Q1:我々は先祖伝来のものによって形作られます。顔つき、肌の色、身長、体格、種族、素質でさえ親から子へ伝わる遺伝子に影響されます。
また、思想は自身の人生と先祖伝来の文化に関する情報を両親によって教えられます。
キャラクターの出身地はどこですか? その家系の由来は何ですか? 両親はどんな人ですか? 両親から何かを受け継ぎましたか?
A1:「生まれも育ちも日本です。野山を駆けたり、神社でお祈りしたりしながら育ちましたよ。
この立派な尻尾も耳も、父様と母様から受け継いだ大事なものです」
Q2:両親は子供を誇りに思うか、または出産したことを後悔することができます。愛している人ものいれば、無関心な人もいます。
両親は皆、メタヒューマンにすぎず、子供に関する自身の意見があります。話すかもしれないと仮定する場合、両親はキャラクターに関して何を言うでしょうか?
A2:「え? そういうこと考えて子供って作るんですか?(動物並の感想)」
Q3:多くの人々は生涯の中で特定の歴史的な出来事を覚えています。21世紀初頭の10年内に生きている者にとって、ジョン・F・ケネディの暗殺や天安門事件、ベルリンの壁の崩壊、あるいは2001年9月11日の同時多発テロになるでしょう。最初にこれらの出来事について聞いたとき、自分達がどこで何をしていたかを覚えています。
『シャドウラン』の歴史には、ダンケルザーン大統領の暗殺やクラッシュ2.0、テクノマンサーとAIの出現などの重大な出来事があります。
最近の『シャドウラン』の歴史から出来事を選び、キャラクターに尋ねます。その時どこにいましたか? その出来事を覚えていますか? 何をしている時でしたか?
A3:「クラッシュ2.0、あの時は大変でしたねぇ。日本でもいろいろな混乱があったんです。
鎮守の森で暮らしていた私たちにとっても他人事じゃなくて、なかなか暮らすに困って来たんです。
ですので私は(不法)移民船に乗ってドンブラコ、ドンブラコと揺られてシアトルまで来たんです」
Q4:シャドウランナーになることを選ぶ人々はほとんどいません。おそらく、それは混沌で冷淡な世界に人生を投じることだからです。
影に入ると意識的に決断したとしても、その決断は周囲の世界による影響を受けています。
キャラクターはどうやってシャドウランニングを行なうようになりましたか? なぜその道を行くことになりましたか?
A4:「神社だとそれなりに大事にしてもらえたんですが、シアトルにそんなところはありませんでしたからね。
とにかく美味しいご飯と温かい寝床を得るためにはウェートレスだけでは賄いきれません。
魔法と私の力がお金になると気付いたので、この仕事に就くことにしたんですよ」
Q5:人々は自身の生活アレンジメントを管理します。
クレヨンとテープをいっぱいに使いきるほどの幼児から家族写真と猫の絵を壁一面に張りつける年配の寝たきり病人まで、誰もが自身の生活空間は自身にとってより快適なものにします。
キャラクターの生活空間は何に似てますか? 独自のものにするために何かを加えたり変更しましたか?
A5:「ふかふかのベッド、いろんな食べ物、それから私の興味を引いた品々……あんまり多くのものは要りません。
でもこの前友人を部屋に招いたら、『犬小屋っぽい』と言われてしまいまして……」
Q6:誰にも信念があり、多くの信念は確信といってもじゅうぶんなほど堅固です。宗教的なもの、政治上のもの、社会的なもの、あるいはそこにいる理由だったりします。
キャラクターの何を信仰しますか?(もしあれば)信念は何ですか? そしてなぜそれらを抱いているのですか?
A6:「人の死とは神聖なものです。みだりに命を奪ったり、他人を危険に晒したりしてはなりません。
死とは苦痛ですが、死の先には温かな抱擁が待っています。死は本来、恐れるべきものではないのです。
死にたくないけど体験してみたい、という方は私のところまでどうぞお越しください!」
Q7:誰にでもその人柄の一面が気に障る人がいます。親友同士でさえ時々一方を苛立たせます。性格の欠点は資質と同じぐらい重要です。
キャラクターの人柄に関して何が最も嫌ですか?
A7:
Q8:第六世界は大衆によって制御しきれず空転していると考えられています。制御できるとしたら『10大』のAAAメガコーポでしょう。
これらの多国籍企業は、2070年代に日常生活への多くの影響を及ぼします。
キャラクターが最も高く(あるいは最も低く)配慮しているのは10大のどこですか? もっとも好ましくないものはどこですか? そして、その理由は何ですか?
A8:
Q9:人々は知人と友人を作るため変化しにくいです。人間は社会性動物です。
これは知人以外にあなたが持っていない力を借りることができるのような影では特に正しいことです。関係あるすべての人の背景に物語があります。
キャラクターとコンタクトの間の物語は何ですか?
A9:●タリスモンガー ハーマン・ウォンビット
ネイティブ・アメリカン系のタリスモンガー。浅黒い肌、痩せた体つき、サラリマンめいたスーツ姿。
陰気な男で、猫が喉を鳴らすようにくつくつと笑う。
●シアトル市会議員 ラハブ・フィリップ・ドーソン
元野生動物保護NPO出身の下院議員。幅広い支持層を持ち、議会への影響力も高い。
「知的生物に人権を」をスローガンに掲げ、様々な非ヒト生物の市民登録に熱心。
もちろん、それが義信からではないことは確かだが。
Q10:日曜日の朝です。キャラクターには翌日の午後まで予定がありません。
その日は何をしますか?
