コネクション

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コネクション - (2013/04/11 (木) 22:42:18) のソース

 ここでは、公式でカバーされていない東方キャラクターのコネクション相手としての解説を掲載する。
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#contents

*ダブルスポイラー ~ 東方文花帖
***姫海棠はたて
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 念写をする程度の能力を持つ、鴉天狗の新聞記者。文とは新聞の部数を競うライバル同士。
 かつては念写能力を使い新聞を書いていたため外に出て取材することはなかったが、最近は積極的に山の内外で取材を行っている。
 発行している新聞は「花果子念報」で、あまり人気は出ていなかった模様(現在どうなっているかはGMの判断による)。
・&bold(){コネクションの相手}:主に取材対象や新聞の購読者、情報源などとしての関係が考えられる。
  また、妖怪の山の住人であれば同じ社会の一員としてのコネクションを結ぶ可能性がある。文と比べると白狼天狗に対して中立あるいは好意的であり、GM次第では下位の立場の場合でもある程度親しい関係と設定することも可能。
・&bold(){情報源}:新聞屋として情報を集めているため、幻想郷の中でも事情通であり様々な情報が期待できる。ただし、鴉天狗の性質に加え経験不足から情報源としては不安定。自分が見聞きした情報以外もそれなりに信用する傾向がある。
  また、念写によって思わぬ写真を写してしまったり、それにより誰も知らないような情報を握っていることもある。ただし、はたて自身が撮ったものではないので勘違いや混乱を招くことも少なくない。
・&bold(){援助}:情報による援助がほとんど。或いは、求められたものを念写することも考えられる。報酬を求める場合もやはり情報である場合が多い。
・&bold(){依頼など}:何らかの情報を得るように依頼してくることがあり得る。外での取材を始めてから日も浅いため、手伝いや助言を頼まれることも十分に考えられる。
  念写された写真を巡って騒動を起こす、トラブルメーカー的な役割となる可能性もある。

*神霊廟

***幽谷響子
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 仏門に入った山彦の妖怪。棲家は妖怪の山だが、命蓮寺でよく見かける。修行にはさほど熱心ではない。
・&bold(){コネクションの相手}:命蓮寺の妖怪ならば気軽にコネクションを結ぶことが出来る。山の妖怪でも親交を結ぶ機会があるだろう。また、人里近くでミスティアと「鳥獣伎楽」というパンクバンドを組みゲリラライブを行っていることがあり、歌や音楽に関わるキャラクターと接点が生じることも考えられる。
・&bold(){情報源}:命蓮寺で起こる出来事にはそれなりに詳しい。また、能力の都合上人の言葉をよく覚えているので思いがけない情報を持っていることがある。
・&bold(){援助}:声にまつわる頼みごとのほか、命蓮寺の者への言伝などは引き受けてくれるだろう。
・&bold(){依頼など}:命蓮寺にまつわる事件で助けを求めてくることが考えられる。反面、前述のパンクライブはトラブルを引き起こす原因にもなり得る。

***多々良小傘
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 お寺の周りをフラフラしている妖怪傘。入門はしていないものの、墓地がある命蓮寺に入り浸っている。
 神霊廟で設定が追加されたためここで追記する。
・&bold(){コネクションの相手}:墓場や人里で人を驚かせているため、知り合う機会は多い。驚かす対象の人間や、同じようなタイプの妖怪など多様な立場でコネクションを結ぶことができる。
・&bold(){情報源}:人里および命蓮寺周辺や墓場で起こった出来事ならば多くの情報を期待できる。
・&bold(){援助}:人を驚かす手伝い程度の他は難しいと考えられる。
・&bold(){依頼など}:自分のテリトリーである墓場でのトラブルで、自分の手に負えない時は積極的に助けを求めてくることが考えられる。

***宮古芳香
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 青娥に蘇生させられた古代の死体。青娥の手先として働いている。
-&bold(){コネクションの相手}:墓場や青娥に縁のある者であれば知り合いとなる可能性があるが、意思疎通すら困難で近寄る者は問答無用で襲われるため、死霊を扱う能力を持つ者でなければ難しい。
-&bold(){情報源}:思考回路が前時代のコンピュータ並であるため、情報はほとんど期待できない。墓場周辺で見聞きしたことであれば知っている可能性はある。
-&bold(){援助}:守ってほしい場所の見張り番など。ただし、基本的に青娥を通しての交渉となる。
-&bold(){依頼など}:芳香から依頼が来ることはほぼない。

