コトフルヌシ

Kotofurunushi
コトフルヌシ

付喪神

日本

----------出典----------

民間伝承
  • 琴古主。
  • 佐賀県神埼郡の南部には、一面の平野で丘がなかったという。しかしある時、景行天皇の「どこかに小高い丘があるはずだ。十分に探して見せよ。」との命で家臣たちは捜索をすると、本当に丘があった。天皇は満足して、宴の後に記念として一張の琴を丘の上に立てた。そして琴は一本の楠となったという。以来、夜更けにこの付近を通ると、どこからともなく琴の音が聞こえるのだという。
  • 時には、琴自身に取り憑いて音を奏でるという。


最終更新:2011年09月11日 19:41
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