スカディ

Skadi
スカディ

女神

北欧

----------出典----------

北欧神話
  • その名は『傷つける者』を意味しており、『神々の麗しい花嫁』と言う異名を持つ。
  • 父は巨人族のシアチで、巨人族の出身だが、アース神族に迎えられ、女神に列せられた。
  • スカディの父シアチは、女神イドゥンと不死の林檎を神々から奪い取ったが、神々に殺されてしまう。スカディは、父の復讐のために神々の地アースガルドに赴くが、神々からの和解を受け入れる。彼女は、脚だけを見て決める事を条件に、夫を選ぶ事となる。光の神バルドルと思った美脚を選ぶが、ヴァン神族のニヨルドであり、彼と結婚することになった。
  • スキーを履き、弓矢を持って山中を駆け抜けるスカディと、港の守護神であり航海の神であるニヨルドとの結婚生活は上手くいく筈もなく、結局は、父と暮らした山の館スリュムヘイムへ帰った。
  • ニヨルドの妻だった事から、フレイの母(若しくは継母)であるといわれる。息子であるフレイが女巨人ゲルドに恋焦がれた時もフレイの従者、スキールニルに相談に乗るように計らった。
  • 最終的にスカディはオーディンの妻の一人となった。
  • 10世紀のノルウェーを支配したハーコン大公は、オーディンとスカディの息子のセーミングを自らの家系の始祖としている。


最終更新:2011年09月11日 22:45
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