第1スレ ログ751~900
[751]アス 08/10/09 16:54 UY8abqm/.J
>>712 アスカサイド
アスカは気がついた。
さっきと変わらない血まみれのホテルの廊下。
だが、何もかもが止まっている。
あの人食い女性も、キットも。
そう、まるで、『時が止まった』かのように。
そんな中、彼だけ動けるのである。
異常だ
そんな中、アスカは、ふと自分の胸ポケットが重くなっているのに気がついた。
アスカは胸ポケットを重くしている『何か』を取り出す。
その何かは、手のひらサイズの羅針盤のようなものだった…
[752]馬超 08/10/09 17:42 LPMopXh26/
>>750
「どうでもいいけど隣のホテル~もの凄いさっきを感じる」
と、馬超は言った
>>751
「ふ~かなしばりやっと解けた、ん?この女止まってるなお」
キットは言った
[753]森本 08/10/09 17:47 E-lv.N1
>>750
「何で、と言われても。そうさね~」
森本は、しばし思案した後、しっかりと椅子に座って、
「自分は呪い持ちになった後の事だけど、」
爺さんは、しっかりと人を殺せる場所を用意してくれた。
公安の手先になった。日本人で汚れ役の自分に、人として見てくれたのは教官だけだった。
子供にも容赦しなかったが、人間として見てくれた。
四年前、公安を抜け出そうとした。
教官が追ってきた。僕は戦わずに逃げようとした。そこに、ジャーニーが現われた。
奴は子供を人質にして僕と教官を戦わせた。
僕が教官を殺した。
呆然とした僕に彼は、組織に入らないかと誘った。
[754]馬超 08/10/09 18:34 sDvqNncEtc
「ジャーニーか、噂では聞いたが、所属なんや?」
隼人はたずねる
「確か、撃たれたから、死んだと思うけど」
渡辺は言う
[755]天塚 銀樹 08/10/09 18:41 E-xr47L
>>753
(…職安の手先???)
燈哥は最初はイメージがつかず、途中イメージが職安にシフトしたが…
なんとか殺すとか追ってでイメージが安定した。
とりあえず過激なトコに入って、更に過激なトコに渡ったというイメージはついた。
深く頷き、トンチンカンなイメージに無理矢理整理をつけた。
「で?」
「とりあえず、危ない類いの人間さんってことが解ったのは大きいぞ燈哥。」
天塚は燈哥に小声で言う。
「こんな連中が集まるってコトは…」
燈哥は天塚を押し退けて…
「…続けておじ…んん…シャチョーさん。」
[756]馬超 08/10/09 19:00 sDvqNncEtc
「では話しを戻すが、所属はなんや?」
もういちど隼人はたずねる
「確か、撃たれたから、死んだと思うけど」
もういちど言う渡辺
[757]ハバネロ 08/10/09 19:10 J..yAavYbZ
>>747
「(・3・)………」
あーあ、俺らからは仕掛けないって言ったのに。
「じゃあカノン、まかした。ちゃんとやっつけなさいねー」
頭をかく。
(つーか、片手撃ちかよ…片手撃ちってガキかカッコつけの奴がする事なのに、いや…よっぽど手慣れてるんだろーな)
†
「あたしもうあっち行きますんで。それじゃあまた!」
星宮は立ち上がって皆の所へ行く。
「やっほー、みんなっ」
ハイテンションもここまで来ると才能だ。
「森本さん、もう大丈夫?体」
[758]馬超 08/10/09 19:35 sDvqNxih5L
「・・・・・・・(この話あとでいいか、森本さん)」
隼人は小声で言う
「(賛成、森山さんはどう思う)」
渡辺は小声で言う
[759]特攻屋 08/10/09 19:41 E-wv2XZ
森本の怪我がほぼ消えた頃、拳護は森本らから離れた長椅子に座り森本らを眺めていた。
「・・・・・・あれが若さ、か」
黄昏ていた。
[760]ハバネロ 08/10/09 19:47 J..yAavYbZ
「…ん?どしたのみんな?」
星宮が周りを見回す。
「あたし…ひょっとして…お邪魔だったかな?」
ハイテンションゆえ、人に鬱陶しがられるのも、また多いのだ。
[761]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/09 20:24 KbkK.xlLxZ
>>757
「は?・・・(´д`)」
んだよ、やる気あるんじゃねえのかと心で毒づき、
「仕方ないな。」
すぐさま銃を持っていないほうの左手の袖から、スローイングナイフを滑らせ腕を上げる動作に連動して投擲。
モーションが片方より速かった男はすぐさま沈黙、そして、
最後に残った男が発砲すると同時にカノンも発砲、
「え?」
「おいおい。」
互いに外さない距離なのに双方とも被弾なし・・・
「呆けるなよ素人が・・・」
『処刑人』の余裕の呟き、それが男の聞いた最後の言葉だった。
「な・・・」
人が・・・人が死んだぞ・・・
あっという間の出来事に黒田は立ち尽くす。
「お・・・おい・・・」
[762]ハバネロ 08/10/09 20:57 J..yAavYbZ
>>761
「ウン。やる気なし」
最悪のひとでなしだった。
「ま…近いうちに俺の出番があるかもしれないだろ?そんときはカバーよろしく。」
タバコを―
(切れてたんだっけか…)
「おう、黒田。大丈夫か?お前があんまり戻らないんで探しに来てやったとこだ。」
床に落ちているタバコを拾って一本くわえる。
「ふぅぅっーーー……… うわ、ヤンキー(米国)のタバコいまいちだなぁ、おい」
[763]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/09 23:44 KbkK.xlLxZ
「オイ・・・待てよ・・・」
人を殺したというのにまったく悪びれた様子のないカノンと、
人が目の前で死んだというのに余裕ぶっこいて煙草を吸っていたハバネロに向かい彼は・・・
「何やってんだよ・・・お前等・・・」
「ああ?」
自分達に向かってなにやらブツブツ言っている黒田を、怪訝そうな顔でカノンは覗き込む。そして
「何言ってんだお前?大じょ・・・」
「なんで殺したッ!!!!???」
「うをッ!?」
突然胸倉を掴まれ目を丸くしたカノンに彼は罵声を浴びせる。
「別に殺す必要なんて無かっただろ!!??ふざけんな糞野朗が!!
この人たちだって悪い人じゃ・・・あ・・・」
「アホかお前・・・」
胸を掴まれたまま黒田に腹部に拳を叩き込み、呆れた顔でカノンは言う。
「なんで殺した?んなもん銃を向けられたからに決まってるだろ?
だいたい・・・それを『お前』が言うか?」
「な・・に・・・」
「黒田清隆・・・いや『愚人王』と呼ぶべきかな?なぁ『人殺し』君。」
うずくまっていた黒田の髪を掴み、顔を上げあせて彼は笑う。
「ボウヤさ~、お前何人殺したよ?確か『4年前のあの事件』って全員検挙まで被害者どんだけいたっけ?
そりゃあもう酷かったよなぁ。『表』の警察だけじゃなくて俺らまで出向く羽目になったくらいだしなあ。」
「お・・・俺は・・・して・・・な」
「直接は殺してない?オイオイ言い訳になるとでも思ってんの?
聞けば指令出してたのお前らしいじゃん。いやぁ怖い怖い、こんな大人しい高校生のフリしてよぉ・・・・」
そう言ってハバネロのほうに向き直り、満面の笑顔で、
「紹介するぜハバネロ、コイツは黒田清隆。
4年前に数十人の死傷者を出した『連続サイバー強盗事件』の指導者にして、内乱の大罪人、七海孝太郎の唯一の弟子だ。」
苦悶を浮かべた黒田の面を見せて言った。
[764]馬超 08/10/09 23:59 rCAWyZyV78
「(なんか、また盗聴器を効いてみたらこんな、話しが)」
渡辺、などが盗聴器を効いていた
[765]森本 08/10/10 00:00 E-lv.N1
>>760
「もう、体は大丈夫ですよ。」
そして、さっきまで敵対していた自分を疑わない。
「ああ、いや別に、大丈夫ですよ。」
戸惑うな。
[766]馬超 08/10/10 00:19 rCAWyZyV78
「いまは仲間だから大丈夫だ」
と渡辺は言った
「そうそう安心して」
と馬超も言った
[767]天塚 銀樹 08/10/10 13:00 E-xr47L
>>765
「そうそ、邪魔ならコイツでバーンだよ♪」
燈哥は星宮の方を見て玩具を瞬時に鉈から銃に組み替える。
「そこまで鬼じゃない、んじゃないかな?バカっぽいし。」
[768]ハバネロ 08/10/10 19:12 J..yAavYoA
>>763
「へぇー。そうかいそうかい。」
ハバネロがタバコを消して灰皿にぶち込む。
「つまり偽善者ってわけですか。大量の人を殺しておいてそれかい。俺の一番嫌いな人種ってわけか。」
黒田にゆっくり近づいて真っ正面から見据える。
「おまえは知らないだろうし知らなくて良いし知ってはいけないんだが…俺もカノンも、人殺しが仕事みたいなものなんだよ。カノンは銃を向けられたと言ってたがな、そうでなくても殺す場合だってある。
人殺しの理由は至極単純明快だ。
『その人がいないほうがいるほうよりも都合がいいから』
分かったかぁ?愚人王さんとやら。中途半端に正義感に燃えるくらいなら悪党貫き通せよ?
