」 木綿子:「でしょうねえ。で、お姉さん考えました」 燈祈子:「どんなふうに……?」 木綿子:「龍神の涙、両方に奉納すればいいじゃないの。ってね」 木綿子:「あの声には、人数制限のことなんて言ってないわ。なら、両方に奉納しても、文句は言われないわよねえ?」 #region(燈祈子パート) GM:受信した。 &italic(){”竜神の涙は不可分”} &italic(){”このようなことを考えるとは、なんとあさましい。”} GM:霊力消費はなくて結構。というより、宝剣が受信機のような役割を持っているようです。 燈祈子:了解しました。 #endregion 燈祈子:「……確かに、何とも言っていない……けれど、不可分だって、そう聞こえる」 燈祈子:「……あさましい、だって。そんな」 木綿子:「私、結構本気で言ってるわよ?」 燈祈子:「あなたがそう思っているのはわかる。そうできれば、一番良いけれど……でも、分ける方法を、見つけられる?」 燈祈子:「それに、幻想郷が必要としている神なのかどうか、わからない……少数の気持ちだけでだれに渡すか決めてしまうような物ではないの」 木綿子:「…ねえ、幻想郷が必要としてる神って、そもそも何なのかしらね?」 燈祈子:「忘れ去られて消えてしまう神は、必要とされない神……なんて、自分ではそう思うことを、人にも納得させたいわけじゃないけれど」 燈祈子:「わからない。それを見つけるようにと、そういう役割なんだと思う」 木綿子:「そう…ね。ごめんなさい、意地悪な質問だったわ」 燈祈子:「気にしないで。一番大切な質問だから」 燈祈子:「何か鍵になることが見つかったら、教えてくれると嬉しいわ」 燈祈子:「それよりも……希望に添えなくて、ごめんなさい」 木綿子:「いいのいいの。こっちももしかしたら、って思ってたから」 GM:少しずつ、日が傾き出しました。 木綿子:「けど、お姉さんの意見も参考程度にはしてほしいわあ」 燈祈子:「さっきの吸血鬼も、そう言ってくれると良いけれど」 木綿子:「うーん、どうでしょうねえ。吸血鬼だし」 燈祈子:「……奈乃香という神のこと、大事に思っている人は、他にもいるの?」 木綿子:「ええ。おそらく今も、必死に祈りをささげているわ。そこは保証するわよ?」 燈祈子:「そう。大切にされている神だっていうことは、きちんと覚えておくわ……そうとしか、言えないけれど」 燈祈子:待っている人もいますし、こちらはそろそろ切って良いかなと思いますが、どうしましょうか? 木綿子:そうですね。きって戻りましょう。 #endregion #region(そのころ、あわねパート) あわね:二人が帰ってきたら、調べ物すると言ってここを離れ、一旦は関係ない適当な場所……寺小屋とかがいいかな?へ向かって見せて。 あわね:ぐるっと回り込んで、二人が折れた通りの角まで、駐屯所から見えないように移動。そこから先は追跡効果でおっていく。 GM:ふむー。分かりました。 あわね:覚醒体+追跡を警戒して、適当なお店の個室とかを使ってくれていたならしめたもの、そこで再現。 あわね:目の前で覚醒使ってみせたのに、路上で重要な話をするはずもあるまいでしょう。(むねはり) あわね:あ、もちろん、尾行の類は警戒します。相手も私と同じことができるかもしれない、ぐらいの注意は怠りません。 あわね:とはいっても、できることと言ったらスキル「感知」ぐらいですけど(笑) あわね:……あ、最悪のケースは何かを考えていたら、嫌な可能性に思い当たってしまった。 GM:それは? あわね:木綿子さんの目的が、審判の身柄の確保、あるいは誘拐だった場合、 あわね:ここで何もせぬままそれを見送っていて、帰らぬ人を待っている可能性。流石に、そうあることではないと思いますけど。 あわね:……。仮にそうだったとしても、今から特にできることはないですねぇ。考えすぎな気もしますし。 あわね:二人が帰ってきたら、燈祈子さんに無線機を渡しておこう。そうしよう。 あわね:周波数は518.37kHzからちょっと変えて、誰も使ってない数字にしておいて。 あわね:仲間意識のため、木綿子さんにもラジオを渡しておこうかな。周波数を無線機にあわせて。 GM:帰ってきたようですよ。無線機の周波数を確認します。 GM:あわねがキープしたもの、燈祈子に渡したものの周波数はいつも使っている周波数から、変更して GM:両方とも一致している状態でしょうか? あわね:いえす GM:一致状態ですね、分かりました。 #endregion ---- **人間の里、自警団屯所前:燈祈子、木綿子、あわね #region(燈祈子、木綿子、あわねパート) GM:あわねが2名の帰りを待っていました。会談時間およそ30分。 あわね:「あ……、お帰りなさい、です……。」 あわね:「……遅かったですね、心配しましたよ……。」 燈祈子:「待たせて、ごめんなさい」 木綿子:「あらら、ごめんなさい。ちょっと長引いちゃったわね」 あわね:「……万が一があってからでは遅いので……、こちらを、持っておいてくれますか……?」 あわね:燈祈子さんに、無線機の片方を。木綿子さんに、小さなラジオを。 燈祈子:「これは?」 木綿子:「あら、何かしら?」受け取ります あわね:「声を、届ける道具です。……周波数は、適当なものにしておきました……。」 燈祈子:「話しかけると、あなたに声が届くの?」 あわね:「……審判さんにお渡しした方は、相互に話せます。……流石に材料が高いので、一対しかありません。……木綿子さんは申し訳ありませんが、聞くだけになります……」 燈祈子:「ありがとう。何かあったら、お願い」 木綿子:「了解。お知らせ受ける方ね」 あわね:「……木っ端妖怪は、まず龍神の涙を狙うでしょう……。しかし、審判のシステムを理解している上位妖怪なら……狙われるのは、審判でしょう……。何かあったら、すぐに私と木綿子さんを……呼んでください。」 燈祈子:「わかったわ」 あわね:「……。……では、ちょっと調べ物に行ってきます……。申し訳ありませんが、そのあいだ、見張りを代わってくれますか……?」 木綿子:「はい了解。…気を付けてね?」 あわね:「……人間から見て、前回のケースがどのように伝わっているか…….ひょっとしたら、山サイドでは逸失した情報も、残っているかもしれません……。調べてきます……。」 燈祈子:「……大切なことなら、後で教えて」 あわね:「……このままだと、表向きは取材できているのに……なんにも取材してないと、それはそれで怒られるんです……」自嘲気味の儚い笑み あわね:「……はい、大事なことがわかったら、すぐに知らせます……。」 GM:だいぶ日も傾いてきました。 あわね:とりあえず、寺小屋へ向かいます。 #endregion ---- **人間の里 ???:あわね #region(あわねパート) GM:慧音の寺子屋を通過し、あの角の近くから消えかけた追跡を追います。 GM:たどり着いた先は…空き地でした。 GM:ここから、追跡は帰り路…屯所の方向へ向かったことを示しています。 あわね:(おや、随分と無警戒な場所。ブラフかな……?いや、結界でも使ったのか。)手にはレコーダー。にやり。 GM:何をするのかな? あわね:(悪いけど、関係ないんだよねぇ。)がしょあこん、と音を立てて背中から大きい方のラジオを取り出す。 あわね:風で再現。ここでの会話を再現する。 GM:判定をお願いします &bold(){判定[あわね] 12+3D6 = 12+[1,6,6] = 25} あわね:現在霊力9 燈祈子と木綿子が、今さっきこの空き地で話していた内容が聞こえてくる。 あわね:レコーダーとラジカセに録音していきます。 GM:どうぞ。 GM:※長いの来るぞ!気をつけろ! #region(燈祈子と木綿子の会話) 木綿子:「さてさて、やっとお話できるわね」 燈祈子:「どんな話をするの?」 木綿子:「神様、神無月 奈乃香様含め、の話ね」 燈祈子:「さっきお願いした通り、私も少し、気になっていたわ」 木綿子:「…実はね、結構ピンチな状態なの。力尽きる一歩前ね」 木綿子:「学業成就の神様で、生徒さんたちの願いを叶えていたらそうなったようなの」 燈祈子:「人里にも近いし、信仰はあるみたいだと聞いていた気がするけれど……」 燈祈子:「少し、不可思議ね。普通は、願いを叶えてまた願いが集まるなら、力は強くなるはずなのに」 木綿子:「…信仰心は駆け込みのようね。実際は向上欲を目一杯浴びせられてたみたい」 木綿子:「生徒さんも生徒さんで、ご利益頼みだったようなの」 燈祈子:「御利益をあげても、本当に信仰してくれる人は少なかった……そういうこと?」 