第2スレ ログ3

第2スレ ログ301~450

[301]森本 08/10/29 01:24 E-lv.N1
    >>300
    「へえ、意外と早いなあ。」
    森本は笑っていた。
[302]サウザーは冷たい手を握る 08/10/29 01:33 PPQUrgLuJs
    >>301
    「本当は『コールドハンド』に対して貴方が有効になるか否かを調べたかったんですが……まぁ、それは後でも良いでしょう。まずは問題の渦中へと赴きましょうか……次の外なる神の眠る地へ、ね?」
     かくして役者達は舞台へとあがり始める。
     それぞれの思惑と目的を交錯させて――
[303]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/29 01:37 ikc3hNj2MX
    >>黒田君サイド

    「・・・・・・」

    耳障りな声が頭の中で反響する。恐らくこの学校に起きていることが原因なんだろう、何度も何度も『かつて『僕』が聞いた声』が聞こえる。

    人殺し、偽善者、そして・・・

    「っちい!」

    ふと膝を折り、その場で止まる。精神的の負荷が心なしか肉体にまで影響しているような気がする。
    心が折れそうになる。黒田清隆が・・・その場で壊れそうになったとき、ふと母の顔が浮かんだ。

    「止めろ・・・」

    嫌な予感が内からあふれ出てくる。止めろ・・・それはいけない。それ以上は・・・

    ・・・ゆき・・・

    「止めろ・・・それはいけない・・・」

    ・・・ゆき・・・・さんね・・・

    「駄目だ。それ以上は・・・・」


    ・・・・お母さんね・・・・


    優しかった母の笑顔が浮かび、それが宙を浮く幻覚が見えた。
    そしてそれは過去に見た・・

    ・・・ゆき・・・お母さん・・・疲れちゃった・・・・

    母が天井から吊られていたある朝の光景だった。

    「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!?????」

    この時黒田清隆というペルソナは完全に外れた。だが、それは発狂ではない。
    叫び声を上げた直後、糸の切れた人形のように崩れ落ちそうになり、

    「ハハ・・・ハハハハ・・・やってくれるじゃないか・・・」

    二本の足で踏みとどまる。そう、それは発狂でもなく、二重人格でもない。
    それはかつて捨てられた名の少年が、再び立ち上った瞬間だった。

[304]サウザーは冷たい手を握る 08/10/29 02:01 PPQUrgLuJs
     校舎の屋上から狂気に溢れる学校を見つめる影。
     それは限りなく無機質で、異質で、そして不釣合いだった。
     道化の仮面を被ったそれは笑う。
    「なるホど、こっチはコッチで面白イものがミレルようですネ……これはイイ……実に、イイ……クカカカカカ……」
[305]八神 08/10/29 09:57 V-UJSI9
    耳障りな音を立てて飛び回る蟲。どうやら自分が何もしなくても精神を掻き回す位の事はしてくれるらしい。……自分も割を食うのが難点だが。

    ――逃げるしか出来ないのか――
    ――とんだ出来損ないだ――
    ――一族の恥――

    「五月ッ蝿えなぁ、あぁ!?」
    紅月は飛ぶ蟲、蟲、蟲――を睨み付ける。するとそれらは握り潰されたようにぐちゃぐちゃばらばらになり地へと墜ちる。

    >>299
    「次から次へと欝陶しいな!こうなったら徹底的に女は壊して男はバラしてやるか!?」
[306]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/29 11:44 ikc3hNj2MX
    周りから絶叫が聞こえる。ああ、また近くの生徒が発狂したのか・・・と。

    ・・・ゆき・・・・ゆき・・・

    耳障りな声はまだ聞こえる。母が自分を呼ぶ声、自分がまだ黒田清隆じゃなかったときの思い出・・・

    「うぜェ・・・」

    だが、それは今の彼にとってはせいぜい耳障り程度でしかない。
    ああ、確かに以前の彼なら他の生徒と同じように発狂していただろ。
    七海孝太郎というカリスマから・・・『冷たい理性』を継ぐ前は・・・

    「うぁぁぁぁ!!!!!????」

    発狂した学生がこちらを向いて走りこんでくる。気が触れて狂人と化しているようだ。
    黒田はやれやれ・・・と肩をすくめ、

    「邪魔・・・」

    走りこんできた生徒の腹部に前蹴りを入れる。
    うぐ!っと嗚咽を漏らしうずくまる生徒・・・そりゃそうだ。走りこんだ勢いのまま腹部に蹴りが刺さったんだ。痛いだろうね。でも、

    「また起き上がってきたら面倒だしね。普段だったらまあここで終えるが・・・」

    「今は非常事態だし」っと近くにあった椅子を掴み振り上げ・・・

    「ゴメンね。名無しのエキストラ君。まあコイツは八つ当たりみたいなもんだよ。」

    思考も行動も冷静、そして合理的判断の下で・・・思いっきり振り下ろした。
[307]アス 08/10/29 16:42 sIANEusb1Q

    蟲たちがアスカの放つ9mm弾で打ち落とされる。
    「こいつ等の親玉は何処にいるんだ!」
    五人は、囲まれている。
    大勢の化け物どもに。
    「ここは一旦逃げるぞ!散会して、この学校の職員室で落ち合おう!」
    アスカが叫ぶ。
    詠子が走り出し、竹原が翼を生やすメイク『イーグルマスカラ』
    を着けて窓から飛び出す。
    そしてアスカはブーツが変形し、ローラースケートの様になったブーツで走り去っていく。
[308]森本 08/10/29 17:54 E-lv.N1
     結局、警備員はまた逃げ出した。
    「バッカヤロー!」
    捨てぜりふを残し、走った。
[309]ハバネロ 08/10/29 19:17 6xFP9JZp9g
    >>295

    「や、やめ、な、なんで…なんで…なんで…や、やぁぁ!!」

    星宮の脳裏には―あの光景が、あの光景があの…

    「ギゲギギギギギ!!何者だ!!結界を破った者はダレだ!!」
    ビヤーキーが興奮する。

    「ギギギ!!貴様!ハスター様に仇なす者か!!ギグゲギ!!貴様!!」

    星宮の頭上で…ハスターは星宮がかつて聞いたであろう台詞を再生機のように再生した。

    『なにこいつ?一人で昼飯食べてやんの…あ、泣き出したwwwキンメェーーーーーーーーーwwwwww』

    星宮の目が見開かれた。

    「あ…?!」

    「ギギギギ。ギギギギ、ギギギギギ……貴様だって本当は分かっていたはずだ!ギギグゲギギ。
    貴様に友人などいない。ギギ、友人と思っていた連中は皆貴様を疎ましがっている。ギギ。なぜ気づかない?」

    「…ちが、ちが、ちがう!!そんなの違う!!」
    星宮は涙をボタボタと流しながら…必死に否定した。必死に抵抗した。
[310]天塚 銀樹 08/10/29 20:10 E-xr47L
    「なん…だかよくわかんないけど…皆して凶悪発言は良くないよっ!!!」

    何が起きているかは理解不能。
    己の視界は信じられない。

    「…とりあえず皆!!!だまらっしゃい!!!人が一人苦しんどいてっ!!!」

    うるさいと叫び、小麦粉入りの玉を紅月、声の元へと投げつける。
    そして素早く星宮を抱き、連れ去ろうとする。
[311]八神 08/10/29 20:32 V-UJSI9
    >>309
    「何だ友達友達ってよ。そんなもんがそんなに大事か。友達なんざすぐ消えちまうもんなんだぜ?価値が無いと見ると簡単に見捨てていなくなっちまう」
    自分は何を語っているのか、と思いつつ言葉は止まらない。
    「親友だとか恋人だとか、家族だってそうだ。だから、弱い奴は、それに耐えられない弱い奴は――壊れるしかなかった」
    この異界の化生のせいか。少女の傷を刔るためだった言葉は、そのまま自らの傷を刔っていた。

    >>310
    「おわっぷ!?」
    突然不意に小麦粉入りの袋をぶちまけられ、怯む。しかしすぐ正気にかえり小麦粉地帯から離れる。気付けば二人とも既に見えなくなっていた。
    「ちっ……持ってかれちまったか。幸先の悪いこった」
[312]森本 08/10/29 20:46 x64zLkzf0E
    >>302
    「それで、どうしろってんですか?」
     森本は、足にゲートルを巻き始めた。
    「何を傷つけるのかくらい教えて下さいよ。」
[313]ハバネロ 08/10/29 20:56 6xFP9JZp9g
    星宮は自由に動けるようになった…ってことでOK?

    「…ちが…う…」

    うわごとのようにつぶやく。

    ―ついてきていたビヤーキーは笑いながら言った。

    「違わない。違わない!!仲間などときれい事を吐いておいて!
    あの男の言うとおりだ!星宮明!!」
    流暢な日本語で言った。

    「違う!!!」

    『…なに泣いてんの?意味不明なんですけど。オマエ』
    「やめろ、やめて、やめてよぅ……!!」
    『どんだけ鈍くさいんだよ…ありえな…』
    『おーいww暗いのが来たぞww』
    再生機のようにビヤーキーが記憶の中の言葉を再生する。

    「やめろって…言ってるだろ…!!」

    燈哥から這い逃れて、星宮はその血走った目でビヤーキーを見据える。
    それは星宮が無意識に押し込めていたシャドウ。
    今―マグマのように噴出してきたのだった。

    「殺せ!!殺せ殺せ殺せ!仲間などと言っておいて人は貴様を鬱陶しがっているのだ!」
    「…うるさい」

    「貴様は逃げていたではないか…」

    星宮の鼓動が早くなり、息づかいが荒く…。

    「人を恐れていたではないか…貴様は!友達などと貴様からほざいて、貴様が!!一番!!人間と関わるのを怖がっていたんじゃないか!グゲゲゲゲゲゲゲゲェェェェ!!」


    「…そーねぇ」

    星宮が彫刻のついたナイフを取り出す。

    「何で早く気づかなかったんだろ。
    殺せば良かった…自分を壊すんじゃなくて、みんなを消してしまえば―」
    星宮が押し込めていたシャドウは、ひどく毒々しく、攻撃的で狂暴だった。
[314]天塚 銀樹 08/10/29 21:36 E-xr47L
    >>313

