カナヤマヒメ

Kanayamahime
カナヤマヒメ

女神/職能神

日本

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日本神話
  • 金山毘売神(カナヤマヒメノカミ)。金山姫命(カナヤマヒメノミコト)ともいう。
  • 鉱山と鉱物の神。
  • 日本神話に登場する夫婦神で、伴侶に金山毘売がおり、金屋子神が、その子供であるとされる。三神を合わせて、金山大明神と称されている。
  • 伊邪那美が火之迦具土を産む際に火傷に苦しみ、嘔吐した吐瀉物から生じた神であり、溶けた鉱石に良く似ている事に由来する話であるとされる。
  • 今日では、鍛冶、鋳物などの金属加工業を中心にした金属関係全般の守護神として信仰されており、さらに金銀の財産守護の神徳も備える。
  • 金山毘古を祀る神社は全国に3000社ほどある。しかし、鉱山の神としてよりも、金属加工の職能神として刀鍛冶からの崇拝を集めており、奉納品の多くが刀剣や包丁といった物である。
  • 宮城県の黄金山神社、岐阜県の南宮神社、三重県の敢国(アエクニ)神社、埼玉県の川口神社、島根県の金屋子神社、その他金山神社の祭神となっている。


最終更新:2011年09月11日 17:37
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