…んで、その4年前の事件はオレは知らないが、相当酷い事件だったっぽいが?へえ。こいつがねえ。」
顎に手を当てて感心してみせる。
「で、何でオマエがこんな場所にいんのかねぇ…?」
[769]馬超 08/10/10 22:10 pTeS2fNi8d
>>767
「こらこら、やめなさい」
と注意した渡辺
「にぎやか、やな~」
隼人は言った
「しかしハバネロたち遅いな」
と渡辺は言った
「そんなら、行きますか?盗聴機のほか発信機もつけたし」
[770]流星 08/10/10 23:50 *zKw8LkUETEQ*2wjAeMuuzY
>>765
それじゃ、と自分から離れていった星宮を見送って賑わいの渦中を覗く。
直接会ったことはないが、話に聞いた襲撃事件の関係者達だ。
その中にどう考えてもこの場の空気にそぐわない人種が一人。
羊の毛皮を纏った狼のような存在がいた。
「・・・つーと、あのヒトが連絡が入った"ミリタリさん"、か。」
ハバネロはいつの間にか消えていて、目撃証言もクソもありゃしない。
(とりあえず、ハナシだけでも聞いておくか・・・)
そう決断した流は、星宮を追うような姿になりながら、渦中にいる男に向かって歩みを進めた。
「はじめまして」
とやや機械的な声で口にした。
[771]馬超 08/10/10 23:58 pTeS2fNi8d
「・・・・・・・誰?」
とみんなに言われた
[772]流星 08/10/11 00:21 *zKw8LkUETEQ*2wjAeMuuzY
>>771
(ああ、クソ、ほとんど相互の知り合いイネェ('A`)
つか何だよこの学生以外の変人集団。ワケ分かんねぇ。)
内申では毒を吐きながらも、表情には一切引き出さない。
沸点に近づき続ける感情を抑えながらも、
「ああ、申し遅れましたが、ハバネロ氏の同僚の流と申します。
つきましては、そちらの森本氏と少々お話させていただけないかと・・・。」
と臨界点ギリギリながらも丁寧な言葉で抑えた。
[773]馬超 08/10/11 00:41 pTeS2fNi8d
「変人集団とは聞きづけなら無いな」
と隼人はいった
[774]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/11 01:39 NoName
>>768
「・・・」
髪を掴まれて顔を上げさせられ、理不尽な暴力に屈する中・・・彼の耳に届いた言葉で一つ反応する言葉があった。
『偽善者』・・・だと
ハバネロがなにやら言っている。人殺しがどうだの理由がどうだの・・・
・・・がご高説をしくさっている。・・・・が、
「・・・・はは」
屈辱で怒りに震える頭がクリアになっていくのが自分でも分かった。
かつてないほど、調子良く、異常なほどに・・・頭が冴えていった。
自然と口元が緩み、恐怖で引きつった顔が、
「ははッ・・・は・・・あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは
はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」
狂喜して居るのが分かった。
「偽善者?偽善者ね。はは、偽善者!!!はははははは!」
「!?っちぃ!?」
狂ったように笑い出す黒田にカノンも驚愕し、髪を掴んだ手を離し距離を取る。
それは本能による行動だった。『処刑人』と呼ばれた男が、『たかが』17年しか生きてない少年に・・・
『退避』させられた瞬間だった。
「はは・・・馬ッ鹿じゃねえの!?お前等さぁ!!!」
***
振り向き様に黒田が拳を握り、襲い掛かってくるのが分かる。
ただの素人、せいぜい不良の喧嘩レベルの動きだ。
かわせる。受けられる。それどころかカウンターで殴り飛ばすこと、
腕を取って投げることすら可能だっただろう。
事実、このときカノンは後手に回ったとはいえ、すぐさま自分も拳を握るカノン。
黒田の動きを遥かに上回る初動で懐に入り、昏倒させるべく彼の顎にカウンターを入れようとした。入れようとして・・・
「な!?」
それを『とある行動』によって停止させられた。
***
「ん・・・」
一瞬の硬直、だがそれはこの場では致命的な長さだった。
相手が『予想通り』動きを止めたのを見て黒田は心の中でほくそ笑む。
調子こいて人の髪を掴んで来た相手を手玉に取る。とても愉快な気分だった。
踏み込んだ左足に体重を込める。腕を大きく振り上げて迎撃対象であるその『おキレイな馬鹿ッ面』をッ!!!!
『自分の舌を歯に挟んだ面』で笑い、思いっきり横っ面をぶっ飛ばした。
「っぶ!?」
左頬に拳をめりませて『処刑人』は殴り飛ばされる。殺戮と破壊のプロが唯の高校生にぶっ飛ばされる・・・
とてもシュールな光景だった。
[775]森本 08/10/11 01:52 E-lv.N1
「よろしくお願いします。森本です。」
流に対して森本は、丁寧に言った。
取り調べだろうな。
[776]馬超 08/10/11 01:56 pTeS2fNi8d
そのとき、車が来て、でて来たのは渡辺、隼人、馬超がだった
「ちっ、やはり来てみればこのざまだったか」
渡辺は舌打ちしながら行った
[777]馬超 08/10/11 02:06 *7*7*7*
修正
そのとき、車が来て、でて来たのは渡辺たちだった
「ちっ、やはり来てみればこのざまだったか」
渡辺は舌打ちしながら言った
「しかし、発信機もつけといてよかった、まぁ近道、使ってきたが」
隼人は言う
[778]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/11 11:23 KbkK.xlLxZ
>>777
此処での乱入はホント勘弁してくれ。
素人1人(黒田)vsプロ2人(ハバネロ&カノン)の構図でもかなりギリギリ状態なのに、
素人1人vsプロ2人+異能者2人じゃ勝負にならなくなる。
[779]馬超 08/10/11 13:35 pTeS2MZoNC
素人けど見る限り強すぎでしょあと隼人は普通の人間です
じゃ渡辺なしかスレーで
[780]アス 08/10/11 13:46 UY8abqm/.J
>>751 アスカサイド
「・・・何が起きたというのだ。」
アスカは、手のひらの小さな羅針盤を見つめながら言う。
キットが動く事が出来るようになっている。
あの女性はまだ動かない。
「・・・よく判らんが、とりあえず消えろ。」
アスカは、ウエストポーチからケーブルを延ばし、『リベリオン』へ繋ぐ。
そして、数秒後、赤い光が廊下を埋め尽くし、一筋の白い光があの食人女性へと突き刺さる。
かに見えた。
一筋の白い光は彼女の1ミリ手前で止まった。
アスカは、驚愕した。自分の必殺技ともいえるプラズマ砲が効かないのだ。
そのくせ彼女の動きや表情は一ミリも動かない。
「う、ウオオオオオオオ!」
アスカは、叫び、9mm弾を乱射する。
その9mm弾すらも彼女の手前で静止する。
その奥の壁の前でも9mm弾は止まる。
「何が、何が起こっているんだ、一体・・・」
アスカの背後の壁掛け時計の振り子は、右に振れたままで動かない。
[781]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/11 16:23 KbkK.xlLxZ
>>779
>>見る限り強過ぎ
主にどの辺が?と聞きたい。言っておくが、に黒田君は変な異能力は無いよ。
殴り返したのは、あくまで小細工かましたからであって、まともにやったら秒殺される程の貧弱なスペックです。
[782]馬超 08/10/11 16:29 6SiuZG8SgH
頭がいいのと、よく考えて攻撃している
とりあえず言い争いはこれくらいにしといて
もう>>777スルーでこれ以上争いたくない
あともう一度言いまけど、隼人は異能者じゃありませんよ
[783]ハバネロ 08/10/11 17:05 J..yAavYoA
>>774
「カノン!おい、大丈夫か?」
殴り飛ばされたカノンに近寄る。
「んー、黒田。コレはよーするに、喧嘩を売った…と、いうことで…よろしいかな?」
ハバネロがニヤニヤ笑う。ただの笑みではない。怒りが高まったときに出る笑顔だ。
「自分が罵られた事によって…感情のままに殴りつけるか?馬鹿が。おまえは馬鹿だよ」
首を鳴らしながら黒田に近づく。
(結局こうなんのか…しゃあねえ。早いところ済ませないと…局長に始末書1000枚は書かされるな…)
「久しぶりだな…白兵戦もっ!!」
その瞬間ハバネロの膝蹴りが黒田の脇腹に炸裂するッ!!
[784]馬超 08/10/11 19:26 Nxt0Aqbyts
>>775
「なんか大変そうだな」
と渡辺は言う
「(しかし森山てっあんな大怪我してたのに、いつ治ったんやろ?まぁ手当をしたと思うが)
隼人は思った
[785]流星 08/10/11 22:30 *zKw8LkUETEQ*2wjAeMuuzY
>>775
(ああ、このヒトは話ができるヒトなのか。)
「・・・少し辛いかと思いますが、場所を変えてもよろしいでしょうか?」
流は学生もいる部屋の外に目線を向けてから、森本に問いかけた。
「大丈夫ですよ、別に獲って喰おう、って訳ではありません。」
事情聴取だけどね、と心の中で続ける。
[786]馬超 08/10/11 22:47 l4BWYe9M6S
「突然現れてなにを、怪しい」
隼人は言う
[787]ハバネロ 08/10/11 22:57 J..yAavYoA
「いや、君のほうが怪しいと思うけどなー」
星宮は言う。かなりストレートな物言いで。
「でもあの人はいい人だよ?だから森本さんも安心して行ってきなよ。ね!」
[788]馬超 08/10/11 23:07 l4BWYe9M6S
「言われ、ちゃった、てか星宮こいつ、知ってんのか?」
隼人はたずねた
[789]ハバネロ 08/10/11 23:11 J..yAavYoA
>>788
どうでもいいが句読点がおかしい。不自然だ。
×「言われ、ちゃった」 ○「言われちゃった」
†
「知ってるっていうか、ハバネロの知り合いって事で。さっき話してきただけだよ」
座りながら、足をブラブラさせて言う。
[790]馬超 08/10/11 23:17 l4BWYe9M6S
「しかし、いつになったら日本に帰れるんやろ?」
隼人はなんか言った
「確かになんか日本が恋しくなってきた」
[791]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/12 01:23 KbkK.xlLxZ
>>783
「ぐふッ!?」
ハバネロの膝蹴りが鳩尾に突き刺さり、肺の中の空気が強制的に吐き出される。黒田はそのままガードすら出来ずうずくまる。
所詮は素人、傍から見ても唯の高校生がプロ相手にこのまま続けても勝ち目がないことは明白であり、彼にとっても自明の理。だが、
「っ・・・」
彼の膝は地面につかない。うずくまった姿勢でそのまま踏みとどまった。そして、
「うらあぁぁぁぁ!!!!!!」
咆哮と共に地を蹴ってハバネロに体をぶつける。
技術もかけひきも無い攻撃、だがたとえプロであろうと不意に至近距離の下からかち上げられる体重数十キロの突進を完全に防ぐことは困難であろう。
事実、ダメージはどれほどのものかは分からないが、ハバネロを押し飛ばすことには十分だった。
「はぁ・・はぁ・・・」
肩で息をしながら黒田はハバネロを睨みつける。
「ふざけん・・な・・知ったような・・・口・・叩きやがって。」
息苦しそうにしながらも彼は言葉をつむぐ。
「どいつもこいつも・・・すぐにそれだ!!よく知りもしないでレッテル貼って言いたい放題!!
