著:3スレ目>>356殿


武田家と北条家は三国同盟破棄以降戦い続けていたが
北条家では北条氏康の死により動揺が広がり、
北条家は武田信玄に対抗できる情勢では無くなっていた。
そこで武田信玄は新しく当主となった北条氏政に同盟を投げかけることにした。

武田信玄ミ ミ) ´∀`)彡ゝ「氏康公が死んでしまったようじゃな。お悔やみもうす。」

ミ ミ) ´∀`)彡ゝ「長らくの間両家は戦ってきたがここで和睦してみれば如何であろう。
           再び同盟を結び、敵に備えようではないか。我らが憎しみ合ってるのもおかしな話でござらぬか」


北条氏政( `゚A゚)「皆の衆、武田信玄公から再同盟の死者が来ておる。(本当は信用に置けない武田とは同盟などしたくはないが)
     我らに異存はない。条件についてはお互い納得のできる条件を提示していただきたいものだ。」

清水康英( `д´)O「武田家との同盟ですか……。我らとしてはいきなり今川を裏切り侵攻した武田家は信用できません。
             武田家も外交的に包囲網を築かれて苦しいはず。今和睦してしまっては…」

北条氏政( `゚A゚)「言うな!氏康公が死んだばかりで動揺が走っておる。今武田と戦うと離反者が相次ぐ可能性がある。
           (嫌らしい時期を狙ってきてむかついて仕方がないが)同盟に応じようではないか。」


こうして再同盟の話は良い感じで進んでいると思われたが…

ミ ミ) ´∀`)彡ゝ「うむ、同盟に応じるとは青二才にしては賢い判断だ。
こちらが出す条件としては
まずは、駿河の東部を割譲し、今川氏真を追放、そして上杉家との同盟を破棄しろ。
わかったな青二才。嫌なら考えがあるぞ」

(`・ω・´)「それは少しやりすぎでは…。北条には北条の面子がございまする」

ミ ミ) ´∀`)彡ゝ「これくらいでよい。氏康ならともかく戦下手の氏政では無いか。
           我が息子勝頼と比べたら器量の差が全然違うわ。あの青二才ごときではこれで十分じゃ」

当然、北条家では大問題となった。

( `゚A゚)「この内容は我らをなんだと思っておるのだ。確かに一理ある。しかし我が北条は上杉に氏秀を人質に出しておる。
     見殺しにしろというのか」

( `゚A゚)「もう一度考え直して頂けないものか…」


ミ ミ) ´∀`)彡ゝ「黙れ!いいから同盟に応じるか我らと戦うか選べ。お前ごときに負けるほど武田は弱くないぞ」

( `゚A゚)「・・・・」

( `゚A゚)「わかりました。同盟します」

こうして武田家との再同盟はなったのである。
幸いにして上杉家に上杉景虎と名乗っていた氏秀は殺されることがなく、また北条うに戻ることもなかった。
しかしこのことが後に問題になるとは信玄は思いもしなかった。

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最終更新:2009年12月15日 19:38