オケアノス

Okeanos
オケアノス

龍王/海神

ギリシア

----------出典----------

ギリシア神話
  • オケアヌス[Oceanus]とも呼ぶ。
  • ガイアとウラノスの息子で、コイオス、ヒューペリオン、イアペトス、クレイオス、クロノス、テイアー、レア、ムネモシュネ、ボイペー、テテュス、テミスと兄妹のティターン神族。
  • 神話の中で、世界の周囲を取り囲む大河(海洋)を司る神である。
  • 英語の『海洋』を意味するオーシャンともなっている。
  • ティターン神族とオリュンポスの神々との巨神戦争(ティタノマキア)において、彼は兄弟たちに荷担せず中立を保った。そのため、ゼウスの勝利後も、オケアノスは海洋を治めることになった。
  • 神々の争いにおいて中立を保ち続けたオケアノスは、ティターン神族の女神レアに頼まれ、彼女の娘のヘラを保護した。ヘラは彼に感謝し、後にオケアノスと彼の妻のテテュスとのケンカの仲裁をした時もあった。
  • オケアノスとテテュスは、3000人の海の妖精(オケアニス)や地上の全ての河の神を産んだ。冥界を流れる河のステュクスや、ゼウスに愛されたイオの父親であるイナコス、アテナの母メティス、ポセイドンの妻のアムピトリテ、ほかにも、ドーリス、カリュプソ、テュケなども彼らの子供たちである。


最終更新:2011年09月11日 15:49
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