よく考えもせずに人を嘲りこけ下ろす!!まともに思考することもしないで!!」
顔を上げて彼は吼える。勝ち目の無い相手に、その意地をぶつけるように・
「悪いかよ・・・人殺しが綺麗事を吐いて・・・人殺しが・・・不条理に反発して何が悪いんだ!!!」
顔を上げて彼は吼える。勝ち目の無い相手に、その意地をぶつけるように・・・・
[792]アス 08/10/12 10:02 UY8abqm/.J
ヒカリの嵐、幾多もの爆音。
人食女性は跡形もなく吹き飛んでいた。
アスカは壁にどっかりとあいた穴を見つめていた。
「あれは、何だったんだ…そう、まるで……時が止まったかのようだ。」
周りからは何かの音が聞こえる。発砲音や物を殴る音。
誰かがこのホテルの別の場所で戦っているらしい。
「ん、何だ?」
アスカは何かを見つけ、壁にあいた穴を凝視する。
そこから見えたのは、地上から空へと昇っていく女性の姿だった。
「なんだ、あれは。」
アスカは、空へと昇る女性を追いかけて屋上まで行った。
[793]ハバネロ 08/10/12 10:53 J..yAavYoA
>>791
「痛でぁっ」
いやというほど体をぶつける。
「…痛てぇじゃねぇかよっ…ちっ、生意気な奴め…」
頭がクラクラするが、何とか立ち上がる。
「不条理?『処刑人』を見た瞬間殺しにかかった連中も十分不条理だろうが…それとも黒田!てめぇは人殺しに荷担しておいてきれい事を吐けるってのかよ?」
とりあえず、ハバネロの頭の中では、黒田をドツき回してペプシで浣腸した挙げ句町中引きずり回す…そのくらいはしてやれるほど怒りは頂点にあった。
だが―
いつだったか、路地裏のチンピラをボコボコにしてやったとき、局長に始末書500枚を書かされたことを思い出した。
「………」
やっぱりやめとこう。
「こっちはさっき生死が関わってたんだよ。黒田にどーこー言われる筋合いは無いね。おい!カノン!おい!」
まだ背中が痛むがおかまいなしだ。
「これ以上やりあっててもキリがねぇ。こいつとっととホテルまで連れてくぞ」
[794]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/12 11:46 KbkK.xlLxZ
>>793
「そうだな。これ以上は・・・いや、既にスマートじゃないか。」
ペッと口から血の混じった唾を吐き、イテェと呟きながら黒田にグロックを向ける。
とはいえ、
「・・・どうせ撃てねえんだから無駄な脅しは止めろやこのカマ野朗。
理由は知らないが、俺を殺せないんだろ?」
先ほどの殴り合いで既にそのことを見抜いていたのか、黒田の表情は変わらない。だが、
「ああ、殺せないな。出来れば怪我もさせたくない。で、話は変わるが・・・」
カノンの表情は既に勝利を確信した笑顔であり、その左手には、
「これなぁんだ?」
小さな鞄があった。
「!?テメエ!!それに触るなぁ!!!!!」
若干余裕があった黒田の顔が真っ青になり、取り乱す。完全にハバネロから注意が離れえるほどに・・・
[795]ハバネロ 08/10/12 13:06 J..yAavYoA
「甘いぜ…黒田!」
黒田の後ろに回って、右腕を掴みそのまま後ろに回す。ついでに余った片腕を首に回しておく。
「ミッションコンプ。カノン、連れてくぞ。一応、その鞄も一緒にな」
[796]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/12 13:55 KbkK.xlLxZ
「テメ!?離せコラ!!ってイテテテ」
「止めとけ、完全に腕を決められてる以上素人のお前じゃ終わりだ。」
グロックを懐にしまい、ゆっくりと黒田に近づく。
「とはいえこのまま車に乗せるのも一苦労だしな・・・じゃあそういうわけで・・・」
腕をコキッっと鳴らすとにやりと笑い、
「お・や・す・み♪」
テンプルにフックを叩き込み昏倒させた。
「ご苦労さん、いやぁこっちの面倒に付き合わせて悪かった。」
口元の血をぬぐい、鞄を片手で持つ。とりあえずダメージは残してないご様子だ。
「ったく、ちょっと舐めてかかり過ぎたな。その辺に転がってる得物拾われてたら少し面倒だった。」
転がってる死体の近くに落ちている拳銃を見て呟く。
[797]ハバネロ 08/10/12 14:04 J..yAavYoA
「思ってた以上に生意気な奴だ…しかも、タチの悪いことに頭まで良いときてる。はぁ…」
ダルそうにため息をつく。
「早いところホテルまで連れてって…っと、カノンはどうする?お前さんの用は黒田だろ?もうお国の所に戻るのか、それともまだ少し滞在するのか…」
[798]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/12 14:14 KbkK.xlLxZ
>>797
「ん?ああ、俺はもう帰るよ。今回の目的は確かにコイツだが、今回は『首輪』着けときたいだけだったから。」
そう言って鞄を上げてみせる。
「これをを確保出来ればまあ問題は無い。まあお前はソイツとホテルに戻って休んでくれ。
俺は俺で一休みしたら一人で帰るから。」
[799]ハバネロ 08/10/12 14:26 J..yAavYoA
「ん、そうか」
黒田を背負い、死体を跨いで出口へ。
(タクシー使うか…)
「そんじゃ、縁があったらまた会うかもな。あばよっ!」
外に出ると、丁度いいタクシーがあったので強引に乗る。
「悪いが急ぐんだ。ホテルまで。15分以内で」
タクシーはスピードを上げて走る。背中が圧迫された。
ヒマなので銃の整備。運転手が怪訝な顔をするが無視してやれ。
[800]ハバネロ 08/10/12 15:16 J..yAavYoA
「着きましたよ」
「あいよ、ご苦労さんっ」
さっさと金を払って黒田を背負う。
「ちく…しょうめ、このっ………しんどい…」
ひぃひぃ言いながらロビーのドアを開ける。
「…あれ?ハバネロ!遅い!! って、何で黒田君負ぶってるのさ?」
「あーうるせぇ」
力尽きて、黒田をロビーの長いすに降ろす。
「おう、森本さん復活か」
息が切れる。
「じゃ…俺ぁもう休む…疲れたわ畜生…」
よろよろとロビーの向こうの廊下へ歩く。
「…黒田君?大丈夫?おーい…?」
[801]馬超 08/10/12 15:19 LPMopvfWKl
「近ずくな、星宮」
と渡辺は言った
「やつは気絶しているが、うすうす、殺気が伝わってくる」
[802]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/13 00:54 KbkK.xlLxZ
>>800-801
「・・・人聞きの悪いことを言うなよ。」
苦い顔をして黒田は目を覚まし、身を起こす。
「イテェ・・・あの野朗マジで殴りやがって・・・あーイタ、頭が割れそう・・・」
殴られた側頭部を押さえて呟く。
[803]馬超 08/10/13 01:00 LPMopvfWpQ
「いったい何があったんだ?」
渡辺は言った
「単なる推測だが、たぶんこの二人とケンカしたな」
隼人は言う
[804]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/13 01:13 KbkK.xlLxZ
>>803
「・・・お前等には関係ない。つか誰だよそこのお前。」
胡散臭そうな目で隼人を見る。だが、「ま、どうでもいいや。」と起き上がり、
「あ・・・・あぁぁぁぁ!!!!!!」
例の鞄が無くなってるのに気付き声を上げる。
[805]馬超 08/10/13 01:15 LPMopvfWpQ
「うるさい!!今、何時だと思っている」
、馬超は言った
ちなみに今はいろいろあり、ざっと深夜である
[806]森本 08/10/13 01:28 E-lv.N1
>>785
「どうも、おかげさまで。復活しました。」
倒れたハバネロに言う。
「それじゃあ、よろしくお願いします。」
立ち上がりながら流に言う。
[807]馬超 08/10/13 01:33 LPMopvfWpQ
「大丈夫やんか、身体は、さっきまで大怪我だったんやし」
と、隼人は言う
[808]アス 08/10/13 16:27 UY8abqm/.J
>>792 アスカサイド
屋上
アスカは、扉を開けた。
雪が舞う。とても寒い。
ふいに、アスカは殺気を感じ、即座に伏せる。
バシバシバシバシィ!
