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比留間慎也の書簡(その2)


[[比留間慎也]]のノートパソコンに入っていたファイルより。

>[[クロス]]
・slowに関する仮説
slowの減速波動は物質中(ここで言う物質は気体を含む)を伝わり、通過した液体や固体の運動速度を変化させる性質があるようだ。
気体に対して効かないのは、物体の粘性が関係しているのかもしれない。
このとき、運動速度が遅くなることで神経伝達速度(=思考速度)も遅くなる。

積乱雲などの大きすぎるものに対しては効果がないということから、波動のエネルギーには限界があるということが推察される。

また「自分は減速しない」「地面に触れているものに触れた場合解除」という現象を考察すると、
能力使用と同時に地面や自分の体に対して“能力を解除する波動”を流していると考えられる。
解除波動は減速波動と違って固体中のみを伝わり、波動に触れた分子の運動速度を回復させていく。
これにより地面に触れたもののみ減速が解除されることの説明がつく。

まとめると、

      減速波動   減速      解除波動        減速解除
固体    伝わる  減速する      伝わる         解除される
液体    伝わる  減速する   減速中のみ伝わる ※  解除される
気体    伝わる  減速しない     伝わらない        ─ ─

※ 減速された液体は固体とほぼ同じ性質を示すと考えられる。

この説に従った場合、水中で能力を使用すると周りの水が固まるのではなく、
すぐに能力が解除されてしまう、という方向性で能力が使えない、ということになる。

なお、この説明中の「運動速度」は「地上に対する運動速度」ではなく「使用者に対する運動速度」と解釈するとよいだろう。
たとえば、ジェット機の中で能力を使用しても、地上で使用した場合と同様の効果が発揮されると考えられる。

>ホーロー
・昼の能力
アインシュタインの相対性理論を導入すれば、「自分の周囲の時間の流れを速くする」ことは
「自分の周囲以外の世界全体の時間の流れを遅くする」ことに等しいことが分かる。道理だ。
といっても、途轍もない力を持つ能力であることには変わりないが……

あと、時間を戻したときに過去の自分と(物理的に)衝突しないということはパラレルワールドと何か関係があるのかもしれない。
(そもそも「パラレルワールド」自体が世界の解釈の仕方の1つに過ぎないので、はっきりとしたことは言えないが。)

>ルロー
能力により発生する黒い霧は物質ではなく、超心理学でいうオーラのようなものに相当するのだろう。
報告を見るかぎり、単に原子の結合を物理的に切り離すだけでなく、切り離した断片に“自他の境界”とでも呼ぶべきものを形成させて、再結合させなくする力が働いていると思われる。

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  • 比留間慎也
最終更新:2010年07月08日 03:08
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