木綿子:「ご名答」苦笑いをして 木綿子:「で、今回の件で力を回復させてあげられる、って思ってたんだけどねえ」 木綿子:「…もう一人、神様がピンチのようなの」 燈祈子:「他にも?」 木綿子:「そ。その神様を、吸血鬼の子が連れてくるようなのよ」 燈祈子:「そういう用事だったのね」 木綿子:「…こっちも状況は一緒かしら。死にそう、って感じかしらね」 燈祈子:「その神も、力を失ってしまったの?」 木綿子:「ああ、神無月様は力失ってないわ。けど、こっちは力不足のようなの」こっち=ロアナさんが連れてくる(であろう)神様 燈祈子:「どんな神かは、知ってる?」 木綿子:「いえ全然。忘れられた神様みたい。ただ…、ちょっと異変を起こしたようで」 木綿子:「それをもとに戻すためには、力が要る、って感じね」 燈祈子:「不思議なものね。私も一度忘れられてここに流れ着いて、今は出会った霊を自分で送っているぐらいでも、消えてしまうことなくこうしているのに」 燈祈子:「どんな異変?」 木綿子:「日蔭が薄くなる異変だとは言ってたわねえ。まあ、吸血鬼の子にはつらい異変よねえ」 燈祈子:「それでも助けてあげようなんて……よほどの縁なのね」 木綿子:「まあどうかしらねえ。…で、ここで問題」 木綿子:「この神様と奈乃香様、龍神の涙を『どっち』に使うのかしらねえ?」じいっと、燈祈子さんを見る 木綿子:「ちなみに、どちらに使っても、人里に影響は出るそうよお?」 燈祈子:「……今の話だけじゃ、どちらにも奉納できないわ」 燈祈子:「『今もっとも幻想郷が必要としている神に奉納せよ』……って、そう言われたの」 燈祈子:「見殺しになんて、したくないけれど。軽々しく渡せるようなものじゃない」 木綿子:「でしょうねえ。で、お姉さん考えました」 燈祈子:「どんなふうに……?」 木綿子:「龍神の涙、両方に奉納すればいいじゃないの。ってね」 木綿子:「あの声には、人数制限のことなんて言ってないわ。なら、両方に奉納しても、文句は言われないわよねえ?」 燈祈子:「……確かに、何とも言っていない……けれど、不可分だって、そう聞こえる」 燈祈子:「……あさましい、だって。そんな」 木綿子:「私、結構本気で言ってるわよ?」 燈祈子:「あなたがそう思っているのはわかる。そうできれば、一番良いけれど……でも、分ける方法を、見つけられる?」 燈祈子:「それに、幻想郷が必要としている神なのかどうか、わからない……少数の気持ちだけでだれに渡すか決めてしまうような物ではないの」 木綿子:「…ねえ、幻想郷が必要としてる神って、そもそも何なのかしらね?」 燈祈子:「忘れ去られて消えてしまう神は、必要とされない神……なんて、自分ではそう思うことを、人にも納得させたいわけじゃないけれど」 燈祈子:「わからない。それを見つけるようにと、そういう役割なんだと思う」 木綿子:「そう…ね。ごめんなさい、意地悪な質問だったわ」 燈祈子:「気にしないで。一番大切な質問だから」 燈祈子:「何か鍵になることが見つかったら、教えてくれると嬉しいわ」 燈祈子:「それよりも……希望に添えなくて、ごめんなさい」 木綿子:「いいのいいの。こっちももしかしたら、って思ってたから」 木綿子:「けど、お姉さんの意見も参考程度にはしてほしいわあ」 燈祈子:「さっきの吸血鬼も、そう言ってくれると良いけれど」 木綿子:「うーん、どうでしょうねえ。吸血鬼だし」 燈祈子:「……奈乃香という神のこと、大事に思っている人は、他にもいるの?」 木綿子:「ええ。おそらく今も、必死に祈りをささげているわ。そこは保証するわよ?」 燈祈子:「そう。大切にされている神だっていうことは、きちんと覚えておくわ……そうとしか、言えないけれど」 #endregion あわね:「な、る、ほ、ど。うんうん、これは助かるね。ついでに、あの吸血鬼の目的まで分かっちゃった。ラッキー!」明るく朗らかに あわね:「さぁて、これで情に流されたりしたら厄介なことになるねぇ。何とかして、神に奉納されることは防がないと……。」 あわね:「だからといって、妖怪に奪われたらもっとまずいんだけど。」 あわね:「……ちょっと、嘘をつくことも必要かな?」レコーダーをクルリと回してパシリとキャッチ。カバンに放り込む。 GM:戻りますか?出かけてからこれを聞くだけで、だいたい50分は経過しています。 あわね:「……いずれにせよ、破壊することには変わりません……。」きっぱりとつぶやいて、急いで戻ります。 あわね:霊力現在値、14 GM:分かりました。おっとと、その前に、ロアナさんの動向が届いています。 あわね:よし、帰ってきた! GM:竹林に向かいました。 あわね:ふむふむ。 GM:竹林の中に不可思議にできていた祭壇の中に、ある女性がいたそうです。 GM:ロアナは、その女性を影から観察した後、妖狐の群れを見つけ、またその女性のもとに行きました。 GM:その女性は、人間の里に現れた大事なものを"人間のいたずら"ではないかと疑っているようです。 あわね:観察したあとに一旦その場を離れて、群れと遭遇して、女性のところへ戻ったのですか? GM:そうです。2回目は妖狐の群れと一緒に行き、その女性が疑ったのは妖狐の話でした。 GM:そのあと、ロアナに何やら書物のようなものを渡しました。ロアナはそれを受け取り、人間の里に戻ってきたとのことです。 GM:その書物は、遠目に見て分厚いものでした。 あわね:ふーむ……。今ももっていますか? GM:ロアナはその書物を確かに持っているようです。 あわね:……わかりました。とはいえ、複雑な勢力事情みたいですね……. GM:ちょうど、空き地で再現した後ぐらいにあの覚醒体が帰って来たので、この情報が他に伝わることもありませんでした。 あわね:はい、了解です。ありがとうございます。 #endregion #region(そのころ、自警団屯所付近) #region(木綿子パート) 木綿子:奈乃香様に前回の龍神の涙戦争(仮)について、知ってることと。龍神の涙の扱いについて聞きたいのですが GM:燈祈子さんに、離れたことを知られますが、よろしいですか? 木綿子:屯所って、紙と書くものってありますか? GM:ありますよ 木綿子:上の内容をばれないように書いて、クリーチャーで届ける作戦に GM:燈祈子さんにばれるか、ばれないかは<隠密>によります。 木綿子:燈祈子さんにはある程度ばれても大丈夫なはず。 GM:分かりました。一応隠密の判定どうぞ。 木綿子:ただ…、振って失敗すると怪しまれますよね?行動的にコソコソしてるわけですし GM:ですねー。どうします? 木綿子:なら振らない方向で。屯所の人たちには適当言ってごまかします GM:わかりました。では、クリーチャーの内容と判定だけお願いします。 GM:木綿子が屯所の中に入ったことを燈祈子さんに伝えます。 #endregion #region(燈祈子パート) GM:木綿子さんが屯所の中に入りました。 燈祈子:見張っている場所から見えた感じでしょうか? GM:はい。 燈祈子:見張りを続けていましょう #endregion #region(ふたたび木綿子パート) 木綿子:狐を1匹召喚で。内容は奈乃香様に紙を届け返事を持ってこさせる 木綿子:刻符で一発成功って大丈夫でしょうか? GM:それはないですが、代わりに、霊力を1.5倍使うことで、ダイス目15として扱うことができます。これはGM判断です 木綿子:ありがたいです。5の1.5ということで8消費でお願いします GM:はい。では狐を呼び出しました。手紙を受け取り、屯所の窓から出発しました。 木綿子:木綿子(お願い、頼んだわよ)送り出しました GM:他にやることはないですか? 木綿子:あとは見張りしています。慧音先生に聞こうとしたけど、それだとばれますので GM:わかりました。 #endregion #region(ふたたび燈祈子パート) 燈祈子:そういえば、周囲に結界とかは張ってありますか? GM:竜神の涙を守るもの以外はありませんね 燈祈子:禁域結界とかでしょうか GM:禁域+封印ですね GM:屯所の窓から、紙切れを咥えた狐が一匹飛び出し、里のはずれに向かって駆けて行きました 燈祈子:出てきたら何をしたかぐらいは聞いてみましょうか GM:木綿子が出てきました。 燈祈子:とりあえず、木綿子さんに何があったのか、ぐらいは聞いておきましょう #endregion #region(みたび木綿子パート) GM:燈祈子に何があったのか聞かれましたよ? GM:何と答えますか? 