    「明…ちゃん!?」

    極端な変容ぶりに燈哥は驚く。殆ど動けない。
    ビヤーキー…何だかよく解らないソレが話す言葉など耳にも止めない。

    「お前が原因かっ!?」

    今までより多い小麦粉をいれた玉を投げつけ…それに油を染み込ませ火をつけた結び丸めたハンカチ…
    燈哥式の簡易爆弾…

    「明ちゃん!?しっかりしてよ!?」
[315]馬超 08/10/29 21:38 EQaxnM/v2D
    >>311

    「ち、レスしてなかったから、間に合わなかったか」

    隼人は言う

    「しかたない、この木原マサキぶったやつを気絶させるしかないな、そし二人を追う」

    渡辺は言う

    >>300
    「挨拶はモットーですから、手かまだ3くらしかしてませんよ」


[316]馬超 08/10/29 21:42 EQaxnM/v2D
    修正
    >>311

    「ち、レスしてなかったから、間に合わなかったか」

    隼人は言う

    「しかたない、この木原マサキぶった奴を気絶させるしかないな、そして二人を追う」

    渡辺は言うと武器を構える
    >>300
    「挨拶はモットーですから、手か・・まだ3くらしかしてませんよ・・」
[317]八神 08/10/29 21:52 V-UJSI9
    >>313
    あ、うんokです。見えなくなるほど距離が離れるまたは視界が悪くなると効力はだいぶ無くなります。オーダー無しで放置されても効力は薄れます(30~45分ほど経つとほぼ無効)。

    †ここから本編

    「えーとここだったな、っと!」
    紅月が狙いを定めたのは――七星の属したクラス。
    「お、お前どこに行っていた八神!」
    クラス内に人はまばら。皆この異変に脅えている。威張り散らすしか脳の無い生活指導で体育科の嫌われ者な副担任。――まぁまぁ都合が良い。客が少ないのは多少残念だがな。
    「いやいや、こんな状況じゃあれでしょ?盛り上げようかなーと思って。ハハ」
    「お、おい……」
    副担任を押し退け教壇にたち、美術室から掻っ払って来た大量のカッターナイフをその上にばらまく。
    だれもかれもキョトンとしている。まぁどうせ、すぐ楽になるんだ。
    カッターナイフを適当に前の席の人間に投げて渡す。
    「え、え……?」
    「なぁに、やってもらうことは簡単さ。」
    教壇からいる生徒全員を見渡し、
    「『一番嫌いな奴をやっちまえ。……楽しいぜェ?』」
    全員の目の色が変わる。狂喜を帯びた目。……ただ一人を除いて。
    「お、おい八神何を言ってる!気でも違ったか!!」
    「るせぇな豚ゴリラ。てめぇは黙ってぶっ殺されてろ」
    そう言い放って副担任を群集の中へ蹴り飛ばす。さぁ、楽しい殺戮ショーの始まり始まり。
    「さあて、火花が来ないうちにおいとましますかね」
[318]ハバネロ 08/10/29 22:02 6xFP9JZp9g
    >>314
    「ギ!!ギゲゲゲッ!」
    ビヤーキーはもんどり打ってひっくり返る。

    「うるさい!!うるさいうるさいうるさい!!
    どうせ…どうせお前もっ!!お前も!!
    あたしの事など、あたしの事など!!ただのウザい女くらいにしか思っていないんだろう?!!」

    ナイフを振りかざして明は叫ぶ。

    「そうだ、そうに、決まっている。絶対…絶対に…!!」
    血走った目は、どこか怯えをはらんでいた。
[319]天塚 銀樹 08/10/29 22:17 E-xr47L
    >>318

    「…明ちゃん…そんな…私は…
    あそこまでしてくれといて友達じゃないっていうの!?」

    自分を本当にそう思っているのか訴えつつ、近づく。

    「明ちゃんは明ちゃんだよ…何があったか知らないけどさ…
    ひっくるめて、私は好きだよ?」
[320]ハバネロ 08/10/29 22:27 6xFP9JZp9g
    「う、う、だって、だって、だっ…って…っ」

    『うるせぇなぁ?!仲間とかうっとうしいんだよオマエ?!』

    ビヤーキーはゲラゲラと笑いながら―過去の記憶の声を叫び続ける。

    「ひっ……!!あ、あ、あ、あ、っ……!!」
    若干よろめきつつ、星宮は恐怖のままにかけだした。

    ―鼓動が鈴のように高鳴る。
    ―冷や汗は肌に突き刺さるように吹き出る。
    カベにぶつかり、階段の所で息が切れ、その場に座り込んでしまう。

    …その目は血走ってはいたが、恐怖におびえる―それもまた星宮のシャドウの一つだった。

    「き、ら、な、きゃ。
    切らなきゃ。っ、切らなきゃ…切らないと…切ら…な、い…とっ…」

    ゼイゼイという呼吸、ふるえる右手に握られたナイフは…3つのリストカットの所に押し当てられる。

    「恐い…恐い…!!怖い、こ、こわいっ…!!ひっ、あ、う……」
    涙でぬれた顔で―やはり目は血走ってはいた。
[321]特攻屋 08/10/29 22:39 E-wv2XZ
    >>219

    「お客さん、着きましたよ」
    「ああ、どうも」

    蓮田高校校門前にタクシーが止まり、一人の男…拳護を下ろし走り去って行く。

    空港を後にした翌日、蓮田高校の住所を調べた拳護は今蓮田高校校門前にいた。

    「ここがあいつらの通う学校か……にしても」

    そう言いながら拳護は校舎全体を見回し

    「下見に来ていきなり”当たり”か……さて、どうするかな」

    その目に異界を平然と写していた。

[322]天塚 銀樹 08/10/29 22:44 E-xr47L
    >>320

    「駄目っ!!いい加減怒るよ!?」

    厳しい表情になり明に駆け寄り…
    燈哥は星宮の両手を掴む。
    原因はよくわからないが、自分の姿が重なる…それに怒りを感じてしまう。

    「私が側にいるってのがそんなに不満なのっ!?私がそんなに嫌!?」

    燈哥が星宮の顔を見つめて叫ぶ。激しい表情だが、少しだけ悲しげだ。

    「無駄に…信じるからこそ世界は楽しいんだけどな…
    疑ってばっかじゃ、疲れるぞ?」

    いつの間にか…
    どこかでゴタゴタに巻き込まれていたらしい天塚がおいつき、星宮の顔をティッシュでふく。

    「…鼻かむ?」
[323]ハバネロ 08/10/29 22:50 6xFP9JZp9g
    「………う……ぐすっ……燈哥ちゃん……ひっく……
    ごめ…ん…あたし…
    あたし……!!燈哥ちゃんに酷い事っ……」

    力が抜け、糸が切れた人形のように燈哥によりかかる。

    「こわ…かった…
    ずっといじめられっ子だったからっ……誰かと友達になるのは本当は怖かった…!!
    でも…でも…燈哥ちゃんは…それでもあたしの事…」

    その目はもはや血走ってはいなかった。
    シャドウの暴走はなりをひそめ…そこにいたのは、ただ泣いているだけの星宮明だった。

    「ほんとに…ほんとにごめん…
    でも…ありがと…」
[324]天塚 銀樹 08/10/29 23:09 E-xr47L
    >>323

    「…どういたしまして♪」

    ニィッと笑い、彼女は頭を撫でる。しかしまたあの変なの…ビヤーキーには会いたくない。

    「銀樹…私のスカート捲って…」

    「はいはい。」

    色気の無い、捲ったジャージが目につき…四次元スカートの中には様々な玩具や火種…

    「蝋燭、鉢巻き、ライター…まいフレンドを痛めつけた罪は…」
[325]ハバネロ 08/10/29 23:18 6xFP9JZp9g
    「あの…あんましスカートめくっちゃ…」
    やや顔を赤くし―かつ目をそらしぎみに星宮は言う。

    「それに…あんな怖いのと戦っちゃだめだよ…危ないって!」

    よりかかってた状態から顔を上げたので、顔と顔が近づいた状態で星宮は言った。
[326]森本 08/10/29 23:21 E-lv.N1
    逃げて、逃げて、どこかの教室に逃げ込んだ。
    警備員は、校長を投げ出して、倒れるように床に座った。
    警備員のそばには、死体があった。生徒の死体。カッターが胸から生えていた。顔はぐちゃぐちゃで分からなかった。
    警備員は胃の中を空にした。
[327]ハバネロ 08/10/29 23:25 6xFP9JZp9g
    「ギギギギギ……」

    「ったくよぅ、キリがねぇっつうかなんつうか!」
    ハバネロは3体目のビヤーキーに鉛玉をぶち込んで、ため息をついた。
    実習練の廊下を早足で歩く。

    「こいつら弱っちいくせに数だけはいやがる…やっぱし結界を破ったから怒ってるんかねぇー…」

    (あいつら無事なんだろうな…?まあ信濃はピースメーカーがあれば大丈夫か…持って来てればの話だがな…)

    「しっかしまぁ…ハスターはどこにいるんですかねー。それが見付かれば…。」
[328]天塚 銀樹 08/10/29 23:28 E-xr47L
    >>325

    「…漢には、やらなきゃいけない時があるのよ…
    特に、こんな可愛い女の子を泣かせるなんて…」
    「いや、お前女。」

    「ぁ、そっか。さっきの可愛い女の子、友達に訂正ね?」

    天塚の漫才をしながら、頭に鉢巻きと蝋燭を巻く。
    そうして楽しげに、星宮の鼻を人差し指で連打する。

    「最悪この前【もらった】銃があるし…大体私は正義の味方だよ?」
[329]ハバネロ 08/10/29 23:34 6xFP9JZp9g
    「ん……、んうー……」
    鼻を押されるごとに、目をつぶってうなる。

    「おや…あれは…」
    ハバネロがタバコでも吸うかとジッポを取り出したとき、階段の所に3つの人影。

    「おお、天塚に信濃じゃないか…あと何故か星宮まで!何故に信濃に抱きついてんだよ…」
    「あ!ハバネロー!やっほー。あ、そのジッポ使ってくれてた?嬉しいなー…」

