Tribute to Bateson. にしようかと思ったが、やはりベイトソンからの贈り物だろう。
出典:『精神と自然』(グレゴリー・ベイトソン(佐藤良明訳)、新思索社、isbn:978-4-7835-1195-3)
誰もが学校で習うこと
- 科学は何も証明しない
- 地図は土地そのものではなく、ものの名前は名づけられたものではない
- パンのことを考えている人間の頭の中にパンはない。
- 名指すということは、対象を記号化することであり、分類することである。
- 客観的経験は存在しない
- 我我が“知覚”したと思うものは脳が作り上げたイメージである。
- イメージは無意識に形成される
- 近くされた世界が部分と全体に分かれるのは便利であり、必然かもしれないが、分かれ方の決定に必然は働いていない
- 発散する連続は予測できない
- 収束する連続は予測できる
- 無から有は生じない
- 数と量とは別物である
- 量はパターンを決定しない
- 生物界に単調な価値は存在しない
- 小さいこともいいことだ
- 論理に因果は語りきれない
- 因果関係は逆向きには働かない
- 言語は通常、相互反応の片側だけを強調する
- “安定している”“変化している”という語は、我我が記述している者の部分を記述している
-
精神というシステム
- 精神とは相互作用する構成要素の集まりである
- 精神の各部分間の相互作用の引き金は、差異によって引かれる
- 精神過程はエネルギー系の随伴を必要とする
- 精神過程は再帰的(またはそれ以上に複雑な)決定の連鎖を必要とする
- 精神過程では、差異のもたらす結果を、先行する出来事の変換形(コード化されたもの)と見ることができる
- 変換のルールは返還されるものより安定していなくてはならないが、それ自体変換を被ることもあり得る
- 変換プロセスの記述と分類は、その現象に内在する論理階型のヒエラルキーを表す
最終更新:2011年06月10日 13:09