紙のようなものが飛んできて扉を塞ぐ。
「しまった!」
アスカは、一人、屋上に取り残された。
アスカは堅く閉じられた扉を叩き、叫ぶ。
「キット!お前は五龍士を探してくるんだ!」
そして、アスカは振り向いた。
雲の切れ間から満月が浮かんでいる。
そこに
半透明の
大量の白い紙人形を従えて浮かぶ
女性がいた。
「うふふ」
女性は、笑う。
[809]ハバネロ 08/10/13 17:48 J..yAavYoA
「黒田君、ちょっと大丈夫?殴られたって…まさかハバネロに暴行されたとか…?!」
もしそうならハバネロただじゃおかねぇオーラが星宮からびんびんに出ている。
「ところで、どしたの?大声出してさ…」
[810]馬超 08/10/13 18:08 mrvH6COBBJ
「サイフを盗られたか?」
と渡辺は言う
[811]天塚 銀樹 08/10/13 23:44 7OmCMCwRbc
>>806
「さらばだ兄弟また会おう…鬼とか悪魔になっちゃだめだよ…」
やや心配げに森本にかまっていた燈哥は黒田にいまさら気が付き、走り寄る。
「クロちゃんっ!?日本男児たるものがそんなに動揺して大声をあげるなっ!!
あげていいのは親の死に際だけだあっっ!!」
大和魂注入ハリセンを叩き込む。
「やぁ黒田君、どうしたんだい?きれいなお兄さんに連れられてきて…そっちの店でも二人でいってもめごとでも?」
天塚は黒田の肩を叩く。
この状況に笑っていて若干愉快そうだ。
[812]馬超 08/10/13 23:59 pTeS2vpttu
「(なんかイジメだ)」
と渡辺は思う
[813]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/14 01:04 KbkK.xlLxZ
>>809-811
「イタァ!?燈哥ちゃん頭は止めて!ホント割れるから。」
起きた途端また殴られるとかなんという災難、俺の右手に『幻想殺し』でも付いてんじゃねえのとか思う。
「あー・・・とりあえず星宮さんの予想が一番近い・・・とだけ言っておくよ。」
殴ったのはカノンとかいう女顔野朗だが、あのクソッタレにも暴行(腹部への膝蹴り)されたのもまあ事実だ。
「次に近いのは渡辺だな。財布ではないが、とても大切なものを取られたようだ・・・
天塚・・・お前のその意見は論外だ。俺は顔はアレでも野朗とする趣味は無い。」
[814]馬超 08/10/14 01:14 pTeS2vpttu
「キャッシュカードか?」
と隼人は言う
「いやいやきっともっと凄いものだと思う」
アレビアは言う
[815]八神 08/10/14 09:54 V-UJSI9
「何だとぉッ……!!」
ダン、とテーブルを叩いて立ち上がり、八神はわなわなと震え、
「YAMA-BがGalneryusから脱退……!?」
そのままへなへなと床に膝をつきへたりこんでしまった。ぉ゛ぉ゛ぉ゛……という慟哭が漏れ聞こえている。
「……ところで今何時?」
よほどショックだったのか、些か生気の失せた様子で尋ねた。
[816]ハバネロ 08/10/14 17:30 J..yAavYoA
「えぇとね、確か今―」
時計を確認すると同時に、異常に耳障りな声が響いた。
「貴方達、まだこんな所に居ましたの?!もうとっくに―」
「でぇーっ、教頭だ!!やば、あたし一抜け!みんなも早めに戻ったほういいよ、それじゃっ!」
星宮は駆け足で立ち去り、ハバネロの部屋へ向かう。
「ちょっと!ハバネロ!!」
「おい、ノックくらいしてから…」
問答無用で、ハバネロのみぞおちに星宮がかかと落としを喰らわせた。
「オフゥッ」
「ハバネロ!!あんた何やってるの?黒田君かなり痛そうにしてたんだけど!」
(いやあれは俺もやられたからおあいこ…)
「ハバネロと黒田君は友達でしょ?!ちゃんと仲直りしてよね!」
「待て、俺とあいつは友達じゃないぞ」
「あのねえハバネロ」
腰に手を当て、星宮はハバネロにこう言ってのけた。
「一回でも仲良く話をしたら、その人とはもう友達なのよ?」
「………」
「分かった?ちゃんと仲直りするんだよ?じゃね」
星宮はそう言って部屋を出る。ハバネロは一人残された。
(星宮…なるほど…誰とでも仲良くなれるわけだ…)
感心すら覚える。
[817]アス 08/10/14 17:32 UY8abqm/.J
>>808 アスカサイド
アスカは、すぐに9mm弾を30発程度空中に浮かぶ女性にお見舞いした。
しかし、血も出ない。
ダメージを受けているのかさえ疑問だ。
バサバサバサッ!
白い紙人形が飛んでくる。
アスカはそれを9mm弾で打ち落とし、即座に女性に9mm弾を放つ。
やはり効かない。
「無駄だよ。」
女性は呟いて紙人形を扇状に展開してアスカに迫る。
「…2発目は使いたくなかったのにな…」
アスカはそう呟いてケーブルを『リベリオン』につなぎ、扇状にプラズマ砲を発射する。
破壊の光は紙人形を焼き、雲を払う。
[818]馬超 08/10/14 18:05 pTeS2G9PdA
「ふ~こちらも部屋に、もどろ」
と、隼人は言った
「じゃあこちらも、森山さんは?まだ服に血がまだあるから、怪しまれるし」
馬超はつぶやいた
「じゃあ自分が、なんか、話してるところ悪いけど、森山さん走って」
と言った瞬間一同は凄いスピードで、部屋に向かった
と渡辺は言った
[819]森本 08/10/14 18:48 E-lv.N1
「はあ!?」
何だか分からないが、走る。
[820]流星@ケータイ 08/10/14 19:46 *zKw8LkUETEQ*E-q0Uj8
>>819
「それじゃ、このまま行きましょうか。」
ニコリ、と笑って森本を通路の奥にある部屋へと導いた。
【For Staff Only】
と書かれた札を問答無用に無視して、流はその部屋のドアを開けた。
「どうぞ、ご自由におかけください。」
そこは一般的な客室よりも豪華な内装の部屋だった。
†
どうぞ、と言った流は部屋の奥からグラスとボトルを持ち出した。
「…っと、病み上がりの方には少しキツいですかね。」
やっちまったぜ、といった表情を浮かべると、森本の座った目の前のテーブルにグラスなどを置いた。
その後、どこからか持ち出したアタッシュケースを広げて、森本の向かいに座った。
「とりあえず…、我々は貴方のことが全く分かりません。
ハバネロ氏たちと何があったのかというくだりから、自己紹介までしていただければ幸いです。」
[821]特攻屋 08/10/14 19:47 E-wv2XZ
走っていく一行を見やりながら、拳護は懐に手を入れ財布を取り出した。
「・・・・・・さて、と。
ご同行、してみるか」
そう呟き、ロビーカウンターにて部屋をとりにいく。
[822]ハバネロ 08/10/14 19:59 J..yAavYie
局長室。
10分ほど前、駿河ダウトは休みを取った。
まあ、ほとんど休みも取っていなかったようだし、一日くらいはいいだろう。それに元々、休みは存在していた。取っていなかっただけで。
†
寝ているハバネロに、話しかける声が聞こえた。
「んあ…?」
「おきて下さい、ハバネロさん」
「あ…?」
そこにいたのは、どこから入り込んだものやら、スーツ姿の優男。
「誰だおめぇ?どっから―」
「ああ、そのままそのまま。私、情報屋の『ナイア』と申します。どうぞよろしく」
ハバネロはそのとき、何故か妙なデジャヴを覚えた。
[823]馬超 08/10/14 20:00 pTeS2G9PdA
「ふ~部屋に着いた」
そのまま渡辺はベットの中に入り
「明日に備えて寝るか」
と渡辺は寝た
ちなみに隼人たちも無事に部屋に入った
[824]ハバネロ 08/10/14 20:12 J..yAavYie
「お前さ、どっかで俺と会っ…」
「ハバネロさん、新制フリーメーソンの動き、知りたくはありませんか?」
「は?」
「あの組織…少し前までアメリカにいたようですけど?」
「ぁんだと?」
ハバネロがやや身を乗り出す。
「今はもう本部に戻ったようですけど、ね。何か重要な物でも探していたんじゃあないんでしょうかね?」
ナイアと名乗るその人物がニヤニヤと笑った。
「…信用できないね。とっとと失せろ、この野郎。」
「おや。そうですか…まあいいでしょうか。私も用事がありますし」
そういいながら、ナイアは窓を開けて身を乗り出した。
「それでは。また会いましょう」
「まっ、おい!そこは川が―」
ナイアが降りた下には川が流れている。だがしかし、ナイアの姿は、もはやどこにも無かった。
[825]天塚 銀樹 08/10/14 20:33 E-xr47L
「銀樹!!!コレをみて!!!このエイボンの書には邪神について書かれて…」
突然燈哥は部屋のドアを叩き現れた。
ルームメイトに悪いので廊下にでて天塚は話す。
「…よく読めたな。」
指定ジャージ姿で座り込み、燈哥から本を見せてもらう。
その内容に絶句した。
「ほら、みてここ。緑の人間より一回り大きな邪神。フジの地に眠り…
人の頭を食べることを好み…その名はガチャピ…」
「…」
…全て日本語でかかれ、優しい挿絵つき。
そしてあまりにも胡散臭い情報かつ、本が新しい。
つまりコレは…
「XXXX年X月X日、他の邪神の封印が解かれた影響で目覚めるって。」
「…」
間違いないパチモンに目を輝かせる燈哥。
「明日中国の古き神、我血矢頻大明神について話してやるから寝ろ。
もしくは一人でどうにかせぇ。」
[バタン]
天塚は部屋に戻り鍵をかけ、燈哥は廊下で項垂れた…
[826]特攻屋 08/10/14 21:06 E-wv2XZ
>>825
「ぎりぎり空いてたな・・・・・・これも縁、か」
ロビーにてどうにか部屋を取れた拳護。
空いている部屋が修学旅行に来てる学生で占める階にしかなく、最初受付で揉めていたが・・・・・・勢いで誤魔化したらしい。
部屋へと向かう途中、通路に立ち尽くし頭を垂れる燈哥の姿があった。
「どーした、嬢ちゃん?