木綿子:書いてる間は何も起きてませんよね GM:外で何が起きたかについて、木綿子は知りません。 GM:狐が出てきたところはしっかり見られたようですが。 木綿子:中でも起きてませんよね? GM:はい、木綿子がクリーチャーで狐を呼び出し、手紙を書いて送った以外のことは特に。 木綿子:では、中では何も起きていないことを伝えます。ついでに中で龍神の涙の件について、心当たりありそうな所に手紙を送ったとこを伝えときます。 #endregion #region(みたび燈祈子パート) GM:どうやら、竜神の涙について心当たりがありそうな所に手紙を出した、とのこと。 燈祈子:了解しました #endregion #region(木綿子パートでようやく決着) GM:特に咎めることはないようです #endregion #endregion ---- &italic(){時間は少しさかのぼり…。} ---- **迷いの竹林 ナタリアの祭壇:ロアナ #region(ロアナパート) GM:ナタリアの前に置かれた賽銭箱には、わずかながら現金以外の供物が入れられていた。 GM:ナタリア当人は、何かを紙に書いている。 ロアナ:隠れて様子を見ることは可能でしょうか GM:隠れる判定どうぞ。 ロアナ:あと経過時間を教えてください。霊力的に GM:移動は30分ですね。最後のスニークから20分、合計50分です ロアナ:では普通に隠れます。 &bold(){判定[ロアナ] 9+3+3D6 = 9+3+[4,6,6] = 28} GM:クリティカルです。 ロアナ:完璧です GM:ナタリアはロアナに気づく様子もなく、何かを紙に書きつけては、いろいろと悩んでいるようです。 GM:時たまやってくる兎や狐、鳥といった妖獣などから供物を受け取って、感謝の言葉を返しています。 GM:兎たちが知名度を広げたおかげで、このあたりの知名度と信仰も徐々に高まりつつあるようです。 ロアナ:紙の内容が気になるのですが、ギリギリまで隠れて近づいて覗いたりはできますか? GM:クリティカルして、ばっちり見えているんですが… GM:理解するには神術/陰陽術知識+知性が必要そうです。 ロアナ:無理そうですね…一応振ってみましょう &bold(){判定[ロアナ] 3+3D6 = 3+[1,1,5] = 10} GM:うーん…これでは分かりませんね…。 ロアナ:どんなことが書いてあるか覚える…のも知性っぽいしい、諦めよう… GM:わかりました。他に気になることはないですか? ロアナ:うーん、もう特に調べられそうなこともないし、素直に出ていきます GM:分かりました。 GM:感覚と感知の判定をお願いできますか?ちょっとこちらで気になったことがあったので ロアナ:感覚7 感知/視覚1です GM:視覚ボーナス乗り、7+1+1で判定を &bold(){判定[ロアナ] 7+1+1+3D6 = 7+1+1+[4,4,5] = 22} &italic(){あわねの飛行空艇が背後から監視していることには気づかなかったようだ。} GM:足元をよく見ると、妖狐の集団が何やら一声二声交わすと、ナタリアの祭壇の方へ向かっていったのが見えました。 ロアナ:妖狐…狐火…これは気になりますね… ロアナ:もう少し様子をうかがって、できれば話を盗み聞きしたいです GM:ええと、振り直しですね &bold(){判定[ロアナ] 9+3+3D6 = 9+3+[2,5,2] = 21} GM:ギリギリで気づかれましたね。 ロアナ:ぎゃわー ロアナ:じゃあいま来た風を装ってそのままナタリアのところまで行きます GM/妖狐:「おや?あなたもナタリアさんのピンチに駆けつけた的な?」 ロアナ:「先週から手伝ってる。あなたは何をしに?」 地面に降りてから GM/妖狐:「人間の里でなんやらすごいものが見つかった的なことを伝えに行く的な」 GM/妖狐:「きっとあれを人間の里とか妖怪がナタリアさんに奉納するって決めたら、我ら助かる、的な。」 GM/妖狐:「あんまり知った顔じゃない的だけど、あなたは何しに来た的な?」 ロアナ:「…わたしも日陰が無くなったら困るから。里の話を伝えに来た」 GM/妖狐:「やることは一緒的だし、どうせなら一緒に行こ。」 ロアナ:「…わかった」 #endregion ---- **迷いの竹林 ナタリアの祭壇:ロアナ #region(ロアナパート) GM/妖狐:「ナタリアさん今暇的な?」 GM/ナタリア:ちょっと忙しいけれど、何か用?」 GM/妖狐:「人間の里でなんやすごいものが見つかった的な。」 GM/妖狐:「なんでも、ちゃんと奉納するって人間とか妖怪とかに言ってもらわんとアカンくらい大事なもの的な。」 GM/ナタリア:「…そんなものあるの?」きょとーん。 ロアナ:変なことを言わない限り黙って聞いてます GM/ナタリア:「とりあえず、奉納と言うからには力の源と考えて間違いないみたいだけれど…。余り信用できないわね…。」 ロアナ:やっぱ胡散臭いよねー… GM/ナタリア:「ちょっとそれは一旦パスして、他の場所を当たってみて」 GM/ナタリア:「それが何かとんでもない穢れを持っていたら、私じゃ対処できない。」 GM/妖狐:「疑う的な?うーん、気にいると思ってた的な何かだけど、とりあえず別の場所から集めてくる的な。」 ロアナ:何を別の場所から集めてくるんだろ…? GM/ナタリア:「ダメよ。竜神の落し物とかその辺のレベルじゃないと信用できない。あと、泥棒は何があっても絶対ダメよ!」 GM/妖狐:「泥棒ダメなのは分かってる的な!」 走り去る妖狐の集団。 GM/ナタリア:「…あらロアナさん、こちらは今順調なの。妖獣を中心に助けてくれたおかげで、しばらくは現状維持できそうだわ。」 GM/ナタリア:「ただ、やっぱりこれ以上となると、どうしてももっと信仰がいるわね…。困ったわ。」 ロアナ:「…大変そうだね。さっきの話、どう思う?」 GM/ナタリア:「人間の里の悪ふざけた誰かがでっち上げた悪戯だと思う。」 ロアナ:「さっき里で実物を見てきた」 GM/ナタリア:「…で?」割と反応は冷たい。 ロアナ:「それっぽかった」 割りと適当 GM/ナタリア:「どういう意味でそれっぽかったの?」 ロアナ:「…すごそう?」 GM/ナタリア:「ニセモノじゃない?」 ロアナ:「かも。でも、話したいのはそれじゃなくて」 ロアナ:「…里にそんなのが落ちてきて、人間達の神様への関心が高まってる」 GM/ナタリア:「ふーーん…となると、人間の里でも信仰を取れるかもしれないわね…。」 GM/ナタリア:「ダメ元で頼むけれど、私の名前と役割だけでも里の人々に伝えてくれるかしら?」 ロアナ:「…あ、連れてくるって言っちゃった。何か代わりになるものってある?」 GM/ナタリア:「うーん、そうねぇ…。今は現状維持のために日陰の運行を決めている最中で離れられないし…」 ロアナ:なるほど、あの紙はそういう… GM/ナタリア:「ちょっと待ってて!」 &italic(){~しばらくして~} GM/ナタリア:「これで一応の…。」 GM:ナタリアの名のもとに書かれた、聖典の抄録。 ロアナ:「…これを見せればわかってもらえるかな?」 GM/ナタリア:「知識のある人が見たら、多分分かってくれると思うわ。」 ロアナ:「わかった。借りるね」 鞄がないから…剣といっしょに抱えて持ちます ロアナ:「日陰、現状維持はできるの?」 これだけ聞いておきたいです GM/ナタリア:「妖獣からの信仰も増えたし、数日は大丈夫よ!」 ロアナ:「…わかった。わたしは里に行ってがんばってみる」 GM/ナタリア:「頑張ってね!」 GM:他にやることなければ、里に戻ってシーンを切ります。 ロアナ:妖狐がきになるんだよなー…足あとたどって追跡ってできますかね? GM:追跡スキルあります?ないとしても、身体ベースで判定よろしくお願いします &bold(){判定[ロアナ] -> 9+3+3D6 = 9+3+[5,2,4] = 23} GM:今度は大丈夫なようです。 GM:ただ、集団はあの後てんでんばらばらに行動したようで足跡は散らばっていますね。 GM:太陽の畑に向かったものあり、人間の里に向かったものあり、魔法の森に向かったものあり、永遠亭に向かったものあり ロアナ:里の方向に向かっているのがあれば、それを追いかけたいです 無ければそのまま里へ GM:ありますね。里に向かって追いかけます。 #endregion ---- 人間の里はずれ:ロアナ #region(ロアナパート) GM:さっきの時間報告からさらに90分ほど経過しました。 