グレムリン

Gremlin
グレムリン

妖精

イギリス

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民間伝承
  • 第一次世界大戦の最中、イギリス空軍では戦闘機の原因不明の故障騒ぎが続出していた。パイロット達はイタズラ好きな妖精、グレムリンの仕業として語りだした。
  • その名は、インド北西の国境地帯にあった爆撃基地の飛行隊に由来するといわれ、『憂鬱な』という単語(グリム)に、『ビール飲み』を意味するフレムリンという言葉をかけたものとされる。
  • 姿はインプに似て、コウモリの翼や、尖った尻尾を持っているが、インプと違ってグレムリンは純粋にイタズラを楽しむ。
  • グレムリンの近くにある機械類は正常に動作しなくなる。これは「グレムリン効果」と呼ばれる。
  • 第二次世界大戦が勃発すると、再びグレムリンが現れた。この時、パイロットは愛機に空のビール瓶を乗せていた。ビールの空き瓶を見つけると、好奇心でビンの中に入り込み、出られなくなるらしい。
  • 今日でも、北米などでは航空機部品の納入時に、飴玉を同梱する習慣があり、グレムリンが機械にイタズラをしないようにするものだという。


最終更新:2011年09月11日 19:11
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