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『推論/いかにして問題をとくか』(G.ポリア、丸善、isbn:978-4-621-046593-0)から。

「発見学」という表題にしてもよいし、アブダクションの一項目としてもよいかもとも思うが、差当たり別のページにまとめておく。

そもそもこの本を知ったのも『アブダクション 仮説と発見の論理』(勁草書房、isbn:978-4-326-15393-0)からだ。
同書は「ポリアの“発見的三段論法はパースのアブダクションとは違う」みたいな論調になっているが、パースの研究者でも信奉者でもない身にはどうでもいい、あるいは些末な差異に思える。「ほぼ同じことを言っている」という括り方で充分じゃないだろうか。

  1. 問題を理解しなければならない。
    • 未知のものは何か。与えられているデータは何か。条件は何か。
    • 条件を満足させ得るか。条件は未知のものを定めるに充分か、または不充分か。または余剰であるか。または矛盾しているか。
    • 図を描け。適当な記号を導入せよ。
    • 条件の各部を分離せよ。それを書き表すことができるか。
  2. データと未知のものとの関連を見つけなければならない。関連がすぐに判らなければ補助問題を考えなければならない。
    • 前にそれを見たことがないか。または同じ問題を少し違った形で見たことがあるか。
    • 似た問題を知っているか。役に立つ定理を知っているか。
    • (以下略)
  3. 計画を実行せよ。
    • 解答の計画を実行する時に、各段階を検討せよ。その段階が正しいことをはっきりと認められるか。
  4. 得られた答を検討せよ。
    • 結果を試すことができるか。議論を試すことができるか。
    • 結果を違った方法で導くことができるか。それを一目のうちに捉えることができるか。
    • 他の問題にその結果や方法を応用することができるか。
最終更新:2008年06月10日 13:58