≪商人プレイの基本的な流れ≫
①商家勢力に所属する。
②主命や汎用イベントをこなして商人勲功を貯めていき、出世していく(見習い→手代→番頭)。
③所属商家の状況によってずれこむこともあるが、商人勲功が4500を超えると、支店の「支配人」に任命される(武士プレイでの「城主」身分に相当)。
④商人勲功が10000を超えると、「のれん分け」として独立できる(独立に際して、屋号(お店の名前)を決める)。
⑤これ以降、プレイヤーが商家勢力の当主となって、商人プレイのエンディングを目指してプレイを続ける。
≪おすすめ技能及び技能札≫
ここでは、優先度の高い技能から順に紹介します。技能札についてはそちらのページも参照してください。ここで示している技能レベルは概ね推奨技能札を取得するために必要なレベルを目安に書いています(ただし、算術と弁舌は例外)が、言うまでもなく、技能レベルは高いほど効果が上がりますので、ここで示しているレベルは最低限のものとして理解してください。なお、ここに記載のない技能については習得する必要はありません。
算術:レベル4。推奨技能札「商工人脈」「目利き」。個人戦用に「銭投げ」も有効。
商人の基本スキルその一。ほとんどの主命実行時の効果に影響するので最優先で鍛えるとよい。
「商工人脈」は主命「増築」実行時の効果に影響する。
「目利き」は行商人からアイテムを購入する際におおよその価値を知ることができ、また購入アイテムを鑑定することができる。
また、商人司(あきんどつかさ)争いの仕事分担の作業効率に影響する(詳細後述)。
主命「宝物販売」の時に発生する交渉ミニゲームのスロット回転速度が技能レベルに応じて低下する(交易品売買時も同様)。
交易を繰り返している(交渉ミニゲームは無関係)と経験値が貯まるので、技能レベルが上昇しやすい。
※この場合、技能札は取得できないので、技能札を効率的に集めたい場合は、算術師事で技能レベルを上げきること。
弁舌:レベル4。推奨技能札「香具師口上」。
商人の基本スキルその二。算術同様、ほとんどの主命実行時の効果に影響するので算術に次いで優先したい。
「香具師口上」は商人司の仕事分担で作業効率に影響するものがある(詳細後述)。
主命「宝物販売」の時に発生する交渉ミニゲームのスロットの絵柄数が技能レベルに応じて減少する(交易品売買時も同様)。
部下登用や主命「勧誘」の成功率に影響するほか、主命「軍資金贈与」実行時の効果にも影響する。
これら以外にも、商人司争いの仕事分担の多くで作業効率に影響する(詳細後述)。
交渉ゲームや他勢力との交渉(軍資金贈与や矢銭納入)の成功により経験値が貯まるので、技能レベルが上昇しやすい。
※この場合、技能札は取得できないので、技能札を効率的に集めたい場合は、弁舌師事で技能レベルを上げきること。
茶道:レベル4。推奨技能札は「野点」「侘び寂びの心」「無の心」「徳の心」(つまり全部)
「野点」は商人司争いの作業分担で作業効率に影響するものがある(詳細後述)。
「侘び寂びの心」は他の人物との親密度を上げる「茶席」の効果を上昇させる。
「無の心」は主命「軍資金贈与」など他勢力との交渉の効果に影響する。
「徳の心」は部下登用や主命「勧誘」の成功率に影響する。
「茶席」を繰り返すことで経験値が貯まり、技能レベルが上昇する。
※この場合、技能札は取得できないので、技能札を効率的に集めたい場合は、茶道師事で技能レベルを上げきること。
建築:レベル4。推奨技能札「掘割」。
主命「補修」「増築」実行時の効果に影響する。
「掘割」は商人司争いの仕事分担で作業効率に影響するものがある(詳細後述)。
礼法:レベル3。推奨技能札「高僧人脈」「割普請」。
「高僧人脈」は商人司争いの仕事分担で作業効率に影響するものがある(詳細後述)。
「割普請」は主命「補修」実行時の効果に影響する。
礼法技能それ自体は、商人司争いのいくつかの仕事分担で作業効率に影響する(詳細後述)。
忍術:レベル3。推奨技能札「忍び足」「暗示」。個人戦安定を目指すなら、「畳返し」「分身の術」も。
忍術技能自体は主命実行に直接的な影響はなく、商人司争いでプレイヤー自身が直接妨害工作をしかける時以外は不要。
「忍び足」は大名家の物資状況を調査するのに使用(御用商人になれば不要)。これにより主命「高利貸し」の成否が分かる。
「暗示」は、部下登用や主命「勧誘」の成功率に影響する。
「畳返し」「分身の術」があれば、個人戦を安定させやすい。
使用武器が「苦無」「鎖鎌」の場合は、武芸技能ではなく、忍術技能を上げること。
山道での移動速度を上げたければ、「早駆け」を取得すること。
開墾:レベル4。推奨技能札「土龍(もぐら)攻め」。
