「僕は英雄になるんだ…」
【名前】 |
東條悟 |
【読み方】 |
とうじょう さとる |
【俳優】 |
高槻純 |
【登場作品】 |
仮面ライダー龍騎 |
【初登場話】 |
第35話「タイガ登場」 |
【分類】 |
人間、仮面ライダー |
【詳細】
清明院大学の香川の研究室に属する大学院生。
「ミラーワールド」を閉じ、英雄になるためにライダーになっており、仲村や香川と共に行動する。
その言葉の解釈において、恩師の香川との間には徐々に齟齬が生まれており、歪んだ理想と憎悪に取りつかれていくようになる。
仮面ライダータイガに変身する。
人の死を悼む情緒を抱きながら、自分が英雄になるためならどんなことでもする短絡さと、
邪魔な人物はすべて排除しようという自己中心的思考を併せ持ち、神崎士郎からもそういった性格を見込まれ選定されていた。
香川の言葉を、大切な人を倒せば強くなれると曲解し、
仲村や香川を相次いで殺害し、更には戦いに敗れた自分を介抱した佐野も手にかけようとする。
その後は自暴自棄に近い形でライダー同士の戦いに身を置くが、立て続けに浅倉に敗れ、北岡に「英雄は英雄になろうと思ったら失格」と図星を突かれることなどが重なり、
徐々に情緒不安定に陥っていく。
そんな中、ライダーたちを罠にかけた後、次に試すべきことがわからないまま、街を彷徨う内に、
前を行く親子に突っ込んできた暴走トラックから咄嗟に親子を守り、身代わりとなって、トラックにはねられて亡くなる。
翌日の新聞の片隅に小さく「親子を救った英雄」と記されていた。
【余談】
ライダーバトルの外で死んだのは(最後の4人を除けば)、彼だけである。
自分の願い通りの結果(自身が真に望んだものとは程遠い形とはいえ)を得たのは彼と蓮と真司だけである。
最終更新:2024年07月02日 18:18