第1スレ ログ151~300
[151]八神 なかのひと 08/09/11 22:29 V-UJSI9
>馬超さん
(・ω・`)Ⅳさん自身あなたのキャラとの繋がりを持っているという設定を認めていない節があるのであまりその設定引っ張らない方が良いと思うのですよ。
[152]愚人王携帯 08/09/11 22:30 V-2KIWC
勝手に人のキャラを変な委員会に入れるな。
[153]馬超 08/09/11 22:31 /EeegNTwDp
しかし自分のキャラがなんかひどい扱いのような
[154]八神 なか 08/09/11 22:39 V-UJSI9
それはやっぱり絡み方の問題な気がします。長くなりそうなんで討論する場合はあっちのスレヘ。
[155]愚人王携帯 08/09/11 22:44 V-2KIWC
流れを読まずに強引に展開をもって行こうとするからだよ。
せっかく自己紹介の機会を振ってもなんかよく分からん絡み方するし・・・
絡むのはいいけどまずは自分のキャラの設定をしっかりしようよ。
地盤作りは大切だよ。あとその地盤作りに他人のキャラを巻き込んだら駄目だよ。
所属組織とかキャラの立ち位地に関わるから。
[156]ハバネロ 08/09/11 22:53 b7eUp8QASI
あとどうでもいいけど句読点付けようぜ。
[157]八神 08/09/11 22:56 V-UJSI9
>>141
「あ、えーとお世話になりました。それでは……」
帰路について家も近づいてきたそんな頃。
「兄さぁ゛んッ!!」
「ぬおぅっ!?」
妹にタックルを喰らいました。
「ぐぅ……どうしたいきなり……」
「どお゛したじゃな゛いでしょぉっ!兄ざんの学校がテロリストに襲われたとかヘリが突っ込んだとかぁ!それにこんな遅くまで帰ってこないしぃっ!ひぐっ、どれだけ心配したと思ってるのぉ……!!」
八神 鈴(すず)。大概の事はそつなくこなし、将来は世の男が放っておかないだろうような外見を持つことが中学生の今から予想される、俺とは大違いのよく出来た妹である。ただ……、
「にぃさんが居なくなったらあたし何処へお嫁に行けって言うのよぉ……」
……これである。小学校の卒業文集に「将来の夢は兄さんのお嫁さん」などと平然と書くブラコンなのだ。兄としては酷く不安である。
「馬鹿な事言ってないでな、……なんかこっちも色々あったんだよ。でももうきっとこんな事は無いからさ。安心してくれよ」
「ふぐっ、今度こんな事になったら……、……」
そういうと鈴は俺の胸に顔を埋め、こすりつけ始めた。……こいつ、俺の制服で顔を拭いてるんじゃあるまいな。
「じゃ、家に帰るか。ほら、これで顔拭け」
とりあえずティッシュ渡して帰ることにした。
[158]流星 08/09/11 23:02 *zKw8LkUETEQ*g.bRdqOQ/M
空気を読む、ということはとても大事だと思います。
できなければ周囲の方々に迷惑をかけるだけだからです。
それと同様に自分の遣うキャラクターの設定も重要かと。
そうでないと「テラ空気」とか「透明人間」とか思われても仕方ありません。
周囲に伝えるよりも前に、自分で「〇〇で××だけど実は△△で・・・。」くらいは考えておく必要があると思います。
・・・と現在進行形で空気のオレが自分を罵ってみるテスト。
[159]流星 08/09/11 23:04 *zKw8LkUETEQ*g.bRdqOQ/M
>>134,141
「いやー、全く申し訳ありません・・・。」
ハイネはⅣに向けて困った顔をして頭を描いた。
「連絡資料の運送班が襲撃を受けたようでして、Ⅳさんの連絡が不届きになってしまいました。」
次からは気をつけますね、と付け加えた。
そして別の方向に向き直すと、
「分かりました。 そうですね・・・、部隊から適当な数を連れて私服で周辺の監視をさせましょう。」
非常時に関してはお任せしますね、という目をⅣに向けて言葉を締めくくった。
[160]馬超 08/09/11 23:09 /EeegNTwDp
そのころ
ビル、屋上
「で、これから、どうすればいいのでしょうか」
馬超は言った
「とりあえずそのまま護衛を頼む、時期にやつらの動きがわかる」
劉は言った
「とりあえずたのんだぞ、入学届出しといたからここの学校に行ってくれ、別々に住むのでマンションの部屋を用意しておいた、行け」
「はっ」
3人は散開した
[161]流星 08/09/11 23:17 *zKw8LkUETEQ*g.bRdqOQ/M
各々が特殊課の局長室から出て行ってからそれほど時間が経っていない頃。
弾痕やら切創やらで汚れていた通路を一人の男が歩いていた。
埃の中でも良く見える黒コート。
電灯の明かりを受けて反射する鏡面のサングラス。
そしてケラケラと高らかに嗤う口元から覗く鮫のような乱杭歯。
どれもが常識を弁えて一般人として行動する人間とは全く異なっていた。
「ハローッ!? だーれーかーいーまーせーんーかー?」
杭のように長い棒状の得物を振り回す怪人黒コート。
道を塞ぐように転がっている障害物をヤンキーキックで蹴り飛ばしながら前進する。
「あれれれれー、いつになったら目的地に着くんですか先生ー!!」
・・・それから数十分後。
そしてようやく、「局長室」と描かれたプレートを見つけたのだった。
[162]馬超 08/09/11 23:20 /EeegNTwDp
「貴様、何者だ」
封元は後ろに、隠れていた
[163]ハバネロ 08/09/11 23:21 b7eUp8QASI
ずるずるずるずる…
校長は悩んでいた。
あの時から…何か、学校をはいずり回っているような感覚にとらわれるような…
ずるずるずるずるずる
「何なんだ…?!一体何なんだ?!!」
あの時とは、テロリストが学校を占拠し…その後だ。
中庭で…何か燃えたような気が…した時から…
ずるずるずるずるずるずるずる”クトゥルフはルルイエに”ずるずるずるずる
「声まで…聞こえ…」
こんなことでは駄目だ。あさって…いや、もう明日か…修学旅行が迫っているのだ。校長は自らを鼓舞した。まだまだ夜は続く。
[164]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/12 00:27 DWLGXDa/RI
>>141-159
「了解しました。」
作戦内容を把握し、ハイネにも「分かってますよ。」と目配せしておく。
とりあえずの行き先は米国、カノン達との接触はないようだ。
「・・・・・・・」
何処か安堵している自分に失笑し、気持ちを切り替える。まずは目前の仕事だ。最初からつまずくわけにはいかない。
髪をクシャクシャと掻きながら、Ⅳはあてがわれた自室に向かう。
いずれ来るだろう『その時』に向けて・・・覚悟を決めながら。
[165]ハバネロ 08/09/12 18:30 b7eUp8QASI
「誰だ、騒々しい。もう日付は変わってしまったというのに。常識の無い奴だ」
局長はイライラした口調で言った。
米国
「もしもし?アレイスターか?」
『名前で呼ぶのは控えたまえ。誰が聞いているかもわからん』
「そちらの幹部の方々はいつごろ来るのかね?もう待ちくたびれてしまってね」
『明朝に、すぐ出発させるつもりだ。』
「それにしても図書館を貸し切って護衛をつけるとは随分大事な探し物なんだろうね?」
『………』
「それより…手柄は私に分け前をくれるんだろうな?」
『探し物に目当ての情報があり、それを我々が手に入れられたらな。ウィリアム大統領』
[166]馬超 08/09/12 20:20 2iDrBWCaVL
そのころ
某公立 蓮田(はすた)高校では
「もう修学旅行ですが、その前に転校生3人紹介します」
転校生は馬超、アレビア、封元だった
[167]流星 08/09/13 01:15 *zKw8LkUETEQ*g.bRd6twb1
>>165
―――どんがらがっしゃーん。
扉をヤンキーキックで蹴破る音がすると同時に、深夜の局長室に怪人黒コートが侵入した。
蹴り飛ばされた扉はタックルでもされたかのように拉げてしまっている。
「はーろー! 皆元気かなー!? 不死身のお兄さんの登場さーっ!! ・・・って、あれれー?」
・・・硬直。 そして、再起動。
どうやら想像していた展開ではなかったようだった。
「おっかしーなー、どこにも”キョクチョウサン”がいないじゃないデスカー。」
うーん、と腕を組む怪人黒コート。
どうやら視界に入った人間とイメージが異なっているようだった。
端から見ればただのキチガイである。
端から見なくてもキチガイであるのだが、それは後に語られることになる。
†
そんな局長室からそれほど離れていない場所の廊下。
蛍光灯の灯りの元を一人の男が歩いていた。
ハリネズミのようなショートヘアーに縁有の黒メガネ。
右腕からはアタッシュケースがぶら下がっている。
「全く・・・、秋星さんってば、どこ行ってんだよ・・・。」
ぶつぶつと呟きながら、足取りは局長室へ向かっていた。
[168]流星 08/09/13 01:40 *zKw8LkUETEQ*g.bRd6twb1
>>141,164
「それでは、私も失礼します・・・。」
指定された私室へと移動する。
薄暗い部屋の中、明かりと言える明かりはテレビの光だけだった。
その光に映された男が一人。ハイネが部屋に戻ると共に口を開いた。
「遅かったな、景気はどうだァ?」
ノープロブレムですよ、とハイネは答えた。
「そうじゃねェよ。 ロンドンのハナシだ。 ケースの中身、誰のプライベートだ?」
「詳細ではありませんが、配属された隊員の情報、それにⅣさんに・・・貴方です。」
いい加減明かりをつけたらどうですか、とハイネは言いながらスイッチを押す。
「・・・すると、もうこのハナシはヤツには漏れてるんだな。」
