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白夜ちゃんのあらすじ解説

作者:◆EHFtm42Ck2

白夜「まったく、何故この白夜がこんな役回りを……とんだ道化じゃない」
白夜「なんて愚痴を言い募っても虚しいだけね。今日は楓もいないし……」
白夜「……一人ぼっち」
白夜「べ、別にどうということもないわ。夜の闇を祓うという特別にして崇高な使命を背負ったこの身には、本来孤独こそ相応しいのよ」
白夜「相応しいのよ」
白夜「…………」
白夜「もう! さっさと終わらせるわ!」
白夜「この白夜が主役の物語を押しのけて侵攻、じゃなく進行している物語『見つめ合うと砂になるからお喋りできない』」
白夜「あまりに久しぶりすぎて、前回までの話を忘れている人もいるのではないか……ほらそこの貴方とか!(ビシィ)」
白夜「安心なさい。そんな貴方のために、この白夜が前回までのあらすじを語りつくしてあげるわ」
白夜「まるまる2レスほど使う予定よ……え? 長過ぎる? もっとコンパクトにまとめろ? 我がままね。虫酸が走るわ」
白夜「まあ2レスは言いすぎたわね。さて前フリなのになんだかすでに疲れてきたから、そろそろ始めるわ」


 主人公、伊達豪輝(だてごうき)はそれはそれは人相の悪い高校2年生。その人相の悪さから肩身の狭い思いをしながらも、
彼は日々慎ましく懸命に生きていたわ。彼はチェンジリング・デイから10年が経った今でも能力の発現がない無能力者だった。

 2年生に上がってしばらくしたある日、中学校からの付き合いで数少ない友人の一人、寿々代夏海(すずしろなつみ)と一緒に
下校することに。この寿々代夏海さん、なかなかの美少女だそうよ。そんな美少女に汚らわしく浅ましい妄想を抱きつつ伊達豪
輝は、学校の最寄り駅まで……え? 何? 事実と違うことは言うな? はいはいごめんなさい。「汚らわしく浅ましい妄想を抱
きつつ」の部分は白夜なりの脚色ということで流してちょうだい。

 えっと、どこまでいったかしら……あ、学校の最寄り駅まで一緒に帰ったの。夏海さんと別れた後、伊達豪輝は少し寄り道。
そこで彼は不良に絡まれる子羊を見つけ、悪人ヅラのくせして正義漢ぶって助けに入ってしまうの。よせばいいのに。案の定窮
地に陥った伊達豪輝だったけれど、その窮地の中でついに彼の昼の能力が覚醒。彼の昼の能力は『人を砂に変える力』。またの
名を『砂塵の邪眼【ゴルゴン・アイ】』。後者はもちろん、この白夜命名よ。

 思ってるより長くなってきたから、一気にはしょるわ。その日迷える子羊伊達豪輝は一睡もせずに夜を明かし、翌日。ご両親
に能力のことを打ち明け、賢明なお父様のおかげで能力の発動条件を絞ることができ、遅刻しながらものこのこと学校へ。能力
専門の病院にでも行けばいいと思うのだけど、それはきっとこの後の展開次第ね。

 人気のない学校の下足室で、彼は見るも麗しい巾着袋を拾ってしまうの。寿々代夏海さんの協力で落し物預かり所へと出向い
た彼は、そこでこの世のものとは思えない天女のような美少女と、恐れ多くも正面から衝突し、あろうことか尻もちをつかせて
しまう! ほんとこの悪人ヅラはどこに目をつけて何を考えて歩いていたのかしら。破滅と救済の音色を気がふれるまで聞かせ
てあげたいわ。物腰柔らかくいかにも高貴なお嬢様といった雰囲気のその少女。浅ましくもその少女の匂いをクンカクンカして
いるところで、前回の話は終わっているわ。

 何よこの男。変態じゃないの。なんでこんなのが主人公なのよ。それよりこの白夜のほうがよっぽど――――


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最終更新:2011年08月20日 00:50
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