1スレ目>>557殿



(`・ω・´) 昌景「今日は重臣会議じゃ」
彡`Д´ミ信房「少なくとも3年は領国を守らねばなるまい」
(’ー’*)昌信「甲斐、信濃、上野、駿河それに遠州…大きくなりすぎた領国は
       保持するのも大仕事ですね」
昌豊「おーい、みんな!遅れて申し訳ないお!」
(`・ω・´) 昌景「お、修理が来た様じゃ」
会合の間に入ってきた昌豊の形相は鬼のようであった。
    ,,,,-―''        ''゛ー-、_,
      ,-''"                ヽ    ,-―――-,
     /          ^ii~.        !   l ぶーん  }
     i   ,テ--、_ _. 、_八._ , _,,.-‐r´ ..l    `y-――-´
     l   '、 ● )     ( ●  ,`.  l
     i    `''"`' ノ   ヽ `''"^''    !
     i            Y.         l
     l      (.   人.   )     i
     ゝ       `ー‐'  '~‐‐´     <

(0ω0)彡0Д0ミ(0ー0*)「………」
昌豊の形相に一同は呆然とした。
(`・ω・´) 昌景「どっ、どうしたのだ修理!」
( ^ω^) 昌豊「何でもないお。」
その後、会合の間に長坂釣閑、原昌胤、小山田信茂らが入室し重臣会議は始まった。



会合の進行役は両職である昌景と原昌胤が行う。
だが、昌景らの願いもむなしく武田家は強硬政策を進めることに決まった。
<丶´`A´`>長坂釣閑「勝頼様が織田・徳川を討とうとおっしゃっておるのじゃ。
     我らはそれに従うべきであろう?」
彡`Д´ミ信房「しかし、先代様の遺言では三年は事を起こすなと…」
<丶´`A´`>長坂「だまらっしゃい!」
勝頼の守役を務めた釣閑斎の権力は絶大なものになっていた。
その時、沈黙を保っていた昌豊が叫んだ。
( ^ω^) 昌豊「釣閑!いいかげんにするお!」
普段温厚な昌豊の一喝に釣閑はひるんだ。
( ^ω^) 昌豊「お前が訴訟の際に賄賂を受け取り、私服を肥やしてるのは
      知ってるお!貴様は鐘をついて奸人にならぬと誓うがいいお!」
<丶´`A´`>長坂「黙れ黙れ!この百姓め!」
昌豊の家柄は釣閑にしてみれば百姓同然のものであった。



昌景は、会合前の昌豊の形相がこのためだったのかと悟った。
釣閑の不正を咎める為の決死の表情だったことを。
「百姓め」の発言に昌豊は床を踏み鳴らして立ち上がった。
             r'"⌒ヽ    _,,r,'-ュヽ
 ビ リ       / ^ω^ \ ,イ彡く,-‐' ゙i, 
  __,,, :-―,ァ''"くJ(      ゞア´`ゝニ'ィ,〉
,:f^三ヲ,r一''^ニ´、、__ l ! ィ彡,ャァ'" ,,..,,、  /lトィヘ 
ノ ニ、゙リ  ,..,,   ``''ヽ,,,  ''"´   ゙''ヾミ,r/:.l:.:し′
,ィテ'J´,,..::;;゙i,     ,;,, ;;; ,,;;       ,frア:.l:.:ヾ 
リ:.:.:.{'"  ,ィト.     ';;;;;;;;;;;'      ,!;V:.:.ノ:.:.:.:

(※編集注:修理のこれより下が文字化けするのでどなたか修正お願いします)



  百 姓 な め る と ひ ど い め に あ う お
   
     年 貢 お さ,r'"⌒ヽ め な い お
          /^ω^  \
      , .-‐- くJ(      ゝ-rr- 、、
     /Y  ,r 、 `ー r'"^〃 、  つヒヽ
    ,ノ '^` i! =テミ i' 天ニ  ミ、 ='"^ヾ }
   ,/ ''=''" ノ-‐'ヾ-人,,__ノnm、''::;;,,  イ
  i!   ,∠-―-、、     `ー'フヾ、  j
  f'´    ノし   `丶、 ー=ミ-JE=-  /
  ヾ=ニ- 彡^ 〃   ,,>、、`''ー-::,,_,,ノ
    ``ー--┬:, ''"~´フ ソ´`7'' ''"´
         ,に (`゙゙´ノ   f^ヽ
        ,ハ    ,ィ'   ,;-ゝ、
        /ミ`ーt!,_,ィ-‐彡''"^ヽ
        /  ヾ::::::::::::::::r''"  ぃ ;}
       l   t:::::::::::/    ノ /
       l!   `'T7′   / /

昌豊の強靭な肉体があらわになった。釣閑は釣閑で刀を抜こうとしている。
会合は一気に修羅場となった。
(`・ω・´) 昌景「おやめなされ!御二方!」
昌豊は信房、昌信のふたりに羽交い絞めされ、釣閑は原昌胤が押さえた。
昌景は二人の間に入り、両方をなだめる。

会合はそれで終わった。



会合後、昌景らは外に出た。
彡`Д´ミ信房「まったく、驚いたぞ修理」
(`・ω・´) 昌景「その通りじゃ」
( ^ω^) 昌豊「ごめんお。どうしても釣閑が許せなかったんだお」
(’ー’*)昌信「しかし、お館が亡くなられて、すぐこれではこの先不安ですね」
(`・ω・´) 昌景「お館か…」
昌景は天を仰いだ。空には沢山の星がきらめいている。
彡`Д´ミ信房「今宵は星がよう見えるなあ」
(`・ω・´) 昌景「まことじゃ。北斗七星の脇の小さな星までくっきり見える」
                   _
                     / /.∧.∧
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            ☆                 |/
                   ☆
                ∧        ☆
              <死> 
                ∨←コレ

( ^ω^) 昌豊「きれいだおw」
(’ー’*)昌信(そんな星見えませんが…私も眼が弱くなりましたかな?)

つづく

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最終更新:2009年12月16日 01:30