まとめ・解説

先天性歯:下顎乳切歯に多く、乳首・舌(小帯・リガフェーデ病)などを損傷する。削合したり抜歯したりする。

埋伏歯:多い順に、
 永久歯:下顎智歯・上顎智歯・上顎犬歯・下顎小臼歯(第二)

正中過剰歯:
 上顎で埋伏・円錐形・矮小歯が多い。

唇顎口蓋裂:
 みられる:吸テツ障害、発音障害、授乳障害、食物摂取障害、審美障害、心理的障害、上顎の歯列不正、上顎の劣成長、鼻口腔ろう
 みられない:開口障害、味覚障害、下顎の過成長、上顎の過成長、下顎の劣成長

外傷
 正しい:交通事故が原因の1番、上顎より下顎骨折が多い、男性に多い、整復固定は4週間、固定は高齢者では長い、下顎骨折の好発部位は正中オトガイ部・下顎角部・下顎骨体部・関節突起部、下顎枝部と筋突起部では少ない、咬合異常、骨折片の可動
骨折の好発部位は
○歯槽骨では上顎前歯部
○下顎骨ではオトガイ正中部、下顎角部、関節突起
○上顎骨では歯槽突起基底部、ルフォーI,II,III

ウイルス疾患
 口唇(単純)ヘルペス、帯状疱疹、手足口病、流行性耳下腺炎(ムンプス・おたふく風邪)、泡疹性口内炎(詳細不明?)、Huntハント症候群、コクサッキーウイルス、ヘルパンギーナ
、麻疹ウイルスのコプリック斑

ウイルスでない疾患
 ジョクソウ性潰瘍、ベーチェット病、智歯周囲炎、カンジダ症、顎放線菌症、ハンター舌炎、顎関節症、術後性上顎のう胞

白い病変
 白板症、カンジダ症(ぬぐって取れる)、扁平苔癬

智歯周囲炎
 部分萌出に多い、重症では内側翼突筋へ波及し開口障害・嚥下障害、顎下リンパ節炎(オトガイ下ではない)、周囲歯肉発赤・腫脹、顎骨の炎症が継発、急性炎症期には抜歯しない



口腔の癌
 40歳以上、男性、好発は舌・歯肉・口底・頬粘膜の順、リンパ行性にリンパ節や遠隔の臓器に転移する、腺癌より扁平上皮癌、手術・放射線治療・化学療法などが治療法

唾液腺

 耳下腺:多形性腺腫、唾石症はまれ、流行性耳下腺炎、ムンプスウイルス、おたふく風邪
 顎下腺:唾石症が多い
 舌下腺:粘液貯留のう胞、ガマ腫
 口唇腺:粘液貯留のう胞(粘液留・粘液のう胞)
 口蓋腺:多形性腺腫
 舌の先の裏側のブランディンヌーン腺:ブランディンヌーン襄胞
 唾液腺の全身疾患:シェーグレン症候群(口腔乾燥)

出血傾向
 血友病、白血病、心筋梗塞治療中、脳梗塞治療中、腎透析中、ワルファリン服用、アスピリン服用

止血法
 圧迫止血、指圧法、タンポン法、ゼラチンスポンゼル(ゼラチンスポンジ)、3%過酸化水素水(オキシドール、露髄時の直接フクトウ前の止血に使い、抜歯後などには使わない)
局所止血剤は
○酸化セルロース
○ゼラチンスポンジ
○トロンビン
○フィブリン接着剤
○フィブリン接着剤
○サージカルパック
○骨ろう

一次救命処置
A:気道確保
B:人工呼吸
C:心マッサージ

二次救命処置
気管切開
薬剤の投与
輸血

脳貧血
脳貧血という用語は、厳密な医学用語としては問題がある。
いわゆるデンタルショック・疼痛性ショックともいう。
国家試験では、神経性ショックも含めて同義語のように使われている。
症状:血圧低下、末梢体温低下、冷や汗、顔面蒼白、悪心、徐脈、副交感神経(迷走神経)関与、脳虚血(用語として問題あり)
神経ショックの直前の状態は、血圧上昇、頻脈、どきどきして心臓があぶって、不安・緊張しているはず。

過換気症候群
不安、緊張、息苦しさを訴えるが酸素不足ではない

カンジダ症の特徴は
○日和見感染
○後天性免疫不全患者
○HIV感染
○AIDS
○AIDS
○副腎皮質ホルモン療法患者


良性腫瘍
○エネメル上皮腫
○歯牙腫
○セメント質腫
○骨腫
○化骨性センイ腫
○乳頭腫@wikiへ

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最終更新:2007年12月09日 22:12