あらすじ
平安京に都が移って百年余、朝廷による統治は混乱の極みにあった。
律令制は既に形骸化して久しく、
制度の矛盾と腐敗は国司による収奪という形となって現れ、
各地では苛政に耐えかねた豪族が群盗と化していた。
それを討つべき朝廷の軍団制もまた廃れており、
朝廷は武芸に優れた平氏、藤原氏の中級官人を起用することによって、
何とか収拾をつけるという有様だった。
こうした武人たちは、この功績によって地方官の官職を与えられ、
下向先で現地の豪族と鎬を削りながら、開発領主としての道を歩き始めた。
彼らは言うなれば、武士の第一世代であった。
それからさらに三十年余、朝政に改まるところはなく、
相も変わらず陸に群盗、海には海賊が跳梁跋扈している。
そのような中で、時代の主役となったのは
かつての武人の子らや、彼らと同様に地方に下った者たちだった。
この時、彼らのうちのある者が己の信念から朝廷への反逆の兵を挙げ、
またある者が反乱者を討って後代まで伝わる武門の祖となるとは、
誰が考え得たであろうか。
時は承平五年、まさに武士の時代の幕が開けようとしていた……。
(OPより引用)
備考
入手先
攻略難易度表(難 S ~ F 易)
キャプチャ画像
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関連項目
以下、加筆求む
最終更新:2018年10月09日 23:29