カトブレパス

Catoblepas
カトブレパス

幻獣

エチオピア

----------出典----------

民間伝承、『博物誌』、『聖アントワーヌの誘惑』
  • 『下を見る者』を意味するバッファローの怪物。
  • 豚のような隻眼の頭を自分では支えれず、地面まで垂らしている。
  • 草食らしく、頭を転がし、自分の毒息で濡れた草を舌で毟り取るらしい。
  • 瞳に魔力を持ち、視線を合わせると石になったり、死んでしまうといわれている。
  • プリニウスは『博物誌』で、西エチオピアのニグリスという泉の傍に住む動物と紹介し、カトブレパスの眼を見た者は即死すると紹介している。また、フランスの小説家フローベールの『聖アントワーヌの誘惑』にも垂れた豚の頭、牛の身体、腸のように細長い首を持った怪物として登場している。


最終更新:2011年09月11日 17:02
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