    「ツマンネ。ツマンネ。人間ツマンネー。」
    ビヤーキーがバサバサとうるさい音を立てて飛びまくる。退屈そうに…

    「あっぶね…星宮!信濃!下がってろ!」
    ハバネロは銃口を向ける。ビヤーキーに鉛玉を―

    「アーーーーッ!!弾切れたーーーーーー!!」
    間抜けだった。
[330]森本 08/10/29 23:40 E-lv.N1
    >>327
     警備員は銃声を聞いた。銃声のした方に向けて歩いていく、校長は途中で宿直室に寝かせた。
     男を見つけた。銃を持っている。
    警備員はハバネロに警棒で殴りかかった。
[331]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 00:21 IHy0i0ZKAD
    >>312
    「とりあえず、『総帥』に会う前に仕事ができてしまいましたしね……そっちの仕事を片付けましょう。今は自由行動で結構ですよ。時がくればまたお迎えにあがりますから」
     そういってガンシップは蓮田高校裏手にある適当なビルの上に着陸する。
    「どこかが『人払い』してくれたようですし、好きに動き回りましょう。僕らは僕らでね?」
     先日みた数名の不気味な私兵をつれて、カイゼルはガンシップから降りていった。行き先は間違いなく蓮田高校……かくして役者は揃いつつあった。
[332]八神 08/10/30 00:30 V-UJSI9
    「次は職員室にでも行くか」
    行きがかりにクラスを崩壊させたりビヤーキーを捻り潰したり叩き潰したり生徒を窓から飛び降りさせたり窒息死させたり好き勝手しながら校内を闊歩する。そして職員室に近い階段へ差し掛かる時。
     「いい加減目覚めなさい、ナナセ」
    かつん、と音を立てて白い少女が舞い降りた。どくん、と心臓が跳ね上がる。
    「誰だ……お前」
    「私はナナセにしか用が無いの。寄生虫は早くどこぞへ消えてくれないかしら」
    ずくんずくんずくん、と鼓動が速くなる。どうしてだ?
    「聞こえているのでしょうナナセ。早くこんなのは追い出してしまいなさいな」
    「ハッ……!さっきから好き勝手言ってるがな、この体は既にオレのもんだ!何の用だかしらねぇがてめぇもこの見知った体で目茶苦茶に――」
    目の前の女を強く睨み付ける。全てを意のままにする能力――
    「出来ない」
    ――発動しない?感覚がない。いくら同じようにやっても――
    「どうして――どうしてどうしてっ!何故、何故発動しない!!糞ォっ!!」
    彼は走り出す。彼女から逃げるため。
    ――結局オ前ハ力ノ無イ役立タズ――
    「違う!違う違う違う違うッ!!」
    そして、己の傷から逃げるため。
    「オレは力を得た、オレは代償を払って力を得たんだ!もう蔑まれる理由は無い、オレを蔑む奴なんて居ないんだ!」
    いない、はずなのに――!!
    彼はボロボロの心を抱え校舎内を出鱈目に走り続ける。
[333]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 00:32 GoRGEoUS
     道化の仮面を被ったそれは……笑っていた。
     終わってしまった物語に。そして、再び始まってしまったその物語に。「クカカカカカ……やレヤレ……終焉にモ邂逅ニモ絶望せズに此方に来た甲斐ガあっタ。こチらの世界モ実に滑稽。実に愉快。こレは本当に……」
     道化の仮面は哄笑する。
     終わってしまった物語に。そして、再び始まってしまったその物語に。
    「横槍ノ入れ甲斐ガ在る……!」

     そして、校内に新たに溢れる無数の影。
     それは魔術的な転移召喚。一瞬のうちに転移して乗り込んでくる無数の第三者。

     それは巨大な肉切り包丁を持った。無数のマネキン人形達だった。

    「本来、私ハこノ舞台に上がルべき役者ではナイノですガ……こんな興味深い事、端で見てるナンテ、とテモとても出来まセンヨ……クカ、クカカカカカカ!」
[334]森本 08/10/30 00:35 E-lv.N1
    >>331
    「この結界の中で暴れるんですか?」
    森本はすっかり準備を整えていた。
    「おろ?自分の同類も来てますよ。ロボフ、出て来いよ。」
    物陰から灰色の軍服を着た大男が出て来た。
    「織部、色々聞きたい事があるが、まあいい。」
    ロボフはしかめっ面で言った。
    「カイゼルとやら俺は事態を破壊しに来た。あんたらと、目的がかぶるなら、織部を貸して欲しい。」
[335]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 00:35 IHy0i0ZKAD
    >>332
    「ン? おやアレは……」
     マネキンの群れの中にいる道化の仮面が八神……いや、八神であって八神ではないそれを見つける。
    「ホほう、こちらデハは『そんな形』にナって居まシタカ……いや、実に面白い。ヤはリ横かラ混ざって正解デシたヨ……クカカカカ」
[336]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 00:39 IHy0i0ZKAD
    >>334
    「ご自由に。最早、あそこは混乱と混沌と混迷の坩堝……迎えは後で寄越します。今はご自由にどう……ん?」
     高校の方に意識を集中させる。
    「様子がおかしいのは元々ですが……なんか、言葉にし辛いけれど……明らかな異物が混ざっているような感覚が……ふむ、思った以上のようですね」
[337]森本 08/10/30 00:44 E-lv.N1
    「有り難い。」
    ロボフは鷹揚に礼を言った。そして、校舎に近づいていく。
    「それでは、行って来ますね。」
    森本はにこやかに、言うとロボフの後を追った。
[338]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 01:09 ikc3hNj2MX
    >>332
    「・・・そういや、あいつ等(星宮達)今頃どうしてるかな・・・)

    ぶくつくさ呟きながら呑気に歩く。本来なら「コイツ一人だけ何平和にやってんだ!?」と怒られそうだが、実を言うとそうでもなく、

    「さっきから発狂した馬鹿共にしか会わないしなぁ。」

    それを右手に持ったものが雄弁に物語っていた。どこぞの木製の椅子の足を折り、即席の武器として持ち歩いているのだろう。
    彼の手には警棒ほどの長さの木製の棍棒が握られ、それは誰かの血で盛大に汚れていた。

    「まあ適度にストレス解消にはなったからいいが・・・そろそろ話が出来る誰かに会いたいものだ。」

    そう言った直後曲がり角に差し掛かる。

    「ん?」

    向こうから誰かが走りこんでくる足音がした。

[339]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 01:29 IHy0i0ZKAD
    >>338
    「……? 彼ハ確か……成る程、コチラでハ抜擢サレまシたか……クカカカカ……いヤ実に愉快。実二面白い」
     黒田を見つめる虚ろな道化の仮面の眼窩。
     それは笑う。
[340]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 01:55 ikc3hNj2MX
    >>339
    「!?」

    ぞく!!っと急に背筋に冷たいものが走る。
    何故だろう、とっても嫌な予感と無いはずの嫌な思い出(前スレでは捕まったところで終了(笑))が頭をよぎる。
[341]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 02:28 IHy0i0ZKAD
    >>340
    「クカカカカ……怯えル必要ハありマセンよ。私も今ハ様子見の段階……スグにどうコウしよウとは思っていマセン」
     道化の仮面が黒田のすぐ横にたって言った。
[342]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 02:42 ikc3hNj2MX
    >>340
    「なッ!?」

    あまりの出来事に驚きの声を上げ、反射的に右手で持った棍棒を構えるが・・・

    「・・・」

    こんなもので太刀打ちできるはずが無い・・・頭で考える前に本能でそれを悟り、それを捨てて敵意がないことを示す。

    「・・・誰だよアンタ・・・『僕』に何か用か?」

    得体の知れない恐怖を感じるものの、冴えた頭では目の前の相手が話せるという事実を認識し、無意識に会話という行動に出た。
[343]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 02:58 IHy0i0ZKAD
    >>342
    「私デスか? フむ、コチラ側に私が居ルかドウカは分かリマセンが……まぁ、ドちラにせよ、恐らク今ハ一般人でアろう、『黒田君』は知らナイでしょうし……良いデショう、でハまず、お近づキの印といウコとで自己紹介をば」
     何故か黒田の名前を知るその道化の仮面は大仰に会釈のジェスチャーをしながら言葉を紡ぐ。
    「私の名はアラン・スミシー……シがナイ人形使いでス。『マリオネイター』などト呼ばレル事も在りマシタが、こっちデ名乗るノハ初めテですカラね。恐らく、貴方に名乗るノガ初めてデショウ……クカカカカカ」
     アラン・スミシーと名乗ったその怪人物はカタカタと笑う。
[344]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 03:11 ikc3hNj2MX
    >>343
    「『マリオネイター』?・・・あー、とりあえずアラン・・・さんとでも呼べばいいか?」

    色々と突っ込みどころはあるが、そこはひとまず置いておく。
    相手は得体の知れない仮面野朗で、素人目から見てもヤバイと感じる『何か』だ。
    情報収集は二の次、最優先すべきはまず、

    「ああ、分かった分かった。そのアンタ・・・アランさんは人形遣いで一部には『マリオネイター』とか呼ばれてるんだよな。
    そして何故か俺のことも知っている・・・・ん?」

    え?なんで?


    その疑問を頭をフル回転させて解を導き出そうとし、

    「・・・もしかしてアンタ『呪い十字』んとこの誰か?えーっと・・・誰だっけ?ああ、あのカノンとかいう女顔の知り合いか何かか?」

    唯一の心当たりに行き着き訊いてみる。
[345]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 03:19 IHy0i0ZKAD
    >>344
    「ハイ、そのヨウに、お呼ビ下さイ……『マリオネイター』よりハ、アランと呼ばレタ方がコチラとしても好都合ですし……何せ、こチラで『マリオネイター』が……いや、ソモそも私も存在シテいるノかどうかモ分かりマセンからね……ほほう、『呪い十字』はアッて……しカも、『処刑人』はマダ生きテイルんでスカ。成る程、これは面白い……」
     まるで謎掛けのようなことをアランは語る。
    「ええ、知リ合いデしたヨ……恐らク今は私が一方的に知っテルだけデショウがね? クカカカカカカカ!」

[346]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 03:41 ikc3hNj2MX
    >>345
    「?・・・まあ生きてるよウン。」

    流石の黒田も今の返答には首をかしげる。まあとにかく話を整理しよう。
    このアランさんとやらはカノンの知り合いで、今は一方的に知ってるだけの関係。
    しかも『呪い十字』のことも知っている(どうも様子はおかしいが)わけだ。要するに・・・

    「旧支配者とかそういう類じゃないわけだ。」

    ひとまずホッと胸を撫で下ろす。このアランという怪人がいかに怪しくても、少なくとも自分が襲われる理由は現時点では存在しない。
    まあ相手が旧支配者とやらだったら、理由はなくとも自分の身は危ないが、コイツは見た限り理由なく俺を殺そうとかそういうのはなさそうだ。

