デーウ

Deu
デーウ

地霊/邪鬼

イラン

----------出典----------

ゾロアスター教、『アヴェスター』
  • ゾロアスター教の教典『アヴェスター』に出てくるペルシアの悪魔ダエーワの末裔。暗黒神アンラ・マンユの配下だったが、時代が下るに連れ、人間を常食とする邪悪な者だとされた。しかし、中にはゾロアスター教に帰依したり、人間を守護する者もいたという。
  • 姿は、渦巻く黒煙で出来たような巨人で、長い鉤爪を伸ばし、大抵は黒く汚れた肌をしている。
  • 彼らは、風と炎を操り、人間を蘇生させたりも出来るが、戦いになると魔法よりも素手で戦うとされる。
  • ゾロアスターの天女、ペリと対立し、さらったりする。
  • ペリが食する天上の芳香や、ゾロアスター教徒の死体から出る匂いを嫌う。又、スレイマン(ソロモン)に呪縛されたといわれており、スレイマンを唱える者や、真のイスラム教徒には手が出せないという。


最終更新:2011年09月12日 00:17
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