「ああ、貴方の昔の・・・。 まあ、そういうことになります。 ニホンの警察も無能ではありません。 いつか尻尾を掴むでしょう。」
まあ、その時はよろしくお願いしますね、とハイネは口にする。
「応」
と一言だけ返した男の表情は、包帯で覆われており確認できなかった。
[169]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/13 02:02 DWLGXDa/RI
>>167
「さて、特殊課のお手並み拝見ってとこだな。」
襲撃の最中、500mほど離れた位置にある無人ビルで呑気に缶コーヒーを飲みながらカノンは呟く。
(襲撃者は二人・・・まあ駿河って奴とハバネロとかいう男で丁度二人だし俺が出る幕はないな。)
特殊課が襲撃者を見事撃退すれば彼等の利用価値が証明され、仮に此処で全滅と来れば・・・
「まあ出てきた二人を仕留めれば良しと・・・」
此処で消えるようならそれまでという話、まあせいぜい餌として利用させてもらうことにするかと結論を出すと彼は再び見張りを再開した。
[170]森本 08/09/13 12:54 VgJSgx6MXz
>>163
昼間、たいがいの学生と仕事人は、それぞれの本分を全うする時間だ。
蓮田高校も、その例に漏れない。
多くの生徒が、授業を受けている。しかし、テロリスト襲撃を受けたせいか欠席も目立つ。その穴を埋めるためか、修学旅行の話題を出して授業を浮ついたものにしていた。
そんな中、校長室に辞表を持ってきた男がいた。この学校の警備員だ。
「頼むから、もう、やめさせて下さい。」
[171]馬超 08/09/13 13:06 2iDrBNpW8W
「ふ~ん、あの学校か」
「あそこです行くところは」
「しかし封元、あんまり寝てないね」
「しかたないでしょ、昨日、変な黒い服が局長室に来たんだから」
[172]ハバネロ 08/09/13 17:31 b7eUp8QASI
>>167
「なんだお前は?扉はまず蹴破るんじゃなくて普通に開けろ!挨拶もなっていない!普通なら小一時間怒鳴りつけてやるところだ」
怪人黒コート…何だ?都市伝説の類には、雅もあまり詳しくはない。
(局長…私を探しているのか?また厄介事になるなら早めに帰ってもらわないと)
「あんだよ!うるせぇなぁ、おい局長!あんた16にもなってまぁだ暴れたい年頃なんか?!」
ハバネロは部屋をのぞいて、仰天した。
「うわ、扉がねぇ!しかも誰だこの黒いのは?!局長の彼氏か?」
「違うわ!!」
>>170
「辞めたい?」
校長は自分の方がよっぽど辞めたいわと言いそうになるのを堪えた。
「何でそんな事をいきなり言うんだね?」
[173]馬超 08/09/13 17:52 0DTZyvfgq/
>>167
「待てぇ~黒服変人、あっ」
封元はまだおっていた
[174]流星 08/09/13 18:00 *zKw8LkUETEQ*g.bRdfBTGJ
>>172
ドアがあった場所から頭を覗かせたハバネロに向かって黒コートは言った。
「始めまして名も知らぬ少年! ハイセンスかつ物事をスマートに収めることで有名な俺は、キョクチョウサンなる人間を探してるんだが・・・。
・・・ところがどうだ、ここにはそこらへんのラノベで展開的に人質に取られるような年齢の少女しかいないじゃないか!!!
さっさとキョクチョウサンを出しやがれぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」
大絶叫。
そして大暴れ。
得物である長いパイプのようなモノを振り回しながら怪人黒コートは暴れていた。
†
物音がする。
破壊音に聞こえるが・・・いや、訂正。破壊音でしかない。
「あー、秋星さんやってくれちゃってるなぁ・・・。」
少しは人の話を聞けってーの、とグチりながら男は進む。
[175]馬超 08/09/13 18:12 0DTZyvfgq/
「この変人を黙らせるしかない・・てか、誰だよお前!!」
封元はつっこんだ
[176]ハバネロ 08/09/13 19:49 b7eUp8QASI
>>174
「黙れ…場所をわきまえろ!!ここをどこだと思っている!!」
局長がパイプイスを全力で投げる。
ガス!!
「ごわっ」※ハバネロに当たりました
「貴様が誰だか知らないが、私が局長だ。分かったらとっとと失せろ!!サノバビッチが!!」
「局長…怒るのはいいが…俺に当てるのはやめて…ほしかった…」
[177]流星 08/09/13 20:13 *zKw8LkUETEQ*g.bRdfBTGJ
>>176
・・・静寂。 そして、叫び声。
「うっそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!
いやちょっと待て今頭を整理するから。そこの名も知らぬ少年、悪い冗談だとは思わないか?
この見てくれで局長だなんて、え、ちょっと・・・。 ・・・そうか、分かったぞ・・・。
一日署長をやってみまーす!! ・・・的なネタなのか。 そうでもなきゃ、こんな女子高生みたいな子がそんなハズはないもんなあ。
・・・いやー、久しぶりに面白い冗談を聞いたよ少年少女。 ありがとう、ご褒美に俺のサインをあげよう。
さーて、本物は何処? もしかして帰宅済み? どーしよ、メンドイなぁ・・・。」
相変わらず人の話を聞いていない黒コート。
あーでもないこーでもない、とぶつぶつ言いながらドアの残骸を蹴っている。
そんな空間の中に、別の声が響き渡った。
「うおああああああああああああ!? 秋星さん、アンタは一体何やってんだ!!
あーれーほーど、迷惑かけんなって言ったでしょーが!!!!」
後からやっていた別の男。
これもまた、面倒そうな男だった。
[178]馬超 08/09/13 20:22 0DTZyvfgq/
「なんかまた変なのが」
封元は言った
[179]ハバネロ 08/09/13 20:47 b7eUp8QASI
「君、この男の保護者か?なら丁度良かった。この男をどうにかしてくれ。いつもこうなのかと思うとこの男を精神鑑定に掛けたくなる」
「あとそれからドア弁償しろよ」
[180]流星 08/09/13 20:52 *zKw8LkUETEQ*g.bRdfBTGJ
>>177,179
「おっと、ナガレ先生遅かったじゃないかよぅ。
おかげでこの少年達に冗談を言ってもらっちゃったじゃないか。」
いいだろ? と言いたいかのような表情の黒コート。
一ミクロンも羨ましくねえ。てかそれは冗談じゃねえ。
ケラケラと嗤う黒コート。
・・・の頭に向けてやってきた男はアタッシュケース(*)を振り下ろした。
{*}
(当社独自の『スーパーセキュリティ』は最高の堅牢性を誇ります。
振り回せば鈍器に、盾にすればミラーシールドに、開けばアタッシュケースになる優れものです。
最近は某国のスパイでも愛用するほどの高性能! この最高級のアタッシュケースを是非貴方も!!!)
「くぁwせdrftgyふじ(ry」
・・・よく分からぬ言葉を発しながら滅した黒コート。
頭の上にはいくつかの星が浮遊している。
何でこのヒトってこんなにバカなんだろ・・・、と男は独り言を吐き散らしながら、その部屋の住人に向き直った。
「ホントに連れが申し訳ありませんでした。
・・・申し遅れますが、本日午前零時を以て警視庁特殊課にオブザーバーとして配属されました、流です。
肩書きはありますけど、基本的にはフリーランスの情報屋と思ってくださって構いません。どうぞ、よろしく。」
ちなみにあそこにいるアレも同様です、と心の中で口にする。
目付きの悪い男はかったるそうに二人に向けて封筒を差し出した。
封筒の表面には『配属内容書』と黒い文字で書かれている。
流の表情は「こういう書類って読むの嫌だよね」と言わんばかりの顔だった。
[181]ハバネロ 08/09/13 21:38 b7eUp8QASI
「どれ」
雅は内容書を読む。
「…ふむ…」
「どれ、俺にも見せやがれ」
「お前は見るな!バカが」
「…まあ、大体信用できそうだとは思う。もう遅い時間だし、部屋をあてがっておくからそこで休んでくれ。 それと、ハバネロ」
「何だよ。俺はもう寝るぞ」
「ドアを直しておけ」
「嫌だね」
「やらないとお前が使っている部屋をこの二人にあてがうぞ」
「やらせていただきます」
[182]流星@ケータイ 08/09/13 22:25 *zKw8LkUETEQ*E-q0Uj8
>>181
「積もる話もありますが、それは明日ということで…。」
その時には自己紹介を、と言って流は口を閉じた。
その後雅に一礼した流は、気絶している黒コートに向かった。
「・・・・・・。」
「ホラ、何時まで寝てんですか秋星さん…。」
流によって、黒コートのわき腹に向けて鋭いキックが炸裂する。
「ヴぼッ!? 何? 何だよナガレ先生、俺が何をしたってのさ!?」
「このドアぶっ壊したのはアンタだろうがよォ!!」
だってさー、などという黒コートの声を聞きながら流は黒コートを立ち上がらせる。
寝るか、といった表情の黒コート。
当たり前のようにドアのあった場所から出ようとする黒コートを呼び止め、その後ろ姿に向けて流は言った。
「…あ、秋星さん、残骸片付けるまで睡眠なしね。」
「ヒドすぎるぜナガレ先生ぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
こうして、黒コートの長い長い奉仕作業は始まった…。
[183]ハバネロ 08/09/13 22:32 b7eUp8QASI
青い空。
白い雲。
さえずる小鳥。
窓から入る朝日は星宮明を祝福しているかのようだ。
am 8:21
「………遅刻ーーーー!!!いやーーーーーーーーーー!!!」
・速攻で準備を済ませ修学旅行の遅刻を阻止しよう!