    「よしよし、安心した。少なくともアランさんが話せる相手でよかったよ。」

    こんな仮面の怪人が他の生徒と同じように発狂して襲い掛かってきたらマジトラウマもんだ。

    「ところで・・・アランさんは『聞こえてない』のか?
    見たとこ平気そうだけど・・・」

    自分にはなんだかんだでまだ耳障りな音と声が聞こえている。
[347]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 03:49 IHy0i0ZKAD
    >>346
    「お褒めに預かり光栄でス……クカカカカ……しかし、旧支配者? クトゥルフ神話……ネクロノミコンに記さレタ怪物デスね……でも、アレはラブクラフト氏の創作物デあッテ現実ニハ存在し得ナイ筈なのデスガ……なるホド、コチラではソレも現実の一部に成ってイルわけですネ。話が見えてきましタヨ」
     仮面で顔は見えないは、アランのその仕草には思案の色が見える。
    「『聞こえてないのか?』……とイイますと……いや、ナルホド、アくまで推測ですガ、その音とやらが私に聞こえナイのは恐らく私が『完全なイレギュラー』だからデショウね」
     そうでもなければ精神干渉への耐性が高すぎるせいだが……まだ、旧支配者とやらの力量は分からない。
     アランはあえてそちらの可能性は口にしなかった。


[348]森本 08/10/30 12:54 E-lv.N1
    「ねえ、ロボフは何で僕に声をかけたの?」
    織部は無邪気に聞いた。
     ロボフは答えず、結界に特殊爆弾を貼り付ける。
    「新型かい!よくやるわ。」
    織部は減らず口を叩く。
    「結界が安定していない。」
    ロボフはポツリと言った。
    「中でドンパチしてるんでしょ。取り合えず、突入!」
    爆弾はその力を持って二人を結界内にいれる時間を僅かに作った。
     二人は校舎に向かった。
[349]アス 08/10/30 16:28 sIANEusb1Q
    ビヤーキー達がまとめて蒸発する。
    アスカのプラズマ砲である。
    「・・・・散開したのはまずかったかな・・」
    少女達がいた。アスカはそれを見逃さなかった。
    「あいつ・・・確かさっき星宮とかいった奴だな。」
    アスカは、『リベリオン』を背中に掛けて、ダッシュで近づく。

[350]馬超 08/10/30 17:33 1RTtnN3OKs
    >>332

    すると

    プスと何かを刺された

    「やった見つけたで」

    隼人は言うと

    「麻酔の効き目があればいいが」

    と渡辺は言う
[351]ハバネロ 08/10/30 19:22 6xFP9JZp9g
    「ギェェェェェェェェェェ!!ハスター様はお怒りだ!ハスター様の怒りは頂点!!この結界を破り…ギゲゲ、あまつさえ下等生物共に蹂躙…」

    ビヤーキーはどこからともなく沸いて出る。


    「いたい!いたいッス警備員さん!ヤメテ!!」
    ハバネロは真面目に痛がる。

    ハスターの怒りかのように、ずるずるという音は音量を増していた。
[352]天塚 銀樹 08/10/30 19:36 E-xr47L
    >>351

    「仮面ら…ぁ~…仮面のヒーロー燈哥ちゃんガンフォーム!!!」


    どう考えても自分はライダーではないという事実に少しつまったが…
    言いながら愛用の狐のお面を付けて、いつぞや借りた鉄砲を構える。

    「イキナリトドメだっ!!!」

    片手で持つには重い為、普通に両手でハバネロ付近のビヤーキーを撃つ。

    「流石だ燈哥!!俺達には出来ない真似をしてくれるっ!!
    だけど俺の毘沙門天がっ!!!毘沙門天がぁ!!」

    燈哥は反動に少しよろけて、近くの壁にぶつかった。
[353]ハバネロ 08/10/30 19:41 6xFP9JZp9g
    「な………」

    ハバネロがリロードを済ませたときには、ビヤーキーは息絶えていた。

    「ナイスショット……」
    「燈哥ちゃん、大丈夫?!」
    星宮は慌てて燈哥に駆け寄った。
    「頭とか…どこかぶつけてない?大丈夫?」

    (よりによってSAAを使いこなすだと…?!この女…ただ者じゃない!)
[354]天塚 銀樹 08/10/30 19:51 E-xr47L
    >>353

    「ふふふ…どうやら私の危険を肩代わりしてくれた娘がいるみたいだから…」

    悪癖で制服に吊るした天塚制作毘沙門が壁と燈哥に挟まれ…ヒビが入る…
    それを制服から外し…見せて笑う。

    「嘘つけ!!!テメェよろめいただけだろっ!!!
    俺の半日と毘沙門天を返せっ!!!」

    燈哥はニッコリとソレを渡す。乱暴に渡したせいか、真っ二つになった。

    「…」

    「…」

    「フハハハハ!!!
    燈哥ちゃんガンフォームにかかればロンドンの怪人霧男も、たかだか撃鉄が云々だろうとモウマンタイなのだ!!!」
[355]ハ神 08/10/30 19:59 V-UJSI9
    今回はちょっとばかりビキッと来たよ……
    星宮ちゃんみたいないじめてフラグ立ってるキャラとか非戦闘員ならともかく戦闘員に問答無用に麻酔とは(ハバネロさんはじめ他の方々怒ったらゴメン)!

    †
    >>350
    「で、麻酔打ってその後は?」
    冷たく言い放つのは紅月。狂乱のままに殺戮を繰り返しその体は返り血を浴びていない部分のほうが少ない。
    「野蛮人が正義気取りと武器を持つとまるで良いことが無いっていういい見本だなぁオイ?馬鹿と鋏は使いようというが鋏持った馬鹿なんざ使い道がありゃしねえ」
    麻酔は刺さる前に針が曲がり、さらにその薬剤を貯めた部分が破壊され全て失われていた。
    「自分には力があると自覚しきっているな。オレはそういう奴らがこの世で一番大ッ嫌いだったんだよォ!!」
    紅月の瞳が憎しみに輝く。渡辺と隼人に物凄い力がかかり地面に叩き付けられる。
[356]ハバネロ 08/10/30 20:07 6xFP9JZp9g
    「そっか、良かった…ケガしてなくって…」

    ―学校は混沌に包まれていた。

    「そうだ、八神くん…どう見てもおかしかった。あれはもう、八神君じゃない…!!
    燈哥ちゃん、あたし行ってくる!放っておけないもん!」

    「ええっ、どこ行くんだおい!危ないって!」
    タバコを吸いながらハバネロも星宮を追いかける。

    …紅月の元へ…。
[357]馬超 08/10/30 20:15 jALYvIlhUO
    残虐だし、ハ神を傷つけたくないし
    >>355
    「ふ~ん…他人身体のとって…なにを言う」

    と渡辺は置きやがった

    「(やはりわいには無理か…)」

    と倒れている隼人は思った
[358]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 20:19 ikc3hNj2MX
    >>347
    「『完全なイレギュラー』ねェ・・・」

    言っていることはいちいち分からんが、まあ細かいことはどっちでもいい。問題はこれからのことで・・・

    「まあいいや。どっちみちアンタの目的は『僕』じゃ理解できそうに無いしね。
    とりあえずアンタに敵意が無いことと、精神も正常だということは分かった。それで十分だ。」

    とりあえず先ほど放った棍棒を拾い、

    「しかしアランさんさ、どっから入ってきたの?どうもこちらからは外に出れそうに無くて困ってるんだよね。」

    いきなり教室のガラスをガシャンと割り、それを叩いてある程度細かく砕き始める。
    一見すればイライラしての行動のように取れるが、当の本人の口調は普通で、行動の一つ一つも淡々としており作業のように思える。

    「さっきから同じ学び舎の人間に襲われてさ。まあ『仕方ない』から返り討ちにしてんだけど、いやぁ良心が傷むんだよね。」

    良心が傷むとか言ってる割にはとても爽やかな笑顔で話しながら制服の上着を脱ぎ、それで割ったガラスをくるんでいく。

[359]特攻屋 08/10/30 20:31 E-wv2XZ
    >>321

    結界を前にしばらく立ち尽くした拳護は、学校の敷地のカベにそって歩き出した。

    「……とりあえず周りを確認するか」

    学校の周りを歩く”箱を背負った男”……不審人物と見られてもおかしくない状況である。
    そんな拳護の視界に、カベの側に止まる車が入った。

[360]天塚 銀樹 08/10/30 20:37 E-xr47L
    >>356

    「燈哥、俺達は安全を確保するため八神君に会うか…
    皆の安全を確保する為にクラスに向かうか…」

    また、あの虫が煩い…
    イライラする、だが生憎…天塚を発狂させるには至らない。
    殺意は沸くが、その程度だ…

    「…クラスにいくの?元凶をたたなきゃ…駄目だよ?」

    「…燈哥。…とりあえず…死の…じゃない…
    家庭科室前を占拠して、誰にも武器を与えない。且つ調味料を得る!!!」
[361]馬超 08/10/30 20:38 jALYvIlhUO
    キットは思った、何かを忘れている

    「あ、エイボンの書を渡すの忘れた」

    ごそごそと遺跡で見つけたエイボンの書をだした
[362]ハ神 08/10/30 20:54 V-UJSI9
    俺は一応この学校異変編で紅月は退場で七星復帰の予定で書いてるんだけどね……
    残虐っつってもプレイヤーキャラ殺す予定も無いし
    何より麻酔なんかで楽して無力化しようという魂胆がいらついたわけでね。

    >>357
    「ハッ……もとよりこの身体はオレがオレの為用意したものだ。てめぇらが口出す話じゃねえ」
    紅月がガラス窓を睨むとそれが割れ、立ち上がろうとする渡辺目掛け破片が加速をつけて飛んで行く。
[363]ハバネロ 08/10/30 20:58 6xFP9JZp9g
    「八神くん!…じゃないんだっけ…
    そこの…八神くんの体の人!!」

    ハバネロが横で、星宮危ないから下がれと小声で言っている。

    「えっと…あの…
    あたし、星宮明っていう名前なの。貴方の名前は?何ていう名前?」

    ハバネロは絶句した。

    この女。とうとう敵にまで自己紹介しやがったか。

    (しかし…)
    ずるずるという音はまだ脳内にうるさく響いている。

    (この音…どうにも上から聞こえてくるような気がするが気のせいかね?
    2階…いや3階…ひょっとすると屋上か?)


