立派島


些細な事で悩んでる奴を 馬鹿と呼んで何が悪い
馬鹿といわれた方が 吹っ切れるなら 何も悪くないだろう
そこから立ち直れる奴は 極単純な馬鹿じゃない
その姿に惚れた自分 ぎらぎら輝く 太陽みたいだね

些細な結果に怯えてる奴を 慰められる君
そいつを馬鹿と言ってやれるなら なんて立派な人だ
それに勇気付けられる奴は 極単純な甘えん坊
その瞬間だけ 嵐吹き 一言だけで晴れ模様

人々の心の中に それはどれくらい隠れてるんだ
そいつを引きずり出せる力がある 人々の立派な島
一人一人の隠密が 太陽に照らされし時
自分だけじゃないと気付く その馬鹿な心が 大切なんだって

些細な事で悩む奴でも 呆れるような馬鹿には
たった二文字の本当の意味でさえも 平気で流す言葉に聞こえる
そいつと付き合ってられる君は 何が出来ればいいと思う
風吹く砂浜のように 流されていくだけか

それは誰かと同じ立場に 居座ろうとしているんだろう
引きずり立たされて まるで波のように連鎖する
呆れる程に流れる風が 砂埃で 他人を消してく
自分だけだと気付く その立派な心の 持ち主なんだって

引き下がりたくは無い 正々堂々行きたい
やっと出会えたのに
このまま何も言えないんじゃ
恥ずかしい 耐えられない
乗り越えるんだ 津波の壁を

その勇気が人々の精神に どれくらい注がれているだろう
太陽のような元気があれば 何だってこなせるさ
その勇気と付き合ってられる君も 元気になれるだろう
これが集ってできた 毎夏猛暑 小さな 立派な島

君らがここを離れていっても 新精神を生み出すときは
ここへ戻って 皆の血を 受け継がせてやれ



最終更新:2008年10月08日 18:00