難易度★★★★★
[184]森本 08/09/13 23:22 VgJSgx6MXz
>>172
「いやあね、テロリストとか、襲撃するわ、それに夜中が急に怖くなってしまったんですよ。」
警備員は青い制服を着ていた。頭髪は薄く、腰まわりは太い。話す際に前歯が一本ないのがよくわかる。なんとも愛嬌はありそうな顔ではあった。
「これ以上、怖い事が起きないうちに辞めたいのですよ。」
警備員はきっぱりと校長の何かを訴える目を見ながら言った。
[185]馬超 08/09/13 23:59 2iDrBWCajF
>>183
「仕方ない、ね」
謎の女が
「瞬間移動」
そして星宮は、一気に目的地に着いた
[186]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/14 01:52 DWLGXDa/RI
「テロの翌日くらい休ませろよ糞教育委員会が・・・」
机に顔を伏せ、耳にイヤホンをつけて黒田は朝っぱらから某府知事のような発言をかます。
ほら、よく居るでしょ?休み時間とかで友達と会話するでもなく顔を伏せて音楽を聴いてる奴?要するに教室に
「居場所が無いわけじゃねえぞコラ。純粋にエ○ゲのやり過ぎで眠いだけじゃ。」
・・・良い子は午前三時までPCゲームやるような暴挙に出ちゃ駄目だよ?こんなふうになるから。
「ほっとけ。」
[187]天塚 銀樹 08/09/14 08:43 E-xr47L
「天候健なり我意気高し!!!身体健康の極みなり!!!よって新記録の一つや二つ…!!!」
明日は何かあるかも知れない。
そう考えると…遠足の前日眠れないタイプの信濃は大遅刻だ…
既に一時間目は終わっているだろう。
「五分三十二!!!二十秒縮みましたっ!!!」
言って教室に滑り込み…なんとか二時間目には間に合った。
[188]八神 08/09/14 09:13 V-UJSI9
「なんか酷い夢見たなぁ……」
遅刻はしなかった八神だが目覚めが悪そうである。実はそれはいつもの事なのだがいつもより酷いのである。
それはこの男、昨夜妹に枕もとで「兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん兄さん……ふふふふふ」と怪しげな囁きを受ける夢を見ていたのだ。うらやましい限りである。ひどくリアリティに溢れた夢だったが当の妹は普段通りの態度だったのでそのままスルーすることにしたのだ。
「眠い……」
[189]馬超 08/09/14 16:39 ghOwFaWTuW
いつのまにかクラスに馬超たちがいた
「知らないやつらに、言うがこいつらは転校生だ」
国語のゴリ(あだ名)が言った
[190]ハバネロ 08/09/14 17:07 b7eUp8QASI
>>184
「………」
校長は反論できなかった。夜中が怖い。共通点が自分とある。
「…そこまで言うかね………、まあ、いいだろう。だが、次の就職先の問題等もあるんじゃないかね」
そのころ明は、どうにかこうにか滑り込みセーフで一時間目に間に合った。
それから4時間ほど眠りにつき、昼休みはヒマなので話し相手を探してほっつき歩く。
「どっかに誰かいないかな?暇つぶしできそうな…黒田君とか八神君とか天塚君とか燈哥ちゃんとか」
[191]馬超 08/09/14 17:17 ghOwFaWTuW
廊下では見なれない、学生がいた
「司令に、ここに行け、てっ言われたけど・・人少ないな」
なんか、ため息ついて言う
「しかたないだろ、テロとかあって怪我人多いから」
もう一人が言う
「修学旅行、楽しみだな」
[192]森本 08/09/14 23:01 VgJSgx6MXz
>>190
「ああ、ありますとも。ですがね、命あっての物種。就職先と比べたら、ルンペンになる方がましですよ。」
ここで、いったん言葉を切る。
「まあ、でも修学旅行が終わるまでは、居させてもらいますよ。その間に後釜を決めちゃってください。この際、警備会社に依頼でもしたらどうですか?」
[193]ハバネロ 08/09/14 23:08 b7eUp8QASI
「警備会社ですか…」
警備会社などと、そういうことには詳しくなかった校長だが…
このまま学校に一人でいれば、”発狂”してしまうだろうと校長は思った。
「そうですな。では、そうさせてもらうとしましょうか―」
ずる。
(……………)
あの音。
ぞわりと鳥肌が立つ。
[194]森本 08/09/14 23:18 VgJSgx6MXz
「うわあ!」
きたあ。昨日も宿直室にきた奴だ。今自分は警棒と個人購入したものしか持っていないぞ……。校長は何も感じてないのか?嫌な汗が出てくる。脇の下が湿る。
「校長…?」
校長も動きが硬い?
[195]ハバネロ 08/09/14 23:28 b7eUp8QASI
ずる。ずる。ずる。ずる。ずる。ずる。ずる。ずる
「…………!!」
ずるずるずるずるずるずるずる
「き、君は…これが聞こえないかっ?!!この…私に一日中ついてまわるこの音がっ……」
”ビヤーキーは 我が元へ まだ馳せ参じぬか”
「こ、声がっ?!」
”ビヤーキーはまだ馳せ参じぬかビヤーキーはまだ馳せ参じぬか
ビヤーキーはまだ馳せ参じぬかビヤーキーはまだ馳せ参じぬか
ビヤーキーはビヤーキーはビヤーキーはビヤーキーは
ビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビビ
BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB”
「う、うわっ…!!!ひぃっ、何なんだ?!」
そのころ、警察特殊課
「はい、もしもし。警察だが」
『はっ…早く来てくれ…お、おかしな声が』
「今どこです?」
『蓮田高校です!早く!早くっ……』
(蓮田高校…)
雅はピンときた。あそこだとすぐに分かった。
「分かりました。すぐそちらに人を向かわせましょう」
[196]森本 08/09/14 23:32 VgJSgx6MXz
「声?」
はてさて、俺には全くもって聞こえない。しかし嫌な感じがバンバンする。
どこだ?どこからだ??扉の向こう側か?それとも机の下か?窓の向こうとかは勘弁してくれよ。
[197]馬超 08/09/14 23:37 WyrHGInrqR
(学校来てそうそう、事件か)
転校生が言う
(じゃあ、とりあえずここの人たちの避難を)
(そうだな、ではいくぞ)
(御意)
3人の学生は散開した
[198]ハバネロ 08/09/14 23:39 b7eUp8QASI
「いや…私には…聞こえる」
さっきまで聞こえていた。
”ハスター”
頭にそんなイメージがパッと浮かんだ。
「どこからというわけじゃない…頭の中にガンガン響くような…」
「失礼するっ!!」
ドアを開けて入ってきたのは、ダービーハットをかぶった男。
「俺はケーサツの命令でここまでやってきた哀れな雇われ兵だ。どうした?声がどーたらこーたら言ってたって局長が言ってたが」
その男はハバネロを食べながら淡々と言った。
「…ああ…もう大丈夫だ」
「手が震えてるが?」
「………頼みがある」
「いや、俺は無事を確認したら帰るし。何だよ、早く言え」
「明日の修学旅行…警察の方が我々を護衛してはくれないかね」
[199]馬超 08/09/14 23:45 WyrHGInrqR
そのころ
「ここへ、避難してください」
「はい」
「列を乱さないで」
転校生とりあえず生徒たちを、教室に避難させた
「こっちは済んだぞ」
「こっちも」
「よし、済んだ事だし、そろそろ犯人を探そう」
「御意」
また散開した
[200]森本 08/09/14 23:47 VgJSgx6MXz
「は?」
なんだこれ、なんだこれ??