    そのころ、ハバネロたちが入った入り口のあたりに…情報屋ナイアはいた。

    「ハスターか…ずいぶんとまぁ、大胆なことを。
    面白くなってきているね…下等生物共がゾロゾロ集まってきてるし…」
    とりあえずそこに立っているだけだった。
[364]馬超 08/10/30 20:58 jALYvIlhUO
    「無駄、」


    渡辺の身体から、火が出た


    そして、ガラスの破片をが溶けた

    「ち、ここで能力を使いたくなかっのに、まぁ仕方ないかな」
[365]ハ神 08/10/30 21:25 V-UJSI9
    >>364
    「火の能力ってわけか……」
    しかしガラスを溶かすか。なんか面倒くさそうなやつだ。
    「これならどうだよ?」
    倒れたままの隼人の体が持ち上がり、渡辺に向かって投げ付けられる。

    >>363
    「(なんだあの小娘……一体どんな神経してるんだ?)」
    紅月は一瞬ちらと星宮を見、
    「お前はまたブッ壊されたいのか?」
    そう言い放った。
[366]ハバネロ 08/10/30 21:29 6xFP9JZp9g
    「え?えーと…うーん…壊されるとかじゃなくって…
    ただ貴方の事が知りたいなーっって。それだけ。
    ね、ね、八神君はさ…『まだそこにいる』のかな?」

    ハバネロは煙草を吸いながら紅月を見る。

    「強い…てか、俺より強いんじゃないんスかあんたは?」
    確かに八神ではない。

    (しかしまぁ、面倒な事に…局長にまぁた怒られるぜ…)
[367]馬超 08/10/30 21:35 jALYvIlhUO
    >>365


    「おっと、すいませんね」

    と軽々しく、隼人を掴み、下に下ろして、何かをビシッと燃やした

    「すまん、あれ…なんか動けるようになった」

    「奴が操っている…見えない糸のような神経…それだけを燃やした」
[368]流星 08/10/30 21:37 *zKw8LkUETEQ*PZjspRDJ58
    返信遅れてサセーン。

    >>298

    流の第六感が狂ったように呼応する。

    ―――コイツはヤバイ。もう色々な意味で。

    彼の全身に行き渡った感覚神経が悲鳴を上げる。
    大脳からの信号は伝わっている。両手足も麻痺した訳ではない。
    臆している訳でもない。伊達や酔狂で裏の世界に足を踏み入れたのではないのだから。


    だが、目の前の(十中八九で)"変態"は、既に眼前へと迫っていた。


    右腰に収められた拳銃を抜く気にもなれない。
    兎に角、自らに出来る精一杯の抵抗として、目の前の変態に口を開く。


    「…始めまして。」
[369]ハ神 08/10/30 21:50 V-UJSI9
    >>366
    「うるせぇ……ッ、うぜぇッ」
    気分が悪い。完全に星宮にはシカトを決め込んだ。

    >>367
    そう言った途端、紅月の瞳が鈍く輝き隼人の頭部と渡辺の頭部が激しく衝突する。
    「ハズレだよ。お前らには『統制の奪取』は使ってない。何やってるかわかんねえとこのままなぶりものだぜ?」
    さらに紅月はカッターを取り出し投げ付ける。
[370]ハ神 08/10/30 21:53 V-UJSI9
    >>369
    「鈍く輝き」の後に「隼人の頭部に殴られるような衝撃。」を追加してください。ごめんね
[371]ハバネロ 08/10/30 21:56 6xFP9JZp9g
    「………むう………」
    「分かったろ、星宮。こいつは八神じゃねぇ。
    八神なんかよりよっぽどタチの悪い糞野郎!それ以外の何者でも無い!!」

    コルト・ガバメントを取り出し、弾をリロード。

    「え、ちょっと?!」
    「安心しなって。殺しなんてしたらそれこそ局長に殺されちまう。
    まあでも…風穴の一つや二つがご愛敬ということで!!」

    ガン!!ガンガンガン!!!

    4回引き金を引き、けんせいの意味も込め…、銃声が轟いた。
[372]流星 08/10/30 21:56 *zKw8LkUETEQ*Rzffe7Xow/
    >>366

    日守秋星はバカである。
    通常の人間とベクトルの異なる生き物である彼は、想像もしていなかった展開に足を踏み入れている。

    ◆

    「・・・どーしよ、迷っちゃったぜ。」

    竹槍の先端のように鋭利になったパイプ上の得物を携えた黒コートは、悠々と校内を歩いていた。
    時折現れる発狂した生徒に向けてパイプで一突き、卒倒させる程度の仕事しかしてはいない。
    脳に直接語りかけてくる雑音ですら、彼の思考回路にとっては全くのイレギュラーに値しなかった。

    「確かに耳障りな音ですけどネ。 要は意識の問題さ、意識のネ。」

    ドアを蹴り破って現れた体育教師をヤンキーキックで一蹴して、やっと見つけた階段を昇る。

    雑音と共に現れる異形の物体。
    だが牙を剥く殺人鬼にとっては、何ら問題にもなりはしない。

    「さて、この道が吉と出るか狂と出るか・・・。」

    四階の階段を越え、屋上へと繋がる扉を見つけた。
    そして、黒コートは躊躇うことなくそのドアノブに手をかけ―――。
[373]流星 08/10/30 21:58 *zKw8LkUETEQ*Rzffe7Xow/
    >>372

    Shit!! アンカーミス!!

    >>363の「2階…いや3階…ひょっとすると屋上か?」にアンカーということで。
[374]ハバネロ 08/10/30 22:02 6xFP9JZp9g
    屋上。

    結界は、屋上では幾分か弱まり、ドームのように展開していた。


    空間を埋め尽くす無数のビヤーキー。

    その中心でずるずるという音を発する…ハスター。
    常人なら発狂するであろう。

    「ギギギギギギギギギ………」
    ビヤーキーは金切り声を上げる。その声は合唱と化し、意味不明な恐怖感を見るものに与えた。
[375]馬超 08/10/30 22:06 jALYvIlhUO
    >>369

    ザク

    「あいにくねえ…こんなのあれに・・比べれば…いたくもわるくねぇんだよ!!」

    渡辺は手、でナイフを受け止め、身体の自由を取り戻した瞬間、八神を殴った
[376]森本 08/10/30 22:13 x64zLkzf0E
    「どりゃあああああああああ」
     森本はビヤーキの群れに突っ込んでゆく。銃剣、手榴弾、弾丸はほとんだ放たれない。
     放つのは、ロバフだ。RPK(軽機関銃)をまるで普通のAK-47のように扱う。常人がコントロールを失う7.62ミリの鉄鋼弾をばら撒く、その姿は戦車のようだ。森本を援護しつつ、森本が開けた道を歩く。ロバフが襲われると森本はロバフのそばに戻る。
     二人はお互いをカバーしつつビヤーキを葬っていた。
[377]ハ神 08/10/30 22:21 V-UJSI9
    >>371
    「!!」
    拳銃の音に敏感に反応し、射線から外れる動作をとるが、

    >>375
    「がふっ!」
    渡辺への注意が疎かになり、拳を一発貰ってしまう。だが、
    「……利用させてもらうぜ?」
    紅月は倒れながらハバネロに卑劣に笑いかける。
    ――一つの弾丸が軌道を僅かに反らし、渡辺の体を貫いた。
    「……チッ、急所じゃねえ」
[378]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 22:23 ikc3hNj2MX
    >>368
    「初めまして。」

    眼前に来たところで踏みとどまり、フランクに挨拶する。
    顔の上半分は仮面で隠れて見えないが、隠れていない口元がニヤリとしていることから、笑っていることがうかがえる。
    しかし近くで見るとそれはもう怪しいことこの上なく、2メートル近い長身が山のような威圧感を出していた。
    そびえたつ変態・・・はニヤニヤと笑いながら流を嘗め回すように観察し、

    「お仕事ご苦労さま。君も大変だねェ。」

    すんげェ馴れ馴れしい態度でいきなり肩をポンポン叩いて慰労してきた。
[379]森本 08/10/30 22:26 x64zLkzf0E
    >>351
    「……」
     警備員は気絶していた。
[380]ハバネロ 08/10/30 22:27 6xFP9JZp9g
    「あ、れ…?」

    弾がそれた?

    マジで?

    「おいおい…マジ…で?俺の人知を超えた能力?」
    ため息を一つつく。弾のムダ使い。
    「なら…話は早い!!」

    ハバネロは八神にいちべつし、そして―

    逃げ出した!!

    「フハハハハハハハ!!弾が当たらない敵なんぞ攻撃してたまるか!
    渡辺!!お前をオトリに使わせてもらう!!弾が当たっても恨むなよなぁ!!クハハハハハハ!!」
    カベの陰にかくれて弾をリロード。隠れながらねらいなぞ気にせずに2,3発お見舞いしてやる。


    そう。ハバネロはほんとに人でなしなのだ。
    「ちょっとハバネロ!さいってー!!」
    血まみれの教室にかくれた星宮もさすがに怒った。
[381]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 22:34 *Ql5aEOorQNd*IHy0i0ZKRj
    >>316
    「3つ『も』……ですよ。まぁ、人様の組織の事ですから構いませんがね……ところで、貴女達、『コールドハンド』にちょっかい出すつもりのようですね?」
     通信機の向こうの男の声のトーンが下がる。

    >>358
    「あア、私は最初かラ中に居タだけデスよ。外へノ出方はダいたイ見当がつイテいますが……確実デハありまセンね」
     肩を竦めるジェスチャーをする。
[382]森本 08/10/30 22:38 x64zLkzf0E
     最後の一体に銃剣をさす。
    「おろ?急に虫がいないくなったねえ。それに、やばい奴がいる。
     森本はビヤーキの体液で汚れていた。
    「確かに、いる。」
     ロバフはドラムマガジンを交換した。見届けた森本は、小銃に球を詰めボルトを往復させた。

     しばらく、歩くと警備員が倒れていた。銃でもって脅しつけて何があったか聞く。最後に、もう一回気絶させた。

     そのまま、走る。
    「親玉はどこだ。」
[383]流星 08/10/30 22:40 Rzffe7Xow/
    >>37

    見渡す限りの、悪夢。

    神話の断片を覗き込んだかのような錯覚に襲われる空間。
    知覚したと同時に脳内へ流れ込む恐怖と悪意の固まったイメージ。

    現実世界の一部でありながら、そこは確実に異世界と化していた。

    ◆

    学生が昼食を取るために屋上へ上がるような手つきで、黒コートはドアノブを捻る。

    足を踏み入れた瞬間に流れ込むイメージ。
    アウシュビッツのガス室さえも生ぬるく感じることが出来る。

    「うおっ・・・!?」

    全うな人間として扱われなかった男ですら。
    常人とは異なる鏡面の世界で生きる悪魔憑きですら。
    その眼前に広がる悪夢からの精神干渉を弾き返すことはできなかった。

