著:1スレ目>>852殿



天正三年 長篠合戦

(`・ω・´)昌景「御館様、これが武田への最後の御奉公でござる!
        全隊、わしに続け!!」

ぱんぱーん! ぱーん! ぱぱぱーん!

(`・ω・´)昌景「うぐぅ・・・もはやこれまで」
(`メω・´)虎昌「源四郎」
(;`・ω・´)昌景「あ、あ、兄者!」
(`メω・´)虎昌「・・・」
(;`・ω・´)昌景「兄者、申し訳ございませぬ!
         それがしでは武田を守れませんでした!」
(`メω・´)虎昌「・・・」
(;`・ω・´)昌景「御許し下され、それがしの不始末で・・・」
(`メω・´)虎昌「ようやった」
(;`・ω・´)昌景「!」
(`メω・´)虎昌「ようやったぞ、源四郎!」
(;`つω⊂)昌景「・・・あ、兄者!」
(`メω・´)虎昌「しばし休むがよい。さぁ、わしと参れ」
(;`つω⊂)昌景「兄者・・・」

―山県昌景 討ち死に



(;^ω^)昌豊「山県が討ち死にしただと!?」
ミ;`Д´彡信春「馬鹿な! そのようなことが・・・!!」

― 十数年前、飯富虎昌の自刃 ―

(;`つω⊂)昌景「あ、あ、兄者~」
( ^ω^)昌豊「そなたのおかげで武田家は内紛を免れたのだ」
ミ `Д´彡信春「気を落とすでない、これからは御館様に・・・」
(;`つω⊂)昌景「そ、それがしは兄者を裏切った卑怯者でござる!」
(;^ω^)昌豊「・・・源四郎殿」
ミ `Д´彡信春「聞くところによると、虎昌殿が御館様に伝えるように言ったそうだが?」
(;`つω⊂)昌景「いかにも・・・」
( ^ω^)昌豊「源四郎殿、兄上の御心をわかってさしあげよ」
(;`つω⊂)昌景「?」
ミ `Д´彡信春「虎昌殿はそちに生きて自分の志を継いでほしいと願ったと思うぞ」
(;`つω・´)昌景「兄者の志?」
( ^ω^)昌豊「甲斐を、武田を、御館様を御守りする。さように心得る」
(;`つω・´)昌景「・・・」
ミ `Д´彡信春「義信様の御養育を任されながら、それをまっとう出来ぬ御無念」
( ^ω^)昌豊「それを継ぐのだ、源四郎殿」
(`・ω・´)昌景「兄者・・・」
( ^ω^)昌豊「ともに武田を守ろうぞ」
ミ `Д´彡信春「我らを兄と思ってもかまわぬ」
(;`つω⊂)昌景「信春殿・・・昌豊殿・・・!」



( ^ω^)昌豊「皆の者、よう聞け! これより織田陣営に最後の突撃をかける!
          いずれも生きて帰れると思うな! 一人でも多くの織田勢を地獄への共としろ!!」

―内藤昌豊 討ち死に

ミ `Д´彡信春「勝頼殿は御退却なされたな・・・
          織田の足軽ども! わしが『不死身の鬼美濃』じゃ!!
          この首を取って末代までの手柄とせい!!」

―馬場信春 討ち死に

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最終更新:2009年12月15日 15:40