警察?本物か?手際が良すぎる。ハバネロ食っているしなあ。
お膳立てが過ぎる。
「もし、あなたは本物か?」
警棒があるのを確認する。
[201]馬超 08/09/14 23:58 WyrHGInrqR
と、そのとき
「あ、ババネロだ」
転校生が言う
[202]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/15 00:44 DWLGXDa/RI
『あーあー、一部の生徒の皆さんへ。何を騒いでるのか知りませんが早く元の教室に戻ってください。』
なにやら避難が済んだところで、いきなり放送が流れる。
『つか皆さん昨日テロリストが来たからと言って騒ぎすぎです。
それと生徒を勝手に避難させた転校生三人組、ちょっと放送室まで来てくださいね。先生のありがたいお説教が待ってますので。』
・
・
・
「なんで俺が放送なんかやらされるんだよまったく。」
「教室に君しか残ってなかったからだよ。・・・しかし黒田君、君は何故転校生が三人組って分かったんだい?」
「え・・・あれェ?先生が言ったんじゃなかったっけ?あー・・・俺教室に帰りますね。」
「・・・まあ待ちなさい。」
・・・担任の森岡さんが颯爽と教室に戻ろうとする俺の前に立ちふさがる。要するに退路(放送室の出入り口)が断たれた。
「転校生も含めゆっくりとお話をしましょうか・・・」
・・・憂鬱を見事に表情で表し、俺は心の中で盛大に毒づいた。
糞ッタレ・・・・
[203]馬超 08/09/15 10:03 YBsoK3Qi4a
とっそのとき、突然
「動くな、動く撃つぞ」
なにやら兵隊、見たいのがきた(10人くらい)マシンガンを持っていた
『ここは、我らが占拠した』
と、放送室で流した
謎のテロリスト集団が、また来たこの学校
[204]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/15 13:49 DWLGXDa/RI
>>203
「・・・・・・」
「・・・・・・」
それが君の答えか・・・もう勝手にやってろ。
「先生、もう俺教室に戻るわ。」
少しでも絡んで修学旅行前に繋がりを作っておこうと思った俺が馬鹿だった。
もういいや、八神君や信濃ちゃんあたりを探そう・・・
転校生諸君、もう勝手に異能アクションでもやっててくれ。悪いが付き合いきれないよ。
[205]八神 08/09/15 14:51 V-UJSI9
「ごちそうさまっしたー」
なんか避難しろとかテロリストだとか言ってる気がするがそんなことでは活動真っ盛りの腹の虫には勝てない。つまりみんな避難する中気付かず一人で妹手作り弁当を食べていたのだ。
なにしろ妹は料理の腕まで絶品なのだ。時々生臭いというか血の味がするような気がするが問題にはならない。どっかで時系列が混線したり好き勝手絶頂やってる気配があっても全く気にならないレベルなのである。
「ふぅ、満腹だー。ってあれ?やけに静かだなぁと思ったら誰もいないじゃん」
(↑のんき)
[206]森本 08/09/15 15:16 VgJSgx6MXz
警備員は戸惑った。警官には見えないハバネロ野郎。錯乱している校長。ついでにテロリスト。警備員は混乱した。
「今度は何しに来たんだよ?」
明日の修学旅行は無しになるぞ。まあ、国家権力とか動員してこの事を無き事にすれば……。現実逃避している場合じゃない。あいつらは、何がしたいんだ??とりあえず、
「そこのハバネロ、警官なら生徒を守れ。あと俺は何をすればいいんだ。」
[207]ハバネロ 08/09/15 16:30 b7eUp8QASI
>>204
「あー、黒田っちじゃん。どしたの?あたしさ、トイレ行ってて何が何やら。」
星宮明は実に暇人だった。
>>206
「俺警官じゃないよ。ただの雇われ兵だよ」
「ああ君、頼む!このまま修学旅行を迎えるなんて私には…」
「うるせぇなぁ…今局長に相談してやるから待ってろ!」
修学旅行ねぇ。護衛ねぇ。
あと伏線も何も無しにいきなりテロリストとか言われてもね。
ちょっとは話の流れに合わせて次はどうしようかとか考えなさい。
…ということで>>203スルー
とっとと修学旅行編に突入したいよ俺は
あとどうでもいいけど俺の名前は ハ バ ネ ロ だ
[208]馬超 08/09/15 18:42 2iDrBAJjEX
わかりました
>>206
「たいへんだね」
と転校生はいった
[209]天塚 銀樹 08/09/15 18:47 E-xr47L
「可愛い女の子を捕まえて放火魔…流石にやりきれないわけで。
正義の味方な私は煙草も吸わない放火もしない…」
指導室によばれた信濃。
その制服の下に眠る火遊び道具達が問題だ。
修学旅行前にその道具の常備はどうしたものかと言われたがまるでこたえていない。
「…自重した…つもりなのに…」
「いや、努力は認めるよ?だけどな…炎は恋人なんて…キチガイにしか思われない!!!」
いつの間にか信濃燈哥専属世話係にされてしまった銀樹…
燈哥を説得しながら教室に戻る。
[210]ハバネロ 08/09/15 20:23 b7eUp8QASI
そのころ フリーメーソン本部
「諸君 この時が来た」
「そうですね!それじゃあ待機してる人たちも呼んできますか?」
「米国からようやくバーナードが到着した…乗ってきた大型のヘリですぐにでも米国に飛んでもらうこととなる」
「…つまり準備してすぐにヘリに乗り込みやがれ!ってことですねっ?」
ヒルダはやけにはりきっていた。
[211]流星 08/09/15 21:11 *zKw8LkUETEQ*mpB.xZbiZm
>>195
秋星に買いに行かせた朝食のサンドイッチを食べ終えて、流は局長室へと足を進めた。
片手には昨日秋星を殴りつけた超硬スーツケースを手にしていた。
「失礼します、流です。」
直そうとするハバネロを止め、徹夜で秋星にやらせたドアは修復されていた。
相変わらず忙しそうな雅を見据えて、手にしたスーツケースを差し出す。
「ロンドンでフリーメーソン関係者が手にしていたものです。
どうやら内部資料のようで、確認したトコロでは関係者のリストだと思われます。」
中には顔写真のあるテキストが数枚と、数個の多大なデータ容量を誇るメモリーカードが入っていた。
その中には、名前欄に何も書かれずに写真だけ貼られた眼鏡をかけた東洋人のものまであった。
「目を通してから、信用できる関係機関にもコピーを配布すると良いかもしれません。」
そう言ってデスク上に開いたスーツケースを載せる。
「ま、それほど役に立つとは思えませんが・・・。
その中の一つは異常なプロテクトがかかってまして、中身を見ることは出来ませんからね。」
他とは一風変わったメモリーカードを指差して流は言う。
そうして会釈をして去ろうとしたとき、何かを思い出したかのように口を開いた。
「あー・・・、件の高校はどうですか? そろそろ修学旅行とも聞いてますが。」
行き先はどこだっけか、うーん・・・プランしたのに忘れちまった、と心の中で溜息をついた。
[212]流星 08/09/15 21:17 *zKw8LkUETEQ*mpB.xZbiZm
>>210
「遂に仕事ですね。 腕が鳴りますよ。」
銀眼鏡をかけた優男は毒のない声でそう言った。
「既にタスクフォースには私服で現地に展開してもらっています。
定時連絡では異常はありません。急行するほどのエマージェンシーではないようです。」
・・・とそれほど大きくなくても聞こえるような声で口にする。
「・・・まあ、こういうのを嵐の前の静けさ、というのかもしれませんけどね。」
誰にも聞こえないような声だった。
[213]ハバネロ 08/09/15 21:22 b7eUp8QASI
>>211
「ああ、修学旅行のことなのだが…ハバネロから連絡があってな。というのも、校長から110番されてハバネロが向かったのだが、
…校長から修学旅行の護衛を頼まれて、どう返事したものやら迷っていてな」
渡された資料を見ながら言う。
「声が聞こえるだの何だのと…校長も一回病院で診てもらったほうがいいと思えるくらいの様子だったらしいが…」
[214]ハバネロ 08/09/15 21:25 b7eUp8QASI
「さぁ早くっ!40秒で支度しな!!私はもう乗り込んでるから!ほらアーデルハイドちゃんも早く!」
「………」
「あれ?どしたの?ひょっとして車酔いするタイプとか?」
「………ヒルダは先に行っていて頂戴」
アーデルハイドは、他二人の準備が整ったら一緒に行こうと思った。
「へいへい。行ってらっせい」←留守番で出番が無いミハイル
[215]馬超 08/09/15 21:35 e92HolT6l5
「ではついでに、こちらも、行きます・・まったく遠足じゃあるまいし」
カイルは言った
そしてそのまま、準備してそのまま行った
[216]流星 08/09/15 21:49 *zKw8LkUETEQ*mpB.xZbiZm
>>213
「・・・修学旅行への護衛、それに・・・声ですか?」
異常幻聴には色々な理由がある。
多くは薬物などによる脳波の異常が原因になる。
稀に過労などのストレスによることもあるが、今回は違うのだろうか。
忙しかったせいでストレスを感じて、それが原因となる・・・が最良なのだが、もしものこともある。
マンガのように公共設備をジャックする集団がいるのだ。ワームのような生き物が学校を徘徊してもおかしくない。
「・・・酷い症状であれば、病院でのカウンセリングも必要かと。
何でしたら、ハバネロ氏にバカを引き連れて、夜の学校の調査でもやりましょう。」
「あと、修学旅行での警備ですが、少なからずとも数名は同行した方が良いかもしれません。
幸い旅行会社へのツテくらいは完備しています。同乗員、ということであれば数名同行できますし、独立で行動するのも悪くは無いかと思いますが・・・。」
[217]ハバネロ 08/09/15 21:58 b7eUp8QASI
「夜の学校の調査か…ハバネロじゃ荷が重い。アイツは修学旅行の同乗員が適当なところだろう。
あと、ハバネロのお守りは君がやってくれると個人的に助かる。
駿河は…その、ハバネロにあまり好かれていないようだしな。」
「話は聞かせてもらった!」
扉を開けて、ハバネロが入ってきた。
「修学旅行…いいじゃねぇか!俺は乗った!あの駿河がいねぇってのも好都合!
…ところで、旅行先ってハバネロ売ってるのか?」
「私が知るか!」
[218]流星 08/09/15 22:21 *zKw8LkUETEQ*mpB.xZbiZm
>>217
「それではハバネロ氏を同乗員及び同行するガイドとして随行できるようにしておきます。」
そう言うと胸元から携帯を取り出して、そそくさと電話をかけた。
「・・・もしもし、ツキジマです。 今日は・・・高校の修学旅行の件でお話がありまして。」
「ああ!! ツキジマさん、いつもお世話になております、伊藤です。」
初老の男と思わしき声が聞こえた。
「ああ、伊藤さん。 この時期に申し訳ありませんが、同乗員に変更がありまして・・・。」
「それは急なお話ですな・・・。 いえ、ツキジマさんの頼みとあれば断ることはできません。
できるだけ早く変更内容を知らせていただければ、必ず何とか致しましょう。」
「それは頼もしい限りです。 ・・・では、よろしくお願いいたします。」
そう会話を終えると終話ボタンを押して、携帯を閉じた。
「大丈夫のようです、助かりました。」
いや、ツキジマって誰だよ・・・といった表情の周囲を置き去りにして、流は会話を再開した。
「では同乗員については確保します。 ・・・夜の学校はどうしましょうか?」
[219]八神 08/09/15 22:28 V-UJSI9
「並ばないで黒ゴマオ・レ買えちゃったぜ」
これが売っている自販機は食堂内では結構人気で昼時はいつもそこそこ列が出来る。その中でもこの黒ゴマオ・レそれなりに人気商品で時々売り切れたりする。しかし人気以上の黒ゴマと乳製品のマッチした美味しさで微妙に穴場的飲み物だ。
それをストローでちゅーちゅー啜りながら教室へ戻る途中に信濃、天塚コンビを発見した。
[220]ハバネロ 08/09/15 22:32 b7eUp8QASI
「学校は駿河に任せておけば問題あるまい。あのサノバビッチも同行したいなら勝手にさせればいい」
そのころ、フリーメーソン本部近く ヘリ内部
「バーナード、元気してた?」
「なんだ、ヒルダはやけに元気だな」
「エンジンかけといてー、すぐ出発できるようにさ」
「何人乗る?」
「えーと、………5,6人じゃない?」
「了解だ」
[221]天塚 銀樹 08/09/16 00:04 E-xr47L
>>219
「大体…」
信濃が天塚の話が嫌になり膨れたとき、視界に八神が入る。
「おおっ!!これはこれはやっかみ君勇気ある少年。此処であったのも何かの縁!!
