旧古河庭園は、駒込の駅から歩いて10分程度のところにあります。建物と洋風庭部分についてはジョサイア・コンドルの晩年の作で、中々重厚な建物です。本来建物内部の見学には、予約が必要とのことでしたが丁度行ったとき定員に余裕のある見学ツアーがあったので、約1時間の建物内部の見学ツアーに参加することができました。建物正面のヨーロッパ風のバラの庭も同じくコンドルの設計とのことで、この庭に面した部屋もバラがモチーフになり一体として設計されていました。この建物はやはりバラの時期に両方見学するといいと思います。2階は、日本間も多く居住空間となっています。ジョサイアの洋と和の融合の手法が中々面白い部分です。特に、大理石の五右衛門風風呂は面白いものです。
旧古河庭園から歩いて15分程度のところに六義園(元禄15年に柳沢吉保が作った「回遊式築山泉水」で、明治に一時岩崎彌太郎の別邸となる)があります。