***霍青娥 (通称:青娥 娘々)
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 最近幻想郷にやってきた、自己中心的な邪仙。興味を持った者に近寄っては飽きて離れるといったことを繰り返している。
- &bold(){コネクションの相手}:仙人と関わりが深かったり、青娥の興味を惹きそうなキャラクターであれば青娥の方から接触してくる。欲深かったり力を欲している者などが対象になりやすい。また、悪さをする青娥を止めようとする立場(人里の自警団など)からのコネクションも考えられる。
-&bold(){情報源}:仙術や道教のこと、古代日本のことなどであればよく知っている。しかし、知識のレパートリーは基本的に古い。また、勝手に人の家などに侵入する(時には盗みも働く)こともあるので、個人のよりプライベートな情報を知っていることもあり得る。
-&bold(){援助}:主に仙術や様々な術を授けてくれる。場合によっては芳香を貸し出すこともあるだろう。
-&bold(){依頼など}:主に自分の力を見せびらかしたい欲求や、道教・仙術などに関わることで依頼をすることがあり得る。

***蘇我屠自古
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 日本の古代豪族、蘇我氏の亡霊。神子と共に道場に住んでいる。怨みは消えつつあるが強力な怨霊であり、人間にとっては危険な存在。
-&bold(){コネクションの相手}:基本的に、道教や神子と関わりがある者に限られる。
-&bold(){情報源}:道場に関わることや、神子が封印されるまでの日本についての事柄など。また、道教や仏教・神道などに深く通じている。
-&bold(){援助}:雷を操る程度の能力(属性使い・雷に相当)を使ってくれるか、布都や神子らに話を通したり紹介することが考えられる。
-&bold(){依頼など}:基本的に、道教・道場に関わることでの依頼となる。神子が困っていることを内密に解決するよう頼まれることもあり得るだろう。


***物部布都
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 霊廟と共に復活した、物部氏の尸解仙を自称する道士(仙人)。神子と共に道場に住んでいる。順応性が低く考え方や言動がズレており、修行ついでに見聞を広めている。

-&bold(){コネクションの相手}:神子に関することで動いていたり、修行をしている布都と知り合うなどが考えられる。ただし、妖怪には敵意を抱いていることに注意。
-&bold(){情報源}:古い神道・道教に関する知識に加え、屠自古と同様の情報を知りうる。ただし早とちりや勘違いも多い。
-&bold(){援助}:我流の術([神術・陰陽術]に相当する)による援助や、神子の道場の関係者への口利きなど。
-&bold(){依頼など}:屠自古と同様に、基本的に道教・道場に関わることとなる。幻想郷についての見聞を深めるための調査なども考えられる。


***豊聡耳神子
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 霊廟と共に復活した、伝説の聖人(仙人)。どんな隙間にも無限の広がりを持つことができる仙界に建てられた道場に住み、ほとんどどこにでも現れることができる。十人の話を同時に聞くことができる程度の能力を持ち、複数人から同時に話を聞きそれぞれに的確な助言を与えることが出来る。普段は仙人の修行を行っているほか時折人里の人間などに干渉している。道教を信仰しており、神道や仏教の勢力とは微妙な距離を保っている。人間が妖怪に脅かされていた時代の人間(当時)であり、妖怪寺である命蓮寺(特に白蓮)に対しての心証は悪い。

-&bold(){コネクションの相手}:人里に赴き人の欲を聞いている他、どこにでも現れることができるためあらゆる場所で知り合う可能性がある。話を聞いてもらったり道教と関わりがある者か、或いは神子を尊敬・信仰しているなど様々な関係が考えられる。ただし、弟子入りしてもまともに仙術を教えてもらえたりはせず、小間使い程度にしか思われないので弟子という設定にする際は注意すること。
-&bold(){情報源}:道教や仏教・神道などに通じているほか、人から多くのことを聞いているのでほぼ無差別に様々なことを知っている可能性がある。特に個人の事情や噂話などは知る機会も多い。
-&bold(){援助}:話を聴いた上での(時にはGMの想定通りの)的確な助言などが考えられる。
-&bold(){依頼など}:基本的に話を聴き解決に導く側なので依頼をすることはあまりないが、メッセンジャーやお遣い、実働部隊などが考えられる。

