ケンタウロス

Centaurs
ケンタウロス

幻魔

ギリシア

----------出典----------

ギリシア神話、『神曲』
  • ギリシア神話に登場する半人半獣で、セントール[Centaur]、サントール[Centaur]、ケンタウア[Kentaur]とも呼ばれる。
  • 上半身が人間で、下半身が馬の姿で群れを形成して生活する。
  • ほとんどのケンタウロスは、短気で酒飲み、好色で粗暴だが、中には英雄アキレウスや、イアソンを育てたケイロンのような賢者も出現する。また、エウエーノス川の渡し守をしていたネッソスがいる。
  • イクシオンとヘラに変身したネペレの子がケンタウロスの種族の祖となった。
  • テッサリアのペイオン山やアルカディア、エーリスなどに住んでいたが、ペイリトオスとの戦争でペロポネソス半島南部のマレア岬に移動した。
  • ケンタウロス座となったが、射手座はケンタウロスではなくサテュロスとされる。
  • ダンテの『神曲』地獄編で、地獄の獄卒を務め、ダンテとウェルギリウスの道案内をした。
  • 古代ギリシア人は馬に乗る事を知らなかった為、スキタイ人の騎兵を人馬一体のケンタウロスに見立てたともされる。


最終更新:2011年09月11日 19:29
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