    「クソッ、冗談じゃないぜ・・・。 急いで流先生、あのハバネロ喰ってた野朗に報告しねーと・・・。」

    ふらつく足元を自らの得物で支える。
    意識も回復してきた。全身の神経も十分稼動させられる。


    ―――問題は、生きてこの屋上から脱出できるか、だった。
[384]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 22:42 ikc3hNj2MX
    >>381
    「ふーん、となるとやはり頼みは『特殊課』と『呪い十字』か・・・・」

    修学旅行中のこともあり、奴等が頼みというのは気に喰わないがまあ仕方ない。ここはひとまず頭を切り替え、

    「じゃあひとまず他の連中と合流を試みるか・・・アランさんも来る?」

    そろそろ行動するとしよう。ガラスをある程度制服でくるみ、それを手から提げて『僕』は立ち上がる。

[385]ハバネロ 08/10/30 22:44 6xFP9JZp9g
    「ギーッギッギッギッギ…人間。
    ハスター様はお怒りのご様子だ。
    結界が破られ、あろうことか下等生物ニンゲンがゾロゾロやってきているのだ。
    ギギギ、オマエ、ギギ……ここに来たのが運のつき!!
    我らの晩餐となりはてろ!!」

    ビヤーキーが一斉に飛びかかる。屋上をうめつくしていた怪物は雪崩のように秋星へ襲いかかった。
[386]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 22:48 *Ql5aEOorQNd*IHy0i0ZKRj
    >>384
    「そうデスね……こチラの舞台がドウナッているノカ気になりますし……同行しマショうか。宜しクお願いシマすよ『黒田君』……クカカカカ」
     大仰に手を広げて会釈する。
[387]馬超 08/10/30 22:49 NzXoy2aU.Q
    >>381
    「それは危険だと察知しましたから」

    と報告書を見ながら言う

    「それにしても…結局どなたですか?」

[388]流星 08/10/30 22:50 Rzffe7Xow/
    >>378

    (訳分かんねェ!! 何だ、変態なのか、マジで変態なのか!?)

    脳内に魔術回路のようなモノがあるならば、既に流のモノは暴走していた。
    普段であればそれほど取り乱すこともなかろう。既に裏の世界の住人としては二流以上と自負している。
    だが、この空間に漂う異様なまでに粘着的な空気が、流の正常な思考回路の稼動を妨げていた。

    肩を叩かれている。感覚神経は稼動しているようだ。
    聳え立つ変態の片腕が自分の肩を叩いている。どうやら慰労しているようだ。

    「(落ち着け、クールになれよ、俺。)」

    背筋を走った悪寒も治まり始めた。
    大丈夫。今なら問題の無い発言ができる。
    そう確信した流は、目の前の変態に口を開く。


    「もし面識があるならスミマセン。 一体、貴方は何者でしょうか?」


    そして、この言葉が今後の彼に問題を引き起こす原因であるとは、今はまだ認識していなかった。
[389]流星 08/10/30 22:55 Rzffe7Xow/
    >>385

    逃げの姿勢に動いておりながら、黒コートの反応は鋭かった。
    迫り来るビヤーキーの大群を切り払いながらも、屋上の出口へと足を向ける。

    一歩、また一歩、また一歩・・・。

    直伸距離ではそれほどでないとしても、その距離はあまりにも長かった。

    その場を埋め尽くす圧倒的なまでの威圧感。
    全てを破壊する断末魔のような金切り声。

    「この仕事も・・・ッ、楽じゃ・・・ないぜ・・・ッ」

    サングラス越しながらも、その表情は歪み始める。


    ―――弱ったな。
[390]天塚 銀樹 08/10/30 22:55 E-xr47L
    「ライダーマン、えっくす、アマゾン、すとろんが~、スカイライダー、す~ぱ~わ~ん♪
    ち~きゅうを守れ~宇宙~まで~♪九人のハスタ~い・つ・ま~でも~♪」

    奇妙な歌を歌いつつ、燈哥と天塚は家庭科室から逃げる。
    パニックもいいところだった。途中ちみどろの光景を何度かみて…

    燈哥があからさまに怯えている。
    天塚にぴったりくっついていた。

    「…燈哥…親玉を倒せば終わりだから…な?」

    燈哥は歌いながら頷く。

    そして、音のする上へ向かう。
[391]馬超 08/10/30 22:56 NzXoy2aU.Q
    >>377
    「言ってる…暇あったら…ちゃんとした反撃して来い!!」

    今度は頭で思いっきり殴りつけた
[392]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 22:56 *Ql5aEOorQNd*IHy0i0ZKRj
    >>387
    「さぁ? 誰なんでしょうね? 情報収集が得意だというなら御自分で調べればいいと思いますが……おおと、これ、さっきも似たような事言いましたね」
     通信機の向こうで笑い声が聞こえる。
    「ということはちょっかいを出す、という事ですか……辞めといた方がいいと思いますけどねぇ? 『コールドハンド』の能力すら理解していない自称秘密組織の『オリハル』さんじゃあ……ねぇ?」
     また笑い声が聞こえる。明らかな嘲笑だった。
[393]馬超 08/10/30 23:01 NzXoy2aU.Q
    むちゃでしょまだ組織の事とか名前が話に出てないし
    >>392
    「たとえ、失敗したとしても…わたしは諦めませんよ
    そして排除するまで諦めません…なに言われても、何を文句を言いわれようと…それが危険なものであれば
    決して諦めません」

    とはっきり言った
[394]ハバネロ 08/10/30 23:02 6xFP9JZp9g
    『ハバネロ!状況を教えろ!』
    通信機越しに局長の声がする。ハバネロは我にかえった。

    「あーえーっと…いろいろありまして、ハスターの場所を調べております…」
    嘘だった。

    「あー、うー………」
    星宮はどうしてよいか分からなかった。
    八神を置き去りにするわけにもいかなかったが…自分ではどうすることもできないと分かったからだ。

    「………じゃね、八神くん」
    教室を飛び出す。

    目指すは上階。
[395]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 23:03 ikc3hNj2MX
    >>388
    「ん?ああ、私としたことが自己紹介をしていなかったね。
    しかし君、この国では人の名を訊ねるときはまず自分から名乗るものではないのかい?」

    もっともなことを言って肩を叩くのを止め、ため息をつく。

    「あんまり初対面の人間に所属と身分を名乗りたくないんだけどねェ・・・
    ほら?分かるだろ?色々と面倒じゃん?特に私の場合は迂闊に名乗ると萎縮する人もいるからねえ。」

    どこまでもふざけた態度でまた笑うと、

    「でも名前くらいは教えてあげるよ。私の名はハンス=ベルク。石の国のとっても愉快な永遠のナウいお兄さんさ。」

    とっても痛い名乗りをかまして一礼した。
[396]森本 08/10/30 23:04 x64zLkzf0E
    >>389
    「伏せれ!」
     黒コートに対して森本は叫んだ。言うと同時に九九式短小銃のライフルグレネードが飛んだ。
    「鉄をも溶かす下瀬火薬だ!」
     
[397]馬超 08/10/30 23:05 NzXoy2aU.Q
    「隼人、コイツはこっちがやるから星宮達を」

    渡辺と言う

    「わかった」

    言うと隼人はそのまま星宮達を追っていった
[398]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 23:07 *Ql5aEOorQNd*IHy0i0ZKRj
    だからって正面から聞くのは自称情報収集一流にしてはお粗末にも程がある対応だよね。そして敵対するか味方になるかもわからない組織が聞かれたからってほいほいと自分の事教えてくれるわけもないよね。
    もうちょっと設定に沿った行動を心がけましょう。

    >>393
    「そうですか……ま、好きにしてくださいな。力や技術だけでどうこうしようとしてるうちはどうせどうにもできませんし……ただ、僕は警告しましたからね? ……貴女方じゃ荷が重い、と」
     気の毒そうに通信機の相手は言う。
[399]馬超 08/10/30 23:12 NzXoy2aU.Q
    >>398

    「荷が重い、としても…わたしには信頼できる仲間がいます・・
    どう、言われようが…わたし達は、かならず成し遂げます
    それがオリハルですから・・」
[400]ハバネロ 08/10/30 23:15 6xFP9JZp9g
    そのころ…、

    高校の前へ、一つの外車ナンバーの車が止まった。

    「ここが蓮田高校…、か。
    ふむ。」

    顔にキズのあるその妙齢の女性は、すたすたと歩いていく。

    …髪が目まで伸びた護衛を従えて。

    「我々傭兵を使うとは、なかなか日本の警察もせっぱ詰まっている。どれ、まずは入れる場所を探そうか…」
    スタスタと歩いていく。
[401]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 23:16 *Ql5aEOorQNd*IHy0i0ZKRj
    >>399
    「必ず、ですか……ま、期待しないで見させて貰いますよ。まがり間違って倒してくれたりするならそれはそれで儲けモンですしね」
     今度は諦めたような口調になる。
[402]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 23:18 *Ql5aEOorQNd*IHy0i0ZKRj
    >>396
    「オや? オヤオヤオヤオヤ!? こレは愉快だ……貴方までイルのでスカ……『無慈悲なる夢』……イや、今は違いマスか。森本織部君?」
     森本を目ざとく発見した道化の仮面……アラン・スミシーが笑う。
[403]馬超 08/10/30 23:18 NzXoy2aU.Q
    そのころ馬超達は…

    「もうすぐで、屋上だいくぞ」

    「おう」

    馬超達は上を目指していた
[404]ハバネロ 08/10/30 23:20 6xFP9JZp9g
    局長室では、局長が別の課の人物からかかってきた電話を取っていた。

    「傭兵派遣会社…?」
    『ええ。君たちだけでは手に終えないだろうからね。君らは情報収集をよろしく頼むよ。学校のほうは彼らにやってもらうことに…』
    「信頼はできるのですか?その…『エル・ディアブロ』とやらは?」
    やや不安げに聞く。

    『金を払っているからね。傭兵はその間は裏切らないだろう。…ところで、そちらのほうは?マスコミをおさえるのにも限界がある。』
    「ええ、今…手間取っているようでして…」
[405]天塚 銀樹 08/10/30 23:20 E-xr47L
    >>396

    音は上からする。
    天塚達は屋上の方へ向かう。
    弾を再度込めて、上へ、上へ…

    ガチャリ!!!

