カシャボ

Kashabo
カシャボ

妖魔

日本

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民間伝承
  • 紀州(和歌山県)では、河童のことをドンガスとかガオロと呼ばれているが、冬になって山奥に入るとカシャボと呼ばれる。
  • 芥子坊主のような頭をして、青い着物を着ている、6~7歳の子供の姿をしている。
  • 頭を振ると、ガシャガシャと鳴るらしい。
  • カシャボの名は、火車から来ているとも、『くすぐる』という方言の『かしゃぐ』に由来するとも言われている。
  • 人懐っこい性格で、家の外で石を打ち付けて自分たちが来たことを知らせる。また、家の戸口に灰を撒いておくと、水鳥のような足跡を残す。
  • 牛馬に危害を加えるとされ、馬を山に連れて行って繋いでおくと、馬を隠してしまう。例え見つかっても馬は、非道く苦しがって死んでしまうという。


最終更新:2012年03月24日 03:56
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