***二ッ岩マミゾウ
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 最近幻想郷にやって来て命蓮寺に棲みついた大狸。人に紛れて生活していたため人間社会に詳しく、古参妖怪らしく相応の知識と実力も備えている。妖怪狸の親分として時折暗躍している。
・&bold(){コネクションの相手}:主に狸をはじめとした妖獣が知り合うことになる。若輩であれば子分や相談に乗ってもらう間柄、年を経た者であれば友人やライバルなど、様々な関係が考えられる。他には命蓮寺や外の世界と関わりがある者、人里での知り合いなどもコネクションとなり得る。
・&bold(){情報源}:妖怪についての様々な事柄や、現在(神霊廟時点)の外の世界などもよく知っている。特に狸や仲の悪い狐に関係する事柄は知っている可能性が高い。
・&bold(){援助}:化けさせる程度の能力(主に幻覚系や[チェンジ]の[妖術]に相当)の使用や、情報や(しばしば葉っぱの)金銭など。人里では人間に化けて助言を与えることもある。対価としてはアイテムや各種工作などが考えられる。
・&bold(){依頼など}:狐とのトラブルや命蓮寺に関わることに加え、個人的興味からの依頼をもちかけてくることがある(特に妖怪に関わることには関心が高い)。また、ぬえを通じて聖に言えない案件を抱えるなどして、それらを秘密裏に解決するよう派遣されるなども考えられる。

*その他、書籍版(茨歌仙、鈴奈庵)
***茨華仙 (茨木華扇)
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 永い時を生きている、片腕有角の仙人。現時点での能力やその正体は不明。妖怪の山に大きな住家を持ち(ただし結界で隠されており、正路を通らなければ辿りつけない)、よく博麗神社に出向く。
・&bold(){コネクションの相手}:仙人という肩書きから人間の味方というスタンスを取っているが、基本的に仙人としての説教を聞かされる形となる。
  妖怪相手でも比較的友好的。博麗神社に入り浸る妖怪であればどんな形であれ華仙の興味を引く可能性は大いにある。
  ただし、鬼は徹底的に避けるほか地底を忌避しているので地底出身のキャラクターは注意すること。
・&bold(){情報源}:妖怪に関わることをはじめとした様々な事を知っている。飼っている動物らが見聞きしたことも聞いており、噂話の情報網は広い。特に地底に関しては豊富な知識を持っているが、自身の地底との関わりは否定する。
・&bold(){援助}:自らの力を行使することは(少なくとも表立っては)ほとんどないため、基本的に情報となる。どのような能力を持っているかは不明だが、動物と話したり使役することができ、右腕は怨霊を握りつぶしたり離れた場所に飛ばしたりと様々な力を持つ。
・&bold(){依頼など}:自分の気になった噂の確認等で、自分の手が回らなかったり出ないほうが良いことに関して頼む可能性がある。ただし、基本的には自分で足を運ぶ。

 ※単行本2巻時点での情報であることに注意。それ以降の情報を使いたいGMはその旨をプレイヤーに伝えた上で修正すること。

***本居 小鈴
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 人里にある貸本屋「鈴奈庵」の娘。妖魔本コレクターで、どんな言葉で書かれた本でも読むことができる能力を持つ。ルール上は、あらゆる本の文字を読む判定に自動成功する(ただし、内容を理解できるとは限らず、本以外の文字を読めるかはGM判断)。
・&bold(){コネクションの相手}:人里に関わるキャラクターや人間であれば友人や客としてコネクションを結ぶのは容易。付喪本などの本に関わる妖怪や、妖魔本に封じられていた妖怪などもあり得る。
・&bold(){情報源}:妖魔本や外来本について博識なほか、妖怪自体についても妖魔本や祖父から知識を得ている。
・&bold(){援助}:鈴奈庵にある本を貸したり、読めない本を代わりに読むなど。印刷業務も小規模ながら行っている。鈴奈庵では主に外の世界や妖怪などについて書かれた本を探す<文献検索>判定を行うことができ、小鈴に手伝いを頼んだ場合はGM判断で達成値ボーナスを与えたり自動成功としてもよい。また、霊夢や魔理沙、阿求などとも顔見知りなため、紹介する形での援助もあり得る。報酬は本や金銭などが主。
・&bold(){依頼など}:妖魔本に関わる事件を頻繁に起こすトラブルメーカーのため、自分が起こしたトラブルの解決依頼が主となる。特に、所持している『私家版 百鬼夜行絵巻 最終章補遺』は内容を充実させようと様々な妖怪を生み出す危険な存在である。他には、本の収集の依頼などが考えられる。

 ※単行本1巻時点での情報であることに注意。それ以降の情報を使いたいGMはその旨をプレイヤーに伝えた上で修正すること。