オシリス

Osiris
オシリス

魔神

エジプト

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エジプト神話
  • エジプト神話の主要神であり、ヌトの息子で、イシスの夫で、ホルスの父。イシス、ネフテュス、セトの兄。しかし、ラー、若しくはゲブの息子ともされる。
  • エジプト名では、ウシールと呼ばれ、ギリシア神話のディオニュソスやアドニスに対応すると考えられる。
  • 農耕神、穀物神、死者の神であり、ファラオの守護者である。
  • 元々は、シリア民族の信仰する農耕神だった。オシリスの豊穣信仰は、葬祭儀礼と結び付き、エジプト全土に広がった。第5王朝までにオシリスはエジプトの最高神とされ、特に初期の信仰の中心地であるデルタ地方のブシリスと中エジプトのアビドスで信仰が盛んだった。また、ヘリオポリスの主要9神に数えられた。
  • 弟であるセトに王位を狙われ、対立の関係にある。オシリスは、セトに殺された上に14個にバラバラに解体されてしまった。しかし、イシスとホルス、トト、アヌビス、ネフティスらの手によって復活をとげた。この事により、オシリスは死者の神としての面を持ったと考えられている。
  • オシリスは死せる王として表された。手には牧人の杖と鞭(又は殻竿)を持ち、ミイラの包帯に包まれている。身体の色は、大地の赤か、植物の緑で彩色され、髭のある顔は王冠を被っている。


最終更新:2011年09月11日 15:52
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