ロアナ:遅くなっちゃったなぁ GM:足跡をたどると、人間の里を見据えている妖狐がいますね。 ロアナ:スニークして様子を見ましょう… &italic(){判定[ロアナ] 9+3+1+3D6 = 9+3+1+[5,1,4] = 23} GM:追跡の先ほどの値を継続するとみなして、達成値26としますね GM:狐の独り言が聞こえます。こちらには気づく様子もなし。 GM/妖狐:「とりあえずこの辺に生活してる狐には伝えたけど、さて、人間の里の人間をどうやって説く的な…。」 GM/妖狐:「なんか凄そうなモノはダメって怒られた的だったし…。」 GM/妖狐:「はぁー……何か起こるまでここで見守るぐらいしかできない的な…。」 ロアナ:(…思ってたより普通) GM:たそがれてますね。どうしますか? ロアナ:話しかけてもいいですけど、(ゲーム内)時間がかなり経ってると思うので…こっそり離れて里に戻ります GM:わかりました。竹林から人間の里までの時間30分を忘れていたのでそのぶん足しておいてください GM:それでは、人間の里に戻る頃には大分陽も傾いてきたころになってしまいました。 GM:もう少しで日の入りです… #endregion #region(ロアナパート、シーン後の考え事) GM:シーンカット。お疲れ様でした。 ロアナ:おつかれさまですー GM:さて、欲しい情報は得られたでしょうか? ロアナ:うーん、妖狐が屋根ふっ飛ばした犯人かと思ったのだけど…内部分裂かな? GM:内部分裂? ロアナ:妖狐集団内に過激派がいるとか…? GM:なるほど…。PLの推理はいつもいつも貴重です。ご協力ありがとうございます。 ロアナ:ともかくナタリアが竜神の涙をほしがっていないというのがわかって良かったですよ GM:一応、この台詞だけもう一度強調しておきます。 GM/ナタリア:「ダメよ。竜神の落し物とかその辺のレベルじゃないと信用できない。あと、泥棒は何があっても絶対ダメよ!」 ロアナ:がんばって神様総選挙に勝たせるだけです… #endregion
#contents ---- #region(あわねパート、行動計画について。) あわね:やりたいこと1ツ目:「大事な用事」を済ませに行ったロアナさんが一体どこへ行ったのかを、覚醒による追跡で調べること。 あわね:やりたいこと2ツ目:木綿子さんと会話し、木綿子さんの目的の当たりをつけること(PL推理だと、比較的に穏当な依頼を受けている気がするので、割と簡単に話してもらえると類推) あわね:やりたいこと3ツ目:龍神の涙とは何なのか、きちんと裏をとること(ひょっとしたら、まだ把握してない隠された真実があるかもしれない。) あわね:この三つです。概ね、PL内での優先順位もこの順番です。 GM:一つ目。 GM:覚醒体を追跡させ、ロアナの行動を確認し、報告させるということ? あわね:概ね、ときこさんは味方としてカウントしてももう良さそうなのと、 あわね:「ロアナさんは危険そう」という話を持ちかけることにより、ロアナさんをダシにして仲間意識を作ることにより、 あわね:木綿子さんの口を緩ませにかかる、という予定で行きましょう。 GM:つまり、燈祈子と木綿子には追跡したことを教えても構わない、と? あわね:ロアナさんに探りを入れることを、二人には堂々と宣言しながら使うことにします。 GM:分かった。判定だけ見よう。属性使いの判定求む。 あわね:はい。えーと、 &bold(){判定[あわね] 12+3D6 = 12+[6,4,1] = 23 }追跡 &bold(){判定[あわね] 12+3D6 = 12+[1,2,2] = 17 }覚醒 GM:覚醒ファンブルです。 あわね:ふぁんぶったー!? GM:聞くの忘れていたけれど、覚醒体の大きさってどのぐらい? あわね:見つかるとまずいので、限界まで小さいやつにします。 あわね:あ、小さい覚醒は安いんだった。もういっかい判定します。 &bold(){判定[あわね] 12+3D6 = 12+[4,2,3] = 21} あわね:手のひらに収まる超小型の空力翼艇が、内蔵ののカメラとマイクを展開しながらふわりと浮かびます。 GM:大きさは10cmとみなすよ。 &bold(){判定[あわね] 1+3D6 = 1+[2,4,5] = 12 }追跡判定 GM:まぁ、属性使い追跡の効果で、追跡は23として扱うよ。 GM:帰りを待たないと何が起こったのかは分からない。 GM:帰って来てからメモリを解析できる。 あわね:では、空力翼艇に内蔵された機能とします。 GM:ふたつめは、ロアナ以外の3名のシーンを組む。 GM:なので、それまで待ってほしい。 あわね:はい、ありがとうございます。 GM:みっつめは、どこで調べるかによるし、ふたつめで希望するのと時間的に競合する。 GM:とりあえず、木綿子のもくろみを見つけるのと、竜神の涙について調べるのとどちらかにしてほしい。 GM:優先順位的にこちらは後回しでよいかな? あわね:なら、二つ目を優先します。 GM:了解。これで全部だね? あわね:はい、これで全部です。 #endregion ---- **人間の里 自警団屯所前:燈祈子、木綿子、あわね #region(燈祈子、木綿子、あわねパート) GM:ロアナが去ってしばらく後、あわねが何かをロアナの去った方向に飛ばした。 GM:空力翼艇に似た形をした、空気の圧縮体である。 あわね:何か――小型ガス圧縮装置による力学的な浮力を利用した自立稼働小型カメラとマイク――は、どうやら話の吸血鬼を追って飛び立ったようだ。 あわね:データは、風の覚醒体。 あわね:「……。不躾ながら、お二人にお聞きしたいことがあります……。あの吸血鬼、どう思いますか……?」 あわね:放った何かへふたことほど話しかけてから振り返り、ポツリと聞く。 木綿子:「あの子?話すの苦手なのかなとは思うわねえ。あまり周りとうまく付き合えてるって感じではないわね」 燈祈子:「意図はわからない、けれど……無理矢理奪ったりするのでなければ、私は構わないと思うわ」 あわね:「……。身に摘まされます……。……しかし、それだけで終わらせるには、行動に不審な点が多いかと……。」 木綿子:「約束は守るって言ってたしねえ」 あわね:「……。正直に言いましょう……。私は、あの吸血鬼が信用できません……。現状、誰が味方かは、不確定です……。」 燈祈子:「吸血鬼は約束は大切にするって、聞いているけれど……」 木綿子:「おまけに手荷物置いたみたいのよ?ちょっと…、疑いすぎなんじゃないかしら」 GM:確かに、屯所に手荷物を預けて出発してしまっている。 あわね:「……。約束された事項は「戻ってくる」という点のみです……。……疑い過ぎ、かもしれませんが。念には念を入れておきたいです…。そのために、」 あわね:「……そろそろ、お互いの目的を、ある程度は明かしませんか?木綿子さん……。」 あわね:「……正直、あなたの目的を測りかねていまして。すごく動きづらいのです……。」 木綿子:「ふむ、そんなにお姉さんのプライベートが気になる?」あわねさん見て あわね:「……はい。表向きには、『取材』で来ていますし……。」儚げな笑みを浮かべてみせる。 木綿子:「実はねえ、頼まれたのよ。寺子屋の先生に」 あわね:「……上白沢慧音。半人半獣のワーハクタク、人里の守護者として知られ、人間好きで定評がある……歴史家。」 あわね:「……。なるほど、あなたが龍神の涙の実物を見てもそれが何か分からず、しかし審判のシステムは正確に把握し理解していたことに、ようやく合点が行きました……。」 あわね:「……あの歴史教師なら、確かに『前回のケース』がどんな結末を迎えたか、よく知ってらっしゃることでしょう……。」 木綿子:「…前回の?」 あわね:「おかげさまで、かなり安心できそうです……。思った通り、あなたとは手が組めそうです。……木綿子さん。」ほっとしようだ あわね:「……はい。龍神の涙が落ちてきたのは、今回が初めてではありません……。」 あわね:「200年だったか、300年だったか……。それぐらい前にも、龍神の涙が姿を見せたことがありました。……その時には、」 あわね:「戦争に、なりました……。人妖神を問わない、大規模で、泥沼な。」 あわね:「……私の目的は、前回のケースで示唆されたリスクを、除去することです……。」 GM:200~300年前…もちろん、幻想郷ができる前の話である。 あわね:「……私が話したいことは、以上です……。協力、してもらえますよね……?」