ソウリュウ

Souryuu
ソウリュウ

邪龍

中国

----------出典----------

中国神話、『山海経』
  • 相柳。または、相瑤と表記する。
  • 中国神話において、共工の有力な臣下。
  • 9つの人の首を持つ、真っ青な大蛇。目に入るものは、全て喰らい尽くしたといわれている。
  • 相柳の通った後の土地は、水が溢れ出し、湿地や谷になってしまう。しかも、湧き出る水は、生臭く、苦い味のする毒水で、飲料にも農耕にも使う事ができなかったという。相柳の通った跡は、枯れた森や毒の沼地が広がった。
  • 共工の命で、中国の全土を荒らし回ったが、治水で知られる禹によって殺された。
  • 相柳が荒らした土地は、5mも土を盛っても毒水が溢れ出てきたが、周りを高く囲み、天子の墓を作ったところ、土地が清められたという。
  • 『山海経』第18巻海内北経に記されている。


最終更新:2011年09月11日 23:18
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