バスコ・タ・ジョロキア

「まさかガレオンで飯作ってるだけで、300万ザギンも懸賞金がつくわけないっしょ?」

【名前】 バスコ・タ・ジョロキア
【読み方】 ばすこ・た・じょろきあ
【俳優】 細貝圭
【登場作品】 海賊戦隊ゴーカイジャー
【初登場話】 第15話「私掠船現る」
【分類】 宇宙人
【名前の由来】 ヴァスコ・ダ・ガマ+タバスコ+ジョロキア(世界で一番辛いと言われる唐辛子の一種)
【懸賞金】 300万ザギン(赤き海賊団時代)
→私掠船認可されているためなし(第43話まで)→1000万ザギン

【詳細】

宇宙帝国ザンギャックから私掠許可を得た海賊で、ザンギャックから情報提供を得ている他兵隊ゴーミンを借り受けて使うこともある(光景を見たゴーカイシルバーは物珍しそうに違和感を覚えていたことからバスコがザンギャックの一員でないことはゴーカイジャー側からも把握している様子)。宇宙猿サリーを連れている。

かつてキャプテン・マーベラスと共に「赤き海賊団」のメンバーとして活動していた。
証左としてかモバイレーツと同型の金色の携帯電話(キーの差し込み口が塞がっている)を所有している。
その頃からマーベラスを「マベちゃん」と呼ぶ。

アカレッド]やマーベラスを裏切り、宇宙最大のお宝を手に入れるべくアカレッドらが集めたレンジャーキーの全奪取を目論み、ゴーカイガレオン内にザンギャックを引き込んだ。
戦闘で、アカレッドは行方不明になりマーベラスは負傷した為マーベラスには恨まれている。
その時から何かとダマラスとは縁がある模様で、第15話の直前の時点でゴーカイジャーらの情報をダマラスに提供されて地球へと赴いてきた。
また、ワルズ・ギルは彼の地球到着まで私掠船の存在自体を知らされていなかった模様。

ザンギャック側には「裏で何を考えているか分からない」と思われて全面的に信頼はされておらず、彼の方もザンギャックに全面的に従属する気はないようである。
第42話でダマラスから強引にゴーカイジャー討伐に狩り出されるに至ると、「大いなる力」を得る目的で彼らを泳がせたいが為敢えてマーベラスとハカセ以外の4人を倒すと見せ掛けて逃がし、止めにダマラスを背後から刺した上でマーベラスにモバイレーツを返却してザンギャックと袂を分かち、これにより私掠船許可も取り消され、元の賞金首の身となった。

陽気そうに見えるが、その本性は裏切りや卑怯な手段も取る卑劣な性格。「何かを得る為には何かを捨てる」と言うのが持論。
また、理由は不明だが、根本的に他人を信用していないらしい。一方仲間のサリーは信頼しているかのような態度をみせ、倒されかけた際には攻撃から庇ったり、ダマラスからサリーの命を楯に取られた際にはしぶしぶ彼の言う事を聞いたふりをしていたが、その実、自らの欲望を叶える為に最も有用な駒としか認識しておらず、第47話で遂に捨て駒にした。

赤き海賊団離散後、独自に追加戦士のレンジャーキーを入手しており、キーを差し込んで吹く事でその戦士を実体化するラッパ型のツール「ラッパラッター」を使用する(この特性上一部で「ディエンドの二番煎じ」等と称される)。

また、大いなる力を持つ者に対して吹く事でそれを強制的に奪う機能も持ち合わせており、第31話以前で既に超新星フラッシュマン、光戦隊マスクマン、第31話冒頭で電撃戦隊チェンジマンの大いなる力を、さらに第42話までの間に太陽戦隊サンバルカン、地球戦隊ファイブマンの大いなる力を奪っている。

