コボルト

Kobold
コボルト

妖精/地霊

ドイツ

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民間伝承
  • ドイツの民家に現れる家霊の一種。
  • 犬の頭を持ち、赤い帽子と緑の服の小人の姿で描かれる事が多い。
  • ギリシア語で、悪い精を指す[kobalos]、或いは『騎乗者』を意味する[kaballoi]に由来するといわれる。
  • ブラウニーやレプラホーンと同じように、ミルク一杯などの少ない報酬で家事を手伝ってくれる。又、予知能力もあるらしく、家の人に警告を与えてくれる事もある。
  • 以前は銀鉱に棲む意地悪な妖精を指し、触っただけで銀を腐らせる能力を持つといわれる。
  • 18世紀に銀の鉱石に似た輝きを持ちながら、銀を含まず、有毒な成分を持つ鉱石が見つかった。当時の学者、ゲオルグ=ブラントは、この「有毒な銀」をコボルトにちなんで“コバルト”と名づけた。


最終更新:2011年09月11日 19:43
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