子犬のような目で木綿子さんを見上げる。 木綿子:「リスク…。じゃ、あわねちゃんは戦争を回避するためにきたってわけ?」 あわね:「はい。……妖怪の山の住人にとって、前回の戦争は未だ記憶に新しいです……。前例によって示されたリスクがあるならば、それは排除されるべきです。……そうでしょう?」 木綿子:「それには異議なしねえ。わかった、お姉さんが手伝ったげるわ」 燈祈子:「……あなたは、どうすべきだと思っているの?」 じっと見て問いかけてみましょう 木綿子:「あら、前と同じことを起こさせなければいい話なんでしょ?なら、ね」燈祈子さんに 燈祈子:「私は、相応しい相手がいるなら、龍神の涙を渡すのが役目だし、そうしたいと思っているの。」 燈祈子:「でも、何か良くないことが起こるなら、それを防ぐための決断をするのも私の役目だと思う」 燈祈子:「悪いことが起こらないように、そう思って力を貸してくれるなら、私も嬉しいわ」 木綿子:「ん、そうねえ。悪いことは起こさせないようにしたいわねえ」 あわね:「……ありがとうございます。今回、故あって山の支援が受けられないものでして……。心細かったんです……。」 あわね:「一緒に、今の幻想郷の平和を、守りましょう……。」安心した様子 木綿子:「…ところで、二人っきりでお話したいのだけれど…、少しだけいいかしら?」燈祈子さんに 燈祈子:「私と? 構わないけれど……あわねは、大丈夫? それとも、不安?」 あわね:「……そうですか。では、その間は私が龍神の涙を見張ってますね……。いえ、仲間ができたというだけで、かなり安心しました。……大丈夫、です。」 燈祈子:「そう。それじゃあ、話せるところまで行きましょう?」 と、後半は木綿子さんへ。 木綿子:「ありがとうあわねちゃん。じゃあ、こっちにいきましょうか」燈祈子さん誘導 燈祈子:誘導されていきましょう。 あわね:通りの角を曲がるまでは手を振って見送ります。 #region(あわねパート) GM:これは…屯所前待機ですか? あわね:うーん、このふたりだけの会話はちょっと気になりますね……。木綿子さんの目的を探る方が優先度は高いので、 あわね:待機。そして、後に再現→録音コンボを狙う。 あわね:覚醒体というカードは、目の前で使った以上、警戒されているだろうから使わない。 GM:どこへ行ったかを知らないと再現できないかもしれませんが、それはどうやって突き留めますか? あわね:追跡すればオーケーです。 GM:ふむ…追跡判定お願いします。 あわね:あとにします。今使うと見られてるので。 あわね:二人が見えなくなったら、スペル追跡の発動だけして、それを維持。 GM:効果時間は1時間、延長はできませんがよろしいですか? あわね:二人が帰ってきたら。「調べごとしに行く、見張り代わって」といって、追跡の効果で密談場所まで追っていく。 あわね:1時間以上かかる話だったら、流石に諦めます。聞いているあいだにさらに1時間経ってしまいます(笑) GM:分かりました。 &bold(){判定[あわね] 9+3+3D6 = 9+3+[2,6,2] = 22} #endregion #endregion ---- **人間の里 空き地:燈祈子、木綿子 #region(燈祈子、木綿子パート) GM:さて、お二人はどの辺に行ったんでしょうか? 燈祈子:誘導されるままについて行くつもりですが、どの辺りでしょう? 木綿子:適当な空き地でしょうか。自警団屯所からはさほど離れていません。妖怪に注意しつつ誘導で 燈祈子:わかりました。では、ついて行きましょう。 木綿子:「このあたりでいいかしらねえ?」 GM:過激な妖怪の姿は今のところ見当たりません。 木綿子:「さてさて、やっとお話できるわね」 燈祈子:「どんな話をするの?」 木綿子:「神様、神無月 奈乃香様含め、の話ね」 燈祈子:「さっきお願いした通り、私も少し、気になっていたわ」 木綿子:「…実はね、結構ピンチな状態なの。力尽きる一歩前ね」 木綿子:「学業成就の神様で、生徒さんたちの願いを叶えていたらそうなったようなの」 燈祈子:「人里にも近いし、信仰はあるみたいだと聞いていた気がするけれど……」 燈祈子:「少し、不可思議ね。普通は、願いを叶えてまた願いが集まるなら、力は強くなるはずなのに」 木綿子:「…信仰心は駆け込みのようね。実際は向上欲を目一杯浴びせられてたみたい」 木綿子:「生徒さんも生徒さんで、ご利益頼みだったようなの」 燈祈子:「御利益をあげても、本当に信仰してくれる人は少なかった……そういうこと?」 木綿子:「ご名答」苦笑いをして 木綿子:「で、今回の件で力を回復させてあげられる、って思ってたんだけどねえ」 木綿子:「…もう一人、神様がピンチのようなの」 燈祈子:「他にも?」 木綿子:「そ。その神様を、吸血鬼の子が連れてくるようなのよ」 燈祈子:「そういう用事だったのね」 木綿子:「…こっちも状況は一緒かしら。死にそう、って感じかしらね」 燈祈子:「その神も、力を失ってしまったの?」 木綿子:「ああ、神無月様は力失ってないわ。けど、こっちは力不足のようなの」こっち=ロアナさんが連れてくる(であろう)神様 燈祈子:「どんな神かは、知ってる?」 木綿子:「いえ全然。忘れられた神様みたい。ただ…、ちょっと異変を起こしたようで」 木綿子:「それをもとに戻すためには、力が要る、って感じね」 燈祈子:「不思議なものね。私も一度忘れられてここに流れ着いて、今は出会った霊を自分で送っているぐらいでも、消えてしまうことなくこうしているのに」 燈祈子:「どんな異変?」 木綿子:「日蔭が薄くなる異変だとは言ってたわねえ。まあ、吸血鬼の子にはつらい異変よねえ」 燈祈子:「それでも助けてあげようなんて……よほどの縁なのね」 木綿子:「まあどうかしらねえ。…で、ここで問題」 燈祈子:じっと視線を合わせて続きを待ちましょう。 木綿子:「この神様と奈乃香様、龍神の涙を『どっち』に使うのかしらねえ?」じいっと、燈祈子さんを見る 木綿子:「ちなみに、どちらに使っても、人里に影響は出るそうよお?」 燈祈子:「……今の話だけじゃ、どちらにも奉納できないわ」 燈祈子:「『今もっとも幻想郷が必要としている神に奉納せよ』……って、そう言われたの」 燈祈子:「見殺しになんて、したくないけれど。軽々しく渡せるようなものじゃない」 木綿子:「でしょうねえ。で、お姉さん考えました」 燈祈子:「どんなふうに……?」 木綿子:「龍神の涙、両方に奉納すればいいじゃないの。ってね」 木綿子:「あの声には、人数制限のことなんて言ってないわ。なら、両方に奉納しても、文句は言われないわよねえ?」 #region(燈祈子パート) GM:受信した。 &italic(){”竜神の涙は不可分”} &italic(){”このようなことを考えるとは、なんとあさましい。”} GM:霊力消費はなくて結構。というより、宝剣が受信機のような役割を持っているようです。 燈祈子:了解しました。 #endregion 燈祈子:「……確かに、何とも言っていない……けれど、不可分だって、そう聞こえる」 燈祈子:「……あさましい、だって。そんな」 木綿子:「私、結構本気で言ってるわよ?」 燈祈子:「あなたがそう思っているのはわかる。そうできれば、一番良いけれど……でも、分ける方法を、見つけられる?」 燈祈子:「それに、幻想郷が必要としている神なのかどうか、わからない……少数の気持ちだけでだれに渡すか決めてしまうような物ではないの」 木綿子:「…ねえ、幻想郷が必要としてる神って、そもそも何なのかしらね?」 燈祈子:「忘れ去られて消えてしまう神は、必要とされない神……なんて、自分ではそう思うことを、人にも納得させたいわけじゃないけれど」 燈祈子:「わからない。それを見つけるようにと、そういう役割なんだと思う」 木綿子:「そう…ね。ごめんなさい、意地悪な質問だったわ」 燈祈子:「気にしないで。一番大切な質問だから」 燈祈子:「何か鍵になることが見つかったら、教えてくれると嬉しいわ」 燈祈子:「それよりも……希望に添えなくて、ごめんなさい」 木綿子:「いいのいいの。こっちももしかしたら、って思ってたから」 GM:少しずつ、日が傾き出しました。 木綿子:「けど、お姉さんの意見も参考程度にはしてほしいわあ」 燈祈子:「さっきの吸血鬼も、そう言ってくれると良いけれど」 木綿子:「うーん、どうでしょうねえ。吸血鬼だし」 燈祈子:「……奈乃香という神のこと、大事に思っている人は、他にもいるの?」 木綿子:「ええ。おそらく今も、必死に祈りをささげているわ。