君は怪しまれないマッチや蝋燭の持ち運び方しらないかい?」
信濃は昨日の気になる話題よりも、今目の前の少し気になることに…というタイプの人間らしい。
「…私程度の炎愛好家はさ、衣服恐怖症や樹木恐怖症よりましな筈なのに…
蝋燭やマッチ…学校や旅行にもってくなって…」
[222]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/16 00:47 GoRGEoUS
>>207
「ん?ああ、君は確か・・・星宮さんだったね。」
昨日ハイテンションに自己紹介してくれたので印象に残っている。
黒田の頭には比較的まともな人間に部類されていた。
「別に何でもないよ。馬鹿な転校生共が勝手に避難訓練始めて騒ぎになってるだけだから。」
>>局長室(アンカーがいちいちめんどいんで・・・)
コンコン
ノックの音が聞こえてから・・・
「オイオイ、こっちには話も通さずに重要事項の決定か?」
粗暴な、しかし品のある淑女のような声で彼は入ってくる。
カノン=リーデベルト、昨日の襲撃の際に協力した『呪い十字』の者である。
「こんにちは特殊課の皆さん。んでもってそっちは初めましてだな。」
流のほうを見て優雅に微笑む。
「おや?本日の未明に連れていた五月蠅い男は今日は連れて無いのか?」
秋星のことである。
>>フリーメン本部
「失礼、準備に手間取りました。」
少し遅れてⅣさん登場。本日は昨日のようなラフな格好ではなく、スーツにコートと多少はマシな格好で出てきた。
「おはようアリスちゃん。もしかして待ってくれたのかい?」
まだ乗り込んで居なかったアリスに向かって声をかける。
[223]八神 08/09/16 09:52 V-UJSI9
「蝋燭はどうにもなりそうにないけどマッチくらいなら小さい袋に入れて身につければ……お守り袋とか結構穴じゃない?」
そこではたと紙パックを弄ぶ手を止め、
「旅行に持ってくの? 流石に機内の持ち込みは止めときなよ」
さっき挙げたような持ち込み方をすると下手するとしょっぴかれるかもしれない。
[224]天塚 銀樹 08/09/16 11:18 E-xr47L
「む…いいよ、現地でライターとか蝋燭とか買うから。」
「…よしっ!!機内へ持ち込みを諦めたら後は俺は文句を言わない…」
信濃は少し顔を膨らませた直後に出た言葉に目を輝かせる。
「じゃあ代わりに、お面ならいくらでもいいね♪」
天塚は制服のいたる所からお面をぶらさげる信濃の姿が浮かび頭を抱える。
「貴方によい旅が良い出会いが、良い思い出がありますように♪」
信濃は八神の鼻を軽く指で突くと、踊るように去っていく。
[225]森本 08/09/16 12:57 VgJSgx6MXz
翌日。
場所は成田空港、時間は午後二時。
蓮田高校の生徒は若干名の遅刻者を出しつつ、午後二時十五分に二年A組とB組(注.組と学年は勝手に決めました)、合わせて七十四名の出席を確認。
その後一時間近くの時間をかけ出国審査、税関の申告、セキリティーチェック、受ける。
若干名、機内預けの荷物を出すように言われる。原因、目覚まし時計が爆弾と間違われたため。
午後三時十二分、第二ターミナルの搭乗口前にて再度集合。搭乗口前には多くの背もたれ付きのベンチが用意してあり建物の大きなガラスの向こう側には多くの飛行機が見える。
そんな場所で、椅子も搭乗口もない開けた空間に蓮田高校の生徒達はいた。生徒達は思い思いに喋り、興奮していた。若干名、よく分からない者もいる。
「はい、皆さん。ここまでの所は、何の支障もなくこれました。ご協力感謝します。」
そんな中で、一応は生徒から注目されている男がいた。紺色のスーツに臙脂色のネクタイしたサラリーマン風の男だ。眼鏡はかけていない。
「それでは、改めて自己紹介をしたいと思います。旅行代理店のイトウから来た、荒川ジロウと言います。この修学旅行中は皆さんと行動を共にしますのでよろしくお願いします。あと、私の注意も聞いておいて下さいね。」
それから、ジロウは飛行機の搭乗の仕方と、機内では水分を小まめに取ること、最後に一般のお客がいるから機内では静かにするように注意した。蛇足で機内で寝なかったために、時差ボケで空港の廊下に寝てしまった人がいたことを付け加えた。
「私からは以上です。それでは、私の他にもガイドさんがいるので紹介したいと思います。では、お願いします。」
[226]ハバネロ 08/09/16 20:26 b7eUp8QASI
「俺…じゃないや、あー、私は月島透(つきしまとおる)、という名前です。荒川さんのサポート役で、私も一緒に行動します。よろしくお願いします」
ドスの効いた声だった。
(局長め…偽名がこんなハズいものだったとは)
ハバネロは心の中でブツブツ言いながらしっかり言葉遣いは練習していた。
フリーメーソン本部
「………おはよう、Ⅳ。ヒルダはせっかちだからもう乗り込んでしまったけど、私は他と一緒が良かったから」
アーデルハイドはみんなの準備が整ってから乗り込む。
「…ねむい」
「ヒルダ、寝不足?」
「時差ボケしないように時間合わせておこうと思って」
「なら、今のうちにしっかり寝ておいてね」
ヒルダが寝たのを確認すると、アーデルハイドは背をカベにあずける。
>>局長室
「そうは言っても、こちらから連絡のしようがあるまい」
雅は少しばかり疲れの入った声で言った。
[227]八神 08/09/16 21:25 V-UJSI9
ざわ… ざわ…
「なんかあの月島って人見覚えあるような……」「たしかに」「てかなんかあいつ臭わね?」「ホントだ……なんか暴君ハバネロのニオイする……」「マジかよ!刺激臭だな」「じゃあもうあいつのあだ名ハバネロでよくね?」「名案~」
ざわ… ざわ…
[228]愚人王(カラオケ中) 08/09/16 21:37 V-2KIWC
>>226
「さて、何事もなさそうですが得物の準備くらいはしておきますか・・・」
ヘリに乗り込むとすぐに両手に持っていた鞄のうちの一つを開け、得物である二挺のそれを取り出す。
「・・・・・・」
白銀に輝くそれは『銃』であり、そして『刃』でもあった。
銃剣付き自動拳銃(バイヨネットオートマチックピストル)、それもかなりメジャーで大口径の得物である。
銃剣にあたる部分は鏡のように磨かれており、刃はいかにも切れそうなフォルム、
そして何よりメインにあたるその拳銃・・・『砂漠の鷲』の名を持つ50口径のそれが多大なる存在感を持っていた。
「あ、危ないから触らないでくださいね。」
二重の意味で危険な得物を彼は呑気な顔で手早く分解していった。
[229]愚人王(カラオケ中) 08/09/16 21:48 V-2KIWC
>>局長室
「そういえばそうだな。じゃあ番号教えとくで登録しといてくれ。」
そう言ってメモを取り出し、番号を書いて渡す。
「ん?そういえばそれは何のデータだ? 少し見てみたいんだが。」
好奇な目でカノンは机のファイルを指さす
[230]ハバネロ 08/09/16 22:12 b7eUp8QASI
ざわ…ざわ…ざわ…
(しまった…ぜっっってぇぇぇぇぇー星宮にバレてる……)
そのころ、ヘリ内部で、アーデルハイドは実に静かだった。
バーナードは運転をするときは周りの物音にはかなり…そう、聞こえてないと思われるほど鈍感になる。
ヘリでも同じだ。
「Ⅳ………ううん、ハイネでもいい。話したいことが…あるのだけれど…」
>>局長室
「了解だ。番号は控えておく。それとファイルだが………、まあ、そちらも信頼できるだろうし、見るのはかまわない。ただ一つだけやけに強力なプロテクトがかかっているのがあるらしいが」
[231]愚人王(カラオケ中) 08/09/16 22:26 V-2KIWC
>>230
「ん?なんだいアリスちゃん?」
拳銃の分解を終えるとアーデルハイドの方へ向く。
「悩み事かな?」
>>局長室
「プロテクト?ふーん・・・」
なんでもなさそうに見つめると、
「こういう類のものなら多分開けられる奴なら知ってるぞ?