開墾技能は主命実行には特に影響がないが、商人司争いの仕事分担で作業効率に影響するものがある(詳細後述)。
「土龍攻め」も同様に、商人司争いの作業分担で作業効率に影響するものがある(詳細後述)。
鉱山:レベル2。推奨技能札「背割下水」。
鉱山技能は主命実行には特に影響がないが、商人司争いの仕事分担で作業効率に影響するものがある(詳細後述)。
「背割下水」も同様に、商人司争いの作業分担で作業効率に影響するものがある(詳細後述)。
水軍:レベル1。推奨技能札「操船心得」。海賊との個人戦も考えるなら「船酔不知」も有効。
水軍技能は主命実行にも、商人司争いにも影響がない。
「操船心得」は海上での移動速度が上昇する(正確言えば、陸上移動と同じ速度になる)。
「船酔不知」は海上での個人戦における防御力低下を防ぐ効果があるので、海賊との個人戦も戦うつもりならあると有効。
武芸:高いほどよい(特に個人戦を戦うつもりなら)。推奨技能札なし(自分に合った秘技札があればよい)。
主命実行には影響しないが、商人司争いの仕事分担で作業効率に影響するものがある(詳細後述)。
個人戦系の称号札があると、商人司争いの仕事分担の作業効率に影響するものがある(詳細後述)。
商人司争いの仕事分担で作業成果を多くするために個人戦(一対多数)を戦うこともできるので、そのつもりなら準備を。
交易品を持った状態で移動マップ上を移動すると賊と遭遇することがあるので、個人戦で切り抜けるつもりなら準備を。
医術:個人戦を戦うことを前提とするならレベル3。推奨技能札「傷薬」「止血」。
主命実行や商人司争いには影響がない。
副業として医師プレイをする場合や医師系称号を目指す場合を除けば、個人戦用の技能である。
鉄砲・弓術:使用武器が「鉄砲」の時は鉄砲技能を、「弓」の時は弓術技能を上げること。
※ただし、武力値がかなり高くないと、一対多数の個人戦では不利になりやすいので要注意。
その他の推奨札:「傾奇踊り」「奉納相撲」「田楽踊り」「和漢蔵書」「楽市楽座」
これらはいずれも技能師事以外で入手する札であり、商人司争いのときに有効。
≪商人の身分≫
商人の身分は、保有している商人勲功に応じて決定されるものです。商人勲功は基本的に主命を実行して成果を上げることで稼いでいきますが、特定の行動をとったり、汎用イベントをこなしていくことでも獲得することができます。
下表の必要勲功は標準値であり、この値を超える商人勲功を保有していたとしても所属商家の状況などによって昇進時期が遅れることがあります(プレイヤーの部下人物についても同様)。
商人は他職業と異なり、交易品積載量が多いので(しかも出世とともに上限値上昇)、元手の確保さえきちんとしておけば、お金稼ぎは難しくない(ただし、交易品の在庫補充量に注意)。
身分 | 必要勲功 | 俸禄 | 交易品積載量 | 備考 |
見習い | 10 | 奉公開始時点 | ||
手代 | 300 | 50 | 部下登用が可能になる | |
番頭 | 1600 | 100 | ||
支配人 | 4500 | 主命が課されなくなる。商人という職業を辞められなくなる。年末に上納金(※)。 | ||
当主(独立) | 10000 | 当主になった段階で勲功は60000固定 |
※支配人が年末に本店に納める上納金は、プレイヤー側で上納金額を入力変更することはできず、支店にあるお金から自動的に支払われます。下限が5000貫で上限は20000貫です。納めた額に応じて商人勲功がもらえます(最大で勲功2000)が、下限の5000貫が用意できない場合は番頭に降格され、本店に戻されますので要注意です。もっとも、この仕組みを利用すると、二次加工品を出した状態で商人以外の職業にもつける、ということになります(お得感はほぼ皆無ですが…)。
≪商家勢力に所属するには≫
別項で指摘しましたように、商人は武士・忍者・海賊とは兼業できない職業ですので、商人プレイをはじめるには、
①もともと商家勢力に所属している人物でプレイする。
②①以外の人物でプレイする場合、商家勢力に所属している人物との親密度を上げて、「奉公する」を選択する。
※商家勢力の当主以外にも仕える(奉公する)ことは可能ですが、この場合、ほぼ間違いなくエンディングまでたどりつけないと思いますので、なるべく商家勢力の当主に直接仕えましょう。
※商家勢力に仕えるためには、武士・忍者・海賊の場合、その職業をやめなければなりません。したがって、その職業をやめることができない身分(拠点主以上の身分。武士プレイの場合であれば、「城主」「国主」「大名」)の人物では、基本的にプレイできません(例外あり)。
※準備中