    屋上へたどり着く。

    「ずるずるずるって蕎麦かぁ!?蕎麦というのは傍の語源なのを知っているか!?」

    叫んで後悔する…修羅場だ…
    戦い慣れした方々がいる、場違いだ。
    天塚は家庭科室で得た包丁を落としてしまい…

    気が付けばビヤーキーが…強力な兵器で…

    「…」
[406]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 23:20 ikc3hNj2MX
    >>386
    「ああ、んじゃあそうだな・・・ひとまずは・・・『上』に上がってみるか。」

    下の階は割かし歩いたが、どこもこの騒ぎの原因らしきものは発見できなかった。となるとやはり怪しいのは・・・

    「・・・屋上かな?」

    なんとかと煙は高いところが好き・・・まあこういう時ってボスは一番上で待ち構えてたりするもんだよな・・・
    チラッとアランのほうを見る。ぶっちゃけコイツがカードとして使えるかは分からんが、自分一人よりはマシだろう。
    最初会った時は得体の知れない恐怖を感じたものだが、会話をしているうちにそれも収まりつつある。
    むしろ同行してくれるならその怪しさが逆に心強いくらいだ。

    「それでは行こうか。」

[407]馬超 08/10/30 23:23 NzXoy2aU.Q
    「この、この、この」

    隼人はチャクラムを振るう

    「くらえ」

    馬超は雷撃の槍を振るう

    キットたちも奮闘していた
[408]ハバネロ 08/10/30 23:23 6xFP9JZp9g
    >>405

    「また?!また?!またまたまた?!ギギギ、また人間か?!ハスター様の怒りも頂点!!有頂天だギギギギギ!!!」

    ”排除せよ”

    全ビヤーキーに…そういう命令が下った。

    「排除せよと命令を承った!!死ねギギギ!」
[409]馬超 08/10/30 23:25 NzXoy2aU.Q
    「させるかってんだよ!!」

    と空中から斬撃が飛んできた

[410]ハバネロ 08/10/30 23:26 6xFP9JZp9g
    「これはこれは…ずいぶんと悪戦苦闘しているようだな?」

    結界の切れ目…ハバネロが打ち破った所から、妙齢の女性は廊下を歩いていた。護衛も一緒である。

    「ずいぶんと不快な音だ。フン…上か?」
    階段を登る。スタスタ登る。護衛は何も言わずついていく。
[411]ハ神 08/10/30 23:31 V-UJSI9
    そろそろ泥仕合も終わらせます。
    >>391
    「がッ……んの、野郎があアァァーッ!」
    思いッきり殴られ、よろめきながらも左手で渡辺の腕を掴み引き寄せ、その頭を右手でわしづかみにし左手を放して全体重を乗せ脳震盪を起こさせる勢いで渡辺の後頭部を床に叩き付ける。
    「ハ、貴様ももう終わりだッ!『貴様の動きは全て俺に奪われる』ッ……!!」
    ――『統制奪取』は眼の視神経を通じ相手の脳の支配を奪う呪法。脳震盪を起こした脳では防ぐ手だてなどあるまい。
    そして紅月は渡辺に馬乗りになる。
    「ハハ……、よくここまでやってくれたなぁ。そんなお前には散々長引かせた上での死刑を与えてや、る……?」
    渡辺を殴り付けようと振り上げられた拳が止まる。
    「な、ぜ、だ……!な、ぜ、動、か、ない……!」
    「その身体の本当の所有者が取り替えそうとしているからよ」
    白の彼女がゆら、と現れる。
    「お前が傷付けばお前の支配権は失われる。お前はナナセではないから」
    「馬鹿な……ぐっ、ぐああぁぁ!!」
    紅月は頭を抱えて苦しみ始める。それは侵略者への反乱の始まりの狼煙だった。

    (ここからは七星の精神の中での七星vs紅月トンデモ親子バトルとなります。)
[412]流星 08/10/30 23:31 *zKw8LkUETEQ*Rzffe7Xow/
    >>395

    その痛々しい自己紹介を聞き終えた後、流の思考回路は徐々に通常通りに戻り始めた。
    今までの時間はウォーミングアップであったかのように低速での回復だったが、氷が解けていくようなスピードで進んでゆく。

    ・・・だが、その名前を聞いただけでは『関わってはいけない人間』と理解できるほど、復活してはいなかった。

    ◆

    「ああ、申し訳ありません。 」

    やはり"こちら側"の人間であることは承知していた。
    それもこの状況で冗談が口に出来る人間だ。プロのプレイヤーだろう。

    ―――だが何かがアタマの片隅で揺れている。

    「"公務員"の、流と申します。」

    ロクな仕事はしてませんがね、と心の内側の口が呟いた。

    仕事用、という防護服に身を包んだ言葉に戻っていた。

    「まあ立ち話も無意味なモンですし、騒ぎの渦中まで行きましょうか。」

    既に変態という枠を超えてHENTAIへと昇華した怪しさ120%の男に移動を持ちかける。
[413]森本 08/10/30 23:31 x64zLkzf0E
    「自分は死ねないんだ!殺してみろ!」
     違う世界の森本なら大嫌いであろう台詞を吐いた。そして自爆するがごとく周りに手榴弾を放る。
     ロバフは屋上にてRPK二丁を振るう。
    「元凶を確認した。殺す。」
     銃剣と徹甲弾、それに手榴弾は死と破壊をまき散らした。
[414]馬超 08/10/30 23:33 NzXoy2aU.Q
    >>401
    「賭けるも何も…わたしたちは成し遂げます…では」

    と通信切った

    「彼らは目的地に着きましたか」

    「はい」

    >>409

    斬撃のあとに二人が降りてきた

    「結界をやぶって来た」

    「わたし達は」

    ザンとヨウだった
    >>411

    「これで終わりだぁぁ!!」
    そして、渡辺は思いっきり殴り飛ばした
[415]サウザーは冷たい手を握る 08/10/30 23:34 *Ql5aEOorQNd*IHy0i0ZKRj
    >>406
    「分かりマシタ……クカカカカ、いやぁ実にコチラは面白イ……」
     森本を尻目に黒田の後についていくアラン。
[416]天塚 銀樹 08/10/30 23:36 E-xr47L
    >>410

    「ひっ…怖い怖い怖い怖い怖い!!!!」

    パニックだ。
    燈哥は戦火を甘く見ていた…
    天塚も同じくだ。急いで包丁を取るも…間に合わない…

    多少体力に自信があるが…それで勝てる筈もない…
    天塚はガムシャラに殴り、包丁を振り回し…

    「銀樹…血だよぉぉ…」

    燈哥の焦点はあってない…

    「…血か…」

    ボソリ、突然燈哥は小さく呟く。
[417]流星 08/10/30 23:37 *zKw8LkUETEQ*Rzffe7Xow/
    >>396

    常人ではかわし切れない反射神経でライフルグレネードを避けると、その場にいたビヤーキーが消えていった。

    その場には骨董品クラスのライフルを構える男と、機関銃を片手で構える巨漢。
    どこから現れた、って階段からだと思うが、得体の知れない人間を頼もしく感じたのはこれで二度目だった。

    「ありがとー、助かるぜ奇怪な旦那。」

    得物を振り回して、まとわり付くビヤーキーをなぎ倒す。
    薙刀のような扱い幾重ものビヤーキーの死体を築き上げると、その死体は徐々に煙を上げて燃えていった。

    だが、元凶への決定打にはなりはしなかった。
[418]特攻屋 08/10/30 23:38 E-wv2XZ

    「…あ?」

    拳護は後方に足音を聞き振り向くと……数名の男女が校舎へと入って行くのを目撃した。

    「ここから行けるってか?」

    拳護は結界の裂け目を通り校舎を走る。

[419]馬超 08/10/30 23:39 NzXoy2aU.Q
    「この、こいつめ」

    アレビアは体術で戦っていた

    「この、この」

    キットは銃を連射し一気に倒していた

    「こんにゃろ」

    隼人はチャクラムをブーメランのように投げ一掃しチャクラムをキャッチした
[420]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/30 23:43 ikc3hNj2MX
    >>412
    「そうだね。さて、結構役者は揃っているようだけど、あんまりまわってるとメインを見れずに終わってしまうからねぇ。」

    慌しい状態を空気で悟り、天井を見上げる。口元の釣りあがりは未だ戻らない。
    それどころかまるで子供のようになワクワクを見せ、

    「『旧支配者』、果たしてどのようなものなのか・・・うんうん、見物だね。」

    アミューズメントパークを歩くような余裕で歩き出した。


[421]森本 08/10/30 23:50 x64zLkzf0E
    >>417
    「礼を言われる筋合いは無い。」
     ロボフは仏頂面で答える。

     左上、刺す。抜いて右にいる奴に銃床での一撃を与える。そのまま、回転して左後ろの奴も一撃入れる。そして正面に回った奴に対して刺す。囲まれた。吹っ飛べ。手榴弾を背中の方に投げる。正面に向けて敵を串刺しにしながら走る。後ろで爆発。爆風に体を合わせて飛ぶ。
     森本は血だらけだ。べったりと血を流し引きつった笑いを顔に浮かべていた。頭には、いつものように、人の死ぬ場面が流れていた。皆死んだ、皆死んだ。これからも死ぬんだ!
     飛びながら、ハスターに向けて九九式短小銃の7.7ミリ徹甲弾を放った。
     
[422]馬超 08/10/30 23:52 NzXoy2aU.Q
    「やっと…ついた」

    キズだらけの渡辺は八紙を持ってきて、そこらへんに置いた

    「はい、刀」

    と、封元は渡した

    「すまん…では・・いくぞ!」

    目が鋭くなり刀が赤くなった
[423]八神 08/10/30 23:58 V-UJSI9
    >>422
    悪いがスルー。俺執筆途中。
[424]馬超 08/10/30 23:59 NzXoy2aU.Q
    すまんならおいてった事でいいか
[425]八神 08/10/31 00:02 V-UJSI9
    いったん分割。
    >>414
    「手を出すな」
    渡辺の拳は白銀の少女の手で完璧に止められていた。
    「貴様のその拳のせいで私のナナセに何かあったらどうするつもりだ……?」
    ギシギシと渡辺の骨が軋むほど握り締める。

