「オロチ」。
1作目のシナリオ上でのラスボス。
唐突に出てきた化物で、色んな意味でプレイヤーを驚愕させた。
喋り方がおかしい。展開もおかしい。
ヤマタノオロチをモチーフにしたのか、腕のようなものが何本も生えている。
一応人の顔のような部分があり、胸もある。
展開的には死んだ蛇女5人を吸収→倒して何故か蛇女5人復活、というご都合な存在。
忍者ものでシリアスだと死人が出ない方がおかしいと言えばおかしいが、死んだと思ったら生き返った……というくらいの急展開なので必要性を疑問視されることが多い。
「蛇女なだけにまさに蛇足」とか言われることも。
「こいつがいなかったら蛇女の5人は死んだままだった」という意見もありご尤もであるが、こいつがいなければそもそも誰かが死ぬようなシナリオにはならなかったのではないだろうか。
というかこいつのせいで蛇女子学園そのものが崩壊したため、5人は行くあてもない、という状態のはずである。
もっとも蛇女5人はクリア後に元気にやってたりする(オマケ要素程度だが)
資料室で見られる設定画には「完成側(春花側)」と書かれてある。
本来はオロチに取り込まれた蛇女5人を対応する半蔵側キャラが助ける、というシナリオだったのでは……と推測する者もいる。
ボスとしての能力は極端で、攻撃は威力が高く範囲が広い反面、攻撃頻度が低いので場合によっては一方的に攻めることができる。
「運ゲー」と言われることも。
|