コミュニケーションツールとしてのゲーム

寝ながらどんなゲームを作りたいのかということについて考えていた。

まず前提として、個人の趣味として作るのだから良い意味で非商業的なゲームを作りたい。
実験的だったり、ニッチだったり、バカバカしかったり。

次に、できればそこそこに新しいゲームを作りたい。
ありきたりのゲームなら、別に既にあるもので遊べば良いんじゃない?

まあ要するに、俺が作る意義のあるものを作りたい。

んでもって、やっぱ自分で遊びたいなーと思えるようなものを作りたい。
自分で遊びたいと思わないようなゲームを作ってられるほど我慢強くも無い。

で、俺の遊びたいゲームって何なのか?今の気持ちを考えてみた。
  • 小説や映画のように独りで没頭することのできる「世界」を提供するゲーム
  • それを通して友人や見知らぬ人と対話できるような、コミュニケーション「ツール」としてのゲーム

俺は多分もう、ゲームそのもので遊ぶことにはあんまり興味が無いんだと思う。

多分前者は、俺が作るよりも他の人とか企業が作った方が良い。
俺は俺が作った世界に没頭できる気がしないし、
世界を作れるほど根気強くも無い。

では、後者だ。

ゲームゲームしてなくて、どっちかというとツールに近いようなゲーム。
ゲームそのものが目的なのではなくて、ゲームを通じて他人と対話することが目的のゲーム。

MissileMatadorIIも、確かそんな考えから思いついたのだと思う。
ユーザー同士で、掲示板やブログを通じて、ステージやリプレイデータでコミュニケーションをさせたい。
まあ、ゲーム自体が手抜きすぎだったのであまりうまくはいかなかったけど。

こうして改めてきちんと認識することによって、
新しい足場ができたような気がする。

コミュニケーションツールとしてのゲーム、
と言葉にすることによって色々想像しやすくなる。
(まあ同時に色々と切り捨てているんだろうけど)

例えば、ツールとして開き直って考えると、
USBメモリーが十分に普及した今USBメモリーバトラーみたいなのを考えても良いと思う。
USBメモリーのルートにプログラム置いといて、
2本差してどっちかのプログラム起動するともう片方のプログラムを認識して、
MACアドレスから生成されたキャラクターを使って持ち主同士でなんか対戦する、とか。
ゲームとしては使い古されたアイディアかも知れないけど、
USBメモリにフォーカスすることによって「今風のコミュニケーション」っぽくなる気がする。

そんな感じで、眠れないので「コミュニケーションツールとしてのゲーム」という地平から前述の条件を併せて妄想していきたいと思いました。終わり。

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最終更新:2008年10月16日 03:12
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