そこは保証するわよ?」 燈祈子:「そう。大切にされている神だっていうことは、きちんと覚えておくわ……そうとしか、言えないけれど」 燈祈子:待っている人もいますし、こちらはそろそろ切って良いかなと思いますが、どうしましょうか? 木綿子:そうですね。きって戻りましょう。 #endregion #region(そのころ、あわねパート) あわね:二人が帰ってきたら、調べ物すると言ってここを離れ、一旦は関係ない適当な場所……寺小屋とかがいいかな?へ向かって見せて。 あわね:ぐるっと回り込んで、二人が折れた通りの角まで、駐屯所から見えないように移動。そこから先は追跡効果でおっていく。 GM:ふむー。分かりました。 あわね:覚醒体+追跡を警戒して、適当なお店の個室とかを使ってくれていたならしめたもの、そこで再現。 あわね:目の前で覚醒使ってみせたのに、路上で重要な話をするはずもあるまいでしょう。(むねはり) あわね:あ、もちろん、尾行の類は警戒します。相手も私と同じことができるかもしれない、ぐらいの注意は怠りません。 あわね:とはいっても、できることと言ったらスキル「感知」ぐらいですけど(笑) あわね:……あ、最悪のケースは何かを考えていたら、嫌な可能性に思い当たってしまった。 GM:それは? あわね:木綿子さんの目的が、審判の身柄の確保、あるいは誘拐だった場合、 あわね:ここで何もせぬままそれを見送っていて、帰らぬ人を待っている可能性。流石に、そうあることではないと思いますけど。 あわね:……。仮にそうだったとしても、今から特にできることはないですねぇ。考えすぎな気もしますし。 あわね:二人が帰ってきたら、燈祈子さんに無線機を渡しておこう。そうしよう。 あわね:周波数は518.37kHzからちょっと変えて、誰も使ってない数字にしておいて。 あわね:仲間意識のため、木綿子さんにもラジオを渡しておこうかな。周波数を無線機にあわせて。 GM:帰ってきたようですよ。無線機の周波数を確認します。 GM:あわねがキープしたもの、燈祈子に渡したものの周波数はいつも使っている周波数から、変更して GM:両方とも一致している状態でしょうか? あわね:いえす GM:一致状態ですね、分かりました。 #endregion ---- **人間の里、自警団屯所前:燈祈子、木綿子、あわね #region(燈祈子、木綿子、あわねパート) GM:あわねが2名の帰りを待っていました。会談時間およそ30分。 あわね:「あ……、お帰りなさい、です……。」 あわね:「……遅かったですね、心配しましたよ……。」 燈祈子:「待たせて、ごめんなさい」 木綿子:「あらら、ごめんなさい。ちょっと長引いちゃったわね」 あわね:「……万が一があってからでは遅いので……、こちらを、持っておいてくれますか……?」 あわね:燈祈子さんに、無線機の片方を。木綿子さんに、小さなラジオを。 燈祈子:「これは?」 木綿子:「あら、何かしら?」受け取ります あわね:「声を、届ける道具です。……周波数は、適当なものにしておきました……。」 燈祈子:「話しかけると、あなたに声が届くの?」 あわね:「……審判さんにお渡しした方は、相互に話せます。……流石に材料が高いので、一対しかありません。……木綿子さんは申し訳ありませんが、聞くだけになります……」 燈祈子:「ありがとう。何かあったら、お願い」 木綿子:「了解。お知らせ受ける方ね」 あわね:「……木っ端妖怪は、まず龍神の涙を狙うでしょう……。しかし、審判のシステムを理解している上位妖怪なら……狙われるのは、審判でしょう……。何かあったら、すぐに私と木綿子さんを……呼んでください。」 燈祈子:「わかったわ」 あわね:「……。……では、ちょっと調べ物に行ってきます……。申し訳ありませんが、そのあいだ、見張りを代わってくれますか……?」 木綿子:「はい了解。…気を付けてね?」 あわね:「……人間から見て、前回のケースがどのように伝わっているか…….ひょっとしたら、山サイドでは逸失した情報も、残っているかもしれません……。調べてきます……。」 燈祈子:「……大切なことなら、後で教えて」 あわね:「……このままだと、表向きは取材できているのに……なんにも取材してないと、それはそれで怒られるんです……」自嘲気味の儚い笑み あわね:「……はい、大事なことがわかったら、すぐに知らせます……。」 GM:だいぶ日も傾いてきました。 あわね:とりあえず、寺小屋へ向かいます。 #endregion ---- **人間の里 ???:あわね #region(あわねパート) GM:慧音の寺子屋を通過し、あの角の近くから消えかけた追跡を追います。 GM:たどり着いた先は…空き地でした。 GM:ここから、追跡は帰り路…屯所の方向へ向かったことを示しています。 あわね:(おや、随分と無警戒な場所。ブラフかな……?いや、結界でも使ったのか。)手にはレコーダー。にやり。 GM:何をするのかな? あわね:(悪いけど、関係ないんだよねぇ。)がしょあこん、と音を立てて背中から大きい方のラジオを取り出す。 あわね:風で再現。ここでの会話を再現する。 GM:判定をお願いします &bold(){判定[あわね] 12+3D6 = 12+[1,6,6] = 25} あわね:現在霊力9 燈祈子と木綿子が、今さっきこの空き地で話していた内容が聞こえてくる。 あわね:レコーダーとラジカセに録音していきます。 GM:どうぞ。 GM:※長いの来るぞ!気をつけろ! #region(燈祈子と木綿子の会話) 木綿子:「さてさて、やっとお話できるわね」 燈祈子:「どんな話をするの?」 木綿子:「神様、神無月 奈乃香様含め、の話ね」 燈祈子:「さっきお願いした通り、私も少し、気になっていたわ」 木綿子:「…実はね、結構ピンチな状態なの。力尽きる一歩前ね」 木綿子:「学業成就の神様で、生徒さんたちの願いを叶えていたらそうなったようなの」 燈祈子:「人里にも近いし、信仰はあるみたいだと聞いていた気がするけれど……」 燈祈子:「少し、不可思議ね。普通は、願いを叶えてまた願いが集まるなら、力は強くなるはずなのに」 木綿子:「…信仰心は駆け込みのようね。実際は向上欲を目一杯浴びせられてたみたい」 木綿子:「生徒さんも生徒さんで、ご利益頼みだったようなの」 燈祈子:「御利益をあげても、本当に信仰してくれる人は少なかった……そういうこと?」 木綿子:「ご名答」苦笑いをして 木綿子:「で、今回の件で力を回復させてあげられる、って思ってたんだけどねえ」 木綿子:「…もう一人、神様がピンチのようなの」 燈祈子:「他にも?」 木綿子:「そ。その神様を、吸血鬼の子が連れてくるようなのよ」 燈祈子:「そういう用事だったのね」 木綿子:「…こっちも状況は一緒かしら。死にそう、って感じかしらね」 燈祈子:「その神も、力を失ってしまったの?」 木綿子:「ああ、神無月様は力失ってないわ。けど、こっちは力不足のようなの」こっち=ロアナさんが連れてくる(であろう)神様 燈祈子:「どんな神かは、知ってる?」 木綿子:「いえ全然。忘れられた神様みたい。ただ…、ちょっと異変を起こしたようで」 木綿子:「それをもとに戻すためには、力が要る、って感じね」 燈祈子:「不思議なものね。私も一度忘れられてここに流れ着いて、今は出会った霊を自分で送っているぐらいでも、消えてしまうことなくこうしているのに」 燈祈子:「どんな異変?」 木綿子:「日蔭が薄くなる異変だとは言ってたわねえ。まあ、吸血鬼の子にはつらい異変よねえ」 燈祈子:「それでも助けてあげようなんて……よほどの縁なのね」 木綿子:「まあどうかしらねえ。…で、ここで問題」 木綿子:「この神様と奈乃香様、龍神の涙を『どっち』に使うのかしらねえ?」じいっと、燈祈子さんを見る 木綿子:「ちなみに、どちらに使っても、人里に影響は出るそうよお?」 燈祈子:「……今の話だけじゃ、どちらにも奉納できないわ」 燈祈子:「『今もっとも幻想郷が必要としている神に奉納せよ』……って、そう言われたの」 燈祈子:「見殺しになんて、したくないけれど。軽々しく渡せるようなものじゃない」 木綿子:「でしょうねえ。で、お姉さん考えました」 燈祈子:「どんなふうに……?」 木綿子:「龍神の涙、両方に奉納すればいいじゃないの。ってね」 木綿子:「あの声には、人数制限のことなんて言ってないわ。なら、両方に奉納しても、文句は言われないわよねえ?」 燈祈子:「……確かに、何とも言っていない……けれど、不可分だって、そう聞こえる」 燈祈子:「……あさましい、だって。