そんな所に突っ立って」
[827]ハバネロ 08/10/14 21:08 J..yAavYie
新制フリーメーソン本部。
本を読みふけっている仮面の男―アレイスター・クロウリーの所に、どこからか現れたスーツの優男は挨拶をかます。
「どうも、お初にお目にかかります。私、情報屋のナイアと申します」
「…これはこれは?どこからか入り込んだ鼠のようだな。」
「ああっと、そのままでお願いします。ところで、今現在警察特殊課の『ウェアウルフ』と、流という男がアメリカに居る事をご存じですか?」
「………それは知らなかったな。だがその前に、私は貴方のような者など知らないがね。どこから入った?」
「ふう、こっちでも信用されませんか。」
これだから人間は…などと捨て台詞を残した後、その男は『かき消えた』。
「マスター、今の男は?」
寝間着のアーデルハイドがふいに声をかける。
「…アリス。見ていたかね」
仮面の男はため息を付きながら答える。
「あの人は…私、好きになれない。色んな人を嘲笑っている気がする」
「…もう寝たまえ。アリス」
アーデルハイドは何も言わずに自室へ引っ込んでいった。
[828]馬超 08/10/14 21:31 pTeS2G9PdA
「あの~すいません仮面さま、ついこの前なんか連絡みたいのありましたけど、あれなんです?」
とカイルは質問した
「後なんかその辺、散らかってたんであさってみたら資料のようなものがありました、旧フリーメーソンのやつみたいです」
とカイルは渡した
[829]天塚 銀樹 08/10/14 21:38 E-xr47L
>>826
「折角人がクトゥルフの邪神の本をみつけたのに、信じてくれないの…」
そういって知らない人物にうるんだ瞳を向ける。
その腕にはしっかりとエイボンの書と書かれた本をみせる。
「これに邪神の復活が書いてあったのに…」
背表紙には、民明書房と書いてある。
「あと少しで…あと少しで…緑の怪獣が復活するんだ…」
ワナワナと震える。
[830]馬超 08/10/14 21:45 pTeS2G9PdA
「どれどれワイに見せてみん」
と隼人がいた
[831]森本 08/10/14 21:51 E-lv.N1
>>820
「えーと、日本語で『祟り』とか言う組織に属していました。でも、逃げ出したんです。ハバネロさんが、一番近い所にいた手練れだったので、殺してもらおうと思ったらジャーニーが出て来て引くに引けない状況になってしまいました。」
一息を入れる。
「戦って怪我をしたら渡辺さんに拾ってもらえました。」
[832]ハバネロ 08/10/14 21:51 J..yAavYie
>>828
「連絡?何のだね?そして誰からの?」
丁度、仮面の男は本を読み終えたので、それを閉じる。
†
ホワイトハウス―
「こんにちは、大統領」
ナイアはここにも出現した。
「誰だ?!護衛は何を―?!」
「大統領、この男、ただの賊ではないようです…何せ護衛が反応しません。」
大統領のかたわらにいた秘書が言う。
「ウィリアム大統領。それと、大統領秘書のグリゴリー・ラスプーリン殿。初めまして、ナイアと申します」
「君がただの人間ではない事は分かった。それで何か?つまらない用件なら即護衛を呼ぶぞ」
「まあまあそう目くじらを立てずに。あなた方が旧支配者を軍事利用しようとしていることくらい知ってますから」
「なっ…!!何故それをっ…」
「そりゃ、私は情報屋ですから」
ニヤニヤ笑って見せる。
「でも…旧支配者はいまいち使い物にはなりませんよ?言うことは聞かないし、扱いづらいし。人に行使されるだけの力として見るんだったら、もっと有用なものを知ってますけど」
「なに?」
「今日はここまでにしておきますかね。そろそろ私もおいとましないとマズいですし。それじゃ、またの機会に」
ナイアはかき消える。まるでそこに初めから居なかったかのように。
[833]特攻屋 08/10/14 21:53 E-wv2XZ
>>829
「クトゥルフの邪神の本?緑の怪獣?」
拳護は地雷踏んだ!?と内心後悔していた。
みる人がみれば物凄く”萌え”な状況だろう、上目遣い(身長差により)で潤んだ瞳で見られれば。
だが、言動とエイボンの書が全てを台無しにしている。
「あー・・・とりあえず、その本にはヲォガリ(飢餓)とか言う言葉はあったか?」
拳護はどうも怪電波を拾ったようだ。
[834]馬超 08/10/14 22:04 pTeS2G9PdA
>>832
するとそこらへんの人が
「ボスきっと>>363のことですよ」
>>833
「てかあんた部屋、どこ?」
隼人は言う
[835]天塚 銀樹 08/10/14 22:20 E-xr47L
>>833
「…うん。書いてある。
まさか…まさか貴様…邪教の…」
お腹を引っ込め某猫型ロボットのように四次元スカートを漁る燈哥。
ポイと隼人にエイボンの書(?)を投げつけて、長いベルトを手に持つ。
「痛いぞぉ…このベルト…?」
壁をベルトで叩くとペチンといい音がする。
そしてベルトを拳護に向ける…やる気まんまんだ。
[836]馬超 08/10/14 22:29 pTeS2G9PdA
「ちょっと待った~」
とキットが現れた
「アスはどっかいっちゃたし偽のエイボンの書を持ってる人がいるし」
となんか疲れていた
「本物はこれだぞわざわざ遺跡まで行って取りにいったんだ」
と古く英語エイボンの書と書いてあった
[837]ハバネロ 08/10/14 22:30 J..yAavYie
>>835
「どうも、こんにちわ。話を聞かせてもらいましたが…クトゥルーに興味がおありで?」
スーツ姿の優男が、どこから入ったものか立っていた。
「お望みであらば情報を提供致しますよ?ええと…天塚さんに信濃さん。…そこの箱を背負った人とエセ関西弁の方は名前を教えていただけますか?
そうそう、自己紹介を。私のことは『ナイア』とおよび下さい」
>>834
「何も 問題は 無い」
(アーカード風に)
[838]特攻屋 08/10/14 22:31 E-wv2XZ
>>834
「部屋か?この階のどこかだな。今探している」
>>835
(っは!俺は今何を・・・・・・ってまた地雷踏んだ!?)
燈哥に邪教の信者と思われ物騒な空間ができかけていた。
「いやいや、ちょっと落ち着け嬢ちゃん。
・・・・・・つか何故ベルト?」
(まさか剣になったりするのか?)
拳護は自然体のまま、されどすぐに動けるよう構える。
[839]馬超 08/10/14 22:33 pTeS2G9PdA
「ナイア?、確か噂では聞いたがあの有名な情報屋か?」
と隼人は首を傾げていった
「あといろいろんなやつに情報聞いてるらしいがアレイスターの事を知ってるか?」
[840]ハバネロ 08/10/14 22:38 J..yAavYie
「ええ!そりゃあもう。知ってますとも。知ってますよ?」
ナイアは満面の笑みで答える。
「アレイスター・クロウリー…ですね?新制フリーメーソンの首領。仮面の男でマスター・テリオンという名前も使うようですね。
何やら不死属性とかいうチートが有るとか無いとか。まあ永遠の命なぞ存在しませんからデメリットや制限があるんでしょうね。
…ただ…旧支配者なら別ですけどね?彼らは基本、不老不死ですよ?」
ナイアはニヤリと笑う。言ってやったという顔で。
[841]馬超 08/10/14 22:43 pTeS2G9PdA
「へ~あいつら、見たいなもんか年取らないだけらしが」
と隼人は言う
「とりあえず金は何円払えばいいんだ?」
[842]天塚 銀樹 08/10/14 22:43 E-xr47L
>>838
「馬鹿めが、革ベルトは鞭みたいに使うととっ~ても痛いんだよ!?