ただし生身の戦闘は積極的に行う姿勢はなく、上記のアイテム抜きでの戦闘力の程は不明だったが、第31話で実際の姿は怪人態だった事が明らかになり、その際の戦闘力は破格のものでゴーカイジャー達は全く歯が立たなかった。怪人態の姿はマーベラスやサリーも知らなかった模様だが、アカレッドやダマラスは知っていたようで、アカレッドはその真の姿を恐れていたと彼自身は嘯いている。しかし怪人態の姿でもダマラスには正攻法では勝てず、上述のような騙し討ちで背後から刺してもなおダマラスに吹っ飛ばされていた。

何かしらゴーカイジャーを圧倒してもとどめをさすことはなく、勝負を水入りにすることが多かったが、これは自身の力では見つけることができなかった「カクレンジャーの大いなる力」を彼らに入手させるため。

第46話でゴーカイジャーが手に入れたのを確認すると、第47話で遂に本格的に襲撃。
前述の通り、サリーを捨て駒にした謀略でマーベラスに重傷を負わせると、残りの5人も圧倒した上でガレオン、レンジャーキー、ナビィを手中に収めたもののナビィが一旦逃れてガレオン内に潜んでゴーカイジャーに連絡を取って居場所が明らかになり
ゴーカイジャー達にキーを奪い返され、さらにキーを奪い返すものの遅れて登場したマーベラスと一騎打ちになる。
激しい戦いの末相打ちかと思われたが、マーベラスがふところに入れていた金属製の飾り(サリーに渡した爆弾をカモフラージュしていた装飾品)
によりマーベラスの側が致命傷にならず、サリーが最期にマーベラスを助けたことを悟り自嘲の笑みを浮かべつつ消え去った。
流れていた血は緑色だった。

『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』では、マーベラスに魔空監獄の情報を与えるが、留守にしている間にガレオンを狙おうとしていた所で新戦隊のゴーバスターズと戦っている。
未知の戦隊なので、戦隊の偽者と扱っていた。

彼は以下の15本のレンジャーキーを所持していたが、最終的に全てゴーカイジャーに奪われてしまい後にゴーカイシルバーのパワーアップを許す結果となった(しかしそのことに関しては惜しんでおらず、全てのキーが揃ったところをゴーカイガレオン、ナビィごと一気に奪うつもりであった)。
  • ドラゴンレンジャー(恐竜戦隊ジュウレンジャー)
  • キバレンジャー(五星戦隊ダイレンジャー)
  • キングレンジャー(超力戦隊オーレンジャー)
  • メガシルバー(電磁戦隊メガレンジャー)
  • タイムファイヤー(未来戦隊タイムレンジャー)
  • ガオシルバー(百獣戦隊ガオレンジャー)
  • シュリケンジャー(忍風戦隊ハリケンジャー)
  • アバレキラー(爆竜戦隊アバレンジャー)
  • デカブレイク(特捜戦隊デカレンジャー)
  • マジシャイン(魔法戦隊マジレンジャー)
  • ボウケンシルバー(轟轟戦隊ボウケンジャー)
  • ゴーオンゴールド(炎神戦隊ゴーオンジャー)
  • ゴーオンシルバー(〃)
  • シンケンゴールド(侍戦隊シンケンジャー)
  • ゴセイナイト(天装戦隊ゴセイジャー)
ただしこの15本に加え、更に以下の10本を所持している事が判明している。
  • シグナルマン(激走戦隊カーレンジャー)
  • 黒騎士(星獣戦隊ギンガマン)
  • デカマスター(特捜戦隊デカレンジャー)
  • デカスワン(〃)
  • ウルザードファイヤー(魔法戦隊マジレンジャー)
  • マジマザー(〃)
  • 大剣人ズバーン(轟轟戦隊ボウケンジャー)
  • 黒獅子リオ(獣拳戦隊ゲキレンジャー)
  • メレ](〃)
  • 女シンケンレッド(侍戦隊シンケンジャー)
20話で黒騎士のキーが、第31話で残り9つのキーがゴーカイジャーの手に渡った。

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最終更新:2018年07月19日 05:53