①キリスト教の誕生
大きく分けて次のように分岐してゆく。
ゾロアスター教―ユダヤ教――キリスト教―ローマ・カトリック―カトリック
∟イスラーム教 ∟ギリシア正教 ∟プロテスタント
A.D_28C頃厳しい律法主義にとらわれ形式化していたユダヤ教に対し、隣人愛と神の前での平等を説いたのがイエスである。
キリストの活動を煙たがったユダヤ教徒たちの申し立てにより、イエスはローマに対する独立反乱の指導者として十字架刑に処せられる(当時、ユダヤはローマ帝国の間接統治下におかれていた。)これはイエスの贖罪(全ての者の罪を一人で背負った)と解釈される。
イエス処刑後、彼の復活を信じ、示した教えに救いを求める信仰が生まれる=キリスト教の誕生
②世界宗教となるキリスト教
元首政のローマ帝国下では貧富の差があり、キリスト教の平等思想は平民を中心に瞬く間に広まっていった。ペテロ・パウロをはじめとした使徒のはたらきや上流社会の信者増大によりキリスト教団(教会=信者の共同体)が形成される。
神との新しい約束、を意味する新約聖書がこのころ生まれ、のちにさまざまな言語に訳され信者を増やしてゆく原動力となる。
最終更新:2013年06月22日 02:42