ウンディーネ

Undine
ウンディーネ

精霊

ヨーロッパ

----------出典----------

民間伝承、『ウンディーネ』
  • 錬金術師パラケルススの提唱した、地・水・火・風の4大元素のうち水を司るエレメンタル。
  • アンダイン[Undine]、オンディーヌ[Ondine]、ウンディーナ[Undina]とも呼ばれる。ラテン語の『波[unda]』を語源とする。
  • 一般的に水を素材として美しい女性の姿をとる。
  • 人間の男性との恋に落ちたという話も数多く伝わる。しかし、夫が不倫をするとウンディーネは夫を殺さねばならないという。
  • ウンディーネが夫に、眠ると死に至る呪いをかけた伝承があり、先天性中枢性肺胞低換気症候群(睡眠中に呼吸不全になる先天的な疾患)は『オンディーヌの呪い』とも呼ばれる。
  • ドイツの作家フリードリヒ・フーケは、騎士フルトブラントと水の妖精ウンディーネの悲恋を描いた『ウンディーネ』を出版した。この作品は戯曲、バレエ、オペラなどの原作となった。


最終更新:2011年09月11日 13:43
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