なんでそんなに平然としてられるの!?」
ペチンペチンと壁を叩く。いい音がする。
そして燈哥は…ナイアをガン無視し戦う準備万端…な、筈だったが…
「邪神ガチャピンの邪教徒の命と…読めない(英語だから)エイボンの書…胡散臭いおにいさん…」
どれをとるべきか燈哥は悩む。
そして天塚に至っては…
[…ガチャリ]
やっと部屋から顔を出し。
「…うるさい。今何時だと思ってんのさ!?テメェら寝れ!!」
[843]馬超 08/10/14 22:53 pTeS2G9PdA
「あん?今、真剣な話しを聞いてるんだ、この銃で蜂の巣にされたいか?」
とキットはアスといった遺跡にあったエイボンの書をしまい銃を構えた
[844]ハバネロ 08/10/14 22:56 J..yAavYie
「ああ、これはこれは天塚さん。すいません。次の日程もあるんでしたね。申し訳ない。」
ヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽヽ
なぜか天塚達の名前は知っていた。
「それで、エイボンの書ですが…かのネクロノミコンにも書かれていないことが書かれているといいます。どうです?これを解読すれば…途轍もない力を得られるかもしれませんよ?」
「…ああそうそう、これは私が勝手に喋ってることですし。代金は要りませんよ?」
[845]馬超 08/10/14 23:01 pTeS2G9PdA
「ふ~ん一応、司令にこれを雅と言う人に渡せばならんし」
キットは言った
「で、蜂の巣されたいかい?天塚」
[846]特攻屋 08/10/14 23:05 E-wv2XZ
>>837
「っ!何・・・?」
ナイアの出現と同時に拳護は懐に微かな痛みを感じた。
(これは・・・これもまた縁なのか・・・・・・今回は当たりだな)
拳護はナイアと隼人の様子をみる。会話は聞き流すが。
>>842
「なんで平然・・・って正直痛いだけならなれてるからな・・・・・・悲しいけど」
最後の部分はほとんど聞き取れない声でもれた。
「あー、近所(?)迷惑すまないな。すぐ立ち去るから」
[847]ハバネロ 08/10/14 23:11 J..yAavYie
「そうですね。私もそろそろおいとまします。それでは皆さんお元気で―」
ドアを開けて、後ろを振り向く。
Nyarlathotep
「月に吠える者からの提供でした。」
部屋の外に出て、文字通り消えた。
[848]馬超 08/10/14 23:26 pTeS2G9PdA
「なんだったんだやつ?」
キットは言った
[849]流星 08/10/15 00:02 *zKw8LkUETEQ*71QAFASJzK
>>831
(何て面倒な人生送ってんだ、このヒトは。)
「えーと・・・。 そこで周囲の人間を巻き込む結果になったのは、その"ジャーニー"という人間のせいだと?」
混乱しながらも表情は崩さない。仕事だもん。
「深い事情はお話できませんが、我々は貴方を含むアンノウンにあの部屋にいた少年少女が干渉を受けることを望んではいません。
つきましては、今回の貴方の処遇に関しては指揮官の指示を仰ぐ必要があります。」
仕事口調の固い言葉。
「ですが、私個人としては敵対するつもりはありません。
建前的には厳しい態度になるかもしれませんが、ご了承下さい。」
語尾を少し緩めた言葉。
「まあ、正式な決定とかはハバネロが生き返ってからになると思いますが・・・。
今日はこの部屋をお貸しします。VIP向けの特設ルームですから、そこらのスイートよりも高級ですので、存分に愉しんでください。」
ハハハ、と笑って言葉をつむぐ。
「それでは、また明日にお会いしましょう。
何か御用があれば連絡をください。時間が空いていれば、ポーカー程度ならお付き合いできますよ。」
そう言うと流は森本に背を向けて部屋を後にする。
申し訳ないが、ドアのロックはかけさせてもらった。
地上からの高さもそれなりだが、飛び降りができないよう窓が封鎖されている。
元々監禁用の施設であったんじゃないだろうか、と錯覚するほどの出来のよさだ。
流は感心にも似た感情を浮かべながら、ハバネロの部屋に足を向けた。
[850]天塚 銀樹 08/10/15 00:18 E-xr47L
>>846
「…マゾ?怖い、邪教徒って皆夜な夜なお互いを鞭で…うわ、気味悪い…」
燈哥は冗談をいってナイアを軽く探す。なんだったんだろうか…
不思議な顔をする。
「…不思議なお兄さん。」
さて、部屋から顔を出した天塚は…
「なんだい、蜂の巣なんざ…アンタはテロリストか?場所を考えろ。
他人の迷惑になる場所で、さらに迷惑になりそうなことを平気でする腹つもりかい?
伊達と酔狂で生きてる俺だけど、残念だな、その冗談は面白くもなんともない。」
[851]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/15 00:52 KbkK.xlLxZ
>>フリメサイド
「・・・・・・・」
時刻は既に宵の口に差し掛かる頃、Ⅳは割り当てられた自室のソファーに腰をかけ、一冊のアルバムを見ていた。
「・・・・・」
アルバムに張られている数々の写真、それは彼の生涯を写す鏡のようだった。
傭兵時代に親友と撮ったもの。かつての同僚と撮ったもの。どれも自然と笑みがこぼれるものばかりだ。
当然そこには先日アーデルハイド達と撮ったものを有り、他の写真を見るのと同様に微笑みを向けていた。
しかしながら・・・
「・・・ッ!」
あるページにいくと彼の表情は激変する。穏やかな笑顔から・・・泣き出しそうな子供のような顔に・・・・
「春香・・・・」
そこに映っていたある少女の笑顔、人殺しの自分を受け入れ、純粋に自分を愛してくれた最愛の人、その写真を見て彼は涙を流す。
銃を捨てて共に生きると誓った。残りの生涯を彼女と過ごすと誓った。しかし、彼は今それを放棄して此処に居る。
『幸せ』から逃げ出した男は無様に銃を握り・・・再びこの世界に戻っていた。
「すまない・・・本当にすまない・・・」
誰も居ない部屋で、ひたすら彼は写真の中の彼女に謝罪の言葉を口にする。
その懺悔を聞く者は誰も居ない。
[852]馬超 08/10/15 00:56 pTeS2w7YSj
>>850
「ま、ここでやらかしても弾の無駄」
キットは銃をしまった
「馬超探さないとないけないがとりあえず、寝よ部屋ここだし」
キットは部屋に入った
[853]森本 08/10/15 01:17 E-lv.N1
流の話に対して、「はあ」と「分かりました。」しか森本は使わなかった。
今、森本は独りきりである。
取り合えず、血のりの付いた服を脱ぎ捨て風呂に入り、部屋に置いてあった、服に変える。
シャツにズボンに靴、至れり尽くせりだ。
それが終わると武器の整備を始めた。 やがて、終えると冷蔵庫の中の物を食べ始めた。
「自分が、逃げ出すとは、あまり思ってないんだなあ。」
森本は今日、会った人達の顔を思い出して、
「逃げられないなあ。」
とこぼした。
[854]アス 08/10/15 16:58 UY8abqm/.J
>>817 アスカサイド
「………」
アスカは黙っている。
「ホント、ゴメンとは思っているんだ。ね??」
アスカは、それでも黙っている。
隣には先ほどの女性がいる。
「………まさか、コイツが五龍士だったとは。」
アスカは、呟く。
そして俯く。
(まさかこんな小娘にも勝てないだなんて…これで邪龍を殺せるのか?)
アスカは、複雑な心境に陥っていた。
「そういえば、キットはどうしたんだ?」
アスカは呟く。
[855]ハバネロ 08/10/15 19:01 J..yAbbegP
「あいつ…どっかで会ったことあるんだよねぇーっ…どこで見たんだろ…」
ハバネロは、ナイアを見たときに感じた既視感を捨てきれずに、夜中ずっと起きていた。
「…………」
寝れない。
…足音が聞こえた。
「また来客かよ?」
カギは開けておいた。
†
局長室。
「ただいま戻りました」
駿河ダウトが局長室のドアを開ける。
「お、来たか…どうだ?休めたか?」
「ええ、ずっと働いてきたものでして、恥ずかしいことに寝てばかりでして」
少し恥ずかしそうにする。
「まあでも、これからはどんどん仕事をこなしていきますよ」
「そうか。無理はするなよ」
完璧人間に見えた駿河に、雅は人間ぽい一面を垣間見た気がした。
[856]馬超 08/10/15 19:30 mrvH65aPNf
「結局やつ、についての資料は少なかったけど、どうします?」
とⅣの資料を持ってきた封元
「いい情報屋はいないものか」
と封元は思った
[857]特攻屋 08/10/15 19:30 E-wv2XZ
>>850
「邪教云々は知らないが、俺は違うぞ・・・・・・」
燈哥の冗談を軽く流し訂正をいれる。
「じゃあ、縁があったらまた、な。
おやすみ」
そう天塚、燈哥、隼人に言って、拳護は部屋探しに通路を行く。
[858]馬超 08/10/15 19:37 mrvH65aPNf
「明日どこへ、行くんやっけ?」
と隼人は言った
ちなみに隼人の話しではここの学生で同じクラスらしい
[859]ハバネロ 08/10/15 21:28 J..yAbbegP
ホワイトハウス。
「大統領」
秘書、ラスプーチンは大統領に話しかける。
「旧支配者ですが…本当に我々の力となるでしょうか?」
「……ナイアという男の言うことを真に受けるのか?」
「いえ。しかし、確かめたほうがよいのではないかと。」
「………」
大統領は足を組んでしばし考え…
「お前の懐刀の…『あれ』を使って確認すればよかろう。あれなら一人で十分だ」
「了解しました。すぐにでも準備をさせます。目的地は…やはりルルイエですか?」
「そうだ」
イスを回して、窓のほうへ体を向ける。
「使えるようならすぐに戻って来させろ。だが、使い物にならないと分かったなら…
即刻破壊せよ」
[860]馬超 08/10/15 22:11 9j.toyqYyM
うあぁぁぁぁぁ
と悲鳴が聞こえる、そしてその悲鳴は途絶えた
ふ、電気イスに耐えきれず死んだか、失敗作め
と研究員らしきものは言う
やめろはなせ、はなせ、はなせ
と16くらいの男は言ったがそのまま、死んだ男の死体はそのままどこかへ入れられた無理やり電気イスに座らされ
実験開始だ
そしてそのまま10万ボルトの電撃が全身にくらった
うあぁぁぁぁぁ
そして10分後、電撃は止まった
はぁはぁ
博士、この実験体は成功です、五人目です
ではこいつの身体にさらにあれを中に入れろ、最も手術に耐えきれるか問題だが
やめろ、やめろぉぉぉ!!
