著:4スレ目>>217殿


同じ夢を見る。幼き頃、まだ赤子であったわしを父上と母上があやしてくれる夢であった。
これは己の記憶のうちにないことだ。
わしにとって父の記憶は何もない。気が付いたとき、家臣同然に扱われていた。
母の記憶といえば、長く続いた病によって枯れ木のごとく痩せ細った姿のみ。
わしは父に褒めてもらいたかった。「わしはそちのような子を持てて嬉しい」と。
しかし、父は諏訪四郎を褒める事はあっても、子として褒めてはくれなかった。
わしは母に居てほしかった。立派に元服し、武将として成長したわしの姿を見てほしかった。
それすらも叶わずに母は若くして亡くなった。
それでもあの夢を見る。
現は夢であり、夜の夢こそ真であるならば、あれこそが…

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最終更新:2010年06月14日 00:44