お前らも知ってる人間で・・・」
[232]ハバネロ 08/09/16 22:41 b7eUp8QASI
>>231
「………そう、悩み事。」
アーデルハイドは手に力をこめた。
「ネクロノミコンっていう本には、邪神っていうものが閉じこめられてるの。それを復活させるのがマスターの目的なの。
その本は全部で4つ。一つはこの前、学校で封印を解かれた。
二つ目は、警察の特殊課というところの深い所においてある。
三つ目は私たちが持ってる。
四つ目は誰にも分からない。マスターはそれを探すために私たちを外国へ行かせた。
でもね、不思議じゃない?私たちのマスターは、何で持っているネクロノミコンの封印を解かないのかって。
私の父さまの名前は、アブドゥル・アルハザード。
ネクロノミコンを描くとき、その一つとして自分の娘に字を記して、それをネクロノミコンとした。しかも、封印が解かれるまで、劣化しては困るから年を取らせない魔法までかけて。
その魔法は、父さまの命を犠牲にしてまで使用したものなのだけど。」
アーデルハイドは後ろを向いて上半身をはだけた。
びっしりと描かれたおぞましい文字。
「私の名前はアーデルハイド・アルアジフ。私に、邪神の一つ「シュブ=ニグラス」が封じられている。但し、呪文はまだ知られていないから復活できないけど」
>>局長室
「開けられる奴か…それは面白い。是非ともやってみたい所だが、ここで「やる」のは危険な方法か?」
[233]愚人王(カラオケ魔神) 08/09/16 23:31 V-2KIWC
>>232
「正直、驚いたよ。」
第一声はそれだった。
「君はその・・・恐くないのか?そんなヤバそうなのが君に封印されていることが・・・」
そして何より・・・それを解くのが・・・・
「この組織の目的はネクロノミコンの解印と聞いているんだが・・・
君はそれについてどう思っているんだい?」
>>局長室
「いや、大丈夫だ。見たとこ特殊なプロテクトなようだが・・・あのガキが『奴』の弟子なら問題無いだろう。」
いかに強固なプロテクトだろうが所詮プログラム、『奴』の技術とアレがあれば余裕だ。
「問題は当の本人が今修学旅行中ってことだな・・・」
・
・
・
「ハクションッッッッ!!!???
誰か俺の噂でもしてるのか?」
黒田は機内でひとりごちた。
[234]ハバネロ 08/09/16 23:38 b7eUp8QASI
>>233
「怖いわ…復活の方法はネクロノミコンの破壊だけど、私は文字は消えるだけで、私は無事。あとは普通に年を取っていくだけ。
…だけどね。
怖いの…
私は…役目が済んだら…
マスターに捨てられるんじゃないかって…っ」
アーデルハイドは生まれて初めて涙を流した。
「だって…マスターは…私を…初めて… 仲間として見てくれた人だから…」
[235]愚人王 08/09/17 00:18 V-2KIWC
>>234
「アリス・・・」
泣き出した彼女の姿に自分は何を見たか・・・
彼はすぐに気付き、そして微笑む。
「でも、仲間は一人じゃないだろ?」
かつて泣いているだけだった少女が居た。
そして贖罪の為に銃を取り、彼女を育てた男が居た。
少女は成長し、女になった。そして男にとっての『特別な一人』になった
「雇われの身で申し訳ないが、俺も君の仲間さ。
少なくとも俺はそう思ってる。」
服をはだけているアーデルハイドの背中に自分のコートをかけてやる。
「ほら、年頃のお嬢さんが服をはだけるもんじゃない。
そういうのは大切な人が出来たときの為に取っておきなさい。」
[236]森本 08/09/17 00:20 VgJSgx6MXz
そんなこんなで、飛行機の搭乗がすみ、JAL002便は定刻から三十分遅れの四時半に飛びたった。
これから七時間ばかりのフライトである。
ジロウは缶詰のように人が詰め込まれたエコノミーで、考え事をしていた。
伊藤さん、どうして急に人を変えたんだろう?あの堅気に見えないような人に。
それと、今回のお客さんはの反応がおかしかったなあ。ハバネロとか聞こえてくるし…。月島さんは、一体何なんだ?一応、他社からの研修員とか聞いてはいるけど……。
不安だ。不安だ。今回、初めての団体さんで良く分からない人がセットなんて。不安だ。
飛行機はつつがなく飛んでゆく。ベルトのサインが消えた。
[237]流星@ケータイ 08/09/17 06:44 *zKw8LkUETEQ*E-q0Uj8
>>局長室
「ああ、始めまして…ですよね?」
妙齢の女性の風貌をした人間に声をかける。
会話からして協力者なのだろう。
「データに関しては局長に一任しております。」
どうぞ使ってください、といった目をしていた。
>>時間は過ぎて飛行機内
「あー、ギリギリで間に合ったぜ…。」
流は飛行機の隅で肩で息をしていた。
「まずは挨拶に回らないとな…。」
[238]流星@ケータイ 08/09/17 08:27 *zKw8LkUETEQ*E-q0Uj8
>>235
「そうですよ。」
横からハイネの顔が飛び出した。
「アリスさん、貴女には大切な仲間がいらっしゃいます。
フリーメーソンの方々を始め、Ⅳさんもいます。
期間は短くとも、私は貴女の味方です。」
だから…、と言葉を繋げて。
「そんな顔をしないでください。
仲間と一緒に、笑っていましょう。」
ハイネは柔らかに微笑んだ。
[239]ハバネロ 08/09/17 16:31 b7eUp8QASI
>>235
>>238
「…なかま…」
仲間と言われるのは人生で二度目。
意味を反芻した。
「…あの…その… ありがとう」
飛行機内
「ヒマすぎる…」
星宮は退屈していた。
「誰か話し相手でもいないかなぁ…」
「星宮には会わないように…星宮には会わないように…星宮には」
ばったり。
「ハ………ハバネローーーーーー!!」
「何のことか分からないな!私は月島!月島透だ!ハバネロではない!!」
>>局長室
(どうしたものか…)
局長は一瞬考えたが…
「なら、このプロテクトのかかったのはそちらに任せる。私の番号も教えておこう。何か分かったら連絡をくれ。
他の資料もコピーをかけた複製があるから自由に持っていくがいい」
[240]森本 08/09/17 16:37 VgJSgx6MXz
>>飛行機内
「そこ!うるさいですよ。」
全く、他のお客さまもいるって言ってるのに。
「月島さん、あなたも旅に携わる人ならマナーを守ってくださいよ。」
そういえば、一人忘れているようなあ気がする?まあ、いいや。
[241]ハバネロ 08/09/17 16:44 b7eUp8QASI
「え?何でハバネロがいんのさ?」
「うるさい…俺にも事情というものがある!これ以降見かけても声をかけるなよ…いいな…?!」
ハバネロは足早に立ち去ってトイレに駆け込んだ。
(うるさくするわけにはいかない…飛行機は禁煙である…ハバネロもそうそう喰ってられない…か…)
「じゃあ校長の様子でも見てくるかなー」
にしても搭乗員って俺と荒川さんだけかよちくしょう、とか思いながらトイレを出た。
[242]森本 08/09/17 16:59 VgJSgx6MXz
なんか、忘れているなあ。まあ、いつかは思い出すよな。
「トイレ行こ。」
隣の席の人に、すいませんと言いながら通路に出る。エンジンの音がうるさいなあ。
飛行機の隅っこについたとき、何かうずくまっている人物を発見した。
写真で見たことがある。
「もしかして、……。すいません、伊藤さんに紹介された方ですか?」
流に声をかけた。
[243]ハバネロ 08/09/17 17:06 b7eUp8QASI
「こーちょーせんせー、どうですか、平気ですか」
ハバネロは校長に話しかけた。
「ああ、キミはあの時の」
「どうですかい、調子は」
「ああ、うん、おかしな声もずるずるという音も無く、すこぶる好調だ。校長なだけに」
「………そっすか」
[244]FIND 08/09/17 19:06 WyctasR.Fz
飛行機内。
スーツを着た男が席に座って退屈そうに本を読んでいた。ありふれた本で、ページは半分あたりまで来ていたが、文字を追う眼が段々とゆっくりになってきている。そして、男が本を読む気をなくしかけた瞬間、少し遠くから騒がしい声が聞こえて意識がそちらに向いた。
声からして大方、何処かの学校の修学旅行生あたりだろう・・・と思い、同時に何処の学校の生徒がいるかを思い出し、
「・・・楽しい休日になりそうだねぇ」
愉しそうに本を手元に置いた。
[245]馬超 08/09/17 19:11 0DTZyp7FcT
「(しかし、修学旅行・・・なんだかな~)」
「(別にいいでしょ、逆に楽しみ)」
「(忘れるな、アメリカだから、やつら何するかわからん)」
「(御意)」
転校生たちはなにやら喋ってた
[246]天塚 銀樹 08/09/17 19:13 E-xr47L
「なんか無性にテロをしたくなるんだけどなぁ…」
飛行機の中、流石に隣は世話係の天塚ではなく、女子生徒だ。
「大体空の旅ってさぁ…起きることなんて決まってるのに…」
しかし今は、テロをする程の力があるかと問われれば…
「…空弁~!!」
仕方なく、米しかない弁当を食べはじめる。
[247]馬超 08/09/17 20:06 0DTZyp7FcT
「なぜ、米だけ・・ふりかけ、使うか?」
こいつは渡辺 直である
[248]ハバネロ 08/09/17 20:15 b7eUp8QASI
「あらま、燈哥ちゃん、お米しかない弁当?悲しいよちょっと…」
ヒマを持てあます明が出現した。
(天塚君も流石に心配だろうだしヒマ潰しも兼ねて…)
「それならあたしの弁当の卵焼きを特別にあげましょう~っ!」
[249]馬超 08/09/17 20:27 0DTZyp7FcT
「卵焼きしかない、じゃないですか」
冷静につっこむ
[250]馬超 08/09/17 20:28 0DTZyp7FcT
入れ忘れ
冷静につっこむ渡辺
[251]森本@携帯 08/09/17 20:28 E-lv.N1
そんな、こんなで、夜があっという間に来て去って行った。
騒がしかった高校生も静かになった。若干名だが静かを通り越して青くなっている。
しかし、飛行機はもうすぐ着陸である。
その証拠に旋回をするたびに、窓から地上が見える。
[252]天塚 銀樹 08/09/17 20:30 E-xr47L
「ちっちっち…美味しいご飯はご飯だけと少しの調味料でじゅうぶん!!