「はっ!!」
とそのとき渡辺は起きた
「はぁはぁ、夢か」
と汗をかきながら言った
[861]ハバネロ 08/10/15 22:31 J..yAbbebw
太平洋―
「運転手さん、あとどのくらいです?」
その船に乗った人間は二人。
運転手。
そして、メイド服の謎の女性―
「んー、まだまだだねぇ。」
「そうですか」
「…よう、お嬢ちゃん?大体事情はあっちから聞いてるが、あんた、合衆国(ステイツ)の何なんだい?」
「私はただの雇われ兵です」
無感情に、そのメイド服の女性は言った。
「見たトコ、ハイスクール辺りの年だろ?名前は何て言う?」
「名前はありません。『ドラクル』とお呼び下さい」
[862]馬超 08/10/15 22:38 9j.toyqYyM
「今何時、だろう」
と、渡辺は見てみたらまだ朝の5時であった
「(しかしあの悪夢をまた見るなんて、こんなものが残っているからか、あとの4人にもついている)」
と渡辺の身体にある傷がを見た
[863]ハバネロ 08/10/15 23:09 J..yAbbebw
「ドラクル…?!」
運転手の顔色が変わる。
「まさか…対テロリストの切り札の「臓物メイド」か?!テロリストのアジトに単身で乗り込んで腹を切り―」
「それはたまたまです!その呼び方やめていただけます?嫌いなので」
「あ、ああ、すまねぇ…」
ドラクルが、主であるラスプーチンから任された任務。
ルルイエに単身で向かい、旧支配者が利用に足るものであれば早急に帰還。
そうでなければ、旧支配者の完全な破壊、であった。
[864]馬超 08/10/15 23:22 9j.toyqYyM
そのころ隼人はホテルを出て外にいた
「(しかし、最近事件が多いな)」
とつぶやいていた
「(旧支配者、復活されるとめんどうやなルルイエにと言うところに言って見ようかな」
[865]森本 08/10/15 23:26 E-lv.N1
「もうやだ。」
ジロウの素直な感想だ。
ぼや騒ぎに生徒は居なくなるし、変な人達来し、忙しいし、眠い。荒川は意識を手放す前に
「明日の日程はキャンセルだ。」
本当は飛行機に乗せたいがすぐに席が取れる人数ではない。
[866]馬超 08/10/15 23:41 9j.toyqYyM
ちなみに今、起きているのは学生の少しである
[867]ハバネロ 08/10/16 19:22 J..yAbbebw
太平洋、ルルイエ付近…
「そろそろ、目標の地点だと思うがねぇー」
船の運転手はそうつぶやいた。
「着いたら教えて下さい。仕事がありますので」
『ドラクル』はそう言って、船の奥へと引っ込んだ。
[868]流星 08/10/17 01:18 *zKw8LkUETEQ*dWG0h9FrMc
>>855
「まあ既に深夜ですけれどもね。」
と誰に言うのでもなく流は呟く。
「再度失礼、流です。 事故処理について、お話があります。」
新たなスーツケースを持った流がハバネロの部屋のドアをノックする。
†
「ふう、やっと帰ってこられましたね・・・。」
私室内で外套を脱ぎ捨てたハイネは、部屋の奥に置かれていたアタッシュケースから電話を取り出した。
未だに一般化されていない軍事用衛星を使用した無線機のようなものであり、高い可能性で傍受もされない最新鋭だった。
彼はおもむろに番号を打ち込んで、耳元へ近づける。
「こんばんは。 ・・・ああ、そちらではもう朝でしたか。」
笑顔を崩さずに電話越しの相手に笑いかける。だが、それは道化に過ぎない。
「ええ、分かっていますよ。 私達『合衆国』の邪魔はさせません。
・・・大統領が? ああ、そういうことですか。 全く、困ったことをしてくれるものですね。」
電話越しに声が聞こえる。厳格で、高圧的な声だった。
「・・・分かりました、そのための私です。
もし、『ステイツ』全体の利益を損ないかけぬ行動に出るのであれば、大統領が関係していようとも―――」
雨が降っている。
殴りつけるように窓を打ち付ける雨は、次第に勢いを増していた。
「―――私が責任を持って排除いたします。」
雷の爆音と闇夜を切り裂かんとする光が同時に駆け巡る。
雷鳴轟く中で稲光に照らされたハイネの表情は、嗤っていた。
[869]天塚 銀樹 08/10/17 14:31 E-xr47L
太平洋
よくて大型漁船に見えるあまり綺麗にはみえない船の上。
「人が牛を殺し食べて法で許されるように…
人もより高位の存在の前には所詮は餌…」
何がどこのメリットになろうと知ったことでは無い。
例え何が死のうが生きようが依頼を忠実にこなさなければ、自分達は生きていけない。
「餌が…天敵呼び起こすなんて気が知れないけど…馬鹿に権力与えた民衆が悪いんだし。」
女は海の中を覗いて虚ろな表情でアハハと笑う。
ずっと魚の方が利口だなと呟く。
[870]森本 織部 08/10/17 15:47 Lpry7yDrVX
「えー、皆さん、今日の旅行の日程は無しになりました。理由は昨日の事なので皆様知っているでしょうが、火事騒ぎがありました。
そこで今日は、大事を取って、ホテルで休むことにします。」
荒川は一息に言った、修学旅行三日目の朝食を生徒が食べる前に。当然、生徒の反応で良いものは無い。
荒川としては、生徒が若干名だが居なくなってしまったこと(見つかったが)、港の方と、郊外のほうで銃撃戦があったらしいとの情報があったので生徒を外に出したくなかった。
先生たちは、昨日の騒ぎで引率する元気もないようだ。ただ一人、きりっとしている教頭が怖い。
[871]天塚 銀樹 08/10/17 16:27 E-xr47L
「ぶ~…一日ほてるなんてヤだよ…体が腐ってゾンビになる…」
燈哥は抜け出して遊びにいくき満々だが、天塚が止める。
「燈哥。ゾンビは腐らんぞ。腐ったら栄養とれんしな。」
「…そなの?」
燈哥の興味ありげな話で気を引き、適当に座らせる。
「元々ゾンビは魔女等の労働力で死にたてホヤホヤを薬品などで蘇生、洗脳して使うんだ。
しかしいつからか死後の労働という罰になり…」
「ふむふむ…」
「罰としての性質を強くするために、不浄なイメージ、腐敗などをあとからつけたんだな。
まぁ、要は奴隷。ところでキャットファイトの起源はブードゥーで最初は猫のゾンビを…」
[872]アス 08/10/17 16:48 UY8abqm/.J
>>854 アスカサイド
「…嫌な、夢を見たな。」
ホテルのシングル部屋。そこに詠子はいた。
詠子は五龍士の一人。
現在神原アスカと共に行動中である。
「アスカ~おい、アスカ。」
詠子はアスカの部屋のドアを開ける。
そこには、ロープでぐるぐる巻きにされ、目隠しと猿轡をかけられたアスカと二人の男がいた。
「あ、あんたら!」
詠子は、大量の紙人形を出し、戦闘態勢に入る。
_____________
感想とか待っています。
[873]馬超 08/10/17 17:05 pTeS2MZoC/
>>872
即座に五人目でてる
>>871
「どこでそんな話し聞いたんだ」
と渡辺は言った
「多分、あの本やろ」
と隼人は言った
[874]アス 08/10/17 17:23 UY8abqm/.J
アスカサイド
バサバサバサバサ!
紙人形がアスカの縄を切り裂き、男達をツルッパゲにしてパンツ一丁にする。
「このアマ…」
男達の背中が破け、黒い大きな蜘蛛が出てきた。
「死n…」
男達はそこで固まった。
「…やっと理解できた。
この羅針盤は俺の力に反応して…
時 を 止 め る らしい。」
しかし、二体の蜘蛛は固まったままである。
「死ね。」
アスカは、それだけ言うと蜘蛛の頭に『リベリオン』を突き立てて、9mm弾を注ぎ込んだ。
[875]ハバネロ 08/10/17 18:50 J..yAbbebw
>>868
「うぇーい、まあ大体想像は付くがな」
ハバネロはダルそうに言う。
「森本さんの事だろ…だいたい…」
太平洋―
「そろそろですか?」
「…付いたぜい…っと」
船はある地点で止まる。
ルルイエが真下にある―その地点だ。
「ありがとうございます。運転手さんはここから動かないで」
『ドラクル』は船の上に昇った…。
[876]馬超 08/10/17 18:57 pTeS2MZoC/
そこには謎の男が遺跡を見ていた
「へ~ここが遺跡か、凄いな」
と言っていた
[877]森本 08/10/17 19:07 E-lv.N1
「あ~暇。」
森本は退屈そうだ。
ドアノブの前に立つ。ひねってみる。
やはり開かない。
「さすがに、そこまで甘くないか。」
[878]ハバネロ 08/10/17 19:13 J..yAbbebw
『ドラクル』は船の上へのぼる。そして仁王立ちになる。
「ルルイエの主、クトゥルフよ!私はホワイトハウスの使者、ドラクルである!貴方に聞きたい事がある!
我々合衆国に、その力を貸す気はあるか?!否か?!!」
一瞬の静寂。
次の瞬間に、海面から二つの影が浮かび上がった。
「初めまして…私の名は我が主クトゥルフ様の眷属、「ハイドラ」と申します」
「同じく、眷属「ダゴン」と申す」
二つの人影…いや、半漁人のようなその「眷属」はそう言った。
とりあえず人ではない。空中に浮かび上がっているところからして。
「返答は初めから決まっております。「ノー」で御座いますわ」
「我々が貴様らのような下等生物に従うなどと…思ったか!!」
海面から無数の「眷属」が飛び出し、船に突撃!!