そんな」 木綿子:「私、結構本気で言ってるわよ?」 燈祈子:「あなたがそう思っているのはわかる。そうできれば、一番良いけれど……でも、分ける方法を、見つけられる?」 燈祈子:「それに、幻想郷が必要としている神なのかどうか、わからない……少数の気持ちだけでだれに渡すか決めてしまうような物ではないの」 木綿子:「…ねえ、幻想郷が必要としてる神って、そもそも何なのかしらね?」 燈祈子:「忘れ去られて消えてしまう神は、必要とされない神……なんて、自分ではそう思うことを、人にも納得させたいわけじゃないけれど」 燈祈子:「わからない。それを見つけるようにと、そういう役割なんだと思う」 木綿子:「そう…ね。ごめんなさい、意地悪な質問だったわ」 燈祈子:「気にしないで。一番大切な質問だから」 燈祈子:「何か鍵になることが見つかったら、教えてくれると嬉しいわ」 燈祈子:「それよりも……希望に添えなくて、ごめんなさい」 木綿子:「いいのいいの。こっちももしかしたら、って思ってたから」 木綿子:「けど、お姉さんの意見も参考程度にはしてほしいわあ」 燈祈子:「さっきの吸血鬼も、そう言ってくれると良いけれど」 木綿子:「うーん、どうでしょうねえ。吸血鬼だし」 燈祈子:「……奈乃香という神のこと、大事に思っている人は、他にもいるの?」 木綿子:「ええ。おそらく今も、必死に祈りをささげているわ。そこは保証するわよ?」 燈祈子:「そう。大切にされている神だっていうことは、きちんと覚えておくわ……そうとしか、言えないけれど」 #endregion あわね:「な、る、ほ、ど。うんうん、これは助かるね。ついでに、あの吸血鬼の目的まで分かっちゃった。ラッキー!」明るく朗らかに あわね:「さぁて、これで情に流されたりしたら厄介なことになるねぇ。何とかして、神に奉納されることは防がないと……。」 あわね:「だからといって、妖怪に奪われたらもっとまずいんだけど。」 あわね:「……ちょっと、嘘をつくことも必要かな?」レコーダーをクルリと回してパシリとキャッチ。カバンに放り込む。 GM:戻りますか?出かけてからこれを聞くだけで、だいたい50分は経過しています。 あわね:「……いずれにせよ、破壊することには変わりません……。」きっぱりとつぶやいて、急いで戻ります。 あわね:霊力現在値、14 GM:分かりました。おっとと、その前に、ロアナさんの動向が届いています。 あわね:よし、帰ってきた! GM:竹林に向かいました。 あわね:ふむふむ。 GM:竹林の中に不可思議にできていた祭壇の中に、ある女性がいたそうです。 GM:ロアナは、その女性を影から観察した後、妖狐の群れを見つけ、またその女性のもとに行きました。 GM:その女性は、人間の里に現れた大事なものを"人間のいたずら"ではないかと疑っているようです。 あわね:観察したあとに一旦その場を離れて、群れと遭遇して、女性のところへ戻ったのですか? GM:そうです。2回目は妖狐の群れと一緒に行き、その女性が疑ったのは妖狐の話でした。 GM:そのあと、ロアナに何やら書物のようなものを渡しました。ロアナはそれを受け取り、人間の里に戻ってきたとのことです。 GM:その書物は、遠目に見て分厚いものでした。 あわね:ふーむ……。今ももっていますか? GM:ロアナはその書物を確かに持っているようです。 あわね:……わかりました。とはいえ、複雑な勢力事情みたいですね……. GM:ちょうど、空き地で再現した後ぐらいにあの覚醒体が帰って来たので、この情報が他に伝わることもありませんでした。 あわね:はい、了解です。ありがとうございます。 #endregion #region(そのころ、自警団屯所付近) #region(木綿子パート) 木綿子:奈乃香様に前回の龍神の涙戦争(仮)について、知ってることと。龍神の涙の扱いについて聞きたいのですが GM:燈祈子さんに、離れたことを知られますが、よろしいですか? 木綿子:屯所って、紙と書くものってありますか? GM:ありますよ 木綿子:上の内容をばれないように書いて、クリーチャーで届ける作戦に GM:燈祈子さんにばれるか、ばれないかは<隠密>によります。 木綿子:燈祈子さんにはある程度ばれても大丈夫なはず。 GM:分かりました。一応隠密の判定どうぞ。 木綿子:ただ…、振って失敗すると怪しまれますよね?行動的にコソコソしてるわけですし GM:ですねー。どうします? 木綿子:なら振らない方向で。屯所の人たちには適当言ってごまかします GM:わかりました。では、クリーチャーの内容と判定だけお願いします。 GM:木綿子が屯所の中に入ったことを燈祈子さんに伝えます。 #endregion #region(燈祈子パート) GM:木綿子さんが屯所の中に入りました。 燈祈子:見張っている場所から見えた感じでしょうか? GM:はい。 燈祈子:見張りを続けていましょう #endregion #region(ふたたび木綿子パート) 木綿子:狐を1匹召喚で。内容は奈乃香様に紙を届け返事を持ってこさせる 木綿子:刻符で一発成功って大丈夫でしょうか? GM:それはないですが、代わりに、霊力を1.5倍使うことで、ダイス目15として扱うことができます。これはGM判断です 木綿子:ありがたいです。5の1.5ということで8消費でお願いします GM:はい。では狐を呼び出しました。手紙を受け取り、屯所の窓から出発しました。 木綿子:木綿子(お願い、頼んだわよ)送り出しました GM:他にやることはないですか? 木綿子:あとは見張りしています。慧音先生に聞こうとしたけど、それだとばれますので GM:わかりました。 #endregion #region(ふたたび燈祈子パート) 燈祈子:そういえば、周囲に結界とかは張ってありますか? GM:竜神の涙を守るもの以外はありませんね 燈祈子:禁域結界とかでしょうか GM:禁域+封印ですね GM:屯所の窓から、紙切れを咥えた狐が一匹飛び出し、里のはずれに向かって駆けて行きました 燈祈子:出てきたら何をしたかぐらいは聞いてみましょうか GM:木綿子が出てきました。 燈祈子:とりあえず、木綿子さんに何があったのか、ぐらいは聞いておきましょう #endregion #region(みたび木綿子パート) GM:燈祈子に何があったのか聞かれましたよ? GM:何と答えますか? 木綿子:書いてる間は何も起きてませんよね GM:外で何が起きたかについて、木綿子は知りません。 GM:狐が出てきたところはしっかり見られたようですが。 木綿子:中でも起きてませんよね? GM:はい、木綿子がクリーチャーで狐を呼び出し、手紙を書いて送った以外のことは特に。 木綿子:では、中では何も起きていないことを伝えます。ついでに中で龍神の涙の件について、心当たりありそうな所に手紙を送ったとこを伝えときます。 #endregion #region(みたび燈祈子パート) GM:どうやら、竜神の涙について心当たりがありそうな所に手紙を出した、とのこと。 燈祈子:了解しました #endregion #region(木綿子パートでようやく決着) GM:特に咎めることはないようです #endregion #endregion ---- &italic(){時間は少しさかのぼり…。} ---- **迷いの竹林 ナタリアの祭壇:ロアナ #region(ロアナパート) GM:ナタリアの前に置かれた賽銭箱には、わずかながら現金以外の供物が入れられていた。 GM:ナタリア当人は、何かを紙に書いている。 ロアナ:隠れて様子を見ることは可能でしょうか GM:隠れる判定どうぞ。 ロアナ:あと経過時間を教えてください。霊力的に GM:移動は30分ですね。最後のスニークから20分、合計50分です ロアナ:では普通に隠れます。 &bold(){判定[ロアナ] 9+3+3D6 = 9+3+[4,6,6] = 28} GM:クリティカルです。 ロアナ:完璧です GM:ナタリアはロアナに気づく様子もなく、何かを紙に書きつけては、いろいろと悩んでいるようです。 GM:時たまやってくる兎や狐、鳥といった妖獣などから供物を受け取って、感謝の言葉を返しています。 GM:兎たちが知名度を広げたおかげで、このあたりの知名度と信仰も徐々に高まりつつあるようです。 ロアナ:紙の内容が気になるのですが、ギリギリまで隠れて近づいて覗いたりはできますか? GM:クリティカルして、ばっちり見えているんですが… GM:理解するには神術/陰陽術知識+知性が必要そうです。 