ここから此処は醤油と胡椒、炊く時に鰹節をつかったご飯!!そしてメインは、バター醤油!!」
そんなもの必要無いのよ、そんなことをいいながらもふりかけを口に放り込みだす。
「渡辺党、なんとか明…お米の国に産まれながら、まだまだ甘いよ?」
[253]馬超 08/09/17 20:42 0DTZyp7FcT
「甘いです、お米と言うのはですね、昔からあります、元々は弥生時代のとき・・・・・・」
ちょい、勉強タイム
[254]八神 08/09/17 20:48 V-UJSI9
「いやいやちょっと待ってほしい。卵かけご飯も美味しいじゃないか」
いかにもトイレついでに散歩してますといった風情の八神が微妙に朝日口調で口を挟む。
「卵かけご飯にさ、めんつゆとかダシ醤油みたいなやつを入れるのよ。そしたらもうただの醤油だけの卵かけご飯じゃ満足できなくなるくらい旨いから」
言いたいことだけ言って八神は席へと戻ってヘッドフォンを着けた。機内ラジオのヘヴィメタル特集を聴いているのだろう。
[255]馬超 08/09/17 21:01 0DTZyp7FcT
「(卵は卵だが卵焼きだぞ、できるか)」
心の中からつっこんだ
[256]ハバネロ 08/09/17 21:30 b7eUp8QASI
「見えてきた…」
アーデルハイドは窓をのぞく。
アメリカの地は、目で見える距離に。
そのころ大統領は時間を確認する。
「そろそろあちらも、こちらに着く頃合いか…」
イスに座り直す。
「不老不死……か アレイスター・クロウリーがそれを実現し…私がそれを手にできるのか…」
[257]馬超 08/09/17 21:36 0DTZyp7FcT
「でも、なってどうすんだ?」
とカイルは疑問に思う
[258]森本@携帯 08/09/17 22:10 E-lv.N1
様々な思いを乗せた飛行機は、ゆっくりとアメリカの地に降り立った。
[259]馬超 08/09/17 22:15 Z1LpOI9Nls
「ふ~ついた、ついたみんなでアメリカを満喫しましょう」
と渡辺は言った
[260]ハバネロ 08/09/17 22:22 b7eUp8QASI
マサチューセッツ州 ミスカトニック大学。
ヘリはその前に降り立つ。
巨大な外観。
「まさかさー…こん中からルルイエ異本さがせって…こと?」
「違うの?」
人通りは無い。
当然だ。貸し切っているのだから。
[261]森本@携帯 08/09/17 22:22 E-lv.N1
それから、生徒達は、腰から拳銃を吊った入国審査官に質問され、指紋を取られた。
さらに、その後荷物の受け取りという退屈な時間を過ごすことになる。
[262]流星@ケータイ 08/09/17 22:25 *zKw8LkUETEQ*E-q0Uj8
>>242
突然話しかけられて焦る。
だが心拍を落ち着かせて冷静に対応した。
「…ええ、本日は伊藤さんに無理を承知でお願いしまして、研修として参加させて頂きました。
アライと申します。どうぞ、よろしくお願いします。」
流はニコリと笑顔で返答した。
「先ほどは月島が失礼しました。私からもよく言っておきますので…。」
申し訳無さそうな顔をして流…ではなくアライ謝った。
脇に納めた拳銃が見つからないように隠しながら。
「…ああ、もう着陸ですね。」
いつしか、飛行機は着陸へと着々と向かっていた。
[263]ハバネロ 08/09/17 22:43 b7eUp8QASI
(退屈だ………)
ハバネロはヒマだった。
搭乗員もラクではない。
「…ったくよぅ…平和なもんじゃねぇか、畜生。何か起こるとは思えないけどなー」
そのころフリーメーソン筆頭幹部達は、その蔵書量に目を丸くしていた。
「…うっわ…」
「多いわね」
「見れば分かる…」
「てかさぁ、この中にさぁ、ホントにあるわけ?その本がさぁ…」
「ないと困るでしょ?」
「あー、俺はヘリの整備をしてくる」
「コラ!逃げるなバーナード!」
[264]馬超 08/09/17 23:01 Z1LpOI9Nls
「じゃあ、私がしますこんなの数秒、終わらせます」
カイル、は言って、何かの術をとなえ、小さくした
「ちなみに戻せます」
[265]天塚 銀樹 08/09/18 00:06 E-xr47L
「よぅし…自由と混沌の国あめぇりか!!!日本では食べられないご飯にありつける!!」
「そうだな。日本で規制されてる薬物つかったもんが喰えるな。
」
天塚はあまり楽しそうではない、むしろだるそうだ。
…出されたものは食べるが、彼は好き嫌いが激しい。
「いい?ピンからキリまで楽しむ機会はそうそうないんだよ?
いざいかんB級グルメツアー!!」
とりあえず信濃は元気だった。
[266]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/18 02:29 DWLGXDa/RI
「ん?着いた?」
空の旅の最中、なにやら不審な人物(ハバネロ)を見たが、まあ例のごとく知らないフリをする。
素知らぬフリ、それは世渡りには必要なスキルだ。彼はネットで鍛えたそのスキル(スルー)を駆使し、この修学旅行を盛大に、有意義に楽しむつもりである。
故に・・・
「・・・・・・・・・」
いかにもな人(ハバネロ喰ってる奴とか奇行が目立つ転校生)には近寄らないことにした。
>>263
「あー、終わった終わった。」
分解、掃除、油さし、そして組み立て。愛銃の整備を終え、Ⅳもヘリから降りて大学の書庫に向かう。
そして・・・
「・・・・・・・」
他の幹部達と同じように言葉を失った。
1秒…
2秒…
3秒後に、
「あ、俺ちょっと嫁に電話してきます。」
そう言って背を向け休憩室に向かっ(逃げ)た。
>>局長室
「了解、まあどっちが持ってても問題はないが、此処はあちら側に割れてるしな。
プロテクトをこじ開けて内容を見るときは持ってくるから、それまではこちらで預かっとく。」
[267]ハバネロ 08/09/18 17:16 xg1znfe4j.
「暇だよぅ…」
星宮明にとって退屈=死である。
とりあえず何かにありつきたい。
大学書庫。
「ほらみんな、探すわよ?とりあえず一人一列。」
「一列って、すんごい長さなんですけど!」
「それより、見た目的にはどんな感じなんだ?」
「黒い表紙に、「ルルイエ異本」って書かれているの。すぐ分かるから心配しないで」
[268]馬超 08/09/18 18:04 MFDnXp5jQ/
「黒いってデ○ノートみたいですね」
カイルはつっこんだ
[269]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/18 20:23 UbNpQd/BWF
>>267
「つかこれじゃないですか?」
逃げたと思ったⅣが黒い本を持って戻ってくる。
ちょww展開早wwwとかいうのはこの際無視して、
「『処分』のとこにありましたよ?」
ひとまずアーデルハイドに渡す。
[270]馬超 08/09/18 20:24 MFDnXp5jQ/
「どこに言ってたんですか?」
カイルは言った
[271]ハバネロ 08/09/18 20:38 xg1znfe4j.
「ありがとう。結構早かったわね」
「ちょw天界早ww」
ヒルダは無線機を取り出す。
「もしもしー、ボス?ありましたよー?発見しましたよー!」
『暗号化されている部分があるはずだ。見つけたか』
「暗号になってるわね。確かに」
『まずは、その暗号部分を解読せよ。アーデルハイド、頼む』
「………了解。マスター」
アーデルハイドは読み上げる。
ちょうど最後のページ、地球上にいかなる文字でもない文字で記されている部分。
「クトゥルフはルルイエに。南緯47度9分。西経126度43分。」
「それだけ?」
『………十分だ』
「え?」
『米軍に指示を…その位置に一個中隊を派遣せよと』
「何かあるんですか?」
『最後の邪神の封印場所だ。まさか海底とはね』
「あとそれから、こうも書かれているわ…
「イア シュブ=ニグラス 大いなる森の黒山羊よ。我は汝を召喚する者なり。汝の下僕の叫びに応えたまえ、力ある言葉を知るものよ。眠りから目覚め、千匹の仔を率いてあらわれたまえ。我は印を結び、言葉を発して、扉を開ける者なり。現れたまえ、我は鍵をまわしたり、再び地上を歩みたまえ。ザリアトナトミクス、ヤンナ、エティナムス、ハイラス、ファベレロン、フベントロンティ、ブラゾ、タブラソル、ニサ、ウァルフ=シュブ=ニグラス。ダボツ・メムプロト」
アーデルハイドは読み上げた後、悲しそうに顔を伏せた。
何の呪文であったか…それを彼女は知っていたかのように。
[272]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/18 20:56 UbNpQd/BWF
>>271
「・・・さて、これからどうします?なんか思ったより早く見つけちゃいましたけど。」
呪文に色々と気になることはあるが、とりあえずアーデルハイドを気遣いあえて聞かないようにし、
「よかったら観光でもしませんか?勿論作戦に支障をきたさなければですが。」
[273]ハバネロ 08/09/18 21:12 xg1znfe4j.
「えーっとボス、超早く見つけてしまったのでもうちょっとこっちに居ていいでしょうか?」
『かまわない。ネクロノミコンの回収、破壊は米軍に任せるさ』
「…だそーです。まあちょっとならいいんじゃない?」
ホワイトハウス
「大統領、連絡が入りました」
「…連絡?」
「南緯47度9分・西経126度43分、だそうです」
「あの男、本当に経緯度のみ伝えてきたな…まあそれでいい」
「それと、一個中隊、とも言っていました」
「よろしい。部隊から少しばかりそちらに向かわせる」
そうして、基地からは極秘に、太平洋にむけて軍事ヘリが飛び立った。
[274]馬超 08/09/18 21:45 MFDnXp5jQ/
「(ネクロノミコンね、・・・・悪いけどもらうよ)」
何者かが、ネクロノミコンを奪った
[275]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/19 09:17 UbNpQd/BWF
>>273
「決まりですね。それじゃあ何処いきます?皆さん行きたいところはありますか?」
まずは票決を取ってみることにする。
さて、今後の展開はどうなることやら・・・
[276]ハバネロ 08/09/19 16:29 xg1znfe4j.