A10:「最高ですね。窓際でまどろみながら精霊と交信したり、眠ったりしながら一日を過ごすんです。
ちょっと遠出して一人旅も悪くはありませんね」
Q11:あなたのキャラクターは何を知っていて、ノウハウがある範囲はどこかを定義する能動技能と知識技能のリストで示される特定の技能のセットがあります。
どのようにしてこれらの技術を習得するようになりましたか? そして、どのようにしてそれらのレベルを上昇させましたか?
A11:「門前の小僧なんとやら、私に元々魔法の才能があったことはたしかですが、正規の教育を受けたことはありません。
ですが神社の書物やお坊さんと一緒に修行しているうちに、この魔法の力に目覚めたのです。
色々なものを教わりました、あの方には。伊邪那美様のおひざ元で、幸せに過ごしているとよいのですが」
Q12:誰しも限界があります。後ろ暗いことがある人もいますが、多くの人々の本能は特定の行動と思考に一線を画し、自身の道徳的な信念を保ちます。
あなたのキャラクターは受けた仕事を実施するにあたって道徳的な限界はありますか? そして、どんなシャドウワークに従事することを拒否しますか?
A12:「野生は食うか食われるかですが、私たちの戦いは多くの場合、そうではありません。
ですので、無用な殺生は慎むべきです。どうしても仕方のない時は、その方がご飯を食べられなくなるような
目に遭わせて差し上げればいいのです」
Q13:もし覚醒者やテクノマンサーのキャラクターだった場合、あなたの様式やストリームを考えてください。
メジャーな確立された魔法様式や最近出現したテクノマティックなストリームの中でさえ、個別化の余地があります。何がその特別なパラダイムに引きつけられたのか自身に尋ねてください。
それはどのように世界と魔法を見る方法に作用しますか? それはどのように導師精霊やパラゴンの選択に翻訳されますか?
そして、それはどのようにあなたが召喚したり、コンパイルする精霊やスプライトの外観に影響しますか?
A13:「概ね私が呼び出す精霊は、黄泉の国にいるとされる者たちの姿を取ります。
鬼とか餓鬼とか。人によっては怖いって言われちゃうんですよね。頼りになるのになぁ」
Q14:承認とバイアスは場所によって異なりますが、人体強化――サイバーウェア、ジーンウェア、ナノウェア、バイオウェア――は第六世界でますます一般的で利用可能です。
しかしながら、個人への技術的強化はそれほど安いわけではなく、ランナーの所持している多くの移植機器が制限されています。
どのようにしてあなたのキャラクターは人体強化を持つようになりましたか? どのように代価を支払いましたか? そして、(キャラクターが選択したなら)何がその選択を動機づけましたか?
A14:
Q15:シャドウランナーの人生は定義上「正常な」人生の領域の外にあります。スラムや大邸宅に住んでいるか否かに関係なく、シャドウランナーは世間一般の人々の人生にまったく収まりません。
あなたのキャラクターは平凡な人生や主流の文化、それらにとどまる人についてどう考えますか?
A15:「うーん、そもそも私自身そうした正常な生活の埒外にあるわけで。いうなれば楽しそう?」
Q16:誰もが悪夢を見ます。目覚めとともに完璧に夢を忘れるときもあれば、脳裏を去らなかったり回想される悪夢もあります。
あなたのキャラクターに長引く悪夢や根強い恐怖があるのなら、それはいったい何でしょうか? そして、なぜそれが恐ろしいのかがわかりますか?
A16:「あれは何年前のことでしたか。こんな時代ですけどね、キツネ狩りをする人っているんですよ。
いまならどうにでもやりようはあるんですが、あの時はどうしようもなかったですからね。
火薬の匂いと、獲物を狙う視線。怖かったな」
Q17:人々は彼等の所有物や近くにいる人々に感情的な価値をつける傾向があります。彼等はこれらを間近にあって安全であることを保つために努力します。
あなたのキャラクターの「神聖な物」や「近しい人」とは何ですか? そしてそれらはどのような由来でキャラクターにとってとても重要なものになりましたか?
A17:「父様と母様。こっちに来てからロクに連絡も取ってないですけど、たくさんのことを教えてもらいました。
お坊さんにもたくさんのことを教えてもらいましたが、生きる方法は二人に教えてもらったんです」
Q18:メタヒューマニティの最大級の資産の1つは、未来に向かってみる能力と、よりよい人生を想像することです。小さい子供にさえ、大きくなった時にやりたい夢があります。
あなたのキャラクターは子供の時に何になりたかったですか? そして、現在の目標は何ですか?
A18:「食べて眠ることは出来ますからね。もっと先に進んでみたいと思っています。
いまは私たちシェイプシフターの権利は制限されていますが、それがなくなればいいと思っています」
Q19:人の外観は多くのことを語ります。ファッションセンスから、好みの色、歩き方やしゃべり方までです。人柄が外観を決めることもあれば、世界を選ぶ外観が人柄に影響することもあります。
あなたのキャラクターは何に似ていますか? そして、何が彼の選択を示唆しましたか?
A19:「巫女ファッションは集中力を高める効果があり、更に人々の警戒心を解きほぐし、誠実に見せる効果があるのです。
そういう意味以外でもこの服が好きな人もいるらしいです。そういう人の目は嫌いなんですけどね」
Q20:誰にでも名前はありますが、ランナーの通り名は影との繋がりの表現です。
ランナーは自身のあだ名を選ぶ場合もありますが、より多くがあだ名として与えられるか、(悪い)珍しい出来事を通して得ます。
あなたのキャラクターはどのようにして通り名が知られるようになりましたか?
A20:
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