「うひぃっ、こんなんなるって聞いてねぇぞっ」
「運転手さん、隠れていてください!」
「クトゥルフ様の手を煩わせるまでも無い!下等生物に思い上がった事を後悔させるのだッ!!」
「まあ人間にはこの程度の死に様で十分で御座いますわ…おほほほほっ」
[879]天塚 銀樹 08/10/17 19:14 E-xr47L
>>875
「ああ…面倒ね…人がいる。」
ソコまでいくと、船があるその上に人間がいる。
目的は不明。しかし捕獲や保護するのには邪魔にしか思えない。
「ルルイエが真下…か…」
面倒、というより悲しげな顔をし船上のドラクルを見る。
[880]馬超 08/10/17 19:28 pTeS2MZoC/
>>879
「ん、誰だ、あんた」
と男は言った
キットの部屋
「キットどうだった遺跡は」
「いや、特に無かったが地下に気配を感じたそれと、こんな本を拾った」
「封元は学校で闇を好む者とか言うやつと接触したらしい」
「そいつは旧支配者に関係してる思うな」
「ふーんしかし、渡辺、アレビアは?姿が無いぞ」
「あいつらは今、食事中だ、俺も、もう行く、あとキットお前も高校に行ってもらう」
「え?、自分までか?」
「あたりまえだ、もう届は出してある」
「まぁ、旅行が終わってからの話しだじゃあな」
と馬超は言った後部屋から出た
[881]ハバネロ 08/10/17 19:33 J..yAbbebw
『ドラクル』は両手に散弾銃を構えた。
右手にはモスバーグ。
左手にもモスバーグ。
銃声。
右から来る敵は鉛玉をたたき込み。
もう片方の敵には、銅被覆の弾をお見舞いしてやる。
銃声!!銃声!!そして銃声!!
眷属は墜落する飛行機のように海面にボトボトと墜ちる。
最後…
ハイドラもダゴンも声も上げずにボトリボトリと墜ちた。
……………ぞわ………。
ぞわぞわぞわ………。
「貴様ァァァァァァァァっ よくも眷属を殺めてくれたなぁぁぁぁぁぁぁぁっ ぞわぞわぞわぞわぞわ…………」
ネッシーのように、ルルイエの主が水をかき分けて上昇してくる。
全身から触手が生え、地球上の生物とは似ても似つかないおぞましい姿の…旧支配者「クトゥルフ」が。
[882]馬超 08/10/17 19:47 pTeS2MZoC/
「へ~おもしろそう、一応任務もあるし、協力しますか」
と、男は武器の爪を装備して旧支配者に突撃した
[883]ハバネロ 08/10/17 19:52 J..yAbbebw
「人間がぁぁぁぁぁぁっ!!そんな物で我が殺められるとでもぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ 思ったかああああああああっ!!」
傷一つ付かない。
「そこの人!!どいてください、手順を踏まないと旧支配者は倒せませんよ?だから早くどいて!手順踏めないから!」
モスバーグに専用の弾丸を一発装填する。
特別製の弾丸、特注なので一発しかない。
「ぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわぞわ…………」
触手にひと薙ぎで船が大きく揺れる。
「くっ………!!」
『ドラクル』は転びかけるが、踏みとどまってクトゥルフに照準を合わせた。
[884]馬超 08/10/17 20:01 pTeS2MZoC/
「わかってるよ、こっちだって、このための装備なんだからさ」
と爪が蒼くなった
「まっこれを使うのも初めてだ~効果は知らんが、時間は稼ぐから、それで照準あわせろ」
旧支配者の注意をそらした
[885]ハバネロ 08/10/17 20:09 J..yAbbebw
「言われなくても………」
トリガーに指をかけ…
「わかってますから!!」
一発…モスバーグが火を吹いた。
「!!!」
旧支配者…クトゥルフは、それを喰らった瞬間に硬直する。
「させんさせんさせんさせん!!このまま撃てると思うなよ人間!!」
海面から無数の眷属が飛び出し、一斉に突撃!
「きゃっ……!!」
「嬢ちゃん!!こいつぁマズい!!」
「早く!!今の状態ならば物理攻撃で破壊できる!!だから早く!!」
[886]馬超 08/10/17 20:13 pTeS2MZoC/
「じゃ、一気に決めさせてもらう」
といい、男は突撃し海面から無数の眷属を避けきり
「消えちまいな」
といいクトゥルフをかなり切り刻み、切断した
[887]ハバネロ 08/10/17 20:19 J..yAbbebw
つーか、海の上なんだけど。どこに立ってんの?
†
眷属が消える。
チリと化し―、そう、主が消えた今、眷属である彼らはもはやチリにかえる他はなかったのだ。
「…ふぅ」
通信機を取り出す。かけるのはもちろん、主であるラスプーチンへ。
「もしもし、ラスプーチン様。はい。クトゥルフは破壊しました。………はい。了解です、すぐに帰還致します。それでは。」
「そこの人!!」
『ドラクル』は船から声を張り上げて言う。
「協力ありがとう。私はこれで戻るわ。貴方も早いところお家へ帰りなさい!それじゃ!!」
「…嬢ちゃん。一つ質問いいかな」
「何です?運転手さん」
「何でメイド服なんだ?」
「………。」
船はきびすを返して本国へ帰還する。
[888]馬超 08/10/17 20:26 GoRGEoUS
むろん船
「よっと、ふ~終わった、終わったこちらも帰るとしますか」
と男もどこかへ帰還した
[889]ハバネロ 08/10/17 20:32 J..yAbbebw
船なら船と書いておいてくれ。
†
警察特殊課…
トイレの個室に駿河ダウトは居た。
「警察に…旧支配者に…フリーメーソン…呪い十字…」
状況の整理。こういうくだらない事は一人になれる場所でするに限る。
「ま…うだうだ考えていても仕方ないですか…」
自分の役割を果たすことにする。
局長室―
「こんにちわ、桐岡雅さん。私、情報屋のナイアと申します」
「は…?!」
いつのまにか、どこから入ったか…男がいた。
「あの邪魔な駿河とかいう男がいなくて丁度良かった。なかなかこっちもヒマが無くてですね…」
[890]天塚 銀樹 08/10/17 20:41 E-xr47L
「…灰に…なっちゃった。」
女はむしろその事に、安心したようだが…潜水服を着て海へ潜る。
[891]馬超 08/10/17 20:41 pTeS2MZoC/
「ん?確かお前はキットから連絡で聞いたがいい情報をもってるらしいな」
と封元は言う
[892]ハバネロ 08/10/17 20:47 J..yAbbebw
「あっ…。封元さんでしたね、どうも。確か一度お会いしましたよね?」
ニヤニヤする。
「ほら、学校で。あの時は確か…
Nyarlathotep
『闇に棲む者』と名乗りましたが…」
「何者だ?どこから入った?」
「私はどこにでもいます。そしてしがない…情報屋ですよ…」
[893]馬超 08/10/17 20:50 pTeS2MZoC/
「まさか貴様、学校のときの」
封元は言う
「ということは、おまえは旧支配者か
」
[894]ハバネロ 08/10/17 20:56 J..yAbbebw
「ぷっ…くくくくくっ…ははははははっ、旧支配者?違いますよ。情報屋ですってば。何度言ったら分かるんです?」
乾いた笑い。
「ただ私は情報を提供する。たとえば…新生フリーメーソンはアメリカとつながっている…とか、ね」
「信用できないな!」
局長が一蹴する。
「お前のような得体のしれない人間を簡単には信用できない!拘束…」
「おおっと。危ない危ない。それじゃあまた会えるかは分かりませんが…お元気で!」
ナイアはかき消える。
まるでそこにいなかったかのように…
「消えた…!?」
同時に駿河が入ってくる。
「駿河。ナイアという男を知っているか?」
「いえ…?」
「なら、すぐにナイアという情報屋について調べろ。徹底的にだ!」
「はい、了解しました…」
若干首をかしげながらも了解する。
[895]馬超 08/10/17 21:02 pTeS2MZoC/
「やはりあいつ、見たところ人間ではないな」
と封元は言った
「となると、あの組織も、もう調べにはいってるか」
[896]ハバネロ 08/10/17 22:19 J..yAbbebw
「………」
星宮明は沈んでいた。
ホテルにカンヅメなど、星宮なら気が狂ってしまう!!
「やーだー!!やだやだやだやだやりゃああ!!ホテルなんていぃぃぃーーやぁぁぁぁぁーっ」
ゴロゴロと床を転がってのたうちまわる。
「うっ…うっ…ひどい…ひどすぎるよぅ…ぐすっ…ぐすっ…こんな暮らし耐えられない…」
ハバネロがいたらさぞウザがっていただろう。頭の一つも殴っていたかもしれない。
[897]馬超 08/10/17 22:25 pTeS2MZoC/
「どうしたんだ?」
渡辺は言った
[898]森本 08/10/17 22:33 E-lv.N1
「本が欲しいよお。」
森本はベッドに腰かけている。
[899]ハバネロ 08/10/17 22:35 J..yAbbebw
「ひっく…ひく…だって…だ…って…っ」
嗚咽がひどくてもはや言葉にならない。
「楽しみに…し、してたのにっ…ひぐっ、つまんない…よう…っ」
涙が頬を伝わって、ボタボタと床に落ちる。
ここまで泣くかフツー?と思うくらいに…
[900]馬超 08/10/17 22:37 pTeS2MZoC/
渡辺・隼人はとりあえず星宮と森山を見ている
「とりあえず、本」
渡辺は、なぜか三国志差し出した