「セント・バーソロミュー教会」
アーデルハイドが言った。
「どこそれ?」
「NYにある教会」
「教会ねぇ…」
「バーナードは教会、きらい?中にレストランもあるらしいけど」
[277]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/19 16:59 UbNpQd/BWF
>>276
「成程、女の子ですね。」
うんうんと頷き、
「いいと思いますよ。それなりにメジャーなとこですし・・・
皆で記念写真でも撮るのも悪くないですね。」
[278]ハバネロ 08/09/19 17:33 xg1znfe4j.
海底都市ルルイエ跡地
上空
「ここですね、目標の地点って」
「この地点に、潜水艦を模した魚雷を発射し、海中に沈める。それで終了だ」
「海底で爆発させるってことですか?」
「恐らく」
魚雷は落とされた。
真っ逆さまに海中に沈む。
数分後、誰にも知られていない海底都市ごと海底は爆破された。
フリーメーソン本部。
「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるふ るるいえ うが=なぐる ふたぐん ………」
「な、何ですか…?ボス…その呪文…」
「クトゥルフだ」
「へっ?」
「そうそう、ミハイル、アーデルハイド達は帰るのが遅くなるようだ」
「マジっすか…」
粉みじんになったルルイエから忌まわしげな渦が発生したのはそれからすぐだった。
ぞわ…ぞわり…ぞわり…
>>277
「じゃあそれで決まり?決まったなら早速ヘリの準備だね」
「ヘリで行くのかよ…もう燃料がねぇぞ」
[279]流星 08/09/19 22:05 *zKw8LkUETEQ*aX.quUyFmJ
>>276,277
「観光旅行なんて久しぶりですねー・・・。
ちょうどランチの時間も近くなってきましたし、それもよいでしょう。」
にしてもこの蔵書は貰っていってはダメですかねー、と呟きながら
ハイネは答えた。
[280]ハバネロ 08/09/19 22:23 xg1znfe4j.
「しょうがない、電車ね」
「ちょっと待て!帰りのヘリはどうするんだっ」
「だぁかぁら、米軍の人に燃料入れてもらってNYまで来てもらえばいいじゃん」
(ヒルダは米軍をなんだと思っているんだ…)
そのころ、ハバネロはシガレットチョコをかじっていた。
「暇は性には合わねぇ…」
「You cannot smoke here!!」
「This which is annoying is cigarette chocolate!(うるせぇな、コレはシガレットチョコなんだよ!)」
[281]馬超 08/09/19 22:32 Z67RNtyfyD
「(なにきれてんですか、ハバネロさん、この人の機嫌を損ねたらどうするんです)」
()がはいってるのは英語である
「(大体、つまんない事できれて恥ずかしくないんですか、だからそんなもの食ってないでカルシウム補給ぐらい)
渡辺の説教中
[282]天塚 銀樹 08/09/19 23:48 E-xr47L
「アメリカといえば法と秩序の皮を被った自由と混沌の国!!」
早速ライターとキャンドルを手に入れて満足した信濃は…
「混沌な店を探しに…!!!」
「一人で走るな何処に行く!?」
「……にょろ~ん。」
[283]馬超 08/09/19 23:57 Z67RNtyfyD
「そこ!!走らない!!」
渡辺は注意した
「大体なんでそんなもの持っているんですか自殺する気ですか?、お母さんが泣いてますよ」
ちなみにこの人、生徒会に入っている、しかも他にいろいろとこなす
[284]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/20 02:12 UbNpQd/BWF
>>282
「さて、それじゃあ俺も行くか・・・」
気だるそうに黒田は立ち上がると、とりあえず信濃を捕まえて・・・
「俺も連れてってくれない?丁度暇だし。」
適当な暇つぶしに使うことにした。
>>280
「電車ねェ・・・あー得物はしまっておきますか。」
別にいざとなったら拳銃携帯の許可書見せればいいわけだが、一般人に騒がれると面倒だ。
とりあえずもとの鞄にホルスターごとしまっておくとして、
「しかし電車は混雑してると慣れない人は迷子になりますからね。
はぐれないように注意してくださいよ?」
アーデルハイドをチラ見して注意だけしておく。
[285]馬超 08/09/20 03:12 N3fHQJQX2m
「(危なさそうだし、つけて見るかなにをしでかすかわからんし)」
渡辺はついけて行った
[286]八神 08/09/20 09:33 V-UJSI9
「ここまで来て何だけどさ、アメリカってイマイチぱっとしないよな?
有名なのっていったらカジノ、自由の女神、ウォール街、グラウンドゼロ、マクドナルド、あとはSlipknot、METTALICA、GUNS N'
ROSESくらいじゃない?」
ぶつくさととんでもない事をぼやきながらダラダラし始める。どうせなら北欧がよかったー、等と言っている辺りミーハーメタラー丸出しである……。
[287]ハバネロ 08/09/20 10:47 xg1znfe4j.
>>284
「あ、あたしもあたしも」
ヒマなのでついていくことにした。
「…で、相変わらず燈哥ちゃんは火に魅せられてるんだね…」
そのころ ルルイエ跡
「………予を呼び起こす……とは……我ら旧支配者【グレートオールドワン】が返り咲く日が来ようと言うのか………」
海中に、全身にトゲが生えた異形のもの―クトゥルフが居た。
[288]馬超 08/09/20 12:37 N3fHQwVnmk
「しかしここは、広いですね」
渡辺もついて行った
[289]天塚 銀樹 08/09/20 13:48 E-xr47L
>>282
>>284
「おお我が盟友達苦難の旅への付き添いを感謝する♪いざいかんヴァルハラへ!!!」
「死ぬ気かよ!!!てか…なんていうか、御免…」
黒田や明に頭を下げる。
渡辺にも軽く礼をする。
「デタラメな店に入ればデタラメな物うってるでしょ。
テーブルゲームでも…銃なしでもなんか…運命めいたもの♪」
ロマンに輝く燈哥の瞳、片手にはライター。危ない彼女はふらふらと…
[290]馬超 08/09/20 13:58 N3fHQwVnmk
とりあえず骨董屋に言った
「(すみません、面白い物、売ってありますか)
ちなみにこれは英語です
「(ありますよ、たしかこれはネクロノミコンて言うのです、この前、遺跡に行った時見つけました」
「(じゃあ買います)」
渡辺は面白いものを買った
[291]No.Ⅳ【愚人王】 08/09/20 14:18 UbNpQd/BWF
>>289
「ま、なんかやらかしそうになったら人数で止めればいいだろ。」
特に規律とかに執着はないが、同級生から犯罪者をだすのには抵抗はある。
「まあ出来れば何も問題が無いほうがいいけどね。」
[292]ハバネロ 08/09/20 14:24 xg1znfe4j.
「ボスー これでいいんスかー」
「それでいい」
フリーメーソン本部の床には魔法陣が描かれていた。
「何にするんスか?コレ」
「………」
魔法陣にはアラビア語で、シュブ=ニグラス召還の呪文が書かれている。
当然の如くネクロノミコンのくだりはスルー。クトゥルフ復活したって書いてるでしょーに。
>>289
「いやー…そっちこそ大変じゃない?なんていうか、「世話」が」
[293]馬超 08/09/20 14:33 N3fHQwVnmk
「たしかにね」
渡辺は言った
[294]馬超 08/09/20 14:38 N3fHQwVnmk
書き忘れ
とりあえず骨董屋に言った
「(すみません、面白い物、売ってありますか)
ちなみにこれは英語です
「(ありますよ、たしかこれは何かを止めるための物らしいですです、この前、遺跡に行った時見つけました」
「(じゃあ買います)」
渡辺はダイヤ型の青いクリスタルを買った
[295]ハバネロ 08/09/20 15:09 xg1znfe4j.
「局長」
「…ん?」
うとうとしていた雅を起こしたのは駿河の声。
「これを」
「何だ…?」
写真には、渦を巻く奇怪な海面があった。
「衛星がとらえたものなんですが、私が思うにこれは…」
「海底都市ルルイエ…か?!」
「はい」
ルルイエ異本にしきりに出てきた単語。暗号部分はどうしても解読できなかったため、場所までは分からなかった。
「駿河、いいか、この場所に今後細心の注意を払え。何があるか分からないからな」
[296]アス 08/09/20 15:57 y46aq2B37v
暗い、建物の中。
スーツの男達が倒れている。
そこにはただ一人の男が立っていた。
細身で、長い髪。腕にはとんでもなくでかいライフルがにぎられている。
彼の名は「神原アスカ」。
暗闇の中、アスカはつぶやく。
「向かわねばなるまいな。海底都市ルルイエ。」
[297]馬超 08/09/20 16:00 1zKpRuo2Zn
「私も付いてきていいですか?」
とそこえ、誰かが来た
こいつのはキットである武器はいろんな銃
[298]馬超 08/09/20 16:01 1zKpRuo2Zn
「名」っていれるの忘れた
[299]アス 08/09/20 16:06 y46aq2B37v
「来るならこい。ただし自分の身は自分で守ってくれ。」
アスカは、答えた。
そして、1.5mはある巨大ライフルを背中に掛ける。
「俺の名は神原アスカ。「アス」とでも呼んでくれ。」
[300]ハバネロ 08/09/20 16:11 xg1znfe4j.
「クトゥルフ様、お目ざめになりましたか」
「………………」
Deep ones
「我々深きものどもはクトゥルフ様のお目覚めに合わせてルルイエを守っていく所存で…す…って、ルルイエが見あたりませんわね」
「ルルイエは破壊された」
「なんですってー?!このハイドラ、ダゴンと共にクトゥルフ様の眷属としての誇りにおいて未来永劫此処を守ると誓いましたのに…」
「ハスターはどうした………奴の気配はすれど存在が見あたらない」
「あの御方はまだ眠ってらっしゃると思いますわよ?」