    >>411
    ――七星の内面――
    彼を縛り上げ苛んでいた影は萎え果てもはや見る影も無い。そして七星の心は完全に自らを取り戻していた。
    「……後はお前をここから消し去るだけだよ、那岐沢紅月」
    「舐めた口を利いてんじゃねえぞ……餓鬼風情がぁッ!『跪づけ』ッ!!」
    紅月の瞳が凶暴に光る。――しかし七星は動じない。
    「なっ……馬鹿、な」
    「当然だ。波紋に波紋をぶつければ消えるように同じ力をぶつければ消える」
    「糞ッ、糞がぁッ!」
    紅月は能力で七星を物理的に破壊しようと試みる。しかし、それもことごとく打ち消される。
    「無駄だよ。お前の能力は俺の眼にも癒着してしまっている。お前の能力は効かない。だからお前は俺を消し去れない」
    七星は紅月へ一歩歩み寄る。
    「はっ……!ならば効かないだけならお前の力だって――っ!?」
    キンキンと痛みさえ覚える音が響く。
    「な、何だこの音は……ま、まさかお前?!」
    「そう。これが俺の力らしい。怪我の功名……とも言えないか。残念だったな、糞親父」
[426]馬超 08/10/31 00:05 NzXoy2aU.Q
    >>414
    「それは、簡単、あいつにキズの回復てしてもらうのさ」

    とギシギシしてるのを気にせず言う

    「で、あんただれ」
[427]森本 08/10/31 00:08 x64zLkzf0E
    >>426
    「うわあああああ!」
     発狂した警備員は渡辺に対して後ろから殴りかかった。
[428]八神 08/10/31 00:13 V-UJSI9
    すすまねーじゃんかよぅ……
    >>426
    「彼は今精神を取り返すために闘っているのよ。余計な手出しをするならここから離れろ」
    少女は怒りをあらわにする。
    「そんな事をどことも知れぬ下郎に告げる必要がどこにあって?」
[429]馬超 08/10/31 00:20 NzXoy2aU.Q
    >>438
    「下郎も何もね~、決めたんだよこいつを連れて行くってことを」

    渡辺は勢いで、手を離した
[430]森本 08/10/31 00:23 x64zLkzf0E
    >>427
    警備員は渡辺の頭を警棒で叩いた。
[431]馬超 08/10/31 00:25 NzXoy2aU.Q


    「じゃま」

    と言うと軽く気絶させた
[432]森本 08/10/31 00:28 x64zLkzf0E
    「うご!?」
     奇妙な声を上げて警備員は崩れ落ちた。
[433]馬超 08/10/31 00:33 NzXoy2aU.Q
    「じゃあ、任せた八神を(ついでにこいつをつれて行くか)」

    と言うと警備員を持って屋上を目指した

    そして

    「よし、ついた」

    屋上に着いた

    「はい、刀」

    と封元から渡され

    「すまん…では行くぞ」

    と言うと目が鋭くなり刀が赤くなった
[434]八神 08/10/31 00:33 V-UJSI9
    >>425から続き
    「……うそ、だろう……?どうして、そんな力が……」
    「お前のせいだろ。俺はこんな人外みたいな力は望んじゃいなかった。それがお前のせいで変な回路が開いちまったんだろ」
    こんな風に、と七星は腕を振るう。すると紅月の肘が吹き飛び消えた。
    「がっああぁ!!てめえ……!ふざけるな、力が無くて迫害されたことが無いからそんな甘い事が言えンだッ!てめえや凱や重音みたいな温室育ちなんぞにオレの痛みが解ってたま――」
    「わかんねえよ」
    七星は腕を振るう。紅月の左足が切り裂かれる。
    「わかんねえよ。わかんねえけどな、俺はそれで関係無い人大勢殺して俺の大事な人を傷つけたお前と!お前なんかに利用された俺が許せねえンだよ!!」
    七星は腕を振るう。振るう。振るう――。
    「俺はお前を殺して終わりにする。罪以外のお前の全てを、俺から消し去る」
    「オレ、は……ごぶ、テメェの、産みの――」
    顔だけになった紅月からなお影が這い寄ろうとする。七星は微笑み、
    「俺は八神七星だ。那岐沢七星なんかじゃない」
    腕を振り下ろし、紅月は微塵も影も遺さず消えた。

    (親子喧嘩編終)
[435]馬超 08/10/31 00:35 NzXoy2aU.Q
    やっぱ修正

    「おーい八神」

    と渡辺は声をかけてみた
[436]八神 08/10/31 00:46 V-UJSI9
    ――現実
    七星の身体が糸を切ったようにくずおれて、それを白銀の少女が柔らかく抱き留める。意識はうろんのようである。
    「ナナセ……、私を見て……私が解る……?」
    少女が優しくそう問い掛けると七星はその顔を視認して、
    「あぁ……、あり、あ……」
    囁くとそのまま意識を失った。その表情はまるで安心しきった赤子のようであった。
[437]馬超 08/10/31 00:47 NzXoy2aU.Q
    「で、どうするんだ、こちらは屋上に行くが?」

    と渡辺は言う
[438]八神 08/10/31 00:54 V-UJSI9
    >>437
    「あなたは意識不明の人間を戦場へ引きずって行くほど頭が悪いのかしら」
    少女は七星の体を抱きながら言う。
    「行きたければ一人で行きなさい」
[439]馬超 08/10/31 00:56 NzXoy2aU.Q
    「いや、あいつに直してもらう」

    渡辺は言う

    「あいつの、能力は回復だし」
[440]馬超 08/10/31 01:18 NzXoy2aU.Q
    >>439
    変更
    「じゃあ、任せた八神を(ついでにこいつをつれて行くか)」

    と言うと警備員を持って屋上を目指した

    そして

    「よし、ついた」

    屋上に着いた

    「はい、刀」

    と封元から渡され

    「すまん…では行くぞ」

    と言うと目が鋭くなり刀が赤くなった
[441]八神 08/10/31 13:23 V-UJSI9

    渡辺が去って静まり返る廊下。
    「……もう、離さないわよ。ナナセ」
    そうアリアは耳元で囁いて、抱き留める力を少しだけきゅっと強めた。
    ……そのまま七星の肩に顔を埋めてすんすんとこっそりにおいを嗅いだりして。
[442]アス 08/10/31 16:33 sIANEusb1Q
    屋上

    無数のビヤーキーをプラズマ砲でまとめて吹き飛ばし、周囲の時間を止めてトンネルを作り上げる。
    アスカの狙う先は、ハスター。
    「ウォオォォォォ!」
    アスカはドラムマガジンを『リベリオン』に取り付けて無数の9mm弾をお見舞いする。

    が、はじき返される。

    アスカは時を巻き戻し、弾丸を回収する。
    「・・・大分、羅針盤の使い方も分かって来たな。」
    アスカは、汗を拭い、見上げる。
    大量のビヤーキーが空を舞い、竹原と激しい空中戦を繰り広げている。
    「詠子の奴、何処にいったんだ?」

    その頃詠子は・・・
    「はっはっはー!まるでゴミ屑だな!」
    校舎の中でビヤーキーをペラペラにしていた。
    「私の羅針盤は次元操作ッ!これで貴様等を三次元から二次元の存在にしてくれるぅぅぅ!」
    ペラペラのビヤーキーが空を舞う。
    「ウヒャヒャヒャ!」
    ・・・・・このままほっといた方が良いだろう。
[443]ハバネロ 08/10/31 19:02 6xFP9JZp9g
    >>416
    「う、うっわ!」
    星宮がまず見たのはビヤーキーとそれを散らす人間。
    そして…燈哥。
    「大丈夫?燈哥ちゃん…?!」
    急いで駆け寄る。

    …一足遅れでハバネロが到着する。

    「わーお…どこの者とも知らぬ皆さんが戦ってらっしゃる!
    皆の衆、耳に入れておけ!!あのバケモンを掃滅するためには…親玉に特殊な攻撃をブチかまさなければならないのだ!
    …こーやってなぁ!!」

    コルト・ガバメントに特注の弾丸を詰め込み…照準を合わせ、一発ハスターにお見舞いする!!

    ”!!!”

    ハスターの動きがやや止まる。

    「やっぱり一発くらいじゃあビクとも…」
    「ギギギギギギィ。ハスター様が危ない!!ニンゲンめぇぇぇ…ギギギギギッ。殺す!!」

    ビヤーキーの群れが四方八方にてんでめちゃくちゃに飛び回る。

    「邪魔だ!このバケモン共ぉ…!!」
[444]馬超 08/10/31 19:04 GoRGEoUS
    「なら、これを使え、そしてトドメを刺す」

    とザンは弾を投げた
[445]森本 08/10/31 19:15 E-lv.N1
    >>434
    「あら!久し振りですね。」
    森本は、だらだら血を流しながらハバネロに挨拶する。
    「僕らは特殊攻撃が出来ないので、援護します。」
    森本は、またライフルグレネードをビヤーキの群れに撃ち込んだ。
[446]馬超 08/10/31 19:23 H1V/x7FvJK
    「森本さん無事だったんですか」

    とキズだらけの渡辺は言う

    「とにかくハバネロ、弾をそれはあいつに物理攻撃を効くようにする
    だからはやく」

    隼人は言う
[447]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/31 19:25 ikc3hNj2MX
    >>443
    「おーおー、やってんなぁ・・・・」

    黒田達も一足遅れて到着し、あたりを見回す。ふむ、どいつもコイツも物騒な得物を持ってドンパチをやっている。
    こりゃ一般人の『僕』の出番はなさそうだ・・・

    「あれ?ああ、星宮さんと燈哥ちゃんじゃないか!?無事だったか・・・・あ・・・・」

    そこまで声をかけたところでふとちょっとしたことに気が付く。
    まず現時点の自分=右手に返り血付きの棍棒(木製の椅子の足)、左手に割ったガラスをくるんだ制服・・・

    そして・・・

    「・・・」

    同行しているいかにも怪しい仮面の怪人(アラン)・・・・


    「・・・・・・・」

    んー・・・さて、どっから説明すべきか・・・
[448]馬超 08/10/31 19:27 H1V/x7FvJK
    「そこの人、友だちか?」

    と渡辺は刀で、敵を倒しながら言う
[449]No.Ⅳ【愚人王】 08/10/31 19:34 ikc3hNj2MX
    >>448
    「アンカー付けろやヴォケが!!(ry」

    とりあえず自分に向けて言われているだろうと認識し、中の人の意見として怒鳴っておく。

    「いーや、他人だ。それ以外の言葉が浮かばない。」

    向かうは何か『僕』・・・というより、『黒田清隆』を知っているようだが、こっちは話をしても分からない事だらけ、
    実質これじゃあ『知り合い』ですらないしな。ましてや友達なんてのはありえない。

    「だが敵じゃなさそうだってことは言っておく。」

[450]馬超 08/10/31 19:42 H1V/x7FvJK
    >>449
    「とりあえず八神はアリアとか言う奴が保護してる」

    と渡辺は言うと

    「なんかドンドン来るな、人」

    馬超は雷撃の槍を振り回し言う
最終更新:2008年12月20日 14:57