チョンチョン

Chonchon
チョンチョン

凶鳥/精霊

チリ

----------出典----------

民間伝承、『神話と迷信』
  • アンデス地方に出現する生首で、歩けない代わりに耳が翼となっており飛び回る。
  • 「チョエチョエ」とか「コンコン」などと特徴的な声で鳴き、不吉な出来事の前兆として恐れられている。
  • 幻術で人間を惑わし、また、霊感の強い人にしか見る事が出来ない。
  • 暗闇を好み、新月の夜に現れる。
  • チョンチョンは自分に危害を加えようとするものには容赦なく、例え捕らえて鎖に繋いでいても、朝には消え失せて、次の晩に復讐に現れる。
  • チョンチョンの餌食になった者は、自由を失い、果てには自分が誰かも分からなくなり、最終的に首なし死体となる。そして、消えた首は新たなチョンチョンとして、月の無い夜をさまようことになる。
  • フリオ・ビクーニャ・シフェンテスの『神話と迷信』にチリ人に伝わる伝承の中から記されている。


最終更新:2011年11月23日 03:46
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