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※思ひ出ネタ

紫炎姫:部屋の掃除をしてると時たま凄いものでてくるよね…
ステルスモモ:虫っすか
のどっち:SOA!?
namber:菌類とか胞子類だけは繁殖させないでくださいね…
紫炎姫:…いや、違うから
ステルスモモ:で、実のところ何が出てきたんすか?
紫炎姫:つ 漫画
namber:…智紀さんの部屋から漫画が出てくるのは至って普通な気がするんですが
ステルスモモ:いやいや、自作物かもしれないっすよ
紫炎姫:…それ出てきたら私死ぬから
紫炎姫:と言うかそういうのはまとめて北海道に置いてきてあるから
のどっち:…物自体はあるんですよね

~で~

紫炎姫:私が小さい頃に読んでた漫画が奥の方から発掘されたのよ…
namber:…意外と物持ち良いんですね
のどっち:…だから溜まっていく一方なんですけどね
紫炎姫:うん、話題振っておいてなんだけど嫌な流れになりつつあるよね
ステルスモモ:むらさきさん、質問っす
紫炎姫:うん?
ステルスモモ:その漫画って龍門渕のお屋敷に引っ越した時の荷物に入ってたものっすか?
紫炎姫:そうね
ステルスモモ:……自分で分別した物なんすからそう驚く物でもないんじゃ
紫炎姫:……
紫炎姫:これは、私が透華にヘリで拉致られる時の話なんだけどね
のどっち:!?
namber:!?
ステルスモモ:あ、なんか始まったっす


「今から貴女は我が龍門渕中学に転入して私達と麻雀を打つのです」
「ちなみに貴方のご両親には既に許可をいただきました」
「ゲーム中毒でひきこもりの娘が少しでも更生してくれるならときっと藁にも縋る思いで――」

 世界がひっくり返されたような展開に私は呆然とするしか無かった。


 私は今日もゲームをプレイする。

 昼に起きて、部屋の前に用意されているご飯を食べて、明け方までネトゲして寝る。
 それが私の日常。
 学校に行くのが楽しくなくなってから今日まで繰り返してきた、私の一日。

 だけど、こんな日常がいつまでも続くわけがない事は自覚している。

 ――クラスの皆が待っている、と訪ねてきていた顔も覚えていないクラスメイト
 ――あなたの事が心配だから、と訪ねてきていた中学校の担任
 ――きっとあなたを外に出してみせる、と説教しにきていたカウンセラー

 誰も、来なくなった。
 皆して私の事を見限ったから来なくなった。

 だから、次は両親が私を見限る。
 それはいつかの確定事項。

 月に一度、ゲームで得た賞金の幾らかを生活費として渡している。
 だからパソコンも取り上げられていないし、ネット回線も切られていない。

 しかし、だからこそこうしてひきこもり得てるわけで両親はそのジレンマに陥っている。  
 そしてそれはいつか感情の暴発を招く。
 その時に両親がどのような行動を取るかはわからないけど、きっとこの家には居られなくなる。
 それまでに私は家を出ていける手筈を整えなければならない。

 目指すのはプロのゲームプレイヤー。
 その為にもまずは今プレイしているゲームで総合30位以内をキープし続ける。
 そうすれば来春に行われる世界大会への切符が手に入るのだ。
 ゲームをすることによって、人生が開けるチャンスを掴むためにも――

 だから、私は今日もゲームをプレイする。

 ただただ上を目指し続けるだけのスタイルで相手を倒し続ける毎日。
 それが楽しいか楽しくないかは別として。


ステルスモモ:……長くなりそうなので簡単にまとめてほしいっす
紫炎姫:つ 拉致られる時に『40秒で支度しな!』だった
ステルスモモ:あぁ!
ステルスモモ:だから昔の漫画が意図せず出てきてビックリしたって事なn
のどっち:いやいやいやいや
namber:続きは、続きは!?
紫炎姫:つ 対戦希望してきた100位の雑魚を蹴散らしてレート(゚д゚)ウマー
紫炎姫:つ だけどそれは実はお嬢で
紫炎姫:つ 住所特定されて数時間後に家に乗り込まれて拉致られた
のどっち:いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
namber:そんな淡々と語らないでください!?さっきみたいに詳しくお願いします!?
紫炎姫:えー…
ステルスモモ:結果だけ聞けたんだからいいじゃないっすか


子供じゃない!:ネトゲは時間がちとかかりすぎるな
子供じゃない!:衣には向いてないかもしれぬ
龍門渕透華:あら
龍門渕透華:点棒の受け渡しや洗牌がない分、むしろスピーディではなくて?
子供じゃない!:ネット麻雀はな
龍門渕透華:?
龍門渕透華:では一体何の話ですの?
子供じゃない!:智紀のやっているゲームのことだ
龍門渕透華:
龍門渕透華:あんなものプレイし続けると引きこもりニートになりますわよ!?
子供じゃない!:…智紀はなってないぞ?
龍門渕透華:一時期は完全になってましたのよ…
龍門渕透華:私がスカウトしてなければ今でもなってたに違いありませんわ…
子供じゃない!:ふむ
龍門渕透華:それで衣、智紀に勧められたんですの?
子供じゃない!:いや、衣がやりたいと思ったから手を出してみた
子供じゃない!:しかしアレだな
子供じゃない!:幾度と無く勝利しても途中から全く順位があがらない
龍門渕透華:……24時間プレイすれば一週間かからず100位までは入れましてよ
子供じゃない!:それは新手の苦行か何かか…?
龍門渕透華:なんにせよ
龍門渕透華:あんなものは廃人のするものですわね
子供じゃない!:智紀は廃人じゃないぞ
龍門渕透華:廃人ですわよ
龍門渕透華:世界ランキングで30位入りしてるなんて、廃人にしか出来ませんわ
龍門渕透華:まぁ、だからこそ私の眼に止まったのですけれどもね

そんなこんなな話。
………
多分に両親は泣いて喜んでると思ふの。


ちなみに、

紫炎姫:Yシャツ一枚でヘリに押し込まれた時は焦った…
ステルスモモ:空飛ぶ痴女っすね
紫炎姫:……
紫炎姫:そしてヘリの中にガチの痴女が居た時は「コレ新手の誘拐じゃね?」と心底焦った…
ステルスモモ:あー
のどっち:…あれ、荷物は?
紫炎姫:……
紫炎姫:……万能執事が私の部屋に残したもの全部リストアップしてくれやがった
namber:うわぁ
紫炎姫:……運んで欲しいものだけにチェックすれば翌々日には全部届いた
ステルスモモ:おぉ
ステルスモモ:あれ?でもさっき40秒で支度しな!イベントがあったって
紫炎姫:……
紫炎姫:『今すぐ出発ですわ!』とかお嬢がぬかすから
紫炎姫:ノートPCと携帯ととお気に入りのものだけは何とかまとめたのよ…
のどっち:……その前の段階で着替えくらいしましょうよ
紫炎姫:つ 外に出るための服がなかった
のどっち:……
namber:……
ステルスモモ:……

………
ひきこもっている間に肉体が成長期を迎えたとは本人談。
学校に通ってた時の制服とか多分今着れないとも本人談。
………
裸Yシャツorサイズが合わなくて色々はみでる制服
悩みどころですね…とは本人以外談ぽい

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最終更新:2013年02月02日 21:01