ロアナ:無理そうですね…一応振ってみましょう &bold(){判定[ロアナ] 3+3D6 = 3+[1,1,5] = 10} GM:うーん…これでは分かりませんね…。 ロアナ:どんなことが書いてあるか覚える…のも知性っぽいしい、諦めよう… GM:わかりました。他に気になることはないですか? ロアナ:うーん、もう特に調べられそうなこともないし、素直に出ていきます GM:分かりました。 GM:感覚と感知の判定をお願いできますか?ちょっとこちらで気になったことがあったので ロアナ:感覚7 感知/視覚1です GM:視覚ボーナス乗り、7+1+1で判定を &bold(){判定[ロアナ] 7+1+1+3D6 = 7+1+1+[4,4,5] = 22} &italic(){あわねの飛行空艇が背後から監視していることには気づかなかったようだ。} GM:足元をよく見ると、妖狐の集団が何やら一声二声交わすと、ナタリアの祭壇の方へ向かっていったのが見えました。 ロアナ:妖狐…狐火…これは気になりますね… ロアナ:もう少し様子をうかがって、できれば話を盗み聞きしたいです GM:ええと、振り直しですね &bold(){判定[ロアナ] 9+3+3D6 = 9+3+[2,5,2] = 21} GM:ギリギリで気づかれましたね。 ロアナ:ぎゃわー ロアナ:じゃあいま来た風を装ってそのままナタリアのところまで行きます GM/妖狐:「おや?あなたもナタリアさんのピンチに駆けつけた的な?」 ロアナ:「先週から手伝ってる。あなたは何をしに?」 地面に降りてから GM/妖狐:「人間の里でなんやらすごいものが見つかった的なことを伝えに行く的な」 GM/妖狐:「きっとあれを人間の里とか妖怪がナタリアさんに奉納するって決めたら、我ら助かる、的な。」 GM/妖狐:「あんまり知った顔じゃない的だけど、あなたは何しに来た的な?」 ロアナ:「…わたしも日陰が無くなったら困るから。里の話を伝えに来た」 GM/妖狐:「やることは一緒的だし、どうせなら一緒に行こ。」 ロアナ:「…わかった」 #endregion ---- **迷いの竹林 ナタリアの祭壇:ロアナ #region(ロアナパート) GM/妖狐:「ナタリアさん今暇的な?」 GM/ナタリア:ちょっと忙しいけれど、何か用?」 GM/妖狐:「人間の里でなんやすごいものが見つかった的な。」 GM/妖狐:「なんでも、ちゃんと奉納するって人間とか妖怪とかに言ってもらわんとアカンくらい大事なもの的な。」 GM/ナタリア:「…そんなものあるの?」きょとーん。 ロアナ:変なことを言わない限り黙って聞いてます GM/ナタリア:「とりあえず、奉納と言うからには力の源と考えて間違いないみたいだけれど…。余り信用できないわね…。」 ロアナ:やっぱ胡散臭いよねー… GM/ナタリア:「ちょっとそれは一旦パスして、他の場所を当たってみて」 GM/ナタリア:「それが何かとんでもない穢れを持っていたら、私じゃ対処できない。」 GM/妖狐:「疑う的な?うーん、気にいると思ってた的な何かだけど、とりあえず別の場所から集めてくる的な。」 ロアナ:何を別の場所から集めてくるんだろ…? GM/ナタリア:「ダメよ。竜神の落し物とかその辺のレベルじゃないと信用できない。あと、泥棒は何があっても絶対ダメよ!」 GM/妖狐:「泥棒ダメなのは分かってる的な!」 走り去る妖狐の集団。 GM/ナタリア:「…あらロアナさん、こちらは今順調なの。妖獣を中心に助けてくれたおかげで、しばらくは現状維持できそうだわ。」 GM/ナタリア:「ただ、やっぱりこれ以上となると、どうしてももっと信仰がいるわね…。困ったわ。」 ロアナ:「…大変そうだね。さっきの話、どう思う?」 GM/ナタリア:「人間の里の悪ふざけた誰かがでっち上げた悪戯だと思う。」 ロアナ:「さっき里で実物を見てきた」 GM/ナタリア:「…で?」割と反応は冷たい。 ロアナ:「それっぽかった」 割りと適当 GM/ナタリア:「どういう意味でそれっぽかったの?」 ロアナ:「…すごそう?」 GM/ナタリア:「ニセモノじゃない?」 ロアナ:「かも。でも、話したいのはそれじゃなくて」 ロアナ:「…里にそんなのが落ちてきて、人間達の神様への関心が高まってる」 GM/ナタリア:「ふーーん…となると、人間の里でも信仰を取れるかもしれないわね…。」 GM/ナタリア:「ダメ元で頼むけれど、私の名前と役割だけでも里の人々に伝えてくれるかしら?」 ロアナ:「…あ、連れてくるって言っちゃった。何か代わりになるものってある?」 GM/ナタリア:「うーん、そうねぇ…。今は現状維持のために日陰の運行を決めている最中で離れられないし…」 ロアナ:なるほど、あの紙はそういう… GM/ナタリア:「ちょっと待ってて!」 &italic(){~しばらくして~} GM/ナタリア:「これで一応の…。」 GM:ナタリアの名のもとに書かれた、聖典の抄録。 ロアナ:「…これを見せればわかってもらえるかな?」 GM/ナタリア:「知識のある人が見たら、多分分かってくれると思うわ。」 ロアナ:「わかった。借りるね」 鞄がないから…剣といっしょに抱えて持ちます ロアナ:「日陰、現状維持はできるの?」 これだけ聞いておきたいです GM/ナタリア:「妖獣からの信仰も増えたし、数日は大丈夫よ!」 ロアナ:「…わかった。わたしは里に行ってがんばってみる」 GM/ナタリア:「頑張ってね!」 GM:他にやることなければ、里に戻ってシーンを切ります。 ロアナ:妖狐がきになるんだよなー…足あとたどって追跡ってできますかね? GM:追跡スキルあります?ないとしても、身体ベースで判定よろしくお願いします &bold(){判定[ロアナ] -> 9+3+3D6 = 9+3+[5,2,4] = 23} GM:今度は大丈夫なようです。 GM:ただ、集団はあの後てんでんばらばらに行動したようで足跡は散らばっていますね。 GM:太陽の畑に向かったものあり、人間の里に向かったものあり、魔法の森に向かったものあり、永遠亭に向かったものあり ロアナ:里の方向に向かっているのがあれば、それを追いかけたいです 無ければそのまま里へ GM:ありますね。里に向かって追いかけます。 #endregion ---- 人間の里はずれ:ロアナ #region(ロアナパート) GM:さっきの時間報告からさらに90分ほど経過しました。 ロアナ:遅くなっちゃったなぁ GM:足跡をたどると、人間の里を見据えている妖狐がいますね。 ロアナ:スニークして様子を見ましょう… &bold(){判定[ロアナ] 9+3+1+3D6 = 9+3+1+[5,1,4] = 23} GM:追跡の先ほどの値を継続するとみなして、達成値26としますね GM:狐の独り言が聞こえます。こちらには気づく様子もなし。 GM/妖狐:「とりあえずこの辺に生活してる狐には伝えたけど、さて、人間の里の人間をどうやって説く的な…。」 GM/妖狐:「なんか凄そうなモノはダメって怒られた的だったし…。」 GM/妖狐:「はぁー……何か起こるまでここで見守るぐらいしかできない的な…。」 ロアナ:(…思ってたより普通) GM:たそがれてますね。どうしますか? ロアナ:話しかけてもいいですけど、(ゲーム内)時間がかなり経ってると思うので…こっそり離れて里に戻ります GM:わかりました。竹林から人間の里までの時間30分を忘れていたのでそのぶん足しておいてください GM:それでは、人間の里に戻る頃には大分陽も傾いてきたころになってしまいました。 GM:もう少しで日の入りです… #endregion #region(ロアナパート、シーン後の考え事) GM:シーンカット。お疲れ様でした。 ロアナ:おつかれさまですー GM:さて、欲しい情報は得られたでしょうか? ロアナ:うーん、妖狐が屋根ふっ飛ばした犯人かと思ったのだけど…内部分裂かな? GM:内部分裂? ロアナ:妖狐集団内に過激派がいるとか…? GM:なるほど…。PLの推理はいつもいつも貴重です。ご協力ありがとうございます。 ロアナ:ともかくナタリアが竜神の涙をほしがっていないというのがわかって良かったですよ GM:一応、この台詞だけもう一度強調しておきます。 GM/ナタリア:「ダメよ。竜神の落し物とかその辺のレベルじゃないと信用できない。あと、泥棒は何があっても絶対ダメよ!」 ロアナ:がんばって神様総選挙に勝たせるだけです… #endregion

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